躁うつ病とゴミ屋敷からの脱出！仕事も生活も前向きになる部屋の片付け術

この記事では、躁うつ病を抱えながらも、部屋の片付けに苦労されているあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。単なる片付け術にとどまらず、あなたの心と体の状態を考慮し、無理なく一歩を踏み出せるような方法を提案します。仕事への意欲を取り戻し、より良い生活を送るための第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

私は最初うつ病と診断され、それから病院を変わったら躁鬱病と診断されました。もう10年以上経ちます。私の場合、他の方に比べて軽い方ではないかと思うのです（前に比べて状態が軽減したような気がします）が、それでも、一日中寝たきりで身体がキツかったり、外出出来なかったり、お風呂も一人で入れません。

どちらかというと精神的にというより身体がキツくて動けない、気力が湧かないといった感じです。今は過眠状態で、早い時間に寝てもお昼過ぎまで寝ています。数日に1度朝まで眠れないときがあったり、頭がいつも痛かったり耳鳴りが酷かったりします。

悩みは部屋のことです。汚部屋を通り越してゴミ屋敷になりそうです。ワンルームなのですが、ベランダの洗濯機にたどり着くまでにゴミの山を踏み越えて行かねばならず、なかなか洗濯などが出来ません。流石に生ゴミなどはないので臭くなったりはしませんが、ホコリが溜まったりしてます。

掃除をしたいのにもはやどこから手をつけて良いのか分からず…さらに体力もなくて、片付けしても途中で力尽きてしまい、もっとひどい状態になって、物がどこにあったか分からないほどです。

業者さんを雇うお金もなく、またこの部屋を人に見られるのが恥ずかしいのと、自分のものを人に触られたくないのとでなんとか自分で頑張らなくては！と思うのですが、片付け方を知らないのと身体に力がはいらないので、見て見ぬ振りになってしまいます。

洋服の衣替えもちゃんと出来ず、着る服がないので、ネットで安いフリマの洋服を買ったりしています。前の服は地層みたいになってて掘り起こさないとって感じです。

もうはっきり言って部屋中がゴミ箱みたいです。こんな生活から抜け出して、人並みの生活を送りたいのですが、やる気が出なくて罪悪感だけです。

身体もいつも疲れていて、ちょっと運動すると2〜3日動けなくなります。（外出しても）

でも、もう躁うつ病になって10年以上頑張って治そうと努力してきました。もうそのうちに病気なのか怠けなのか分からなくなってきました。なんでも病気のせいにして本当は怠けてるだけのダメな人間。自分が情けなくて堪りません。

うつ状態に入るとダメ人間ゴミ人間は消えて無くなりたいと思ってしまいます。

どうしたら部屋を片付けるやる気が出るのでしょうか？またどうしたら人間の住む部屋になれるのでしょうか？

これが出来たら少しは自分も良い状態になれるのではないかと思うのです。

今日はちょっとだけ調子が良かったので、30分タイマーして洗濯と夏服の片付けをしてみました。

1日中頑張れる体力と気力が欲しいです。

1. 現状を理解する：なぜ片付けられないのか？

まず、あなたがなぜ部屋を片付けられないのか、その根本原因を理解することが重要です。躁うつ病の症状は人それぞれ異なり、身体的な疲労感、気力の低下、過眠、不眠、集中力の欠如など、様々な形で現れます。これらの症状が複合的に作用し、片付けを困難にしている可能性があります。

• 身体的な問題: 疲労感や体力低下により、体を動かすこと自体が負担になっている。
• 精神的な問題: 気分の波、無気力感、自己肯定感の低下が、やる気を阻害している。
• 環境的な問題: ゴミ屋敷のような状態を見て、どこから手をつければ良いのか分からなくなる。

これらの問題を一つずつ分解し、具体的な対策を立てていくことが、片付けへの第一歩となります。

2. 小さな一歩から始める：無理のない片付けプラン

いきなり部屋全体を片付けようとすると、圧倒されてしまい、挫折しやすくなります。まずは、小さな目標を設定し、達成感を積み重ねていくことが重要です。

1. 5分間片付け: 毎日5分だけ、特定の場所（例：テーブルの上、洗面台）を片付ける。タイマーをセットし、時間内にできる範囲で集中する。
2. 1日1捨: 毎日一つだけ、不要な物を捨てる。捨てる物を決めることに時間をかけず、直感で選ぶ。
3. ゾーン分け: 部屋をいくつかのゾーンに分け、週ごとに一つずつ片付ける。例えば、1週目は玄関、2週目はキッチン、3週目はリビング、といったように。
4. 洗濯から始める: 洗濯物を片付けることから始める。清潔な衣類に囲まれることで、気分転換になり、他の場所も片付けたいという気持ちになる可能性がある。

これらの小さなステップを継続することで、徐々に部屋が綺麗になり、自己肯定感も高まっていくはずです。

3. 体力と気力をサポートする：生活習慣の見直し

片付けには体力と気力が必要です。心身の状態を整えるために、以下の生活習慣を見直しましょう。

• 睡眠: 睡眠の質を向上させるために、規則正しい睡眠時間を確保し、寝る前にリラックスできる習慣を取り入れる（例：ぬるめのお風呂に入る、カフェインを避ける）。
• 食事: バランスの取れた食事を心がけ、栄養をしっかりとる。特に、朝食を食べることで、体内時計を整え、日中の活動をサポートする。
• 運動: 軽い運動（例：散歩、ストレッチ）を習慣にする。運動は、気分転換になり、睡眠の質を向上させる効果がある。ただし、無理のない範囲で行う。
• 休息: 疲労を感じたら、無理せず休息をとる。休息も大切な活動の一つと捉え、罪悪感を感じないようにする。

