夫の「将来のために厚生年金のある仕事に就け」という言葉にモヤモヤ…私、このままでいいの？

今回は、夫から「将来のために厚生年金のある仕事に就くべきだ」と言われ、モヤモヤとした気持ちを抱えている女性からのご相談です。経済的な自立、キャリア、そして家族との関係性。様々な要素が絡み合い、複雑な状況です。この記事では、相談者様の状況を整理し、多様な働き方、キャリアプラン、そして夫婦関係について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

夫が、「厚生年金をもらえるような仕事につかないと将来困るから仕事したら？」と言います。結婚してからこれまで2年、夫から生活費をもらったことがありません。出産費用は足が出た分の半分50,000円だけ出してくれましたが、妊婦健診乳児健診その他私にお金のかかる事は全部私が出しています。つれ子の息子にかかる費用も私で出しています。

基本的に生活費もゼロです。養われているとは言い難い状況で仕事に口出しされるのが我慢なりません。

夫曰く、歳をとって、自分のお母さんがこうなったとき自分が困ったからだと言ってます。義母は厚生年金です。

私は6種類の保険に入っていて、その中に55歳から60歳まで毎月240,000程度もらえるものと、入院した際には毎日5000円出してもらえるものがあります。実家は農家でもらえる土地もあり、私は農家の仕事をすることができることや現時点でインターネットでの仕事をしているので国民年金でも困ることはないと思っています。

子供の時に母親が帰りが遅かった、放られっぱなしだった、と夫は今でもぐちぐち言ってる上、私が店舗を借りると言ったら、毎月の家賃がもったいないから家に倉庫を作れって言って、倉庫がもうすぐできると言う時にそんなことを言います。

それでブチ切れて、そんなの私が決めることであなたには関係ない。私が仕事して休めない時にあなたが私の代わりができるのか? 保育園に連れて行ったり迎えに行ったりできるのか? 私の代わりに学校行事に出られるのか? 役員仕事ができるのか?

そもそも現在は要介護の義母もおり私がいないと成り立たない生活です。

ある程度自分の商品が売れてしまって片付いたり、子供に手がかからなくなってきたら仕事もしたいとは思っています。そのタイミングは私が決めるものだと思います。なぜなら私の実家には高齢の祖父母もおり、母も健在です。実家の家族が倒れた時にそちらに行って介護をしたりそばにいてあげたいからです。仕事につけばそういう融通はなかなか叶いません。

夫は記憶力が弱く、私が説明してもすぐ忘れてしまいます。ですから、切れた時も全部を説明しても覚え切れないので私はイライラをある程度彷彿とさせたまま生活しています。

生活費もくれてもないのによく言うよ。こちらはさっさと出て行きたいわ。と思いつつ、別居をよく提案しています。しかし離れたくないそうです。

今日、義母が施設に入ることになりました。これで私が家にずっといなくてはいけない理由が減りました。4月から家の電気代を出してほしいそうです。(オール電気) 私は電気代とあなた以外の食費はこっちで持つって言ってます。家の電話代と光回線も私が払ってます。

一歳3ヶ月の娘と8歳の子の育児をしながらインターネットで物販です。仲は悪くないですが私が次キレたら別れていいですか?

補足子どもの保険について補足します。息子は連れ子なので18歳時点で本人に満額支払いされる、大学進学のためのお金があります。娘のためには毎月一万を娘口座に貯金していますが保険などは入っていません。

夫は会社員ですが慢性的な腰痛持ちで、疼痛緩和のための治療が継続的に必要で無理ができません。給与はあまり高くなく、車と家のローンもあるため先行き不安が大きいようです。

1. 状況整理：経済的自立と将来への不安

ご相談者様の置かれている状況は、非常に多岐にわたる要素が複雑に絡み合っています。まず、経済的な側面から見ていきましょう。夫からの生活費の援助がない状況でありながら、ご自身の収入で子供たちの養育費、ご自身の医療費、そして義母の介護など、多くの費用を負担されています。これは、経済的な自立を既に達成していると言えるでしょう。さらに、ご自身で加入されている保険や、将来的に利用できる実家の土地、そしてインターネットでの物販という収入源があるため、経済的な基盤は比較的安定していると考えられます。

一方、夫は会社員でありながら、慢性的な腰痛を抱え、給与もそれほど高くないとのこと。経済的な不安を感じている可能性があります。これは、夫が将来への不安から、厚生年金のある安定した職に就くことを勧めている理由の一つかもしれません。しかし、その言葉が、経済的に自立している相談者様にとっては、まるで「上から目線」のように聞こえてしまうのも無理はありません。

