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別居の姉に両親の介護を依頼する方法|介護職の私が感じた限界と家族の未来

別居の姉に両親の介護を依頼する方法|介護職の私が感じた限界と家族の未来

別居の姉に、両親の介護をして頂きたい。長文になることをお許し下さい。まずは、簡単に家族関係を記します。父→60代前半。職人。現在は医師の指示もあり、休業中。母→60代半ば。20年以上前に脳梗塞発症。右片麻痺。失語症あり。身障1級。要介護2。姉→30代後半。教育関係の仕事をしている。既婚。子なし。進学、仕事先の都合もあり、10代の頃より別居。メンタル面の課題あり。 当方→アラフォー。介護関係の仕事をしている(夜勤なし)。未婚。父母と同居。一時期、メンタル面の課題あり。現在は定期通院、服薬等なし。現在、必然的であると言われれば仕方ないのですが、同居の当方が両親に必要な事(例えば、入院時の手続き、医師からの病状説明の立会い、事務手続き、近医への受診付き添い等)を行わなくてはいけない状況です。昨年の10月中頃より、父が本格的に体調を崩し始め、様々な検査を行った結果、悪性リンパ腫との診断が最終的になされました。今まで、母の主介護者は父でした。(父本人が自ら言い続けてきたことです)。現在、父母共に、何かしらの形で支援が必要な状態である事は認めます。しかし、基本的に本人たちは同居している自分の言う事は聞きません。たまたま帰省している姉がいる時に、自分が何かを言うと、姉は父母の肩を持つような発言をしてきます。例えば、父が悪性リンパ腫発覚前に、近医にかかっていた際、肝臓の数値が悪いとの事で、アルコールについては娘とよく相談するよう言われたとの事で、自分としてはやめてもらいたいと、父にはっきり伝えたと話したところ、姉は「父にとってアルコールはストレス発散でもあるのであまり禁じてしまい、かえってストレスになるなら良くない(要約)」と言いました。また、年始早々には、末期がんの診断であれば介護保険の対象となると言う話をしましたところ、父から「そんなに親に死んで欲しいのか!!」と怒鳴られる始末・・・。(これに関しては当方が悪い部分もあるのですが、別に父に対して死んで欲しいと言う意味合いで言った訳ではありませんが・・・。そう捉えられてもおかしくはないですね)。そのやり取りを聞いていた姉は「そうだよー」と、平然と言いました。この瞬間に、当方の頭の中で、色々なものがプツッと切れました。満足にはできていないながらも、親が具合が悪いのではないかと心配すれば、病院受診を勧めたり(最終的に受診するかは、本人たちの判断でしたが)、必要があれば、会社を休んだり、午後早退をさせてもらったりして、対応をしてきました。でも、気付きました。当方のように、さっさと親に死ねと言う旨の事を言ってしまうようなものがケアをするより、姉のように、父母に寄り添う考えが出来る人が、ケアをするべきではないかと考えました。(当方、介護職ではありますが、介護職に適していないことは、自分でも理解しています。)正直、今までは、姉のメンタル面も考慮し、姉夫婦の生活の負担が重くならないようにすることを考えていましたが、そんな事はどうでもよくなりました。別居ではありますが、父母に対して優しい姉に、父母の介護をしてもらうには、どのようにしたらよろしいでしょうか。また、このような考えを起こしている当方は、心が狭い、ひとでなしですね。何か良い方法がありましたら、ご教授頂ければ幸いです。ちなみに母については、既に介護サービス(通所介護(2回/週、短期入所療養介護(1回/月。3~4泊程度)は利用しています。もっと介護サービスを増やせば・・・と言うご意見は難しいです。週2回のデイサービスでも結構疲労していますし、訪問系サービス(ヘルパー等)は、母本人がとても嫌がります。施設入所も検討はしましたが、まだ母本人でできる部分が多い事、TVを自由に見る事が楽しみである事、洗濯は自分の役割と思って頑張っている事なども考慮し、最終手段と考えます。

結論:段階的なアプローチと明確な役割分担で、姉との協力体制を築きましょう

まず初めに結論として、ご自身の負担軽減と両親への適切な介護のために、段階的なアプローチと明確な役割分担が重要です。姉との関係修復と、介護の分担について具体的な提案を提示します。感情的な対立を避け、冷静に話し合うことで、協力体制を築ける可能性は十分にあります。

