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介護と相続問題:兄との対立、どうすれば良い?専門家が教える解決策

介護と相続問題:兄との対立、どうすれば良い?専門家が教える解決策

この記事では、介護と相続に関する複雑な問題に直面しているあなたへ、具体的な解決策と心の支えとなる情報を提供します。特に、ご自身のキャリアや将来設計にも影響を及ぼしかねない、家族間の対立や金銭問題について、専門家の視点からアドバイスします。状況を整理し、冷静に問題解決へと進むためのヒントをお届けします。

うちの母は2019年7月から介護施設に入っています。契約者は兄ですが、諸経費はすべて母の年金と貯金で賄っています。

母が入所に至るまでは私が中心になって介護施設を回り、空きを見つけ、衣服も準備し名前をつけたりしました。

介護施設は兄の住む実家から車で5分、私は県外居住、弟は看護師です。

2020年1月のコロナ禍以来、県境を越えて移動するのが難しく、特に介護施設は面会禁止なので、手紙や電話、時折、母の好物を送るだけでした。

最初は準備が多かったものの、今は季節の衣服やちょっとしたおやつ程度で、それほど大変ではないと思っていました。

兄は20年来躁うつ病で契約者としての負担大と思い、私が契約者になろうと思っていました。

でも、兄が「長男としてのプライド」と言うので不安ながらも兄にしました。

コロナ禍でここ2年は兄だけが必要な衣服を持っていったり(面会は禁止)、お菓子を買ったりするので、兄は、自分だけが母のことをさせられていると不満だったようです。こちらは、そんなのはネット注文でもできるし、近くに大きな店もあるのだから、それほど負担とは思っていませんでした。

先日、兄が物損事故を起こし、相手の車の修理費に21万円弱必要なので母からお金を借りたいと言ってきました。

母の通帳は私が預かり、印は兄が預かっています。

元は兄が両方とも預かっていましたが、買い物依存症で、心配したとおり、1年半前の秋、母のお金を勝手に100万円引き出し60万ほど使込んでいました。うち8万円程度は、何を買ったのかも覚えてないと。

兄が借りたいと言ってきた時、実家には、手元に母のお金は現金で22万あり。

兄は修理費は21万弱だから、不意の出費も含め30万送れと言ってきました。

なぜ30万も必要なのか納得できなかったので、母と相談するといって電話を切り、母と電話で相談して21万+5万(非課税世帯給付金の半分)=26万振込み。その日のうちにその通帳面をコピーし、説明の手紙を送りました。

しかし、手紙がつくより先に、たまたまATMに立ち寄った兄は、私が電話することもなしに、26万円が振り込まれたことに激怒。そのまま26万振込返し、その翌日届いたらしい私の説明の手紙は読まずに返送してきました。

ただ、その時、兄は「自分は信用がないようだから、母の世話はすべてお前がやれ」とこちらの了解をとることなく、介護施設にも「連絡は妹に」と言ったようです。

一方的だとは思いましたが、私は、自分が母の世話をすることは大歓迎で、これで、自分だけが大変な思いをしているという兄の不満も聞かずに済むと思っていました。

ところが、母の銀行印や年金証書やマイナンバーカードは兄が保管していますが、いつまでたっても送ってきません。

送るように返信用封筒を入れて手紙を書いても、読まずに突っ返してきたのが2回ほど。電話をかけても出ません。

少しすると、「母の通帳を自分(=兄)に送れ、その方が、郵送料が安くすむ」と書いてきました。安くなると言っても120円程度です。

しかし、買い物依存症で、つい1年半前に使込みをしたこともあるし、長い間本人に会ったこともなく兄の精神状態も不明なのに、安心して送れるわけがない。

気を使いながらも、「以前『俺を信用してないのか!』と怒るから、通帳も印も預けたが使い込んだ。病気のせいだとはいえ、今も病気ではないとこちらはどうやってわかるだろう?手続きは今まで通りこちらでする」と書いて送り、母に電話し、母から兄に言ってくれるよう頼みました。貯金の預けかえをしないといけないので、年金証書が必須。

でも、母が施設の人を通じて電話しても「現在使われておりません」のアナウンスだけ。ブロックされたのでしょうか?

今日、兄から手紙が届きましたが、レポート用紙14枚に渡る長文で、いかに自分が傷ついたか、振込前に電話もしなかった私がいかに人間として信用できない、信義にもとる人間であるか、「人に頼んでそれを拒否される気持ちがわかったか。お前は信義にもとる真似をした。償うには、母の通帳をこちらに送るしかない」と書いてきました。

母は兄の怒りを恐れ「そこまで怒るのなら、通帳を渡しても…」といいますが

きつい言葉で母を支配してきたのを見ているので、私は反対です。

長々とすみません。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

質問は

1.兄の言うことは妥当でしょうか?