2. 多様な働き方：あなたの選択肢

「厚生年金のある仕事に就く」という夫の提案は、一つの選択肢に過ぎません。現代社会には、多様な働き方があり、それぞれのライフスタイルや価値観に合わせた働き方を選ぶことができます。以下に、いくつかの選択肢を提示し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

2-1. 正社員としてのキャリア

• メリット：
  • 厚生年金への加入：将来の年金受給額を増やすことができます。
  • 安定した収入：毎月一定の給与が保証されます。
  • 福利厚生：企業によっては、手厚い福利厚生が受けられます。
  • キャリアアップの機会：昇進やスキルアップのチャンスがあります。
• デメリット：
  • 時間の制約：勤務時間や残業など、時間の制約があります。
  • 人間関係：職場での人間関係に悩むこともあります。
  • 育児との両立：子供のいる方は、育児との両立が難しい場合があります。
  • 転勤の可能性：転勤がある場合、生活環境が変わることがあります。

2-2. パート・アルバイト

• メリット：
  • 時間の自由度：勤務時間や日数を調整しやすく、育児や介護との両立がしやすいです。
  • 未経験でも始めやすい：比較的、未経験でも始めやすい仕事が多いです。
  • 人間関係：正社員に比べて、人間関係のストレスが少ない傾向があります。
• デメリット：
  • 収入の不安定さ：収入が不安定になりがちです。
  • キャリアアップの機会が少ない：昇進やスキルアップの機会が少ない場合があります。
  • 福利厚生の制限：正社員に比べて、福利厚生が制限される場合があります。

2-3. フリーランス・個人事業主

• メリット：
  • 自由な働き方：仕事の時間や場所を自由に選べます。
  • 高収入の可能性：スキルや経験によっては、高収入を得ることができます。
  • 自己実現：自分のスキルを活かして、自由に仕事ができます。
• デメリット：
  • 収入の不安定さ：仕事の獲得状況によって、収入が変動します。
  • 自己管理：仕事の管理、経費の管理など、すべて自分で行う必要があります。
  • 社会的信用：住宅ローンやクレジットカードの審査に通りにくい場合があります。

2-4. 副業

• メリット：
  • 収入アップ：本業とは別に収入を得ることができます。
  • スキルアップ：新しいスキルを習得できます。
  • キャリア形成：将来的なキャリアプランの選択肢を広げることができます。
• デメリット：
  • 時間の制約：本業との両立が必要なため、時間が限られます。
  • 体力的な負担：本業と副業の両立は、体力的な負担が大きくなる場合があります。
  • 本業への影響：副業の内容によっては、本業に影響を与える可能性があります。

ご相談者様は、現在インターネットでの物販という収入源をお持ちです。これは、フリーランスや個人事業主としての働き方に近いと言えます。ご自身のスキルや経験、そしてライフスタイルに合わせて、最適な働き方を選択することが重要です。

3. 転職活動：成功への道

もし、あなたが正社員としてのキャリアを希望するのであれば、転職活動を始めることになります。転職活動を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

3-1. 自己分析

まず、自分の強みや弱み、興味のあること、キャリアプランなどを明確にしましょう。自己分析を行うことで、自分に合った仕事を見つけることができます。自己分析には、以下の方法があります。

• 自己PRの作成： 自分の強みや経験をアピールできるように、自己PRを作成しましょう。
• 職務経歴書の作成： 自分の職務経歴を具体的に記載し、これまでの実績をアピールしましょう。
• 企業研究： 興味のある企業について、事業内容や企業文化などを調べて、自分に合っているか確認しましょう。

3-2. 履歴書・職務経歴書の作成

履歴書と職務経歴書は、あなたの情報を企業に伝えるための重要なツールです。以下の点に注意して作成しましょう。

• 誤字脱字のチェック： 誤字脱字がないか、丁寧に確認しましょう。
• 内容の具体性： 抽象的な表現ではなく、具体的な経験や実績を記載しましょう。
• 自己PR： 自分の強みや経験をアピールする自己PRを盛り込みましょう。
• 職務経歴： これまでの職務経歴を時系列で整理し、具体的な業務内容や成果を記載しましょう。

3-3. 面接対策

面接は、あなたの人間性や能力を企業にアピールする場です。以下の点に注意して対策を行いましょう。

• 企業の情報を収集： 企業の事業内容や企業文化を事前に調べておきましょう。
• 自己PRの練習： 自分の強みや経験を効果的に伝えられるように、練習しておきましょう。
• 想定される質問への回答準備： よく聞かれる質問への回答を事前に準備しておきましょう。
• 面接マナー： 面接時の服装や言葉遣いなど、基本的なマナーを身につけておきましょう。

