同居するおばあ様の介護と、家族のストレスを乗り越えるための具体的な対策

この記事では、同居するおばあ様の介護に関する悩みを抱えるあなたへ、具体的な解決策と心のケアについて掘り下げていきます。介護と仕事の両立は、多くの人が直面する課題です。この記事が、あなたの心の負担を少しでも軽減し、より良い生活を送るための一助となれば幸いです。

祖母との同居で悩んでいます。同じ悩みをお持ちの方や、アドバイスなどして下さると嬉しいです。宜しくお願い致します。今現在、私と夫と子供1人と、私の方の祖母と4人で一緒に暮らしています。以前、私の祖父が役2年前に他界する頃までは別居しており、祖母が要介護5で以前から寝たきりな事もあり、親戚からも 祖父が亡くなってから おばあちゃんは家で1人やから宜しく頼みますね。と言われていたのもあり、子供も小学校あがると同時に一緒に住む事を決断し、引っ越しして同居生活が始まりました。私も 今までおばあちゃんにはお世話になったし、おばあちゃんといっぱい話して、笑顔いっぱいの明るい生活にしよう。と意気込んでいました。ですが、理想としていたおばあちゃんへの介護像が崩れ落ち、こんなおばあちゃんやったっけ？と何かとストレスが溜まる様になってきました。それは主人もストレスになる状況下は同じです。

おばあちゃんは、

• 綺麗好き、
• 身体が動きにくくなってもなんとかリハビリなどで歩いて頑張りたい。（2人介助で、よろけながら少し歩ける程度）
• 最期まで家で居たい。
• 声帯が老化で衰えて声があまり出ないので ジェスチャーで手で○か✖️をする
• 食事にうるさい

などなどありますが、私達家族が引っ越ししてきた当初、役半年は私が朝昼晩 おばあちゃんの介護をしていました。ですが 不慣れな介護もあり、1日おばあちゃんの介護で休みもなく子供と接する時間もあまり当初はありませんでした。おばあちゃんといっても、やはり気疲れもあり、朝昼晩、毎日なので自分の休みもなく 自分の家族よりも おばあちゃん第一優先の考えになってきた事を主人に指摘してされ、自分も役半年と短いかもしれませんが 案の定体調崩し、今まで私が生まれてきて 風邪をひいても滅多に熱が出ないし、熱がでても37.5くらいまでしかあがった事がないわたしが39.3まで熱があがり、3日間寝込みました。。。それからは、ヘルパーさんに朝昼晩来てもらう事にしました。

おばあちゃんの買い物などは私がしていますが、1番の悩み、今回、相談させてもらうきっかけになった事は、ストレス要因、他

• 最期まで家で居たいというが、施設に入れるか。本人は断固拒否だけど周りがしんどい
• 食事に関して、ヘルパーさんも嫌な思いをしている事なんですが、本人が買ってきて欲しいもの、おかずなど、美味しくなかったら すぐにすてる。ヘルパーさんにつくってと言ったのにいらんからすてろと、ゴミ箱の方に指を指す。菓子パンも色々買って来いと言って、食べきれなく、賞味期限過ぎたから捨てろ。おはぎ食べたいから買って来てと言われスーパーで買ってきたら おいしくないと 舐めて捨てろ、、、。おはぎに関しては住んでる家の周りのスーパー全て全滅です。だからもうおはぎは買わないよといいましたが、何度もおはぎ買ってきてといってきます。食べずに捨てるのが半端じゃないんです‼️ 私達が作ったおかずを置いてる事もあるのですが、食べている時もありますが、薄い、濃い。いらん。となります
• この前はヨーグルト4個入りのを2パック系8個、買って来てと言われたので買ってきたら食べずに賞味期限すぎて全部捨てられました。給食弁当たのんだ事もありました。あまりにも食にうるさいので。 ですがお弁当箱に入ってるのも嫌やし 美味しくないとほぼ丸捨て。なので宅配弁当はやめました。
• 掃除に関して 本人は元気な時は綺麗好きでした。よく掃除していた姿を思い出します。 それを 同じように ヘルパーさんや私に指をさして あそこと そこも掃除して拭いて、掃除機もかけろと、、、。
• 綺麗好きな事もあるのか、1週間に1回のベットのシーツ交換、布団類全部。 基本、買い物、洗濯は私がしています、 1週間に1回大量の洗濯ものがでます。 週2回ディサービスにいってお風呂に入ってるので、その曜日も洗濯物大量。
• 買い物や掃除、おばあちゃんに対して周りの人が関わった事に対して ありがとうという気持ちが全く伝わってこなくて、むしろしてもらって当たり前のような対応。

