グループホームでの祖母のケアに関する疑問:専門家が答えます
グループホームでの祖母のケアに関する疑問:専門家が答えます
この記事では、介護施設での祖母のケアに関する疑問について、介護・福祉業界に精通した専門家としての視点から、具体的なアドバイスを提供します。グループホームでの祖母の状況に疑問を感じ、不安を抱えているあなたのために、客観的な情報と解決策を提示します。
至急です!! 介護、虐待、褥瘡、床擦れについて
経緯→祖母(現在93歳)が認知症により、グループホームに入所しました。
入所時は要介護度3(不潔行為等無し、リハパン)が2~3年で要介護度4(不潔行為有り、職員に暴力等、認知症の悪化)になりました。
2~3年の間に2回の転倒により(と聞いている)、顔(目の下辺り)青痣、面会時両腕に青痣等あり正直不信感いっぱいでした。
そして今年10月にベッドから転倒、大腿骨骨折しボルト入れの為に15日程入院。
看護士サン達は当然褥瘡ができない様にクッションを挟んでくれてました。
入院期間中、歩くリハビリも受けています。
入院を機にグループホームを退所。
新しいグループホームに入所(今月で約2ヶ月)。
新しいグループホームでは穏やかに過ごしていました※職員に暴力を振るわない、職員の手を握って離さない等、顔も穏やかになり親族共々嬉しく思ってました
退院してからの検診でも、少し痛がりましたが、車椅子を押し車代わりにスロープを歩く程でした。
しかし、祖母が褥瘡悪化により骨が出てしまいました。
回答願いたい事は
①グループホームにいて、両腕に青痣がいつもあると思いますか??
②入院期間含め約3ヶ月で、骨が出るほどの褥瘡は考えられますか??
自分はホームヘルパー2級を持ちグループホーム等で働いていましたが、どうも腑に落ちない事だらけです。
読みにくい文章ですみませんが回答どうかよろしくお願いいたします…
補足
自分はグループホーム、ディケア、病院等で働いていた時の意識と感覚での補足になります
当然ですが、青アザを作らない為に利用者様の体を触りますよね??
自分が働いていた時は細い方等細心の注意を払っていましたし青アザや、傷何でも体に異変があれば報告、対応、医療行為になる場合は看護士様にとしていました。
色々な家庭がある為家族が面倒見れないから「すみませんが…」思ってました。
利用者の家族様が「いつもありがとうございます」と仰られたら胸が痛みました。
当然、青アザ作ってしまったらそのご家族に謝罪しますよね。
そのホームでは謝罪どころか痣の報告すらされませんでした。
確認して「これどういう事ですか??」と聞かないと言わない所でした。
栄養に関して言うと入院中も3食しっかりし食べ退院後の新しいホームでは時間かかってもゆっくり自分で完食し畳の間があるので天気の良い日は畳の間に座ったり、ニコニコとしていて以前のホームに居た頃と全然違います。
文字数的に最後になりますが指定難病を抱える叔母と自分は障害者認定済みで自宅介護を6年程しまし。
ご相談ありがとうございます。93歳のお祖母様の介護について、様々なご心痛、お察しいたします。ホームヘルパー2級の資格をお持ちで、ご自身も介護の経験があるからこそ、現在の状況に疑問を感じ、不安を抱いていらっしゃるのですね。今回のケースについて、専門家の視点から詳しく解説し、疑問にお答えしていきます。
1. グループホームでの青あざについて
まず、グループホームでの生活において、お祖母様の腕に青あざが頻繁に見られることについてです。これは、非常に気になる点であり、看過できない問題です。
- 原因の可能性
- 転倒や衝突:認知症の方の場合、転倒のリスクが高まります。転倒時に腕をぶつけることで、青あざができることがあります。
- 身体的拘束:不適切な身体的拘束が行われている場合、腕に青あざができる可能性があります。
- 介護職員による不適切なケア:介護職員が、お祖母様の身体を扱う際に、不注意で青あざを作ってしまうことも考えられます。
- 皮膚の脆弱性:高齢者の皮膚は薄く、血管も脆くなっているため、少しの刺激でも青あざができやすいです。
- 対応策
- 施設への確認:まずは、グループホームの職員に、青あざの原因について詳しく説明を求めましょう。転倒の有無、身体的拘束の有無、ケアの方法などを確認します。
- 記録の確認:施設での記録を確認し、青あざができた日時や状況、対応について記録されているか確認しましょう。
- 第三者への相談:施設との話し合いで解決しない場合は、地域の相談窓口や弁護士など、第三者に相談することも検討しましょう。
2. 褥瘡(床ずれ)の進行について
次に、褥瘡(床ずれ)の進行についてです。入院期間を含めて約3ヶ月で、骨が出てしまうほどの褥瘡ができてしまったとのこと、これは深刻な状況です。
- 褥瘡の進行速度
- 褥瘡の原因
- 圧迫:長時間同じ体勢でいることで、体の特定の部分に圧力がかかり、血流が阻害され、褥瘡が発生します。
- 栄養状態:栄養不足や脱水は、褥瘡の治癒を遅らせる要因となります。
- 皮膚の清潔さ:皮膚の清潔さを保てないと、褥瘡が悪化しやすくなります。
- 摩擦・ずれ:寝返りや体位変換の際に、皮膚が摩擦やずれを起こすことで、褥瘡が発生しやすくなります。
- 褥瘡の予防と治療
- 体位変換:2時間おきに体位変換を行い、体の圧迫を軽減します。
