50代、親の介護と仕事の両立で疲弊…妹と弟との関係も悪化。自分勝手？それとも当然の悩み？

今回の相談内容は、50代半ばの女性の方からのものです。親の介護と仕事の両立、そして兄弟との関係悪化という、非常に多くの方が直面する可能性のある悩みが語られています。相談者様は、ご両親の介護のために実家の近くに住み、献身的に介護をしてきました。しかし、妹さんや弟さんとの間で、介護に対する協力体制が築けず、孤立感を深めています。さらに、心身の疲労や不眠、更年期障害といった健康問題も抱え、精神的な負担も大きいようです。

ちょっと長文です。私は50代半ばでバツイチです。両親(義父75歳、実母86歳)に、近日中に施設に入ってもらうことになりました。3年前から、母が認知症ではないかと気づきました。今では、どんどん進んで、直前に話し
たことも忘れるし、お金の管理も出来ない、お金の入ったお財布もなくされました。義父に関しては、お酒が元で、酔っ払ってガードレールに頭をぶつけて、救急搬送され、脳挫傷が原因で、高度脳機能障害を患い、最近はお酒をまた飲むようになった為、止められなくて、とうとう痛風にもなりました。二人とも要介護が付いているので、介護保険を使い、デイサービスとヘルパーさんもお願いしています。私以外に、妹(50代半ば)弟(もうすぐ50)がいますが、私が、地方から実家の側に住むようになってから、下二人は、私が面倒を見るために戻ってきたと思っていたようで、ほとんど実家には、寄り付かなくなりました。

2020年のコロナに入って、ちょっと経ってから、その時までは、なんとか妹と協力しながら、面倒は見てきましたが、言葉の行き違いがきっかけで、妹が一方的に、協力する気が薄れたと言ってから、全部私一人で、両親の面倒を、約2年間面倒を見てきました。

私は会社員ですが、バイトもあり、その中で、毎週通って、食事を作ったり、1週間分の買い物をしたり、金銭管理まで、両親二人の面倒を見るというのは、心身ともに疲れてしまったので、二人一緒に入れる施設を探し当てたので入れることになりました。

それで、妹は、元から両親とは近い距離に住んでいて、自分の長女と住んでいますので、少しでも現在の住居の片付けをお願いしようとお願いしましたが「先にいるもの、いらないものを分けて欲しい。間違って処分してから文句を言われるのが心配だから」と言われたり、弟には実際、同居していませんが、家財道具と住民票が両親と一緒なので、退去の件で、施設を探す前3ヶ月前位から、住民票を移す為の準備を相談させて欲しいから連絡してとラインを入れていましたが、仕事が忙しいと言いつつ、連絡をくれないまま、あと1ヶ月しかない為、改めて自身で持っていく物の選別も含めてお願いしたところ、話を進めるのが早すぎる❗️とキレられて、あんたはいつも勝手だと言われました。

普通に、両親が安心、安全に暮らしてもらいたいし、私だって、自分の人生があります。一人で色んなことを考えてやってきたのに、こんな冷たい妹と弟には、ほとほと愛想が尽きました。

実の妹、弟とはいえ、中年になったら、他人なんだと諦めましたが、私は、母には産んで育ててもらった感謝があり、その母を、元の私の父と別れて、その父の為に苦労した母を助けてもらった恩返しのつもりでいます。

お話ししたことも含めて、考え過ぎて、不眠にもなり、更年期障害も酷くなりました。。

こんな私は、妹達が言うように、自分勝手なことをやっていると思いますか？ご意見ください。

この相談内容からは、介護と仕事の両立という現実的な問題に加え、家族関係の複雑さ、そしてご自身の心身の健康への影響という、多岐にわたる困難が浮き彫りになっています。以下、それぞれの問題について、具体的なアドバイスと解決策を提示していきます。

1. 介護と仕事の両立：あなたの選択は決して「自分勝手」ではない

まず、相談者様が「自分勝手」なのではないかという自己評価についてですが、断言します。あなたは決して自分勝手ではありません。むしろ、ご両親のために、そしてご自身の生活を守るために、懸命に努力されている姿が目に浮かびます。

介護と仕事の両立は、非常に困難な課題です。特に、親の認知症や高度脳機能障害といった状況においては、24時間体制に近い介護が必要になることもあります。相談者様は、会社員として働きながら、家事や金銭管理、そして施設探しまで、一人でこなしてきたのですから、その負担は計り知れません。

今回の施設への入居という決断は、ご両親の安全と健康を守りながら、ご自身の心身の健康を維持するための、賢明な選択と言えるでしょう。罪悪感を感じる必要は全くありません。

具体的なアドバイス：

• 介護サービスの積極的な活用： デイサービスや訪問介護ヘルパーの利用に加え、ショートステイなども検討しましょう。一時的にでも介護から解放される時間を作ることで、心身の負担を軽減できます。
• 職場の理解を得る： 介護休暇や時短勤務など、職場の制度を活用できないか、上司や人事部に相談してみましょう。介護と仕事の両立を支援する制度は、多くの企業で導入されています。
• 専門家への相談： ケアマネージャーやソーシャルワーカーに相談し、介護に関する情報やアドバイスを得ましょう。介護保険制度や利用できるサービスについて、詳しく教えてもらえます。