長々と書きましたが、同居を辞めるのもすぐにどうこう動く事も出来ず、どうしたものかなぁと思いましてご相談させて頂きました。

1. 現状の課題を整理する

まず、現状を客観的に把握し、抱えている問題点を整理しましょう。相談者様の状況を細かく見ていくと、以下の点が主な課題として挙げられます。

• 介護者の心身の負担: 相談者様自身とご主人のストレス、体調不良。
• 介護サービスの活用不足: ヘルパーさんの活用はされているものの、食事や掃除に関する問題が残っている。
• 祖母の意向とのギャップ: 「最期まで家で」という希望と、現実の介護状況との間の葛藤。
• コミュニケーションの難しさ: 祖母とのコミュニケーション不足、感謝の気持ちが伝わらないこと。
• 食事に関する問題: 食事の好き嫌い、食べ残し、食品の無駄。

これらの課題を整理することで、具体的な対策を立てやすくなります。まずは、ご自身の状況を客観的に見つめ、問題の本質を理解することが大切です。

2. 介護サービスの再検討と活用

介護サービスの活用は、介護者の負担を軽減するための重要な手段です。現状のサービス内容を見直し、必要に応じて追加や変更を検討しましょう。

2-1. ヘルパーとの連携強化

ヘルパーさんとの連携を強化し、情報共有を密にすることで、より質の高い介護を提供できます。例えば、以下のような工夫が考えられます。

• 情報交換の機会を設ける: 毎日、または定期的にヘルパーさんと情報交換の時間を設け、祖母の体調や様子、食事の好みなどを共有しましょう。
• 食事に関する要望を伝える: 祖母の食事の好みやアレルギー、食べられるものなどをヘルパーさんに伝え、食事の準備に役立ててもらいましょう。
• 困ったことを相談する: 食事のことで困っていること、掃除のことで気になることなど、何でもヘルパーさんに相談し、一緒に解決策を考えましょう。

2-2. デイサービスの活用

デイサービスは、入浴や食事、レクリエーションなどを提供し、祖母の生活の質を向上させるだけでなく、介護者の負担を軽減する効果もあります。

• 利用頻度の見直し: 週2回のデイサービスを、祖母の体力や希望に合わせて増やすことも検討しましょう。
• デイサービスでの活動: デイサービスでの活動内容を祖母に確認し、本人が楽しめるような活動を選びましょう。

2-3. 訪問看護の検討

訪問看護は、看護師が自宅に訪問し、健康管理や医療処置を行うサービスです。祖母の健康状態に合わせて、訪問看護の利用を検討することも有効です。

3. 食事に関する問題への具体的な対策

祖母の食事に関する問題は、介護者にとって大きなストレスとなることがあります。以下の対策を参考に、少しでも負担を軽減しましょう。

3-1. 食事の好みを把握する

祖母の食事の好みやアレルギー、食べられるものなどを詳しく把握し、記録しておきましょう。そして、それをヘルパーさんと共有し、食事の準備に役立ててもらいましょう。

3-2. 食事の選択肢を増やす

祖母が食べられるもの、好きなものを中心に、食事の選択肢を増やしましょう。例えば、以下のような工夫が考えられます。

• 市販の介護食の活用: 柔らかく食べやすい介護食や、栄養バランスの取れた冷凍弁当などを試してみましょう。
• 手作りの食事: 祖母の好きな料理や、食べやすいように工夫した手作りの食事を提供しましょう。
• 外食: 祖母が外食を好む場合は、一緒に外食に出かけ、気分転換を図りましょう。

3-3. 食事の時間を工夫する

食事の時間を、祖母の体調や生活リズムに合わせて工夫しましょう。例えば、以下のような工夫が考えられます。

• 食事の時間: 祖母が食欲を感じやすい時間帯に食事を提供しましょう。
• 食事の場所: 祖母が落ち着いて食事ができる場所を選びましょう。
• 食事の雰囲気: 食事の雰囲気を明るく、楽しく演出しましょう。

4. 祖母とのコミュニケーションを改善する

祖母とのコミュニケーションを改善することで、お互いの理解を深め、より良い関係を築くことができます。

4-1. コミュニケーションの工夫

声が出にくい祖母とのコミュニケーションは、工夫が必要です。以下のような方法を試してみましょう。

• ジェスチャーや表情を活用する: 祖母のジェスチャーに合わせて、笑顔で話しかけたり、身振り手振りを交えて話したりしましょう。
• 筆談を活用する: メモ帳やホワイトボードを使って、文字でコミュニケーションを取ることも有効です。
• ゆっくりと話す: 祖母が理解しやすいように、ゆっくりと、はっきりと話しましょう。
• 傾聴する: 祖母の話を最後まで聞き、共感する姿勢を示しましょう。

