介護疲れを解消！90歳認知症祖父の介護で悩む34歳孫のための完全ガイド

介護について質問です。私は34歳の孫です。実母のお父さん、私からしたらおじいちゃんになります。困っている事は・夜寝てくれない・虚言・初めての介護で要領がつかめてない・自分の時間が全くない祖父 90歳 アルツハイマー型認知症 頭を打って脳挫傷 脳出血で3週間の入院による体力低下で今は介護をしなければいけません。認知症の症状は物忘れ 同じ事を何回も繰り返し言う 何十年も前にやめた職場に勤めていると思っている。デイサービスには通っていますが家に帰ると一人で出来る事も甘えて出来ない！と言います。そしてこれが一番の難点で、夜はなかなか寝てくれません。寝ても30分寝てるかどうかでまた起きてボソボソ喋ります。トイレにも何回か起きます。夜用のオムツもしていますが濡れたままが気持ち悪いと騒ぎます。ちなみに睡眠薬は飲ませていますが、どうも効き目が無いように見えます。そんな訳で孫の私は仕事から帰ると祖父の事ばかりに手を掛け、自分の時間がお風呂と歯磨きとトイレしかありません。もちろん姉も母も介護をしないわけでは無いですし、協力的ではあります。ただ祖父は私の事しか言う事を聞いてくれません。なので姉と母は私に任せればいいやと内心思っている所もあると思います。睡眠薬は毎日飲ませても良いものなのでしょうか薬のmgを上げるのは効き目が上がるのでしょうか？虚言や妄想話しには付き合うべきなのか違うでしょ！と直すべきなのか。オムツの上手な履かせかたなど。夜はテープタイプのオムツです。わかりません、誰か教えてください。いろんな介護知識。

ケーススタディ：34歳孫の介護奮闘記と解決策

あなたは34歳、仕事と90歳になるアルツハイマー型認知症の祖父の介護を両立させようと奮闘する孫です。祖父は夜眠らず、虚言を吐き、デイサービスから帰っても甘え、介護はあなたに集中しています。睡眠薬も効かず、あなたは自分の時間がほとんどなく、心身ともに疲弊しています。家族も協力的ですが、祖父はあなたしか頼らず、負担はあなたに集中しているのが現状です。

この状況、多くの介護を担う家族が経験する現実です。しかし、絶望する必要はありません。このケーススタディを通して、具体的な解決策と、専門家からのアドバイスを学ぶことで、あなた自身の状況を改善し、より良い介護を実現する方法を探っていきましょう。

１．睡眠問題の解決：睡眠薬の見直しと環境整備

睡眠薬の効き目が悪いとのことですが、まずは主治医に相談することが重要です。薬の量を増やす前に、種類を変える、あるいは他の治療法を検討する必要があるかもしれません。睡眠薬だけに頼らず、睡眠環境の改善も効果的です。

• 寝室の環境を整える：暗く静かな環境を作り、快適な温度を保ちましょう。遮光カーテンや耳栓も有効です。
• 就寝前のルーティンを作る：入浴、軽いストレッチ、読書など、リラックスできる習慣を身につけさせましょう。寝る前のカフェイン摂取は避けましょう。
• 昼間の活動量を増やす：デイサービスだけでなく、日中の散歩や軽い運動を取り入れることで、夜間の睡眠の質を高めることができます。
• 認知症に配慮した声掛け：「そろそろ寝ましょうか」と優しく促すことが大切です。無理強いせず、祖父のペースに合わせて進めましょう。

２．虚言・妄想への対応：共感と現実とのバランス

アルツハイマー型認知症では、虚言や妄想はよくある症状です。祖父の話を否定するのではなく、まずは共感することが大切です。「そうだったんですね」と聞き、彼の気持ちを受け止めましょう。しかし、現実と乖離した話には、優しく現実を伝えましょう。

• 感情に寄り添う：祖父の気持ちに寄り添い、話を丁寧に聞いてあげましょう。否定的な言葉は避け、穏やかな言葉遣いを心がけましょう。
• 現実を優しく伝える：「それは昔の話だね」など、優しく現実を伝えましょう。無理強いせず、徐々に現実を受け入れられるように導きましょう。
• 話題転換：話が現実離れしてきたら、優しく話題を変えましょう。楽しい思い出話や、穏やかな話題を選びましょう。

３．介護負担の軽減：家族との連携と外部サービスの活用

介護は一人で抱え込まず、家族と協力することが重要です。姉や母と話し合い、役割分担を明確にしましょう。また、外部サービスの活用も検討しましょう。

• 訪問介護サービス：家事や身の回りの世話などを手伝ってもらうサービスです。夜間の見守りも可能です。
• ショートステイ：一時的に施設に入所してもらい、介護者自身の休息をとるためのサービスです。
• 介護タクシー：通院や外出の際に利用できるサービスです。

４．オムツの適切な装着：快適性を重視

夜用のテープタイプのオムツを使用とのことですが、適切なサイズを使用しているか確認しましょう。小さすぎると漏れやすく、大きすぎるとズレやすいため、快適な装着ができません。また、オムツ交換の頻度も重要です。濡れたままの状態が続くと、お肌が荒れる原因となります。

• 適切なサイズを選ぶ：メーカーのサイズ表を参考に、祖父に合ったサイズを選びましょう。
• こまめな交換：オムツが濡れたらすぐに交換しましょう。肌の状態をチェックし、必要に応じてクリームなどを塗布しましょう。
• オムツの種類：テープタイプ以外にも、パンツタイプや、吸収力の高いオムツなど、様々な種類があります。状況に応じて、最適なオムツを選びましょう。

５．専門家への相談：介護支援専門員（ケアマネジャー）の活用

介護は専門家のサポートを受けることで、よりスムーズに進めることができます。介護支援専門員（ケアマネジャー）に相談し、適切なサービス計画を立ててもらいましょう。ケアマネジャーは、介護サービスの利用手続きや、介護に関する様々な相談に対応してくれます。

あなたの状況は、多くの介護者にとって共通の悩みです。一人で抱え込まず、専門家や家族と協力して、解決策を見つけましょう。

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まとめ

90歳認知症の祖父の介護は、確かに大変ですが、適切な知識とサポートがあれば、乗り越えることができます。睡眠薬の調整、環境整備、家族との連携、外部サービスの活用、そして専門家への相談など、様々なアプローチで状況を改善できます。まずは、主治医やケアマネジャーに相談し、あなたに合った介護プランを立てていきましょう。そして、自分の時間も大切にし、心身ともに健康を保つことを忘れないでください。 介護はマラソンです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。