生活保護は本当に無理？30歳女性ジュエリー販売員の経済的困窮からの脱出方法を徹底解説

今回の記事では、生活保護の申請を検討している30歳の女性ジュエリー販売員の方からのご相談にお答えします。経済的な困窮から抜け出すために、生活保護の可能性を探るとともに、現状を打破するための具体的な方法を、キャリアコンサルタントの視点から解説します。

もう生活が出来ない状態なので、生活保護希望として皆様の知恵をお借りしたく、初投稿させて頂きます。

まず、私は9月に転職して、今の職場で12月から正社員のジュエリー販売員として勤務している、今年30歳の女です。

父は2年前に病気で生死を彷徨い、回復はしたものの、脳梗塞を起こしていたので、高次脳障害があります。運転免許の更新は医師の診断上危険とされ、車も処分しました。自営業だった為、車がないと現場にも行けないダクト掃除や企業のエアコンメンテ業なので、元々仕事を振ってくれていた方にも呼ばれず、現状無職になりました。

母は大学時代に他界してます。

私の総支給は182,000円、手取りは150,000円ほどで、仕事上商品を身に付けないとなので、分割で14,000円社販の天引きが今月の給与から始まります。交通費は支給ありませんので社保合わせると手元に120,000しか残りません。

クレジットは父が過去にブラック登録されてるのと、保険入ってくれていなかったので、医療費の為にカード会社2社に、合計50万借金しているので、作れません。

年金調べて頂きましたが、父がちゃんと払っていなかったので、今年は5月から3000円程度しかもらえません。

家賃は35000円、二階建ての戸建てハイツで駅近5分。前のハイツは父が家賃滞納してたのをツテを使って弁護士に対応してもらいチャラにしました。自己破産もしてもらいました。で、今の家にありつけた、という経緯です。

35000円なら生活保護の範囲内になるとお話を聞いて市役所に掛け合いましたが、まずは年金調べてくれ、無駄な携帯代を削っては？だの言ってかわされてます。

手元に12万しか残らなくて、父がずっと家にいるから光熱費はどうしても削れてくれません。元々頑固者なので細かい節約の努力も理解してくれてません。これは私の落ち度ですが、携帯安くなるプランに変えた翌月、なぜ使えないんだと問い合わせ、有料の制限を父は自分で外しMAXまで使用できるように変わっていたので思う存分使ってくれ、今までに父の携帯代で3ヶ月合わせて10万は払わざるを得ない状態がありました。その度にカード会社から借りて、もうすぐで1社完済できた筈の希望もなくなり、満額まで借りたので、私の年収では増額審査はもちろん通らず、今手元に5000しかありません。

電気代の支払い、私の食費と通信費を合算しての携帯代の支払い、出来ていません。

趣味は観劇だったのですが、もう無理なので今は恋人との時間だけ、そして働いてる時だけが救いです。

単刀直入に聞きます。

これで生活保護、無理なんでしょうか。

恋人は静岡、私は奈良で遠距離、今まで月一で中間の名古屋で会ってました。もう2ヶ月会ってません。なんならお米送ってもらってます。光熱費も一度助けてもらっていて、、申し訳ないです。

歳も歳なので、今の方と結婚を考えていますが、こんな家計、経済状況なのでまったく未来が見えません。というか明日生きれるかを常に考えてて仕事行かないとなのに現在不眠症です。

父だけが悪い訳ではないのは重々承知しています。私に貯蓄があれば、保険に入っていれば、もっと父の管理を出来ていれば…私の管理が甘かった、高次脳障害への理解が足りていなかったと毎日自分をせめています。

父との食事の度に、私が休みの日に家にいてテレビをみてダラダラしてるの見るたびに喧嘩してます。

転職はコロナ禍で劇場の仕事を辞めざるを得なくなったのでしまた。給付金制度も既に満額利用しました。

それでも現状やっていけてません。

足りなかったからカード会社に借りた、それが続いた結果、もう今月を生きられるか、仕事に行けるかも怪しいです。

こんな困窮してても、生活保護は同居してる状態では、父が無職ではダメなのでしょうか。

このままでは鬱になりそうです。補足回答ありがとうございます。

追記すると、まず緊急小口資金満額の60万使い果たしました。何に使ったかですが、前の家での家賃分割払い、2人分の食費光熱費、そして父のどうしても払わないといけなかった、借金滞納の返済、引越し費用で使い果たしています。