4-2. 感謝の気持ちを伝える

祖母に感謝の気持ちを伝えることは、お互いの心の距離を縮めるために重要です。以下のような方法で、感謝の気持ちを伝えましょう。

• 言葉で伝える: 「いつもありがとう」「助かります」など、感謝の言葉を積極的に伝えましょう。
• 手紙やメッセージを送る: 手紙やメッセージで、日頃の感謝の気持ちを伝えてみましょう。
• 一緒に過ごす時間を大切にする: 祖母と一緒の時間を過ごし、楽しい思い出を共有しましょう。

5. 家族間の協力体制を築く

介護は、一人で抱え込むのではなく、家族全体で協力して行うことが大切です。家族間の協力体制を築くために、以下のことを意識しましょう。

5-1. 役割分担を決める

家族それぞれの役割分担を明確にし、負担を分散させましょう。例えば、以下のような役割分担が考えられます。

• 相談者様: 食事の準備、買い物、洗濯など
• ご主人: 祖母とのコミュニケーション、外出の付き添いなど
• 子供: 祖母との遊び、話し相手など

5-2. 定期的な話し合いの場を設ける

定期的に家族で話し合い、現状の課題や今後の対策について話し合いましょう。話し合いの場では、それぞれの意見を尊重し、協力して解決策を見つけましょう。

5-3. 休息時間を確保する

介護者は、心身ともに疲労が蓄積しやすいものです。定期的に休息時間を確保し、心身の健康を保ちましょう。例えば、以下のような工夫が考えられます。

• 趣味の時間: 自分の好きなことや趣味に時間を使い、気分転換を図りましょう。
• 睡眠時間の確保: 質の高い睡眠を確保し、心身の疲労を回復させましょう。
• 外出: 外出し、気分転換を図りましょう。

6. 専門家への相談も検討する

介護に関する悩みは、一人で抱え込まずに、専門家に相談することも有効です。専門家は、あなたの状況に合わせて、具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。

6-1. ケアマネージャーへの相談

ケアマネージャーは、介護に関する専門家であり、介護保険の申請や、介護サービスの利用に関する相談に乗ってくれます。あなたの状況に合わせて、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

6-2. 医師への相談

祖母の健康状態や、介護に関する悩みについて、医師に相談することも重要です。医師は、祖母の健康状態を把握し、適切なアドバイスをしてくれます。

6-3. 地域の相談窓口の活用

地域には、介護に関する相談窓口が設置されています。これらの相談窓口では、介護に関する様々な相談に乗ってくれ、必要な情報を提供してくれます。

7. 精神的なサポートと心のケア

介護は、精神的な負担が大きいものです。心のケアも大切にし、心身ともに健康な状態を保ちましょう。

7-1. 休息と気分転換

定期的に休息を取り、気分転換を図りましょう。自分の好きなことや趣味に時間を使い、ストレスを解消しましょう。

7-2. 相談できる相手を持つ

家族や友人、または専門家など、相談できる相手を持つことは、精神的な支えとなります。悩みを一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらいましょう。

7-3. ポジティブな思考を心がける

困難な状況でも、ポジティブな面を見つけ、前向きな気持ちで過ごすように心がけましょう。感謝の気持ちを忘れずに、笑顔で過ごすことが大切です。

8. 最終的な決断に向けて

同居を続けることが困難な場合、最終的な決断を下す必要が出てくるかもしれません。その際には、以下の点を考慮しましょう。

8-1. 祖母の意向を尊重する

祖母の意向を尊重し、本人の希望に沿った選択肢を検討しましょう。ただし、本人の希望だけではなく、家族の状況や介護の現実も考慮する必要があります。

8-2. 家族の負担を考慮する

家族全体の負担を考慮し、無理のない選択肢を選びましょう。家族の健康や生活を守ることも大切です。

8-3. 専門家との相談

ケアマネージャーや医師など、専門家と相談し、客観的な意見を聞きましょう。専門家は、あなたの状況に合わせて、最適なアドバイスをしてくれます。

9. まとめ

同居するおばあ様の介護は、多くの困難を伴うものです。しかし、適切な対策を講じることで、これらの困難を乗り越え、より良い生活を送ることができます。この記事で紹介した対策を参考に、ご自身の状況に合わせて、一つずつ実践してみてください。そして、決して一人で抱え込まず、家族や専門家と協力して、より良い介護生活を目指しましょう。

介護は、決して楽なものではありません。しかし、あなたの努力と工夫、そして周囲のサポートがあれば、必ず乗り越えることができます。焦らず、一つずつ課題を解決し、あなたらしい介護の形を見つけてください。

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