91歳の祖父の脳梗塞と介護問題…希望を見出すためのキャリアコンサルタントからのアドバイス

この記事では、ご家族の介護問題に直面し、将来への不安を抱えているあなたへ、キャリアコンサルタントとしての視点から、具体的なアドバイスと希望を見出すためのお手伝いをさせていただきます。今回のケースは、脳梗塞を発症した91歳のおじい様の介護に関するもので、医療機関とのコミュニケーションの難しさ、今後の治療や生活への不安など、多くの課題が複雑に絡み合っています。介護は、ご本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担となるものです。しかし、適切な情報とサポートを得ることで、より良い方向へと進むことができます。この記事が、少しでもあなたの心の支えとなり、明るい未来を描くための一助となれば幸いです。

皆さんの経験などを教えて頂けたら光栄です。長くなりますが、すみません宜しくお願い致します。

3月1日に脳梗塞で私の祖父が救急車で運ばれました。いろいろな検査の結果、言語障害が起きる所が詰まっていると言うことで右足右手の麻痺が少々あるようです。病院の先生からは、人間じゃないようだ。他国の言葉をしゃべっているようだ。生きる希望が見当たらない。など突き放ような話をされました。私の祖父は頑固で、病院嫌いなところもありそれが先生にとっては反抗的な態度に見えたようです。先生は精神科しか紹介できません。と言い私たち家族はどうしたらいいか分かりません。また入れ歯と言うこともあり、食事も取ろうとせずなかなか大変なようで、病院の方からは3つの選択肢を迫られ、胃ろうにするか、点滴にするか、本人の意欲に任せるにするか決めてほしいとの事でした。

91歳の祖父は、大きな病気もせず食べることも大好きで今まで生きてきたので、また持ち直してご飯を食べてくれることを期待して私たちは本人の意欲に任せご飯を出してほしい旨伝えました。ですが実際出ていたのは昼食のみでした。今コロナで病院のほうに入れない分、ほとんどどんなことが起きているのかもわからず不安だけがあります。

今日紹介状を書いてくれる病院のほうに話を聞きに行ってきました。その時にご飯は昼食のみだった事が分かり不信感しかありません。

オンラインの面会をした時家族の声に反応して笑ってくれた祖父の顔が忘れられずかわいそうでなりません。もっと病院の先生からは生きる希望や頑張って治療することを聞きたかったのですが、そうではなく、まるで年寄りはもうダメと決めつけたように聞こえました。

今は少しのペースト状のものを数口と点滴の状態が続いています。何とか元気になれば良いのですがなかなか介護施設への紹介状も書いてくれずどうしたらいいか分かりません。どんなことでもかまいません。何か良い方法など何かあったら教えていただけたら光栄です。

先生が言っていることと、オンライン等で見た祖父は違っていてなんだか生きようと頑張っているように見えました。どこに行ったらわかってくれるのかどうしたらいいかわかりません教えてくださいお願いします。

長くなり大変申し訳ありません。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まず、現状を整理し、抱えている問題点を具体的に把握することから始めましょう。今回のケースでは、以下の点が主な問題点として挙げられます。

• 医療機関とのコミュニケーションの課題: 医師からの突き放すような言葉、情報開示の不足、治療方針に関する説明不足など。
• 祖父の心身の状態: 脳梗塞による言語障害、身体麻痺、食事摂取の困難さ、精神的な落ち込み。
• 家族の精神的負担: 祖父の容態への不安、医療機関への不信感、今後の介護に対する漠然とした不安。
• 介護体制の未整備: 介護施設の紹介が進まない、適切な介護サービスの利用方法が不明。

これらの問題点を整理することで、具体的な解決策を検討するための第一歩となります。キャリアコンサルタントとして、問題解決に向けた道筋を一緒に考えていきましょう。

2. 医療機関とのコミュニケーション改善

医療機関とのコミュニケーションは、円滑な治療を進める上で非常に重要です。以下の点を意識して、積極的にコミュニケーションを図りましょう。

• 情報収集: 医師や看護師に対して、祖父の病状、治療方針、今後の見通しについて、積極的に質問しましょう。疑問点は遠慮なく質問し、納得できるまで説明を求めてください。
• 記録: 診察や面会の際に、話した内容をメモに残しましょう。これにより、情報の整理がしやすくなり、後で疑問点が出てきた場合にも対応できます。
• チーム医療への参加: 医師だけでなく、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、多職種連携によるチーム医療に参加しましょう。それぞれの専門家から、専門的なアドバイスやサポートを受けることができます。
• セカンドオピニオンの検討: 現在の医療機関での治療方針に疑問がある場合は、他の医療機関でセカンドオピニオンを求めることも検討しましょう。複数の医師の意見を聞くことで、より適切な治療法が見つかる可能性があります。
• コミュニケーションツール: 言語障害がある場合は、筆談や絵カードなど、コミュニケーションを円滑にするためのツールを活用しましょう。

3. 祖父の心身のケア

祖父の心身の状態をケアすることも、非常に重要です。以下の点に留意しましょう。

• 精神的なサポート: 祖父が孤独感や不安を感じないように、頻繁に面会し、話を聞き、励ましましょう。オンライン面会も有効活用し、家族の顔を見せることで安心感を与えることができます。
• 食事の工夫: 食事摂取が困難な場合は、栄養士に相談し、食べやすい形態の食事や、栄養補助食品などを検討しましょう。食事は、生きる意欲を高める上で非常に重要です。
• リハビリテーション: 理学療法士や作業療法士によるリハビリテーションを受け、身体機能の回復を目指しましょう。言語聴覚士による言語訓練も、言語能力の回復に役立ちます。
• 趣味や楽しみ: 祖父の趣味や楽しみを考慮し、できる範囲で取り組めるようにサポートしましょう。例えば、音楽を聴いたり、好きな映画を見たりすることで、精神的な安らぎを得ることができます。

