【新卒社会人＆介護疲れの母を救う！】認知症祖母との電話攻撃から家族を守る方法

私の母が祖母の介護で疲れ果てています。私21歳 来年4月から新卒の大学生 母50歳 祖母 89歳です。母方の祖母の話なんですが、この祖母がすごく気が強くプライドも高く昔から威圧的で母もすごく我慢しているのが娘の私からも分かるくらいのものでした。ここ数年、年齢もあり祖母は認知が入っていて、何度も同じことを言い、色んなものを無くし、勝手に妄想して攻撃的な口調で怒ります。認知なものは仕方が無いと私も割り切っていたのですが、何年もの我慢が絶えられず思っていたことを吐き出しました。そこから、私と祖母の仲は悪くなり、私に来ていた攻撃的なところが全て母に行くようになりました。母も何十年の我慢が絶えられず、今回がいい機会だということでデイサービスをこれまで何度も見学しましたが上手くいかなかったので、施設に入れることにしました。そこからも様々なことがありましたが、私が今とても悩んでることが今の施設(2度目)に入ってからの祖母の行動です。私や母に、一日ストーカーのように何十回も電話がかかります。その電話に出ようものなら「帰してくれ」「私はなんでここに居るの」「私が死ねばいいんだね」「あんた達がいなくなりなさい」と言われます。母も極力出ないようにしていますが、携帯や家の電話にかかってくるので、鬱気味になっています。私も来年から社会人で、少なくとも半年以内に家から出ることになります。母が祖母のせいで精神的にも肉体的にも壊れてしまうのではないかと、不安で仕方ありません。現に母は、私が通っていた精神科に薬を処方してもらい通っています。事情を説明するのに文がとても長くなり、すみません。介護を経験した方、母を元気づけたり助けたりしたいのですが私もどのように手助けをしたらいいか分かりません。お願いいたします。祖母にどのような対応をして、母を助けるために出来ることは一つづつやっていきたいと思います。どうか、アドバイスをお願いします。よろしくお願いします。

１．現状分析：介護疲れと認知症による電話攻撃

まず、ご家族の状況を整理しましょう。ご質問からは、長年続いた介護負担、認知症による祖母の言動の変化、そしてそれに伴う母親の精神的な負担が深刻な状態であることが読み取れます。特に、一日中続く電話攻撃は、母親だけでなく、あなたにも大きなストレスを与えているでしょう。これは、単なる介護の問題ではなく、家族全体のメンタルヘルスに関わる深刻な問題です。 新卒で社会人になるあなたにとって、この状況は大きな不安材料となっているはずです。

２．具体的な解決策：段階的なアプローチで問題解決

この問題を解決するためには、段階的なアプローチが必要です。焦らず、一つずつ解決していくことが重要です。

• ステップ１：電話攻撃への対処法

祖母の電話攻撃への対処は、まず、電話に出ないことを徹底することです。着信拒否設定も有効な手段です。どうしても電話に出なければならない場合は、短く、「今忙しいので後でかけ直します」とだけ伝え、すぐに切るようにしましょう。 また、施設側に相談し、電話の回数を制限したり、内容を記録してもらうなどの対応を検討しましょう。施設によっては、面会時間を制限したり、電話対応を制限するサービスを提供している場合もあります。これは、施設の職員に相談することで実現できます。 さらに、留守番電話機能を有効活用し、メッセージを残してもらうことで、緊急性の高い連絡のみ対応することも有効です。

• ステップ２：母親の精神的なケア

母親の精神的なケアは、非常に重要です。彼女は長年、介護の負担を抱え、精神的に疲弊しています。まずは、母親に寄り添い、彼女の気持ちを丁寧に聞き取る時間を持つことが大切です。 そして、母親が一人で抱え込まずに、相談できる相手がいることを確認しましょう。精神科に通院されているとのことですので、主治医への相談も有効です。必要であれば、介護支援専門員（ケアマネジャー）に相談し、介護休暇の取得や、介護サービスの利用について相談しましょう。 また、母親が自分の時間を持つことができるように、週末などに一緒に食事に行ったり、映画を見に行ったりするなど、リフレッシュできる時間を確保することも重要です。 母親の趣味や好きなことを一緒にしたり、新しい趣味を見つけるサポートをするのも良いでしょう。 そして、あなた自身も、母親を支えるために、自分の精神的なケアを怠らないようにしましょう。友人や家族、あるいは専門機関に相談することも視野に入れましょう。

• ステップ３：施設との連携強化

現在の施設との連携を強化することも重要です。祖母の状況を詳しく説明し、電話対応やその他の対応について相談しましょう。施設側も、認知症患者の対応に慣れているはずです。 施設の担当者と定期的に連絡を取り合い、祖母の状況や変化を共有することで、より適切な対応が可能になります。 もし、現在の施設で十分な対応が得られない場合は、他の施設への転居も検討しましょう。施設選びは、介護サービスの内容だけでなく、スタッフの対応や雰囲気なども重要な要素となります。 複数の施設の見学を行い、比較検討することが大切です。

• ステップ４：あなたの役割：将来への備え

あなたは来年から社会人になります。将来、あなたが家を出てからも、母親と祖母を支える体制を構築する必要があります。 具体的には、母親が一人で介護を続けることが困難になった場合に備え、介護サービスの利用を検討したり、遠隔地からでもサポートできるシステムを構築したりする必要があります。 また、定期的に母親と連絡を取り合い、祖母の状況や母親自身の状況を把握することも重要です。 そして、あなた自身も、将来のキャリアプランの中で、介護と両立できるような働き方を模索することも必要かもしれません。 これは、あなたが社会人として自立していく上で、非常に重要な課題となります。

３．成功事例：他の家族の経験から学ぶ

私のこれまでの経験から、多くの家族が同様の困難に直面していることを知っています。しかし、適切な対応とサポートによって、状況は改善していくケースが多くあります。例えば、あるご家族は、介護支援専門員（ケアマネジャー）のアドバイスを受け、デイサービスと訪問介護を組み合わせることで、介護者の負担を軽減することに成功しました。また、別の家族は、家族会議を開き、それぞれの役割分担を明確にすることで、協力体制を構築し、介護を乗り越えました。

４．専門家の視点：長期的な視点と継続的なケア

認知症の介護は長期戦です。短期的な解決策だけでなく、長期的な視点を持って、継続的なケアを計画することが大切です。 専門機関への相談は、いつでも有効な手段です。介護に関する相談窓口や、精神科医、ケアマネジャーなどに相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。 また、介護者自身のメンタルヘルスケアも非常に重要です。介護者は、自分自身をケアすることを怠ってはいけません。

５．まとめ：希望を捨てずに、一歩ずつ前進を

ご家族の状況は確かに大変ですが、希望を捨てないでください。一つずつ問題に取り組むことで、必ず状況は改善していきます。 母親と祖母、そしてあなた自身の幸せのために、専門家の力を借りながら、一歩ずつ前進していきましょう。 まずは、電話攻撃への対処法を実践し、母親の精神的なケアを優先してください。そして、施設との連携を強化し、長期的なケアプランを立てましょう。 あなたは一人ではありません。多くの支援者があなたを支えています。

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