市役所には私の予定が合わないので、とりあえず個別に行ったのですが、お二人で揃ってお話を聞きたいと言われています。12日休みに親子で行く予定で、年金どうだったか、私の収入支出、全部明細持ち込むつもりでいます。

国民健康保険も私が分割で父の滞納分を、毎月顔出して納めてます。

でも、今月にお金入ってくれないとやっていけそうにないので、今は副業探しています。

ご相談ありがとうございます。現在の状況は非常に厳しいものと拝察します。経済的な困窮、ご自身の将来への不安、そしてご家族の介護と、多くの困難に直面されていることと思います。しかし、諦めることなく、一つ一つ問題を整理し、解決策を見つけていくことが重要です。この記事では、生活保護の可能性、そして生活を立て直すための具体的な方法を、キャリアコンサルタントの視点から詳しく解説していきます。

1. 生活保護の申請について

まず、生活保護の申請について、現状の状況から可能性を探っていきましょう。生活保護は、生活に困窮する人々に対して、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障することを目的とした制度です。申請の可否は、個々の状況によって判断されます。

1-1. 生活保護の受給条件

生活保護の受給には、以下の条件を満たす必要があります。

• 資産の活用： 預貯金、不動産、自動車などの資産を保有している場合は、原則として活用する必要があります。
• 能力の活用： 働くことができる場合は、その能力に応じて働く必要があります。
• 他からの支援の活用： 親族からの援助など、他の制度や支援を活用できる場合は、まずそちらを優先する必要があります。
• 世帯の困窮度： 世帯の収入が、厚生労働大臣が定める最低生活費を下回っている必要があります。

1-2. 相談者の状況と生活保護の可能性

相談者の状況を上記の条件に照らし合わせてみましょう。

• 資産： 預貯金は5,000円と、ほとんどない状況です。
• 能力： ジュエリー販売員として就労しており、働く意思は明確です。
• 他からの支援： 恋人からの経済的な支援は、一時的なものであり、継続的な支援とは言えません。親族からの援助も期待できない状況です。
• 世帯の困窮度： 手取り12万円で、家賃35,000円、社販天引き14,000円、父の携帯代、食費、光熱費などを考慮すると、明らかに生活費が不足しています。

これらの状況から、生活保護の申請は十分に検討に値すると言えます。特に、収入が少なく、生活費が不足している状況は、生活保護の受給を検討する大きな理由となります。ただし、同居している父親の状況が、申請に影響を与える可能性があります。生活保護は、世帯単位で判断されるため、父親が無職であること、年金が少ないことなどが、審査に影響する可能性があります。市役所の方と相談し、詳細な状況を説明することが重要です。

1-3. 市役所との相談の進め方

市役所との相談では、以下の点を明確に説明することが重要です。

• 収入と支出の詳細： 収入（給与明細、年金など）と支出（家賃、光熱費、食費、通信費、医療費など）をすべて明示し、生活費が不足していることを具体的に説明しましょう。
• 困窮に至った経緯： 借金の理由、緊急小口資金の使い道、これまでの生活状況などを正直に説明しましょう。
• 今後の生活への希望： 生活保護を受給した場合の、今後の生活設計や自立に向けた計画を伝えましょう。例えば、「ジュエリー販売員の仕事に加えて、副業を検討し収入を増やしたい」「資格取得を目指したい」など、具体的な目標を示すことが重要です。
• 父親との関係： 父親の状況（高次脳障害、無職、年金受給状況など）を説明し、今後の介護や生活について、どのように協力していくのかを伝えましょう。

市役所との相談は、一度で終わるとは限りません。何度も足を運び、粘り強く説明することが大切です。また、相談の際には、感情的にならず、冷静に現状を伝えるように心がけましょう。

2. 生活保護以外の選択肢

生活保護の申請と並行して、生活を立て直すための他の選択肢も検討しましょう。

2-1. 収入を増やす

収入を増やすことは、生活を立て直すための重要な手段です。

• 副業の検討： 週末や勤務時間外にできる副業を探しましょう。例えば、ジュエリー販売の経験を活かして、オンライン販売やフリマアプリでの販売を検討できます。また、データ入力やアンケートモニターなど、比較的始めやすい副業もあります。
• キャリアアップ： ジュエリー販売員としての経験を積み、店長やマネージャーを目指すことで、収入アップを目指せます。また、販売スキルを向上させるための研修や資格取得も有効です。
• 転職： 現在の職場での収入に不満がある場合は、より高収入の求人を探すことも検討しましょう。販売職だけでなく、あなたのスキルや経験を活かせる他の職種も視野に入れると良いでしょう。