2. 家族関係の修復：コミュニケーションと現実的な線引きを

次に、妹さんや弟さんとの関係についてです。相談者様は、ご両親の介護を一人で担う中で、妹さんや弟さんからの協力を得られず、孤立感を深めています。家族間のコミュニケーション不足や、それぞれの価値観の違いが、溝を深めているようです。

家族関係の修復は、容易なことではありません。しかし、諦める前に、できる限りの努力をしてみる価値はあります。まずは、冷静に状況を分析し、建設的なコミュニケーションを試みましょう。

具体的なアドバイス：

• 感情的にならない： 妹さんや弟さんと話す際は、感情的にならず、冷静に自分の思いを伝えましょう。相手の言い分にも耳を傾け、理解しようと努めることが大切です。
• 具体的な協力を求める： 「手伝って」という曖昧な言葉ではなく、「〇〇を手伝ってほしい」と、具体的な協力を求めましょう。役割分担を明確にすることで、協力しやすくなる場合があります。
• 距離を置くことも選択肢に： どんなに努力しても、関係が改善しない場合は、無理に近づこうとせず、適度な距離を保つことも必要です。自分の心を守ることも、とても大切です。
• 専門家の力を借りる： 家族関係の専門家（カウンセラーなど）に相談し、客観的なアドバイスをもらうのも有効です。第三者の視点から、問題解決の糸口が見つかることもあります。

3. 心身の健康管理：自分を大切にする時間を作る

最後に、ご自身の心身の健康についてです。不眠や更年期障害といった症状は、心身の疲労が蓄積しているサインです。介護と仕事の両立という過酷な状況下では、心身の健康を維持することが、非常に重要になります。

具体的なアドバイス：

• 休息時間の確保： 睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとるように心がけましょう。寝る前にリラックスできる時間を作ったり、寝具を見直すことも効果的です。
• ストレス解消法を見つける： 趣味や運動、友人との交流など、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
• 医療機関への受診： 不眠や更年期障害の症状が改善しない場合は、医療機関を受診し、専門家の診察を受けましょう。適切な治療やアドバイスを受けることができます。
• 専門家への相談： 精神科医やカウンセラーに相談し、心のケアを受けることも有効です。

4. 介護離職を防ぐために

介護と仕事の両立は、多くの場合、非常に困難を伴います。特に、相談者様のように、一人で介護を担っている場合は、心身ともに疲弊し、最終的に介護離職という選択肢を迫られることも少なくありません。

介護離職は、経済的な困窮を招くだけでなく、キャリア形成にも大きな影響を与えます。介護離職を防ぐためには、以下の点を意識しましょう。

具体的なアドバイス：

• 情報収集： 介護保険制度や利用できるサービスについて、積極的に情報収集を行いましょう。
• 計画的な準備： 介護が必要になる前に、家族で話し合い、役割分担や資金計画などを立てておきましょう。
• 職場の理解と協力： 職場の上司や同僚に、介護の状況を伝え、理解と協力を求めましょう。
• 専門家への相談： ケアマネージャーやソーシャルワーカー、キャリアコンサルタントなど、専門家への相談も積極的に行いましょう。

5. キャリアチェンジも視野に？

介護と仕事の両立が困難な場合、キャリアチェンジも選択肢の一つとして検討してみましょう。もちろん、すぐに決断する必要はありません。しかし、今の状況が改善しない場合、将来的にどのような働き方を選ぶのか、じっくりと考えることも大切です。

具体的なアドバイス：

• 自己分析： 自分の強みや興味関心、キャリアビジョンを明確にしましょう。
• 情報収集： どのような職種や働き方があるのか、情報収集を行いましょう。
• スキルアップ： キャリアチェンジに必要なスキルを習得するために、学習や研修を受けましょう。
• 転職エージェントの活用： 転職エージェントに相談し、キャリアプランや求人情報を得ましょう。

6. 50代からのキャリアプラン：後悔しないために

50代は、人生経験が豊富で、社会的な責任も増す年代です。しかし、同時に、体力的な衰えや、将来への不安を感じることもあります。50代からのキャリアプランを考える上で、以下の点を意識しましょう。

具体的なアドバイス：

• 健康管理： 健康を維持することが、キャリアを継続するための基盤となります。
• スキルアップ： 積極的に新しいスキルを習得し、自己成長を続けましょう。
• 人脈形成： 積極的に人脈を広げ、情報交換や協力を得られる関係性を築きましょう。
• 柔軟な働き方： 働き方改革が進み、多様な働き方が可能になっています。自分に合った働き方を見つけましょう。
• ライフプラン： 将来のライフプランを立て、経済的な備えをしておきましょう。

7. まとめ：自分を責めないで

今回の相談者様は、介護と仕事の両立、家族関係、そしてご自身の健康という、多くの困難に直面しています。しかし、あなたは決して一人ではありません。多くの人が、同じような悩みを抱えています。

まずは、自分を責めないでください。あなたは、ご両親のために、そしてご自身の生活のために、精一杯努力しています。そして、専門家や周囲の人々の力を借りながら、一つ一つ問題を解決していきましょう。

あなたが、心身ともに健康で、充実した毎日を送れることを心から願っています。

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