3-4. 転職エージェントの活用

転職エージェントは、あなたの転職活動をサポートしてくれる専門家です。転職エージェントを活用することで、以下のようなメリットがあります。

• 求人情報の提供： あなたの希望に合った求人情報を紹介してくれます。
• 履歴書・職務経歴書の添削： 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれます。
• 面接対策： 面接対策のサポートをしてくれます。
• 企業との交渉： 給与や入社日などの条件交渉をしてくれます。

4. 夫婦関係：コミュニケーションの重要性

夫との関係性も、今回の問題の重要な要素です。夫の言葉にモヤモヤを感じる原因は、経済的な問題だけでなく、コミュニケーション不足、そして価値観の違いにあると考えられます。夫婦関係を良好に保つためには、以下の点を意識することが重要です。

4-1. コミュニケーションの改善

まずは、夫とのコミュニケーションを改善することから始めましょう。お互いの考えや気持ちを伝え合うことで、誤解を解き、より良い関係性を築くことができます。具体的には、以下のことを試してみましょう。

• 自分の気持ちを伝える： 自分の気持ちを正直に伝えましょう。ただし、感情的にならないように、冷静に話すことが大切です。
• 相手の話を聴く： 相手の話を最後まで聴き、理解しようと努めましょう。
• 共通の話題を見つける： 共通の趣味や興味を見つけ、一緒に楽しむ時間を持ちましょう。
• 感謝の気持ちを伝える： 相手への感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。

4-2. 価値観の共有

夫婦は、それぞれ異なる価値観を持っています。しかし、お互いの価値観を理解し、共有することで、より良い関係性を築くことができます。具体的には、以下のことを試してみましょう。

• 価値観の違いを認識する： お互いの価値観の違いを認識し、受け入れるように努めましょう。
• 話し合いの場を持つ： 定期的に話し合いの場を持ち、お互いの考えを伝え合いましょう。
• 妥協点を見つける： お互いの意見が対立した場合は、妥協点を見つけましょう。

4-3. 専門家の活用

もし、夫婦関係の改善が難しい場合は、専門家の力を借りることも検討しましょう。夫婦カウンセラーや、ファイナンシャルプランナーに相談することで、客観的なアドバイスをもらい、問題解決の糸口を見つけることができます。

5. 今後のアクションプラン

ご相談者様が、今後どのように行動していくか、具体的なアクションプランを提案します。

5-1. 夫との話し合い

まずは、夫とじっくり話し合う時間を設けましょう。夫の言葉の真意を確認し、ご自身の考えを丁寧に伝えましょう。夫がなぜ厚生年金のある仕事に就くことを勧めるのか、その背景にある不安や思いを理解しようと努めることが大切です。その上で、ご自身のキャリアプランや経済的な状況を説明し、お互いの理解を深めましょう。

5-2. キャリアプランの検討

ご自身のキャリアプランを具体的に検討しましょう。正社員、パート、フリーランス、副業など、様々な働き方の中から、ご自身のライフスタイルや価値観に合った働き方を選びましょう。インターネットでの物販を継続しながら、スキルアップを目指すのも良いでしょう。例えば、Webデザインやプログラミングなどのスキルを習得し、収入アップを目指すことも可能です。

5-3. 専門家への相談

必要に応じて、専門家への相談も検討しましょう。キャリアコンサルタントに相談することで、客観的なアドバイスをもらい、キャリアプランの実現に向けて具体的なサポートを受けることができます。また、ファイナンシャルプランナーに相談することで、将来の経済的な見通しを立て、資産形成に関するアドバイスを受けることもできます。

5-4. 家族との協力体制の構築

ご自身のキャリアプランを実現するためには、家族の協力が不可欠です。夫や子供たちと話し合い、家事や育児の分担について、具体的な取り決めを行いましょう。また、実家の家族との連携も重要です。実家の祖父母の介護が必要になった場合に、どのように対応するか、事前に話し合っておくことが大切です。

6. まとめ：あなたの未来を切り開くために

今回の相談者様のケースは、経済的な自立、キャリア、そして家族との関係性という、多くの要素が複雑に絡み合っています。しかし、ご自身の強みや、将来への希望をしっかりと見つめ、多様な働き方の中から最適な選択肢を選ぶことで、必ず未来を切り開くことができます。

夫とのコミュニケーションを改善し、お互いの理解を深める努力も重要です。そして、必要に応じて専門家への相談も行いながら、自分らしいキャリアを築き、充実した人生を送ってください。あなたの未来は、あなたの手の中にあります。自信を持って、一歩ずつ進んでいきましょう。

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