1.姉との対話:感情を避け、具体的な課題を提示する

現状の大変さを伝え、姉に協力を求める前に、まずは姉との関係修復が重要です。これまでの感情的なやり取りを反省し、冷静に現状を説明しましょう。

  • 具体的な事例を挙げる:「あの時、私が『アルコールをやめてほしい』と言ったのは、父の健康を心配したから。姉の『ストレス発散』という意見も理解できるけど、肝臓の数値が悪化している現状を理解してほしい」など、感情的な表現を避け、具体的な事例を挙げて説明しましょう。
  • 姉の立場を理解する:姉もまた、仕事や自身の生活との両立に苦労している可能性があります。姉の負担を軽減するための具体的な方法を提案することで、協力を得やすくなります。
  • 専門家の力を借りる:家族療法士などの専門家に相談し、姉とのコミュニケーション方法を学ぶのも有効です。第三者の介入によって、より建設的な話し合いを進めることができます。

2.役割分担の明確化:具体的なタスクリストを作成する

姉との話し合いの上で、具体的な役割分担を明確にしましょう。タスクリストを作成し、誰がどのタスクを担当するかを明確にすることで、混乱を防ぎ、責任を共有することができます。

  • 短期的な目標設定:まずは、週に一度、姉が両親を訪問し、状況を確認するなど、小さな目標から始めましょう。徐々に介護の関与度を高めていくことで、姉の負担を軽減することができます。
  • 長期的な計画:将来的には、姉が両親の介護を担うことを目指す場合、介護サービスの利用方法や、介護休暇の取得、介護保険の活用方法などを具体的に検討する必要があります。専門機関への相談も有効です。
  • 記録の共有:両親の健康状態や、介護に関する記録を共有することで、情報伝達をスムーズに行い、連携を強化することができます。共有ツールや、定期的な連絡方法を事前に決めておきましょう。

3.介護サービスの活用:現状のサービスを見直し、最適化を図る

現状の介護サービス(通所介護、短期入所療養介護)に加え、さらに適切なサービスを検討しましょう。

  • 訪問介護の見直し:母が訪問介護を嫌がる理由を丁寧に聞き取り、解決策を探りましょう。例えば、信頼できるヘルパーさんを選定したり、訪問時間を調整したりすることで、抵抗感を減らすことができるかもしれません。
  • その他のサービス:家事援助サービス、福祉用具貸与、相談支援サービスなど、様々な介護サービスがあります。それぞれのサービスの特徴を理解し、両親の状況に最適なサービスを選定しましょう。地域包括支援センターなどに相談することも有効です。
  • 介護保険の活用:介護保険制度を最大限に活用することで、経済的な負担を軽減し、より質の高い介護サービスを受けることができます。介護保険に関する情報を収集し、適切な申請を行いましょう。

4.ご自身のケア:専門家のサポートを受ける

介護疲れや、精神的な負担を軽減するため、ご自身のケアも大切です。

  • 相談窓口の活用:介護に関する悩みや相談は、地域包括支援センター、ケアマネージャー、精神科医など、専門機関に相談しましょう。一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることが重要です。
  • 休養の確保:介護は、長期にわたる負担の大きな仕事です。定期的に休養を取り、リフレッシュすることで、心身ともに健康を維持することが重要です。趣味や友人との交流など、自分の時間を持つように心がけましょう。
  • ストレスマネジメント:ストレスをため込まないよう、適度な運動、睡眠、バランスの良い食事を心がけましょう。必要であれば、カウンセリングやストレスマネジメントの専門家のサポートを受けましょう。

5.成功事例:家族会議と役割分担で介護負担を軽減

私のクライアントにも、ご家族で介護を分担することに苦労されている方がいました。その方は、まず家族会議を開き、それぞれの状況や希望、不安などを共有しました。その上で、具体的な役割分担を決め、タスク管理アプリを使って進捗状況を共有することで、協力体制を築き、介護負担を軽減することができました。

まとめ

両親の介護は、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となります。しかし、冷静な話し合いと、具体的な計画、そして専門家のサポートによって、負担を軽減し、より良い介護を実現することは可能です。姉との関係修復、役割分担の明確化、介護サービスの最適化、そしてご自身のケアをしっかりと行い、家族みんなで協力して両親を支えていきましょう。

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