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「地獄だ!」と叫ぶ母を施設から出すには? ケアマネとの対立を乗り越え、親の意思を尊重する退所の進め方

「地獄だ!」と叫ぶ母を施設から出すには? ケアマネとの対立を乗り越え、親の意思を尊重する退所の進め方

この記事は、高齢の親御さんのショートステイ入所を巡り、ケアマネージャーとの対立、そして退所を希望するもなかなか進まない状況に直面しているあなたへ向けたものです。親御さんの「地獄だ!」という叫び声、そしてご自身の無力感、怒り、不安…それら全てを理解し、具体的な解決策と、親御さんの意思を尊重した退所への道筋を提示します。

長文です。母が半ば、強引にショートステイに入所させられ丸1か月が過ぎ、早く出してくれと言われています。「ここは、地獄だ!」と。ケアマネにその旨を伝えると、私の一存では判断しかねるので、「私(筆者)と弟さんで主治医に判断を聞き、役場に同様に聞いてみてからですね〜と、言われました。主治医の判断とは何?それは、母は今年85歳になる高齢者で腰を痛め体重も増加して、1人では立てなくなりました。今まで、ヘルパーを週3回、別居している弟がそれ以外に母の元に戻り世話をしておりました。ですが、母がどうもヘルパーとの関係にギクシャクしてきて家に入れたくないと言い始めました。ここからです。その話しを聞いたケアマネ、「そんなワガママを言っていると、施設に入らないといけなくなるよ〜!その方がかえって良いんじゃない?!」て言われ続けられるようになり、その数週間後にたまたま弟が居ない時に、ケアマネと役場の担当者が事前連絡無しで車で連れ出しました。母が渋々OKして家を出たのは、あくまでも2週間で出られると聞いたので行ったとの事でした。ですが、1か月過ぎても帰ったと弟、ケアマネから連絡が無く、ケアマネに私から問うと、「お母様は腰の調子が芳しくないので、もう2〜3週間居てもらおうと判断したんです〜」と、軽い調子で言われました。なんなの?このケアマネ!!と、腹が立ちました。しかも、その間にケアマネが一方的に、業者へ連絡をしており、レンタルで玄関に置かれていた昇降機も取り外されました。弟の話しでは業者が来て、(こちらの娘さんとケアマネさんとの話しがついているとの事なので、外しに来ました)と、持って行ったと。その前に取り外すと聞いた時、「母が手続きが済めば直ぐに家に帰ると言っているのでまだ、レンタルを続けさせて下さい」と、お願いしていたにも関わらずです。その後、ケアマネとのメールのやり取りでは「又、いつでも借りられますからでも、そうおっしゃるのでしたら、業者さんに連絡しておきますね。」と、言ったのです。でも、この結果です!端から、2周間で退所させる気なんて無かったのは見え見えで、最大期間入所させておく前提だったからこんな事をしたんだと確信しました。それから、ケアマネに何度も退所させて欲しいとお願いしても、いつも回答がたらい回しです。「私の一存では〜、先生、役場の意見も聞いてみないと〜」の、一点張りです。私(ケアマネ)から、先生方に聞いてみますので、それから判断しましょうと言ってきたので、このままではダラダラと引き伸ばしにさせられると思い、「いえ!私から直接電話します」と、切り返しました。その通りに、「ケアマネに退所お願いしたら、役場や先生に聞いて下さいと言われたので電話した」と言うと、「こちらの一存では、、、先生に意見を聞いて下さい」今度は、先生に電話したら案外以外な?でも、当たり前?な言葉が返ってきました。「えっ?私の意見?確かにお母さんの主治医だけど、帰りたいと言っているならお母さんの気持ちが第一だから、判断なんて言われても、私は何も言えないよ〜(とても、フランクな先生です)役場とケアマネさんに連絡して、出してもらって構いませんよ!」と、言われました。これを、弟が役場 ケアマネに(既に交代してもらいました。他にも既成事実を作ったり、勝手にプランを作成、連絡放棄するので。)話すと、今度は新たなケアマネが「貴方はお母さんの面倒をみられますか?」と、言われたと聞きました。(随分前に、今までも週3回とはいえ、必ず寄って世話をしてきたと伝えており、このケアマネも前任者から聞いておりますと言っているのに。)「貴方は男性ですから難しいですよ、 面倒をみるみると意気込んでも、半日で根を上げる方もいるんですよ!今一度、お姉さんと共に考え直してくれませんか?」とも。(同じ言い分を4、5回と伝えましたが、一向に埒があきません。)これで思いました。この人達は母をなるべく入所させて置いて、次は特養に入らせる段取りをしているのだと。現に、母と電話で話すと前ケアマネがこう言ったそうです。「ここにもう少しいて、あとから特養に入ってトータル1年くらい入っても良いでしょう??そんな感じで進めています。」母も私も寝耳に水で、そんなプランなんて初めて聞きました。これが母を、一刻も早く退所させなきゃいけない!と、弟と決心した次第です。明日か、明後日には役場に行き退所に向けて話し合いです。何か、私達兄弟がまだ、この人達に言い足りなないところはありましたら教えて下さいませ。母には、本来先月いっぱいで出すからと言ってしまい、今に至っています。だって、こんなにのらりくらりと引き伸ばされるとは想像もしていなかったので。いとも簡単に、嫌がる母を詐欺同然で引っ張って行き、出すのは難しいって、なんなんでしょう?