4. 介護サービスの利用と情報収集

適切な介護サービスの利用は、家族の負担を軽減し、祖父の生活の質を向上させるために不可欠です。以下の情報を収集し、積極的に活用しましょう。

• 介護保険制度: 介護保険制度について理解し、要介護認定の申請を行いましょう。要介護認定を受けることで、様々な介護サービスを利用することができます。
• 介護サービスの選択肢: 訪問介護、デイサービス、ショートステイ、介護老人保健施設、特別養護老人ホームなど、様々な介護サービスがあります。祖父の状況や家族の状況に合わせて、最適なサービスを選択しましょう。
• 介護施設の選定: 介護施設を選ぶ際には、施設の設備、スタッフの質、サービスの質、費用などを比較検討しましょう。可能であれば、見学に行き、施設の雰囲気を直接確認することをお勧めします。
• 地域包括支援センター: 地域包括支援センターは、高齢者の介護に関する相談窓口です。介護保険制度や介護サービスに関する情報提供、ケアプランの作成支援など、様々なサポートを受けることができます。
• ケアマネージャー: ケアマネージャーは、介護に関する専門家です。ケアプランの作成、介護サービスの調整、介護に関する相談など、様々なサポートを提供してくれます。

5. 家族のサポート体制の構築

介護は、家族だけで抱え込むのではなく、周囲のサポートを得ながら行うことが重要です。以下の点を意識して、サポート体制を構築しましょう。

• 家族間の協力: 家族間で役割分担を行い、協力して介護に取り組みましょう。情報共有を密にし、互いに助け合いながら、負担を軽減することが大切です。
• 親族や友人の協力: 親族や友人にも協力を求め、可能な範囲でサポートしてもらいましょう。
• 地域のサポート: 民生委員やボランティア団体など、地域のサポートも活用しましょう。
• 専門家への相談: 介護に関する悩みや不安は、専門家（医師、看護師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなど）に相談しましょう。
• 休息とリフレッシュ: 介護は心身ともに負担が大きいものです。定期的に休息を取り、リフレッシュする時間を作りましょう。

6. ポジティブな視点と希望の維持

介護は、困難な状況に直面することもありますが、決して絶望することはありません。以下の点を意識して、ポジティブな視点を持ち、希望を維持しましょう。

• 小さな進歩に目を向ける: 祖父の小さな変化や進歩に目を向け、喜びを分かち合いましょう。例えば、食事を少しでも食べられるようになった、笑顔を見せるようになったなど、小さなことでも大きな喜びとなります。
• 感謝の気持ちを持つ: 祖父が今まで生きてきたことに感謝し、支えてくれる家族や医療従事者、介護サービス提供者に感謝の気持ちを伝えましょう。
• 目標を設定する: 祖父の回復に向けた目標を設定し、それに向かって努力しましょう。目標を持つことで、モチベーションを維持することができます。
• 情報収集と学習: 介護に関する情報を積極的に収集し、学習を続けることで、より適切な対応ができるようになります。
• 専門家との連携: 医師、看護師、ケアマネージャーなど、専門家と連携し、アドバイスを受けながら、一緒に解決策を見つけ出しましょう。

7. 具体的な行動計画の作成

上記の情報を踏まえ、具体的な行動計画を作成し、一つずつ実行していくことが重要です。以下は、行動計画の例です。

• ステップ1: 医療機関との面談を行い、祖父の病状、治療方針、今後の見通しについて詳しく説明を求める。
• ステップ2: セカンドオピニオンを検討し、他の医療機関の意見を聞く。
• ステップ3: 祖父の食事について、栄養士に相談し、食べやすい形態の食事や栄養補助食品を検討する。
• ステップ4: 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるリハビリテーションを開始する。
• ステップ5: 介護保険の申請を行い、要介護認定を受ける。
• ステップ6: 地域包括支援センターに相談し、介護サービスに関する情報収集を行う。
• ステップ7: ケアマネージャーと連携し、ケアプランを作成する。
• ステップ8: 介護サービスの利用を開始する。
• ステップ9: 家族間の役割分担を明確にし、協力体制を構築する。
• ステップ10: 定期的に休息を取り、リフレッシュする時間を作る。

8. キャリアコンサルタントからのアドバイス

今回のケースは、介護問題に直面しているご家族にとって、非常に困難な状況です。しかし、適切な情報とサポートを得ることで、必ず解決の糸口は見つかります。キャリアコンサルタントとして、以下の点をお伝えします。

• 焦らず、一つずつ: 焦らず、一つずつ問題に取り組みましょう。焦りは、冷静な判断を妨げ、問題を悪化させる可能性があります。
• 情報収集を怠らない: 介護に関する情報を積極的に収集し、学習を続けることで、より適切な対応ができるようになります。
• 専門家を頼る: 医師、看護師、ケアマネージャーなど、専門家を頼り、アドバイスを受けながら、一緒に解決策を見つけ出しましょう。
• 自分を大切にする: 介護は、心身ともに負担が大きいものです。自分を大切にし、休息を取り、リフレッシュする時間を作りましょう。
• 希望を失わない: 困難な状況でも、希望を失わず、前向きに考えましょう。必ず、明るい未来が待っています。

介護は、大変なことも多いですが、同時に、家族の絆を深め、人生の価値観を見つめ直す良い機会にもなります。今回の経験を通して、あなた自身も成長し、より豊かな人生を送ることができるはずです。応援しています。

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