2.皆さんが私や母の立場にいらしたら、どうされますか?

3.年金証書やマイナンバーカードは本人が持つべきもので、本人が必要な時に保管者である兄が出さないのはおかしいと思う。再発行なり警察に相談してみようかと思っていますが…他にもっといい考えがあれば、どうか教えていただきたいです。

ご相談ありがとうございます。ご家族の介護と相続に関する問題は、非常にデリケートで、感情的な対立を生みやすいものです。今回のケースでは、兄との関係悪化、金銭問題、そして母親の将来に対する不安など、多くの課題が複雑に絡み合っています。以下、それぞれの質問に対する回答と、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. 兄の言うことは妥当でしょうか?

兄の主張が「妥当」かどうかを判断するには、いくつかの側面から検討する必要があります。

  • 感情的な側面: 兄は、長年介護契約者としての責任を負い、精神的な負担を感じていた可能性があります。また、金銭的な問題や、妹であるあなたとのコミュニケーション不足から、不信感や孤立感を募らせていたのかもしれません。しかし、その感情が、他者の権利を侵害したり、不合理な要求を正当化する理由にはなりません。
  • 法的な側面: 兄が母親の年金証書やマイナンバーカードを保管し、必要な時に渡さない行為は、場合によっては問題となる可能性があります。特に、母親の財産管理や手続きに支障をきたす場合、法的措置を検討することも視野に入れるべきです。
  • 倫理的な側面: 兄が母親の財産を不適切に利用した過去があること、現在の精神状態が不安定であることなどを考慮すると、兄の主張を全面的に受け入れることは難しいと言えます。

総合的に判断すると、兄の主張は必ずしも「妥当」とは言えません。彼の感情や置かれた状況を理解することは重要ですが、それだけで彼の行動を正当化することはできません。特に、母親の財産管理や権利を侵害するような行動は、看過すべきではありません。

2. あなたや母親の立場なら、どうされますか?

この状況で、私(専門家)があなたや母親の立場であれば、以下の点を重視して行動します。

  • 母親の安全と権利の保護: 母親の心身の健康と、財産を守ることが最優先事項です。兄との関係が悪化している場合でも、母親の意思を尊重し、彼女の権利が侵害されないように最大限の努力をします。
  • 専門家への相談: 弁護士、行政書士、または介護専門家など、専門家のアドバイスを求めます。法的な問題や、介護に関する手続きについて、適切なサポートを受けることが重要です。
  • 客観的な事実の把握: 兄の行動や、母親の財産状況について、客観的な事実を把握します。記録を残し、証拠を確保することで、今後の問題解決に役立てます。
  • コミュニケーションの改善: 兄との対話の機会を設け、お互いの誤解を解き、建設的な関係を築く努力をします。ただし、感情的な対立が激しい場合は、第三者を交えた話し合いを検討します。
  • 冷静な判断: 感情的にならず、冷静に状況を分析し、最適な解決策を探します。焦って行動せず、時間をかけて、慎重に判断します。

具体的には、以下のような行動をとるでしょう。

  1. 弁護士への相談: 兄の行動が法的に問題ないか、専門家の意見を求めます。母親の財産を守るための法的手段や、今後の対応についてアドバイスを受けます。
  2. 成年後見制度の検討: 母親の判断能力が低下している場合、成年後見制度の利用を検討します。成年後見人が選任されれば、母親の財産管理や、身上監護に関する問題について、適切なサポートを受けることができます。
  3. 兄との話し合い: 弁護士や、介護専門家などを交えて、兄との話し合いの場を設けます。お互いの意見を交換し、今後の対応について合意形成を目指します。
  4. 母親とのコミュニケーション: 母親の気持ちを尊重し、彼女の意思を確認します。母親が安心して暮らせるように、精神的なサポートを行います。

3. 年金証書やマイナンバーカードの対応について

年金証書やマイナンバーカードは、本人にとって非常に重要な書類です。兄がこれらの書類を保管し、必要な時に渡さない行為は、以下のような問題を引き起こす可能性があります。

  • 年金の手続きの遅延: 年金の手続きには、年金証書が必要となる場合があります。兄が証書を渡さない場合、手続きが遅延し、母親の生活に支障をきたす可能性があります。
  • マイナンバーカードの利用制限: マイナンバーカードは、様々な行政手続きや、本人確認に利用されます。カードが手元にない場合、これらの手続きができなくなる可能性があります。
  • 詐欺のリスク: 兄がこれらの書類を悪用し、母親の財産を不正に利用するリスクも否定できません。