- 栄養管理:バランスの取れた食事と十分な水分補給を行います。
- 皮膚の清潔保持:皮膚を清潔に保ち、乾燥を防ぎます。
- 専門的なケア:褥瘡ができてしまった場合は、専門医や看護師の指示に従い、適切な治療を行います。
褥瘡の進行速度は、個人の状態やケアの質によって大きく異なります。しかし、短期間で骨が出てしまうほどの褥瘡は、適切なケアが行われていなかった可能性が高いです。
3. グループホームの選び方と注意点
今回のケースを教訓に、今後のグループホーム選びや、現在のホームでの対応について、いくつかアドバイスをさせていただきます。
- グループホーム選びのポイント
- 施設の雰囲気:清潔で明るい雰囲気であるか、入居者の方が穏やかに過ごしているかなどを確認しましょう。
- 職員の対応:職員が親切で、入居者の方とのコミュニケーションが良好であるかを確認しましょう。
- ケアの内容:褥瘡や転倒予防など、具体的なケアの内容について説明を受け、確認しましょう。
- 情報公開:施設の運営状況や、過去のトラブルについて、情報公開されているかを確認しましょう。
- 現在のグループホームでの対応
- 情報共有:お祖母様の状態について、施設と積極的に情報共有を行いましょう。
- 疑問点の確認:気になる点があれば、遠慮なく施設に質問し、説明を求めましょう。
- 記録の確認:お祖母様の健康状態やケアの内容について、記録を確認しましょう。
- 第三者への相談:施設との話し合いで解決しない場合は、地域の相談窓口や弁護士など、第三者に相談することも検討しましょう。
4. 介護保険制度の活用
介護保険制度を最大限に活用することも重要です。お祖母様の状況に合わせて、適切なサービスを利用することで、より質の高いケアを受けることができます。
- 利用できるサービス
- 訪問介護:ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介助を行います。
- 訪問看護:看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
- 通所介護(デイサービス):日中に施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどを行います。
- 短期入所生活介護(ショートステイ):短期間、施設に入所し、介護サービスを受けます。
- 福祉用具のレンタル・購入:車椅子や介護ベッドなど、必要な福祉用具をレンタル・購入できます。
- 制度の活用方法
- ケアマネージャーとの相談:ケアマネージャーに相談し、お祖母様の状況に合ったケアプランを作成してもらいましょう。
- サービスの利用申請:必要なサービスについて、介護保険の申請を行いましょう。
- 費用の確認:利用するサービスの費用や、自己負担額について確認しましょう。
今回のケースは、介護施設でのケアの質について、深く考えさせられるものです。ご相談者様が、ご自身の経験と知識を活かし、お祖母様にとって最善のケアを提供できるよう、心から応援しています。
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5. 虐待の可能性について
今回のケースでは、虐待の可能性も否定できません。青あざの頻発、褥瘡の悪化、説明不足など、虐待を疑わせる要素がいくつかあります。
- 虐待の定義
- 虐待のサイン
- 原因不明の傷やあざ
- 不自然な行動や言動
- 栄養不足や不潔な状態
- 施設職員の対応の不自然さ
- 虐待への対応
- 証拠の収集:写真や記録など、虐待を裏付ける証拠を収集しましょう。
- 相談窓口への連絡:虐待の疑いがある場合は、地域の高齢者虐待対応窓口や、警察に相談しましょう。
- 弁護士への相談:必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
虐待には、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト(養育放棄)、性的虐待、経済的虐待などがあります。今回のケースでは、身体的虐待やネグレクトの可能性が考えられます。
6. 精神的なサポート
介護は、精神的にも負担の大きいものです。ご自身の心身の健康を保つことも、非常に重要です。
- ストレスへの対処
- 休息:十分な休息を取り、心身を休ませましょう。
- 気分転換:趣味や好きなことに時間を使い、気分転換を図りましょう。
- 相談:家族や友人、専門家などに相談し、悩みを共有しましょう。
- 専門家のサポート
- カウンセリング:専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
- サポートグループ:同じような境遇の方々と交流し、情報交換や悩み相談を行いましょう。
7. まとめ:より良いケアのために
お祖母様のケースは、介護施設でのケアの質について、多くの課題を提起しています。今回の記事で得た情報をもとに、ご自身でできることを一つずつ実践し、お祖母様にとってより良いケア環境を整えていきましょう。そして、ご自身の心身の健康も大切にしてください。
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