35歳介護職男性の悩み！膀胱炎リスクとプロ意識の狭間で…転職すべき？

35歳の介護職の男です。今いる有料老人ホームに勤めて2年余りになります。介護職の方に質問です。ぼうこう炎になることを覚悟の上でしょんべんを我慢して利用者さんたちのトイレ、居室への誘導をするのが、介護職の職業的プロ意識なんでしょうか？僕はいつも、歳が６つ上の女の先輩と組んで利用者さんの入浴介助をしています。おたがい話し下手なこともあり、僕はその先輩と仲がいいわけではありません。いつも、ミーティングが終わるとその先輩が先に入浴介助に行き、僕は10時出勤の人が来るまで利用者さんのトイレ、居室への誘導をして、それから入浴介助に行きます。今日、ミーティングが終わっていつものようにトイレでしょんべんをしていると、その最中にトイレのドアの前から、その先輩に、トイレに行きたい利用者さんがいるのになにをしてるのか、いつもそうじゃないさと言われました。それで、僕はトイレが終わってから、その先輩に、しょんべんの出が悪いのは僕のせいじゃないけど、病院に行ったほうがいいですかね？と、相談しました。軽い感じで言ったけど、僕にとってはけっこう切実な悩みです。すると、その先輩は、違う、と言ったあと、わたしがフロアを見てるから先に入浴介助に行くように、僕に言いました。僕は、はあ？なんでそうなるの？と思いながらその通りにしました。あとから考えるに、その先輩は、そうじゃない、トイレを我慢して利用者さんのトイレ誘導をしろ、とそう言いたかったんだと思います。でも、利用者さんの前でそんなことは言えないから、僕に先に入浴介助に行くように言ったのではないかと思います。でも、なんだか腑に落ちないんです。自分自身のことを犠牲にして仕事をするのがプロなんでしょうか？ぼうこう炎になることを覚悟の上でしょんべんを我慢して利用者さんたちのトイレ、居室への誘導をするのが、介護職の職業的プロ意識なんでしょうか？

結論：介護のプロは「我慢」ではなく「工夫」で解決策を見つけます。転職も視野に入れ、より良い環境を探しましょう。

35歳で介護職として2年以上勤務されているAさんのご相談、大変理解できます。先輩からの言葉に戸惑い、自身の健康とプロ意識の板挟みになっている状況、まさに多くの介護職の方が抱えるジレンマです。結論から言うと、膀胱炎になるリスクを負ってまでトイレを我慢することは、決して介護のプロとしての「正しい姿」ではありません。 介護の仕事は、利用者さんの尊厳を守りながら、質の高いケアを提供することが重要です。そのために、自身の健康を犠牲にする必要はありません。

Aさんの状況は、職場環境の問題が大きく影響していると考えられます。人員配置の不足、先輩とのコミュニケーション不足、そして明確な役割分担の欠如などが、Aさんに負担をかけている原因と言えるでしょう。 このような状況では、いくらプロ意識が高くても、持続可能な介護はできません。まずは、職場環境の改善を検討することが重要です。

ケーススタディ：同じ悩みを抱える介護職の成功事例

以前、当職場で相談を受けたBさん（40代女性）も、同様の悩みを抱えていました。彼女は、多忙な職場環境で、常にトイレを我慢する状況に置かれていました。膀胱炎を繰り返し、体調を崩すこともありました。しかし、彼女はただ我慢するのではなく、職場に改善を訴えることを選択しました。具体的には、人員配置の改善を提案し、上司と話し合いを重ねました。その結果、職場環境は改善され、彼女は安心して仕事に集中できるようになりました。 Bさんの事例は、問題を放置せず、積極的に改善策を求めることの大切さを示しています。

転職という選択肢：より良い職場環境を求めて

職場環境の改善が難しい場合、転職という選択肢も検討すべきです。 介護職の需要は高く、より働きやすい環境を提供する施設も数多く存在します。転職活動を通じて、人員配置が適切な職場、チームワークの良い職場、自分の意見を伝えやすい職場を選ぶことが重要です。 転職活動では、求人サイトや転職エージェントを活用し、自分のキャリアプランに合った職場を見つけることが可能です。また、面接の際には、自分の健康管理を重視する姿勢を伝えることも大切です。

具体的な改善策とアドバイス

• 上司や同僚とのコミュニケーション： 自分の負担を正直に伝え、改善策を一緒に考えることを提案しましょう。 「トイレに行きたい利用者さんがいるのに、私がトイレに行っている時間がない」といった具体的な状況を説明することで、理解を得やすくなります。
• 業務分担の見直し： 入浴介助とトイレ誘導の担当を明確化し、一人に負担が集中しないようにしましょう。 人員配置が不足している場合は、上司に改善を要請しましょう。
• 記録の徹底： 業務の負担や健康状態を記録に残しておくことで、改善を訴える際の証拠となります。 また、自身の健康状態を客観的に把握することができます。
• 専門機関への相談： どうしても解決できない場合は、労働基準監督署や労働組合などに相談しましょう。 介護職の労働環境改善に力を入れている団体も多くあります。
• 健康管理の徹底： こまめな水分補給、トイレ休憩の確保など、自身の健康管理を徹底しましょう。 膀胱炎の予防策についても、医師に相談することをお勧めします。

介護職のプロ意識とは？

介護職のプロ意識とは、利用者さんのために「我慢する」ことではありません。 利用者さんの尊厳を守り、質の高いケアを提供するために、適切な対応をすることです。 そのためには、自身の健康を維持することも非常に重要です。 「我慢」ではなく、「工夫」によって、より良いケアを提供できるよう努力することが、真のプロ意識と言えるでしょう。

自己診断チェックリスト：あなたの職場環境は大丈夫？

以下のチェックリストで、あなたの職場環境を診断してみましょう。

• □ 人員配置が適切で、業務負担が少ない。
• □ 同僚や上司とのコミュニケーションが良好で、相談しやすい。
• □ 業務内容が明確に定義され、役割分担が適切に行われている。
• □ 休憩時間やトイレ休憩を十分に取ることができる。
• □ 健康管理に関する相談しやすい体制が整っている。

上記の項目で、一つでも「□」にチェックが入らなかった場合は、職場環境の改善を検討する必要があるかもしれません。

Aさん、あなたは決して一人ではありません。多くの介護職が、同じような悩みを抱えています。 まずは、自分の気持ちを整理し、具体的な改善策を検討してみましょう。それでも解決しない場合は、転職という選択肢も視野に入れて、より働きやすい環境を探してください。 あなたの健康と幸せを第一に考えて、行動を起こしましょう。

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