この問題に対する具体的な対応策は、以下の通りです。

  1. 兄との交渉: まずは、兄に書類を渡すように直接交渉します。なぜ書類が必要なのか、丁寧に説明し、理解を求めます。
  2. 母親の意思確認: 母親に、書類をどうしたいか、意思を確認します。母親が兄に渡して欲しくない場合は、その意思を尊重し、他の方法を検討します。
  3. 再発行の手続き: 年金証書やマイナンバーカードを紛失した場合、再発行の手続きが可能です。年金事務所や、市区町村の窓口に相談し、手続きを行います。
  4. 警察への相談: 兄が書類を渡さない場合、詐欺や横領の疑いがある場合は、警察に相談することも検討します。
  5. 弁護士への相談: 弁護士に相談し、法的なアドバイスを受けます。書類の返還を求める訴訟を起こすことも、選択肢の一つです。

今回のケースでは、兄との関係が悪化しており、話し合いでの解決が難しい可能性があります。その場合は、弁護士に相談し、法的な手段を検討することをお勧めします。また、母親の意思を尊重し、彼女の安全と権利を守ることが最優先事項です。

この問題は、介護、相続、そして家族関係という、非常に複雑な要素が絡み合っています。一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人に相談し、適切なサポートを受けることが重要です。あなたの状況が少しでも改善されることを願っています。

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追加のアドバイス

上記に加えて、以下の点も意識すると、より良い解決策を見つけやすくなります。

  • 専門家の活用: 弁護士、行政書士、介護支援専門員など、それぞれの専門家に相談し、多角的な視点からアドバイスを受ける。
  • 記録の重要性: 兄とのやり取りや、母親の財産状況について、記録を残しておく。これは、将来的なトラブルを回避するための重要な証拠となる。
  • 感情のコントロール: 家族間の問題は、感情的になりやすいものです。冷静さを保ち、感情に流されないように注意する。
  • 母親とのコミュニケーション: 母親の気持ちを理解し、彼女の意思を尊重する。彼女が安心して暮らせるように、精神的なサポートを行う。
  • 長期的な視点: 問題解決には時間がかかる場合があります。焦らず、長期的な視点を持って、じっくりと取り組む。

今回のケースは、非常に複雑で、解決には時間がかかる可能性があります。しかし、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず道は開けます。あなたの努力が報われることを心から願っています。

介護と相続問題の解決に向けたステップ

この複雑な問題を解決するためには、段階的に進めていくことが重要です。以下に、具体的なステップを示します。

  1. 現状の把握: まずは、現状を正確に把握することから始めましょう。母親の健康状態、財産状況、兄との関係性、そしてあなたの置かれている状況を整理します。
  2. 情報収集: 介護保険制度、成年後見制度、相続に関する法制度など、必要な情報を収集します。インターネット検索、専門家への相談、書籍の活用など、様々な方法で情報を集めましょう。
  3. 専門家への相談: 弁護士、行政書士、介護支援専門員など、専門家への相談は不可欠です。あなたの状況に合った専門家を選び、アドバイスを受けましょう。
  4. 関係者との話し合い: 兄や母親と、今後の対応について話し合いましょう。可能であれば、第三者(弁護士など)を交えて話し合いを行うと、より円滑に進む場合があります。
  5. 手続きの実行: 必要に応じて、成年後見制度の利用、遺産分割協議、介護保険の申請など、具体的な手続きを実行します。
  6. 定期的な見直し: 問題は、一度解決すれば終わりではありません。定期的に状況を見直し、必要に応じて対応策を修正していく必要があります。

介護と相続問題における注意点

これらの問題を解決するにあたり、以下の点に注意しましょう。

  • 感情的にならない: 家族間の問題は、感情的になりやすいものです。冷静さを保ち、感情に流されないように注意しましょう。
  • 情報収集を怠らない: 介護保険制度や、相続に関する法制度は、複雑で、頻繁に改正されます。常に最新の情報を収集し、適切な対応を心がけましょう。
  • 専門家の意見を参考に: 専門家のアドバイスは、問題解決の大きな助けとなります。専門家の意見を参考に、適切な判断を行いましょう。
  • 早めの対応: 問題が深刻化する前に、早めに対応することが重要です。放置しておくと、問題が複雑化し、解決が困難になる可能性があります。
  • 母親の意思を尊重: 母親の意思を尊重し、彼女の希望に沿った解決策を探しましょう。

これらの注意点を守り、粘り強く取り組むことで、必ず問題は解決できます。あなたの努力が報われることを心から願っています。

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