幼児園デビューを控えた娘の行動と、私の不安。専門家が教える、子どもの成長と心のケア

この記事では、2歳11ヶ月の娘さんの行動について、発達の可能性や幼児園への適応、そしてお母さんの精神的な不安について、具体的なアドバイスと解決策を提示します。発達障害の可能性、他人への攻撃性、場所見知り、集団生活への不安など、様々な悩みに対して、専門家の視点と具体的な対応策を交えながら、一緒に考えていきましょう。

2歳11ヶ月の娘がいます。2歳になったばかりの時に、保健センターで子供の親子教室があり。ずっと大泣きで、何もできず。聴覚が過敏な発達障害ではないかと言われています。

その後、切迫流産で入院。その後も安静の日々で何もできずにいました。その時娘は、小さな保育園に見てもらっていました。

2歳頃から、娘は他の子を叩くようになりました。特に一歳くらいの小柄な子に。保育園の先生からは、友達を叩いたとかは聞きませんでしたが。友達の輪には入れず、外から笑って見ていたみたいです。

二人め出産後、他の子を叩く、怒ったり泣いたりして「ダメ！バイバイ！」などと言う。おもちゃなど持ってると、奪おうとする。やはり特に小柄な子に対して。支援センターで相談して、療育に通う事になりましたが。ケアマネさんが見つからず一月頃に面談予定で、まだまだ先になりそうです。

今迄、鼻風邪の時はこまめに耳鼻科に通っていたのですが。一度行った時に他の子とトラブルになって、行きづらくなり。鼻風邪が悪化してしまい、空いてると聞いた耳鼻科に通いだしました。そこはズバズバ言うおばあちゃんの先生がやっていて。子供は良い聞かせれば解るよ。と言ってました。何度か行くと、少し混んでいる日があり。病院の入り口を入ると。娘が前に履いた事があるスリッパを履いている大人しい男の子がいて。娘はスリッパを履きたいと泣き出し、スリッパを譲ってもらいました。その後、娘はその男の子を意識しだし。「やだもーん！ダメ！」などと言いだし。その子の後に診察だったのですが、その子に「ダメ！」とキツイ口調で言いました。それを聞いた先生が「何でそんなこと言う？お母さんそんな感じの人じゃないのに」と言われたので、発達障害かもしれない話をすると。「そーだね！普通これくらいの子はそんな事言わない。動物飼ってる？おじいちゃんおばあちゃんとは住んでないの？思いやりの心を教えないと。」などと言われ。「これじゃまだ幼稚園行けないね。先生がかわいそう」と言われました。四月から幼児園に行くので、保育士の友人に聞いてみると。友人はすごく怒って、そんな心配はいらないと言ってくれましたが。やはり世間はそんな目で見るのかな？と悲しくなりました。

話が長くなりましたが。これから幼児園など行く娘が、色々と辛い思いをするのではと不安なのと。私もやはり精神的に疲れてるので。こんな感じでだんだん良くなったよ！って体験談が聞きたいです。

今の娘の気になる所は、他には

• 児童館に何度か遊びに行くと、いくつかの遊具やぬいぐるみなどを自分の物みたいに思うみたいで。今はブランコから離れず、キティのぬいぐるみを他の子が持ってると怒る。近くの子が持ってるオモチャを「貸して！貸して！」と騒ぐ。
• 自分の家や車に家族じゃない人が乗ると泣きわめく。
• 駐車場など、外で「怖い！怖い！抱っこ！」と泣き、歩いて欲しいと言ったら泣いて走りだした事がある。
• 親子で手遊びなどするのに参加すると、泣いて嫌がる。
• 友人などと子連れランチに行くと、大泣き。（一歳半くらいから）
• 友人のお見舞いに病室に入るとギャン泣き。私が入院中も病室に来たがらない。

その都度「そんな事言わないで」「これはみんなのオモチャだよ」など良い聞かせはしています。食事に変に偏りは無いです。他人が持ってるオモチャなどは欲しいみたいですが、一つの物にやたら終着するとかはありません。3ヶ月の妹には優しいです。

私の母親は元々口うるさく。今は躁鬱症で、躁状態の時は娘に色々小馬鹿にした感じで言うので、娘は躁状態のおばあちゃんに対しては「バイバイ！」とか言ってます。鬱の時は近づいてます。おじいちゃんは結構好きみたいですが、家の農業の仕事に忙しくあまり遊べません。敷地内同居で、旦那のお母さんが入るのですが。仕事が忙しく、結構ドライな方で、時々はかまってくれますが、そんなには遊んでいません。旦那は育児にとても協力してくれ、優しいです。動物は飼ってません。そんな家庭環境です。

