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高齢者の栄養と誤嚥性肺炎予防:特別養護老人ホームでの食事介助の難しさ

高齢者の栄養と誤嚥性肺炎予防:特別養護老人ホームでの食事介助の難しさ

85歳になる母が脳梗塞をきっかけに左半身に不自由が出て特別養護老人ホームに2年ほど入所しています。痴呆と言うよりも脳梗塞の影響で記憶が飛び飛びであったり時系列がごちゃごちゃな時がありますが家族の名前や顔をしっかり認識する事はできます。会話もちぐはぐな場合も多々ありますが質問には答えられます。先日施設から連絡があり高熱が続いたとのことで診察をしたら尿路感染によるものではないかとのことでした。なるべく面会に来てあげてくださいとの事なので昨日行ってきたのですが、とにかくお腹が空いたの。ご飯食べたいのに運ばれて来ないと言います。職員さんに聞くと食べたいと言うので起こして与えようとすると傾眠が酷く食べれないと言われました。発熱はもうないのですが尿路感染による発熱後で以前より元気がないというよりは低血糖のような食事をしてなくて力が出ないぼーっとしてるように見えます。誤嚥性肺炎予防で食べさせたくないようなのですが、このままでは栄養がなくて弱ってしまいそうで心配です。悪くないところまで悪くなりそうで…。食べたい気持ちがすごくあってお腹空いたとはっきり言えるのにどうしたら?と思いながら昨日帰宅しました。栄養を強制的に入れたら以前位には元気になるんじゃないのかな?健康な人だってお腹が空くとぼーっとしちゃうよなぁと思っているのですが、今朝施設から再度連絡で痰が絡み吸引するのは本人も苦しいので今日から食事を止めますと。声かけをしてもらいながら傾眠しないように付きっきりで食事をゆっくりしてもらえば食べそうな気がするのですが母のいるフロアは1人の職員さんが5、6人を見てるような感じなのでそれが出来ないから食べさせられないのかなと感じます。施設の方にこういう状況なのでこうしますと言われると分かりました。お願いします。としか言えない感じす。実際に現場で働いてる方などのご意見お聞きしたいです。よろしくお願いいたします(*_ _))*゜補足 食を止められた日こそお腹空いたとか細く訴えていましたが3日目の昨日はそういう訴えも言えなくなり質問にやっと頷くか少し発する程度まできてしまいました。昨日実際食べるチャレンジを見ました。プリンを小さなスプーンの先程の量ですがあげてみたところもごもごするのですが喉が動きません。看護師さんが血中酸素を測ると88を下回るので嫌がる母を押さえ付けて口と鼻の両方から吸引をしプリンを排出させました。そうするとごろごろいっていた呼吸もなくなり血中酸素も95まで回復しました。あの光景を見てしまうともう口から食事をすることは無理なんだなと。栄養を入れたらもっともっと生きられるかもですがそれはおそらく息をしてるだけなのでしょう。吸引で苦しそうにする母を見て父も覚悟したようで病院ではなく特養で最後を迎えることになりました。毎日孫も連れ面会に行って反応がなくてもたくさん話しかけてあげています。病院では就学児は面会できないですからね。面会時間の制限もないのでたくさん寄り添ってあげようと思います。ご回答頂いた方々ありがとうございました(*_ _))*゜

この質問は、高齢者の特別養護老人ホームにおける食事介助、特に誤嚥性肺炎のリスクと栄養管理のバランス、そしてご家族の葛藤を浮き彫りにしています。 ご家族の深い愛情と、施設側の難しい判断の両面を理解し、具体的な解決策と、今後のケアについてご説明いたします。

高齢者の食事と誤嚥性肺炎:現状の分析

まず、お母様の状態を整理しましょう。尿路感染症からの回復期で、低血糖症状のような倦怠感、傾眠、そして誤嚥のリスクを抱えています。 食べたいという意思はあるものの、実際に食事をとることが困難な状況です。これは、高齢者に多く見られる、摂食嚥下機能の低下と密接に関係しています。

