「知的障害者が嫌い」という気持ち、抱え込まずに多様な働き方で解決策を見つけよう

この記事は、知的障害のあるご家族との関係性について悩みを抱え、その感情を抱える自分を責めているあなたに向けて書かれています。介護、育児、仕事、そして様々な人間関係の中で、どうしても拭えない感情に苦しんでいるかもしれません。この記事では、あなたの抱える複雑な感情に寄り添いながら、具体的な解決策と、より良い働き方を見つけるためのヒントを提供します。

私は重度の知的障害者が嫌いです。

長くなります。

1週間前普段グループホームにいる障害のある身内が帰ってきました。

理由は濃厚接触者になったからだそうです。

正直私も母も何故帰ってくるのかと不満でした。(母の兄が障害持ち)

うちは２LDKの賃貸です。

彼は一番遠い部屋から出ないように母が言いましたが、母がいない間家中をずっとウロウロして冷蔵庫や戸棚を何十回と開け閉めしに来たりしていました。

うちは扉が襖で、鍵をかけることができません。なので私がいる部屋にも何度も入ってきます。入ってこないでと何度も言ってますが、聞きません。

帰ってきて手は洗わない。便座は上げっぱなし。悪いと分っていてコソコソ私の買ってきた食べ物を盗み食って。人の物をゴソゴソ物色していじくりまわすし、力任せにドタドタ歩き襖を大きな音で閉めて、奇声を永遠に上げ続けて鬱陶しい。

絵を見せたいのか私がトイレに入ると入口で待機していて悪意は無くても気持ち悪いです。

物を渡すときも寝ころんで腕を組みこっちに寄越せと偉そうな態度。

（彼は60手前で、お相撲さんぐらい太った清潔感の無いおっさんみたいな見た目です。）

ホントイライラします。

濃厚接触者になる前からこのご時世に週2回以上帰ってきてたのもムカつきます。

だからって感情に任せて怒鳴ると壁に頭を打ち付け始めるかもしれないから、こちらが我慢する一方。

もし彼が感染していて、私にうつったら殺意を覚えるかもしれません。

知的障害のご家族がいる方の動画などを見ると、我慢と体力勝負って感じでとても辛い気持ちになります。

こういうことを口にするのは憚られる世の中ですが、私は彼らが好きになれません。身内に一人いるだけで、他の人達がヨレヨレの服を着て一方的に疲弊して、当の本人は好き勝手しているなんて人生は嫌です。

いけない事ですが、消えてほしいと思うことが度々あります。

その人がいないというだけで私たちはすべての問題から解決されるからです。

今回のこともそうですが、昔保育園のお迎えの時間に頭を何度も叩かれ「ママあの子見て」と笑われたり、（その障害者の母親はそれをいつも見てましたが、障害があるから仕方ないでしょといった笑顔を浮かべて私には一度も謝罪も何も言わなかった）電車で突然私のカバンを触ってきて「リス！」って大声だしてきて、しかもよだれまみれで。もう彼らにはうんざりです！

身体障害の方や精神的に不安定な方たちは会話が成り立つので何とも思いません。

皆さんは介護が必要なレベルの知的障害者が正直好きですか？

私の考えはおかしいでしょうか？

1. 感情を抑え込まず、まずは自分を認める

まず、あなたの率直な気持ちを吐露していただき、ありがとうございます。 多くの人が、あなたと同じような感情を抱えながらも、それを口に出すことができずに苦しんでいます。 「嫌い」という感情は、決して悪いことではありません。 人間ですから、好き嫌いがあるのは当然です。 特に、身近な人の介護や世話をすることになった場合、感情が揺れ動くのは自然なことです。 罪悪感を感じる必要はありません。 むしろ、自分の感情を認め、受け入れることが、問題解決への第一歩です。

2. なぜ「嫌い」と感じるのか？ 感情の根源を探る

「嫌い」という感情の根底には、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。 以下の点を掘り下げて考えてみましょう。