お母様の置かれている状況、そしてあなたと弟さんのご心痛、痛いほど伝わってきます。今回のケースは、高齢者の介護、特にショートステイの利用において、非常に多く見られる問題点を凝縮したようなものです。ケアマネージャーとのコミュニケーションの齟齬、親御さんの意思の尊重、そして今後の介護プランへの不安…。これらの問題に、どのように対応し、解決していくのか、具体的なステップを追って解説していきます。

1. 現状分析:問題の本質を見極める

まず、現状を客観的に分析し、問題の本質を見極めることが重要です。今回のケースで問題となっているのは、以下の点です。

  • お母様の意思の無視: 「地獄だ!」と訴えるお母様の気持ちを、ケアマネージャーが軽視している。
  • ケアマネージャーの不誠実な対応: 退所を引き延ばし、一方的にサービスを打ち切るなど、不信感を抱かせる行動。
  • 情報公開の不足: 今後の介護プランについて、お母様やご家族への説明が不十分。
  • 専門家間の連携不足: 主治医や役場との連携がスムーズに行われていない。

これらの問題は、単なるコミュニケーション不足ではなく、高齢者の権利侵害につながる可能性もあります。まずは、これらの問題を明確に認識し、対応策を講じていく必要があります。

2. 退所に向けた具体的なステップ

次に、退所に向けて具体的なステップを踏んでいきましょう。焦らず、一つ一つ丁寧に進めていくことが大切です。

ステップ1:お母様の意思を明確にする

まず、お母様の「退所したい」という意思を、明確に、そして記録に残る形で示しましょう。具体的には、以下の方法が有効です。

  • 書面での意思表示: お母様に、退所を希望する旨を記した書面を作成してもらいましょう。日付、署名、そしてできれば印鑑も押してもらうと、より確実です。
  • ビデオメッセージの作成: スマートフォンなどで、お母様の退所への思いを動画で記録するのも良いでしょう。感情が伝わりやすく、説得力が増します。
  • 第三者の証言: 信頼できる家族や友人、あるいは、お母様の状況をよく知るヘルパーなどに、退所の意思を証言してもらいましょう。

これらの記録は、今後の交渉や、万が一、法的な手段を取る場合に、非常に重要な証拠となります。

ステップ2:ケアマネージャーとの交渉

次に、ケアマネージャーとの交渉です。感情的にならず、冷静に、論理的に、そして記録を取りながら交渉を進めましょう。

  • 書面での要求: 退所を希望する旨を、内容証明郵便などで書面で通知しましょう。これにより、ケアマネージャーに退所への対応義務が生じます。
  • 話し合いの記録: ケアマネージャーとの話し合いは、録音または記録を取りましょう。言った言わないのトラブルを避けるためです。
  • 具体的な要求: 退所希望日、退所後の生活プラン(自宅での介護、他の施設への入所など)を明確に伝えましょう。
  • 専門家の同席: 必要であれば、弁護士や介護に関する専門家(ケアマネージャー以外)に同席してもらいましょう。

交渉が難航する場合は、第三者の介入を検討しましょう。弁護士や、地域包括支援センターなどが、あなたの味方になってくれます。

ステップ3:関係機関への相談

ケアマネージャーとの交渉がうまくいかない場合は、関係機関に相談しましょう。これらの機関は、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。

  • 地域包括支援センター: 高齢者の介護に関する総合的な相談窓口です。ケアマネージャーの変更や、今後の介護プランについて相談できます。
  • 役所の介護保険課: 介護保険に関する手続きや、ケアマネージャーの指導監督を行っています。
  • 弁護士: ケアマネージャーとのトラブルが深刻化した場合、法的なアドバイスや、代理交渉を依頼できます。
  • 都道府県の介護サービス苦情相談窓口: 介護サービスに関する苦情を受け付けています。

