海外在住の私が、遠距離介護と弟とのトラブルを乗り越えるには？ – 50代主婦が抱える介護問題とキャリアの選択

この記事では、海外在住の50代主婦であるあなたが直面している、遠距離介護と弟との関係悪化という複雑な問題について、具体的な解決策とキャリアの選択肢を提示します。介護と仕事の両立、家族間のコミュニケーション、そして自身の心の健康を守るためのヒントをお届けします。

父の介護問題から弟とトラブルになっております海外在住の５０代主婦です。粗筋を記載させて戴きますのでアドバイスよろしくお願いします。

日本で一人暮らしの８８歳父の事で弟（田舎を離れて３０年）とトラブルになっており嫌がらせのメールが送られてきて気分が滅入っております。

父はバスもなく一時間に一本電車が来る程度の田舎に生まれた時から同じ地域に住んでいます。

私は５年前からある事情から帰国に１０時間以上かかる海外に家族で住んでおります。弟は子供なしで夫婦二人で実家から車で３時間前後の地域に住んでいます。

私も父の事が気になりますし一年一回程度帰っていて前回は２か月父と一緒にいて、ヘルパーの申請をしたり掃除をしたり病院へ連れて行ったりこれが最後になっても悔いのないように自分なりに精一杯したつもりです。

幸運にも隣に父の姪、私と大親友でもある従妹が住んでいて好意に甘えて、父を時々買い物に連れて行ってくれたり彼女が疲れない程度の手伝いをしてくれていました。ありがたい事に今でも私の現状を気遣って出来ないことは出来ないが私の出来る範囲であれば叔父でもあるしヘルパーと協力していくので心配しなくてもいいと言ってくれております。でも弟はその言葉を鵜呑みにして、バカ！かみんな陰でコソコソ言ってる。そんな事も気づかないのかと言い続けられておりましたが私は穏便に済ませたいので適当にあしらってましたが実際それは事実ではありませんが私にプレッシャーをかける為だと分かりました。

今年の夏に従妹と相談して色々なことを決めて帰ってきた矢先に、父が貧血になり入院することになりまた隣の従妹にお世話になることになりました。もちろん弟も仕事の合間に入院時には付き添ったらしいですが、彼は周りに迷惑をかけるのは嫌で以前から私に介護を全面的にして欲しい意向です。もちろん可能であれば大好きな父ですしそうしたいのは山々ですが状況的にとても無理です。

前回、夏に帰ってる時も今年いっぱい、いてやってくれと毎日のように電話がかかってきて精神的に参りました。

帰国時、ホームに入る事も検討しましたが、介護支援程度、国民年金者で入れるホームはありません。生命保険も入ってましたが弟がそれを担保にお金の借り入れをして戻しておらずおりどうなるか分かりません。なので貯蓄もゼロです。父は持ち家に住んでいて雀の涙の財産がありますが放棄するつもりです。

弟は奥さんには秘密も多いので私から全ては話せませんので彼女の思い込みに対して何も言えません。８年前ほど前に母が亡くなった時も借金があり私が肩代わりをしました。後、火災保険が下り父が半分返してくれました。その時は日本にいましたし母の介護もできる限りの事はしたつもりです。

両親にはよくしてもらったので金銭的にもできる限りしてきたつもりです。

自由人の弟ですからもイライラしているのか、最近頻繁に罵りのメールが頻繁にくるようになりました。とても相談して決めるそのようなっ雰囲気の内容ではなく恐ろしい言葉使いのメール内容です。

皆がコソコソ言っている！直ぐに帰ってこい！挨拶に行った時も陰でコソコソ言われた、これだけお金が要った、ガソリン代を出せ等同じような内容を汚い言葉で並べたてています。あまりにも真剣に言うので以前は本当なのかも？と思いだした時期もありましたが全く根も葉もない作り話でした。

そういう彼の態度に従妹も違和感を覚えています。従妹は今まででも出来ないことははっきりと言ってくれてお互い何でも話し合える仲です。私たち家族のトラブルや金銭事情も全て知っています。

２年以内に帰国する努力をするとは伝えております。主人もこのトラブルに心を痛めておりなるべく早く帰国できるように努力してくれております。

連絡があれば保証人になって欲しいやお金を貸してほしい等しか言ってこない価値観の違う彼とは距離を置いてきましたが父が高齢になり二人で決めなければならない事があり奥さんから連絡から始まり、奥さんとはトラブルを起こしたくないので事実を隠しハイハイ言っておりますがもう限界です。