4. 整理整頓のコツ：効率的な片付け方法

片付けを効率的に行うための具体的な方法を学びましょう。

• 物の定位置を決める: 物の定位置を決めることで、使った後に元の場所に戻しやすくなり、散らかりを防ぐことができる。
• 収納用品を活用する: 収納ボックス、ファイルボックス、ハンガーなどを活用し、物を整理整頓する。
• 不要な物を処分する: 不要な物を処分することで、物の量を減らし、片付けを楽にする。迷ったら、「1年使わなかったら捨てる」というルールを適用する。
• こまめな掃除: 掃除の頻度を増やし、ホコリや汚れが溜まるのを防ぐ。

5. 精神的なサポート：心のケア

躁うつ病の症状と向き合いながら、片付けを進めるには、心のケアも重要です。

• 専門家との連携: 精神科医やカウンセラーに相談し、適切な治療やアドバイスを受ける。
• 認知行動療法: 認知行動療法は、考え方や行動パターンを変えることで、心の負担を軽減する効果がある。
• 休息とリフレッシュ: 疲れたときは、休息をとったり、好きなことをして気分転換をする。
• 自己肯定感を高める: できたことを認め、自分を褒める。完璧主義を手放し、小さな成功を積み重ねる。

6. 周囲のサポートを得る：助けを求める

一人で抱え込まず、周囲のサポートを得ることも大切です。

• 家族や友人: 困っていることを打ち明け、手伝ってもらう。
• 地域のサービス: 地域の清掃サービスや、家事代行サービスを利用する。
• 自助グループ: 同じ悩みを持つ人たちと交流し、情報交換や励まし合う。

7. 仕事への意欲を取り戻す：キャリアプランの検討

部屋が片付くと、心に余裕が生まれ、仕事への意欲も湧いてくるはずです。あなたのキャリアプランを検討し、将来の目標を設定しましょう。

• 自己分析: 自分の強みや興味のある分野を理解する。
• 情報収集: 興味のある仕事について、情報を集める。
• スキルアップ: 仕事に必要なスキルを習得する。
• 求人情報の検索: 自分に合った求人情報を探す。

仕事を通じて、自己肯定感を高め、社会とのつながりを再構築することも可能です。

8. 成功事例：困難を乗り越えた人々の声

実際に、躁うつ病を抱えながらも、部屋の片付けに成功し、生活を改善した人々の事例を紹介します。

• Aさんの場合: 精神科医の指導のもと、服薬治療と認知行動療法を並行して行い、体調が安定してきたところで、5分間片付けからスタート。徐々に片付けの時間を増やし、最終的には、週に一度、家事代行サービスを利用することで、部屋を綺麗に保てるようになった。
• Bさんの場合: 同じ病気を持つ人たちの自助グループに参加し、情報交換や励まし合いを通じて、孤独感を解消。小さな目標を立て、達成感を積み重ねることで、自己肯定感を高め、片付けへの意欲を維持することができた。
• Cさんの場合: 家族や友人の協力を得ながら、不用品の処分を進め、収納用品を活用することで、物の整理整頓を実現。部屋が綺麗になったことで、気分が明るくなり、仕事への意欲も湧いてきた。

これらの事例から、諦めずに努力を続ければ、必ず状況は改善するという希望を持つことができます。

9. まとめ：一歩ずつ、未来へ

躁うつ病を抱えながらの部屋の片付けは、確かに困難な道のりです。しかし、小さな一歩から始め、無理のない計画を立て、周囲のサポートを得ながら、根気強く取り組むことで、必ず状況は改善します。

部屋が綺麗になることで、心に余裕が生まれ、自己肯定感が高まり、仕事への意欲も湧いてきます。そして、より良い生活を送ることができるようになります。焦らず、自分を責めずに、一歩ずつ、未来へ向かって進んでいきましょう。

10. よくある質問（FAQ）

ここでは、読者から寄せられる可能性のある質問とその回答をまとめました。

Q: 片付けのやる気がどうしても出ません。どうすれば良いですか？

A: まずは、5分間片付けや1日1捨など、小さな目標から始めてみましょう。完璧主義を手放し、できたことを認めることが大切です。どうしてもやる気が出ない場合は、専門家や周囲の人に相談し、サポートを得ることも有効です。

Q: 部屋を人に見られるのが恥ずかしいです。

A: 恥ずかしい気持ちは理解できますが、まずは、信頼できる人にだけ相談してみましょう。そして、片付けの過程を少しずつ見せることで、徐々に慣れていくことができます。専門の清掃業者に依頼する場合は、プライバシーに配慮してくれる業者を選ぶことも可能です。

Q: 体力がなくて、片付けができません。

A: 体力がない場合は、無理のない範囲で、こまめに休憩を取りながら片付けを行いましょう。また、家事代行サービスなどを利用することも検討しましょう。体力をつけるためには、規則正しい生活習慣と、軽い運動も効果的です。

Q: 躁うつ病の症状で、片付けがうまくいかないのは、怠けのせいですか？

A: いいえ、必ずしも怠けのせいではありません。躁うつ病の症状が、片付けを困難にしている可能性があります。自己肯定感を下げずに、病気と向き合いながら、できる範囲で片付けを進めていきましょう。

Q: どのくらいの期間で、部屋を綺麗にできますか？

A: 部屋の状態や、あなたの症状、生活習慣などによって、期間は異なります。焦らず、無理のないペースで、継続して取り組むことが大切です。小さな目標を達成するごとに、達成感を味わい、モチベーションを維持しましょう。

“`