• 負担の大きさ: 介護や世話による身体的、精神的、時間的な負担は計り知れません。 特に、2LDKの賃貸住宅という限られた空間での生活は、プライバシーの侵害や生活リズムの乱れを引き起こし、ストレスを増大させます。
• コミュニケーションの難しさ: 知的障害のある方とのコミュニケーションは、時に非常に困難です。 言葉が通じない、こちらの意図が伝わらない、一方的な行動に振り回されるなど、フラストレーションが溜まりやすい状況です。
• 将来への不安: 介護は長期にわたることが多く、将来への不安も大きなストレス要因となります。 経済的な問題、自分の健康問題、介護疲れによる心身の不調など、様々な不安が「嫌い」という感情を増幅させます。
• 過去の経験: 保育園での出来事や、電車での不快な経験など、過去のトラウマが、特定の状況や人物に対する嫌悪感を強めることもあります。
• 周囲の無理解: 家族や周囲の人々の無理解も、大きなストレスになります。 介護の大変さを理解してもらえない、協力が得られない、孤立感を感じるなど、精神的な負担が増大します。

これらの要因を一つ一つ整理し、なぜ自分が「嫌い」と感じるのかを具体的に分析することで、問題の本質が見えてきます。 問題の根本原因を理解することで、具体的な解決策を見つけやすくなります。

3. 具体的な問題への対処法

感情の根源を理解した上で、具体的な問題への対処法を考えていきましょう。

3-1. 物理的な環境の改善

• プライベート空間の確保: 2LDKという限られた空間での生活は、プライバシーの確保が難しいという問題があります。 可能な限り、パーテーションや間仕切りを設置し、あなた自身のプライベート空間を確保しましょう。
• 鍵の設置: 襖に鍵をかけることができないとのことですが、後付けできる簡易的な鍵や、ドアストッパーなどを活用し、ある程度のプライバシーを確保しましょう。
• 生活ルールの明確化: 帰宅時のルール、食事のルール、入室禁止時間などを明確にし、本人に伝えましょう。 伝え方は、視覚的なツール（絵や写真）を活用するなど、相手に理解しやすい方法を工夫しましょう。

3-2. コミュニケーションの工夫

• 言葉だけでなく、視覚的なコミュニケーションを重視する: 言葉でのコミュニケーションが難しい場合は、絵や写真、ジェスチャーなど、視覚的なツールを活用しましょう。
• 短く、分かりやすい言葉で伝える: 長い説明は避け、簡潔で分かりやすい言葉で伝えましょう。
• 繰り返し伝える: 一度で理解してもらえなくても、根気強く繰り返し伝えましょう。
• 専門家のサポート: 言語聴覚士や、知的障害者のコミュニケーションを専門とする専門家のアドバイスを受けることも有効です。

3-3. 介護負担の軽減

• 家族や親族との協力: 家族や親族に、介護への協力を求めましょう。 役割分担を決めることで、負担を軽減できます。
• 地域のサービス利用: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、地域の介護サービスを利用しましょう。 専門家のサポートを受けることで、心身の負担を軽減できます。
• レスパイトケアの活用: レスパイトケアとは、介護者の休息を目的としたサービスです。 短期間、施設に入所したり、訪問介護を利用したりすることで、心身を休める時間を作りましょう。
• 相談窓口の利用: 介護に関する悩みや不安を、専門家に相談しましょう。 地域の相談窓口や、NPO法人などが、様々なサポートを提供しています。

3-4. 感情のコントロール

• 自分の感情を認識する: 自分の感情に気づき、記録する習慣をつけましょう。 どんな時にイライラするのか、どんな時に不安になるのかを把握することで、感情のコントロールがしやすくなります。
• 気分転換の方法を見つける: 趣味に没頭する、散歩をする、音楽を聴くなど、自分なりの気分転換の方法を見つけましょう。
• 休息をとる: 疲れているときは、無理をせずに休息をとりましょう。 十分な睡眠をとることも重要です。
• 専門家への相談: 精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けることも有効です。