長々すみません。

はじめに：子どもの成長と、それを見守る親の心の葛藤

2歳11ヶ月の娘さんの成長と、それを見守るお母さんの不安、本当に大変な状況だと思います。特に、発達の可能性や幼児園への適応、周囲の反応に対する戸惑いなど、様々な悩みがあることと思います。この状況を乗り越えるために、まずは現状を整理し、具体的な対応策を一緒に考えていきましょう。子どもの成長は、親にとって喜びと同時に、多くの不安を伴うものです。特に、初めての経験や、周りの子どもたちとの違いに直面したとき、その不安は大きくなるものです。しかし、適切な知識とサポートがあれば、必ず乗り越えることができます。

1. 現状の整理：娘さんの気になる行動と、その背景にあるもの

まず、娘さんの気になる行動を整理してみましょう。そして、それぞれの行動の背景にある可能性を考えていきます。

1-1. 他の子を叩く、おもちゃを奪おうとする

この行動は、2歳頃から見られるとのこと。これは、自己主張が強くなる時期に、自分の気持ちをうまく言葉で表現できないことや、まだ社会性が未発達であることが原因として考えられます。特に、小柄な子に対して叩くという行動は、相手が自分よりも弱いと認識している可能性も考えられます。

対応策：

• 言葉でのコミュニケーションを促す：「叩いたら、〇〇ちゃんが悲しいよ」「貸して、って言ってみよう」など、具体的な言葉で伝え、代替行動を教えます。
• 感情を理解する：「〇〇ちゃんも遊びたい気持ちだったんだね」と、子どもの気持ちを理解し、共感する姿勢を見せます。
• 安全な環境を作る：他の子どもとの接触時には、大人が見守り、トラブルが起きた場合はすぐに仲裁します。

1-2. 特定の場所や人に強い拒否反応を示す

児童館や病院、友人宅など、特定の場所や人に強い拒否反応を示すとのこと。これは、場所に対する不安感や、人見知り、または過去の経験からくるトラウマなどが原因として考えられます。

対応策：

• 事前準備：行く前に、場所や人に何があるのかを具体的に説明し、絵本や写真などを使って、視覚的に理解を促します。
• 安心できる存在：お母さんが常にそばにいて、安心感を与えます。抱っこしたり、手を繋いだりして、不安を和らげます。
• 無理強いしない：嫌がるときは、無理に近づけず、子どものペースに合わせて、少しずつ慣れていくようにします。

1-3. 自分の物を独占しようとする、貸し借りができない

おもちゃやブランコなどを自分の物のように思ったり、他の子が持っているものを欲しがったりするとのこと。これは、所有欲が強くなる時期であり、まだ「自分のもの」と「他人のもの」の区別が曖昧であることが原因として考えられます。

対応策：

• 所有権を教える：「これは〇〇ちゃんのもの」「これはみんなのもの」など、具体的に説明します。
• 貸し借りの練習：おもちゃを貸すこと、借りることの楽しさを体験させます。最初は、親が一緒に遊ぶ中で、貸し借りをする姿を見せるなど、模範を示します。
• 我慢を教える：欲しいものがすぐに手に入らないこと、順番を待つことなど、我慢することを少しずつ教えていきます。

2. 発達障害の可能性と、療育について

保健センターでの指摘や、耳鼻科の先生の言葉などから、発達障害の可能性を心配されているとのこと。発達障害は、早期発見と適切な支援が重要です。療育は、子どもの発達を促し、社会性を育むために非常に有効な手段です。

2-1. 発達障害の可能性について

発達障害には、自閉スペクトラム症（ASD）、注意欠如・多動性障害（ADHD）、学習障害（LD）など、様々な種類があります。娘さんの場合、聴覚過敏や、特定の場所や人への拒否反応、言葉でのコミュニケーションの難しさなどから、ASDの可能性も考えられます。しかし、発達障害の診断は、専門家による詳細な検査と評価が必要です。

対応策：

• 療育の開始：療育は、子どもの発達を促し、社会性を育むために非常に有効な手段です。療育では、専門家が子どもの特性に合わせたプログラムを提供し、遊びを通して様々なスキルを身につけることができます。
• 専門家への相談：発達障害の専門医や、臨床心理士に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。必要に応じて、発達検査を受けることも検討しましょう。
• 早期発見：早期に適切な支援を受けることで、子どもの成長を大きく促すことができます。

2-2. 療育の進め方

療育は、子どもの発達をサポートするための専門的な支援です。療育施設には、様々な種類があり、子どもの特性やニーズに合わせて、適切なプログラムが提供されます。

療育の種類：

• 個別療育：専門家が、子どもと1対1で関わり、個別の課題に取り組みます。
• 集団療育：他の子どもたちと一緒に、遊びや活動を通して、社会性を学びます。
• 親子療育：親も一緒に参加し、子どもの発達をサポートする方法を学びます。