これらの機関に相談する際は、これまでの経緯を詳細に説明し、証拠となる書類や記録を提出しましょう。

ステップ4:主治医との連携

主治医は、お母様の心身の状態を最もよく知る人物です。退所に向けて、主治医との連携も不可欠です。

  • 退所への同意: お母様の退所について、主治医の意見を聞き、同意を得ましょう。
  • 診断書の取得: 退所後の生活に必要な医療的ケアについて、診断書を作成してもらいましょう。
  • 今後の医療連携: 退所後も、主治医との連携を継続し、必要な医療サポートを受けられるようにしましょう。

主治医との連携は、お母様の健康と安全を守るために、非常に重要です。

ステップ5:退所後の生活プランの準備

退所が決まったら、退所後の生活プランを具体的に準備しましょう。これは、お母様の安心した生活を支えるために、非常に重要です。

  • 自宅介護の準備: ヘルパーの確保、介護用品の準備、住宅環境の整備など、自宅での介護に必要な準備を行いましょう。
  • 他の施設の検討: 自宅介護が難しい場合は、他の施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など)への入所を検討しましょう。
  • 家族の協力体制: 家族間で、介護の分担や、緊急時の対応について話し合い、協力体制を築きましょう。
  • 経済的な準備: 介護にかかる費用(介護保険、医療費、生活費など)について、事前に確認し、準備しておきましょう。

退所後の生活プランは、お母様の心身の状態や、ご家族の状況に合わせて、柔軟に調整していくことが大切です。

3. ケアマネージャーとの対立を乗り越えるためのヒント

ケアマネージャーとの対立は、精神的な負担が大きいものです。しかし、冷静さを保ち、効果的なコミュニケーションを図ることで、対立を乗り越えることができます。

  • 感情的にならない: 感情的になると、相手に隙を与え、交渉が不利になる可能性があります。冷静さを保ち、論理的に話しましょう。
  • 相手の立場を理解する: ケアマネージャーにも、様々な事情があるかもしれません。相手の立場を理解しようと努めることで、建設的な対話ができる可能性があります。
  • 明確な意思表示: 自分の意思を明確に伝えましょう。曖昧な表現は、誤解を生む可能性があります。
  • 記録の活用: 会話の内容や、やり取りの記録をしっかりと残しましょう。
  • 専門家の活用: 必要であれば、弁護士や、介護に関する専門家に相談しましょう。

これらのヒントを参考に、ケアマネージャーとの対立を乗り越え、お母様の退所を実現しましょう。

4. 成功事例から学ぶ

実際に、同様の状況を乗り越え、退所を実現した事例をいくつかご紹介します。

  • 事例1:家族の強い意思と、弁護士のサポート: ケアマネージャーとの交渉が難航し、弁護士に相談。弁護士が内容証明郵便を送付し、退所を要求。最終的に、家族の希望通り退所が実現。
  • 事例2:地域包括支援センターの仲介: ケアマネージャーとのコミュニケーションがうまくいかず、地域包括支援センターに相談。センターの職員が仲介に入り、ケアマネージャーとの話し合いをセッティング。円満に退所が実現。
  • 事例3:主治医との連携と、家族の献身的な介護: 主治医と連携し、お母様の退所への意思を明確に。家族が協力し、自宅での介護体制を整える。お母様は、安心して自宅での生活を取り戻す。

これらの事例から、諦めずに、様々な手段を講じることで、状況を打開できることがわかります。あなたの状況も、必ず解決の糸口が見つかります。

5. 役立つ情報源

今回の問題解決に役立つ情報源をいくつかご紹介します。

  • 厚生労働省のウェブサイト: 介護保険制度に関する情報や、相談窓口の案内など、介護に関する様々な情報が掲載されています。
  • お住まいの地域の地域包括支援センター: 介護に関する相談や、必要なサービスの情報を提供してくれます。
  • 弁護士会: 介護に関するトラブルについて、弁護士に相談できます。
  • NPO法人や市民団体: 介護に関する情報提供や、相談支援を行っている団体もあります。

これらの情報源を活用し、問題解決に役立ててください。

お母様の「地獄だ!」という叫び声は、あなたにとって、大きな心の負担となっていることでしょう。しかし、諦めずに、正しい知識と、適切な行動をとれば、必ず状況は改善します。お母様の意思を尊重し、安心して過ごせる環境を、必ず実現してください。

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