4. 多様な働き方で、心身の負担を軽減する

介護と仕事の両立は、非常に困難です。 そこで、あなたの状況に合わせて、多様な働き方を検討してみましょう。 働き方を変えることで、時間的な余裕を作り、心身の負担を軽減することができます。

• テレワーク: テレワーク可能な仕事に就くことで、通勤時間を削減し、自宅で介護と仕事を両立することができます。
• 時短勤務: 時短勤務制度を利用することで、仕事の時間を短縮し、介護に時間を割くことができます。
• アルバイト・パート: 正社員としての勤務が難しい場合は、アルバイトやパートとして働き、自分のペースで仕事を進めることができます。
• フリーランス: フリーランスとして働くことで、時間や場所にとらわれず、自分のスキルを活かして働くことができます。
• 副業: 本業を持ちながら、副業として働くことで、収入を増やし、経済的な不安を軽減することができます。

これらの働き方は、あなたの状況に合わせて柔軟に選択することができます。 働き方を変えることで、時間的な余裕を作り、心身の負担を軽減し、より豊かな生活を送ることができるはずです。

5. 専門家からのアドバイス

私はキャリア支援を専門とする転職コンサルタントとして、多くの方々のキャリアに関する悩みを聞いてきました。 今回のケースは、非常にデリケートな問題であり、一人で抱え込むには辛すぎるものです。 専門家のアドバイスを受けることで、客観的な視点を得て、より良い解決策を見つけることができます。

• 精神科医やカウンセラー: 感情的な問題や、メンタルヘルスの問題を抱えている場合は、精神科医やカウンセラーに相談しましょう。 専門的なサポートを受けることで、心の負担を軽減し、精神的な健康を保つことができます。
• 介護支援専門員（ケアマネージャー）: 介護に関する悩みや、介護保険サービスに関する疑問は、ケアマネージャーに相談しましょう。 ケアマネージャーは、あなたの状況に合わせて、適切な介護サービスを提案し、利用をサポートしてくれます。
• 弁護士: 家族間のトラブルや、法的問題が発生した場合は、弁護士に相談しましょう。 弁護士は、法的なアドバイスを提供し、あなたの権利を守るためにサポートしてくれます。
• キャリアコンサルタント: 仕事に関する悩みや、働き方に関する疑問は、キャリアコンサルタントに相談しましょう。 キャリアコンサルタントは、あなたのスキルや経験、希望に合わせて、最適なキャリアプランを提案し、実現をサポートしてくれます。

6. 成功事例

以下に、同様の状況から抜け出し、より良い生活を送っている方の事例を紹介します。

• Aさんの場合: Aさんは、知的障害のある弟の介護と、仕事の両立に苦しんでいました。 そこで、テレワーク可能な仕事に転職し、通勤時間を削減。 地域の介護サービスを利用することで、介護負担を軽減し、自分の時間も確保できるようになりました。
• Bさんの場合: Bさんは、知的障害のある父親との関係に悩み、感情を抑えきれない日々を送っていました。 カウンセリングを受け、自分の感情を受け入れることの大切さを学びました。 また、父親とのコミュニケーション方法を工夫し、少しずつ関係性が改善されました。
• Cさんの場合: Cさんは、知的障害のある子供の将来に不安を感じていました。 専門家のアドバイスを受け、子供の特性に合わせた進路を検討。 地域の支援団体との連携を深め、子供の自立をサポートしています。

これらの事例は、ほんの一例です。 あなたの状況に合わせて、様々な解決策を見つけることができます。 大切なのは、諦めずに、自分に合った方法を探し続けることです。

7. まとめ

「知的障害者が嫌い」という感情は、決して珍しいものではありません。 介護や世話の負担、コミュニケーションの難しさ、将来への不安など、様々な要因が複雑に絡み合い、その感情を生み出しています。 自分の感情を認め、受け入れることから始め、具体的な問題への対処法を一つ一つ実践していくことが重要です。 多様な働き方を検討し、心身の負担を軽減することも、より良い生活を送るための有効な手段です。 専門家のアドバイスを受け、自分に合った解決策を見つけ、より豊かな人生を歩んでいきましょう。

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