＊もし帰国して一人でやっていけるだけのお給料がもらえるアルバイトがあれば一人帰国してもいいと思った時もありますが帰国時に調べましたが全くありませんでしたそうなると主人のお給料でこっちと日本の二重所帯となるでしょう、共倒れはできない、絶対無理と決断いたしました。それと同時に弟とは絶縁しようと思っています。

ありのままを書かせて頂きましたが他に道はあるのでしょうか？

やはり自分が帰って父の面倒を付きっきりで看るのが道理でしょうか？

みなさんどうされていますか？

ご相談ありがとうございます。海外在住でありながら、遠距離介護と弟さんとの関係で大変なご心労のことと思います。この状況を乗り越えるために、いくつかの視点から具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、問題点を明確にすることが重要です。あなたの抱える主な問題は以下の通りです。

• 遠距離介護の負担: 海外在住のため、物理的に介護に直接関与することが難しい。
• 弟との関係悪化: 介護に対する価値観の違いから、弟との間で激しい対立が生じている。
• 経済的な不安: 父親の財産や保険の問題、帰国後の経済的な見通しへの不安。
• 精神的な負担: 弟からの精神的な攻撃、将来への不安、そして自身の心身の健康への懸念。

これらの問題を一つずつ整理し、優先順位をつけることで、具体的な対策を立てやすくなります。

2. 介護体制の再構築

遠距離介護を成功させるためには、現地の介護体制を強化することが不可欠です。以下の点を検討しましょう。

• 専門家の活用: ケアマネージャー、訪問介護サービス、デイサービスなどの専門家を活用し、父親の介護をサポートする体制を整えましょう。ケアマネージャーは、介護保険サービスの手続きや調整をサポートしてくれます。
• 親族との連携: 従妹のような頼れる親族との連携を密にし、情報共有や協力体制を強化しましょう。定期的な連絡や情報交換を通じて、父親の状況を把握しやすくなります。
• 地域の情報収集: 地域の介護サービスに関する情報を収集し、利用可能なサービスを把握しましょう。自治体の窓口や地域包括支援センターに相談することも有効です。
• テクノロジーの活用: 見守りカメラやセンサーなどのテクノロジーを活用して、遠隔から父親の状況を把握することも検討しましょう。これにより、緊急時の対応が迅速に行えるようになります。

3. 弟とのコミュニケーション戦略

弟さんとの関係を改善するためには、建設的なコミュニケーション戦略が必要です。以下の点を意識しましょう。

• 冷静な対応: 弟からの感情的なメールに対しては、冷静に対応し、感情的な言葉遣いは避けるようにしましょう。返信する際は、落ち着いて事実関係を確認し、建設的な提案を心がけましょう。
• 第三者の介入: 弟との話し合いが困難な場合は、第三者（弁護士や専門の相談員など）に仲介を依頼することも検討しましょう。客観的な視点からのアドバイスは、問題解決の糸口になることがあります。
• 明確な線引き: 弟からの不当な要求や精神的な攻撃に対しては、明確な線引きをしましょう。あなたの心身の健康を守るために、不必要な要求には応じない勇気も必要です。
• 感謝の気持ち: 弟が父親の介護に協力している部分があれば、感謝の気持ちを伝えることも大切です。感謝の言葉は、相手との関係を良好に保つために有効です。

4. 経済的な問題への対策

経済的な問題を解決するためには、以下の点を検討しましょう。

• 父親の財産管理: 父親の財産状況を把握し、必要な手続きを行いましょう。弁護士や税理士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
• 保険の見直し: 父親の生命保険や火災保険の内容を確認し、必要な場合は見直しを行いましょう。保険の専門家に相談し、最適なプランを検討することも有効です。
• 帰国後のキャリアプラン: もし帰国を検討する場合は、帰国後のキャリアプランを具体的に考えましょう。転職エージェントやキャリアコンサルタントに相談し、あなたのスキルや経験を活かせる仕事を探しましょう。