2-2. 支出を減らす

支出を減らすことも、生活を改善するために重要です。

• 家計の見直し： 家計簿をつけ、収入と支出を把握しましょう。固定費（家賃、通信費、保険料など）の見直しから始め、無駄な支出を削減しましょう。
• 携帯料金の見直し： 携帯料金は、格安SIMへの乗り換えや、料金プランの見直しによって、大幅に節約できる可能性があります。
• 食費の節約： 自炊を心がけ、外食を減らすことで、食費を節約できます。また、食材のまとめ買いや、冷凍保存なども有効です。
• 光熱費の節約： 電気の使用量を減らすために、こまめに電気を消したり、節電効果のある家電製品を使用したりしましょう。

2-3. 専門家への相談

一人で抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。

• ファイナンシャルプランナー： 家計に関する専門家であるファイナンシャルプランナーに相談し、家計の見直しや資産形成についてアドバイスを受けましょう。
• 弁護士： 借金問題や法的問題について、弁護士に相談しましょう。債務整理や自己破産など、様々な解決策を提案してくれます。
• カウンセラー： 精神的な不安やストレスを抱えている場合は、カウンセラーに相談しましょう。心のケアを受けることで、精神的な負担を軽減できます。

3. 精神的なケア

経済的な問題だけでなく、精神的な負担も大きい状況です。不眠症や将来への不安を抱えているとのことですので、精神的なケアも重要です。

• 休息： 睡眠不足は、心身の健康に悪影響を及ぼします。十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとるように心がけましょう。
• リラックス： ストレスを解消するために、趣味の時間を作ったり、リラックスできる方法を見つけましょう。例えば、好きな音楽を聴いたり、軽い運動をしたり、自然の中で過ごしたりすることが有効です。
• 相談： 信頼できる人に悩みを打ち明けたり、専門家（カウンセラーなど）に相談したりすることで、精神的な負担を軽減できます。
• ポジティブ思考： 困難な状況でも、前向きな気持ちを持つことが大切です。小さな目標を立て、達成感を味わうことで、自己肯定感を高めましょう。

4. 恋人との関係

恋人との関係は、あなたの心の支えになっているようです。しかし、経済的な問題が、関係に影響を与える可能性もあります。オープンなコミュニケーションを心がけ、お互いの状況を理解し合うことが重要です。

• 正直な気持ちを伝える： 経済的な状況や将来への不安を、恋人に正直に伝えましょう。
• 協力： 恋人と一緒に、家計の見直しや収入アップについて話し合い、協力して問題を解決しましょう。
• 将来のビジョン： 結婚や将来の生活について、恋人と話し合い、具体的なビジョンを共有しましょう。

5. 今後のキャリアプラン

現在のジュエリー販売員の仕事は、あなたのキャリアの第一歩です。今後は、以下のようなキャリアプランを検討できます。

• 販売スキルを磨く： 接客スキル、商品知識、販売戦略などを学び、販売実績を向上させましょう。
• 資格取得： ジュエリーに関する資格（ジュエリーコーディネーターなど）を取得し、専門性を高めましょう。
• キャリアアップ： 店長、マネージャー、バイヤーなど、キャリアアップを目指しましょう。
• 転職： より高収入の職場や、キャリアアップの機会が多い職場への転職を検討しましょう。
• 独立： 将来的には、独立してジュエリー販売のビジネスを始めることも可能です。

キャリアプランを立てる際には、自分の強みや興味関心、将来の目標などを考慮し、自分に合ったキャリアパスを選択することが重要です。キャリアコンサルタントに相談し、キャリアプランについてアドバイスを受けることも有効です。

6. まとめ

今回の相談者の状況は、非常に厳しいものですが、諦めずに、一つ一つ問題を解決していくことで、必ず状況を改善できます。生活保護の申請、収入アップ、支出削減、専門家への相談、精神的なケア、そしてキャリアプランの構築など、様々な方法を検討し、実行していくことが重要です。焦らず、一歩ずつ前に進んでいきましょう。応援しています。

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