施設側が食事を中止した判断は、誤嚥性肺炎の予防という観点からすると、ある意味妥当です。誤嚥性肺炎は、高齢者にとって非常に危険な肺炎であり、命に関わることもあります。 一度発症すると、回復が難しく、QOL(生活の質)の低下につながるため、予防は最優先事項です。しかし、一方で、栄養状態の悪化もまた、高齢者の健康状態を悪化させる大きな要因となります。

施設の立場と現実的な制約

施設の職員さんの負担も考慮しなければなりません。1人の職員が5~6人の高齢者のケアを行う状況では、お母様のような状態の方を付きっきりで食事介助することは、現実的に難しいでしょう。他の利用者の方へのケアにも支障をきたす可能性があります。 施設の体制上、お母様への個別的な、時間のかかるケアが難しいという現実があります。これは、決して施設の怠慢ではなく、人員不足や体制上の制約によるものだと理解する必要があります。

ご家族ができること:積極的なコミュニケーションと情報収集

ご家族ができることは、施設と積極的にコミュニケーションをとることです。 「食べたい」という意思表示があるにも関わらず、食事が提供されないことへの不安や疑問を、具体的に施設に伝えましょう。 単に「心配です」と言うだけでなく、「お母様は『お腹が空いた』と言っています。何か方法はないでしょうか?」と、具体的な状況と問題点を明確に伝えることが重要です。

  • 施設の食事提供体制について詳しく聞きましょう。 どのような状況下で食事提供が困難になるのか、どのようなサポート体制があるのかを把握しましょう。
  • 他の利用者の状況や、施設の職員配置について尋ねましょう。 施設の事情を理解することで、より現実的な解決策を探ることができます。
  • 栄養管理について相談しましょう。 経管栄養などの代替栄養法について、医師や栄養士と相談することを提案しましょう。経管栄養は、胃に直接栄養チューブを通して栄養を供給する方法です。誤嚥のリスクを軽減しながら、栄養状態を維持することができます。
  • 医療的なサポートの必要性を検討しましょう。 お母様の状態が深刻化している場合は、医師の診察を受け、より専門的な医療ケアが必要かどうかを判断する必要があります。

具体的な解決策の提案:多職種連携と代替栄養法

お母様の状態を改善するためには、多職種連携が不可欠です。医師、看護師、理学療法士、栄養士、そして施設の職員が連携して、お母様に最適なケアプランを作成する必要があります。

経管栄養は、誤嚥のリスクを軽減しながら栄養を摂取できる有効な手段です。 経管栄養導入のメリットとデメリットを医師や栄養士とよく話し合い、お母様にとって最適な方法を選択しましょう。 また、経管栄養以外にも、ペースト状の食事や、とろみのある飲み物など、嚥下しやすい食事形態への変更も検討できます。

ご家族の心のケア:悲しみと葛藤への対処

ご家族の皆様は、お母様の状態を目の当たりにし、大きな悲しみと葛藤を抱えていることと思います。 毎日面会に行き、話しかけることは、お母様への愛情表現であり、非常に大切なことです。 しかし、同時に、ご自身の心のケアも忘れずに行いましょう。

ご家族同士で話し合う時間を持つこと、信頼できる友人や親戚に相談すること、必要であれば専門機関(カウンセリングなど)に相談することも検討しましょう。 悲しみや不安を一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることも大切です。

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まとめ:希望を繋ぎ、最善のケアを

お母様の状況は、非常にデリケートで、難しい問題を含んでいます。 しかし、ご家族、施設、医療関係者が連携し、お母様の意思を尊重しながら、最善のケアを行うことが重要です。 経管栄養などの代替栄養法、そしてご家族による愛情のこもったケアによって、お母様の残りの時間を少しでも穏やかに過ごせるよう、サポートしていきましょう。 諦めずに、希望を繋いでいくことが大切です。

※ この記事は一般的な情報提供を目的としており、医療的なアドバイスではありません。具体的なケアについては、必ず医師や専門家にご相談ください。

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