療育に通うことになったものの、ケアマネージャーが見つからないとのこと。療育の開始が遅れることへの不安もあると思いますが、焦らずに、一つ一つ問題を解決していくことが大切です。

対応策：

• 自治体への相談：お住まいの自治体の福祉窓口に相談し、ケアマネージャーの紹介を依頼しましょう。
• 療育施設の選択：療育施設によっては、ケアマネージャーを紹介してくれる場合があります。
• 情報収集：インターネットや、地域の情報誌などで、療育に関する情報を集めましょう。

3. 幼児園への適応と、周囲の理解

4月から幼児園に通うとのこと。新しい環境への適応は、子どもにとって大きな挑戦です。また、周囲の理解を得ることも、スムーズな園生活を送るために重要です。

3-1. 幼児園での不安を軽減するために

幼児園での生活に不安を感じるのは当然のことです。しかし、事前の準備と、園との連携によって、不安を軽減することができます。

対応策：

• 園との連携：園の先生と積極的にコミュニケーションを取り、娘さんの特性や、気になることを伝えましょう。
• 事前訪問：入園前に、園に何度か足を運び、園の雰囲気に慣れさせましょう。
• 持ち物の準備：園で必要なものを一緒に選び、名前を書きましょう。
• 生活習慣の確立：早寝早起き、食事、排泄など、基本的な生活習慣を整えましょう。
• 絵本の活用：幼児園をテーマにした絵本を読み聞かせ、園生活への期待感を高めましょう。

3-2. 周囲の理解を得るために

周囲の理解を得ることは、子どもの成長をサポートするために非常に重要です。

対応策：

• 情報共有：園の先生や、他の保護者に対して、娘さんの特性や、困っていることを伝えましょう。
• オープンな姿勢：自分の気持ちを正直に伝え、周囲の協力を求めましょう。
• 理解を求める：発達障害について、正しい知識を伝え、理解を深めてもらいましょう。

4. お母さんの心のケア

子育ては、喜びと同時に、多くのストレスを伴うものです。特に、発達の遅れや、周囲の理解が得られない状況では、精神的に疲れてしまうこともあります。お母さんの心のケアも、子どもの成長をサポートするために非常に重要です。

4-1. ストレスを軽減する方法

ストレスを軽減するために、様々な方法を試してみましょう。

対応策：

• 休息：睡眠時間を確保し、心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。
• 気分転換：好きなことをしたり、趣味に時間を費やしたりして、気分転換を図りましょう。
• 相談：家族や友人、専門家などに相談し、悩みを共有しましょう。
• 情報収集：発達障害に関する情報を集め、知識を深めましょう。
• 自分の時間を確保する：少しの時間でも、自分のために使える時間を作りましょう。

4-2. サポートシステムの活用

一人で抱え込まずに、様々なサポートシステムを活用しましょう。

対応策：

• 家族のサポート：夫や、両親など、家族に協力を求め、育児の負担を分担しましょう。
• 地域のサポート：児童館や、子育て支援センターなどを利用し、情報交換や交流をしましょう。
• 専門家のサポート：専門家（医師、臨床心理士、保育士など）に相談し、アドバイスを受けましょう。

5. 体験談：だんだん良くなった！

最後に、同じような状況を乗り越えた人たちの体験談を紹介します。

体験談1：

「うちの子も、最初は他の子を叩いたり、おもちゃを奪ったりすることがありました。でも、療育に通い始めてから、少しずつ変わってきました。先生に教えてもらった言葉でのコミュニケーションを促す方法や、感情を理解する声かけを実践するうちに、徐々に落ち着いてきました。今では、お友達と仲良く遊べるようになり、本当に嬉しく思っています。」

体験談2：

「うちの子は、場所見知りが激しく、児童館や公園に行くのを嫌がっていました。でも、事前に場所の情報を伝えたり、一緒に遊びに行くことで、少しずつ慣れていきました。最初は、抱っこ紐から降りるのを嫌がっていましたが、今では、自分から遊具で遊ぶようになりました。焦らず、子どものペースに合わせて、少しずつ慣れていくことが大切だと思います。」

体験談3：

「私も、娘の発達について、色々と悩み、不安を感じていました。でも、夫や両親、保育園の先生など、周りの人に相談し、サポートしてもらうことで、気持ちが楽になりました。一人で抱え込まずに、周りの人に頼ることも大切だと思います。」

まとめ：子どもの成長を信じて、一歩ずつ

子どもの成長は、一進一退を繰り返しながら進んでいきます。時には、うまくいかないことや、悩むこともあるかもしれません。しかし、子どもの成長を信じ、適切なサポートと、愛情を持って接することで、必ず乗り越えることができます。

今回の記事で紹介した情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。焦らずに、子どものペースに合わせて、一歩ずつ進んでいきましょう。そして、困ったことがあれば、いつでも相談してください。

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