5. 自身の心の健康を守る

介護と家族の問題を抱えながら、自身の心の健康を守ることは非常に重要です。以下の点を意識しましょう。

• 休息とリフレッシュ: 積極的に休息を取り、心身をリフレッシュする時間を作りましょう。趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。
• サポートネットワークの活用: 友人や家族、カウンセラーなど、頼れる人に相談し、気持ちを分かち合いましょう。一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けましょう。
• 専門家のサポート: 精神的な負担が大きい場合は、専門家（カウンセラーや精神科医など）のサポートを受けましょう。専門家のアドバイスは、あなたの心の健康を守るために役立ちます。
• ポジティブな思考: ポジティブな思考を心がけ、困難な状況の中でも希望を見出すように努めましょう。

6. キャリアの選択肢と帰国後の生活

帰国を検討している場合、キャリアの選択肢を具体的に考えることが重要です。あなたのスキルや経験を活かせる仕事を見つけるために、以下の点を検討しましょう。

• 自己分析: 自分のスキル、経験、興味、価値観を整理し、どのような仕事が自分に合っているかを分析しましょう。
• 市場調査: 帰国後の求人市場を調査し、どのような職種や企業に需要があるかを把握しましょう。
• 転職エージェントの活用: 転職エージェントに相談し、あなたのキャリアプランに合った求人を紹介してもらいましょう。
• スキルアップ: 必要に応じて、資格取得やスキルアップのための研修を受講しましょう。
• 在宅ワークの検討: 帰国後、すぐにフルタイムで働くことが難しい場合は、在宅ワークを検討することもできます。

帰国後の生活については、以下の点を考慮しましょう。

• 住居の確保: 帰国後の住居を確保するために、事前に情報収集を行い、住みたい地域や物件を検討しましょう。
• 生活費の確保: 帰国後の生活費を確保するために、収入と支出の見通しを立て、資金計画を立てましょう。
• 家族との協力: 家族と協力し、家事や育児などを分担する体制を整えましょう。
• 地域のコミュニティへの参加: 地域のコミュニティに参加し、新しい人間関係を築きましょう。

7. 成功事例と専門家の視点

遠距離介護とキャリアチェンジを両立させた方の成功事例をご紹介します。

事例1: 50代女性、海外在住、遠距離介護とキャリアチェンジを両立

この女性は、海外で長年働いていましたが、父親の介護のために帰国を決意。帰国後、転職エージェントのサポートを受け、これまでの経験を活かせる事務職に就職。同時に、ケアマネージャーと連携し、父親の介護体制を整えました。週末は父親の家を訪問し、平日はリモートワークを活用して、介護と仕事を両立しています。

事例2: 40代男性、地方在住、弟との関係を改善し、介護と仕事の両立

この男性は、実家に戻り、父親の介護をすることになりました。しかし、弟との間で介護に対する価値観の違いから対立が生じました。そこで、家族カウンセリングを受け、弟とのコミュニケーションを改善。お互いの立場を理解し合い、協力して介護に取り組むことができるようになりました。また、仕事についても、リモートワークを活用し、介護と仕事を両立しています。

専門家の視点:

キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアプランを一緒に考え、最適な選択肢を見つけるお手伝いをします。転職エージェントは、あなたのスキルや経験に合った求人を紹介し、転職活動をサポートします。介護の専門家は、介護に関する様々な相談に対応し、適切なアドバイスを提供します。これらの専門家のサポートを受けることで、あなたの問題解決がスムーズに進むでしょう。

8. まとめと今後のステップ

遠距離介護と弟とのトラブルは、非常に複雑で困難な問題です。しかし、適切な対策を講じることで、状況を改善し、より良い未来を築くことができます。

今後のステップ:

1. 現状の整理と問題点の明確化: 抱えている問題を整理し、優先順位をつけましょう。
2. 介護体制の再構築: 専門家や親族との連携を強化し、介護体制を整えましょう。
3. 弟とのコミュニケーション戦略: 冷静な対応と建設的なコミュニケーションを心がけましょう。
4. 経済的な問題への対策: 財産管理や保険の見直しを行い、経済的な不安を解消しましょう。
5. 自身の心の健康を守る: 休息とリフレッシュを心がけ、専門家のサポートを受けましょう。
6. キャリアの選択肢と帰国後の生活: キャリアプランを具体的に考え、帰国後の生活を計画しましょう。

このプロセスを通じて、あなたは困難な状況を乗り越え、より充実した人生を送ることができるでしょう。あなたの幸せを心から願っています。

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