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障害者施設看護師の転職相談:劣悪な労働環境からの脱出

障害者施設看護師の転職相談:劣悪な労働環境からの脱出

4月から障害者施設で働いている看護師です。3月までは急性期の病院で働いていました。元同僚が誘ってくれたため、夜勤もないしと言う事で転職しました。しかし介護施設の実態に驚くことばかりです。入所者100人に対して、看護師7人(実質5人)です。痰の吸引が必要な人もいるのですが、当然エプロンもありません。使い捨ての手袋は利用者個人の負担のためあまり無駄には使えないと言われます。医療感染の恐れがあるゴミも持ち寄ったナイロンの袋に入れます。その袋は利用者の人の棚の横につってあります。不衛生です。生活支援員(介護する人たち。資格は特になし)の人がオムツ交換などしてくれますが、皆さんエプロンはしていません。ユニフォームはもちろん自宅に持って帰っての洗濯です。前残業は当たり前。もちろんお金は出ません。オンコールが月に5回ありますが、その手当は1000えんです。勤務の希望を出せば文句を言われ無理と言われる。時間外の飲み会は強制的。そして、親睦会、慰安旅行のお金として毎月3000円強制的に引かれる。事前になんの説明もなく、同意を得ることもなくです。たかが3000円ですが、年間にしたら36000円です。行かない人にはお金が戻ることもありません。給与明細書は封筒にも入れられず、紙のまま中身を見られて、手渡しされます。長年の働いてきましたが、こんな施設は知りません。初めての事で呆れるやら、腹立たしいやら。入ったばかりで、本当に辛抱が足りないのかもしれませんが辞めたいです。上層部は県職員の天下りばかりなので、体制が古いらしいです。だから、慣れていくしかないと言われます。上手く自分の気持ちを書く事が出来なくて、何をいいたいのかわからない!と気分を悪くされる方もおられると思いますが、こんな環境の施設辞めていいですよね。辞める前に言いたいこと全部言ってもいいですよね?大人気ないでしょうか?

結論から申し上げますと、現在の職場環境は明らかに問題があり、辞めても全く大人気なくありません。むしろ、自身の健康と安全を守るため、そして倫理的な看護実践を行うために、転職を検討することは当然の権利です。

あなたは、急性期病院から夜勤のない環境を求めて転職されましたが、想像をはるかに超える劣悪な労働環境に直面しています。これは、単なる「慣れるしかない」問題ではなく、労働基準法違反に抵触する可能性のある深刻な状況です。具体的に見ていきましょう。

劣悪な労働環境の実態と法的観点

  • 人員不足:入所者100名に対し看護師実質5名では、適切な看護が提供できないだけでなく、過重労働に繋がります。これは、労働基準法で定められた労働時間や休憩時間の確保が困難となる可能性が高いです。
  • 感染リスク:使い捨て手袋の制限、不衛生なゴミ処理方法は、医療感染リスクを著しく高めます。これは、あなた自身の健康だけでなく、入所者の健康にも深刻な影響を与えます。医療機関における感染症対策は、法律で義務付けられている事項です。
  • 無償労働:前残業の強要、1000円のオンコール手当は、労働基準法違反の可能性があります。残業代は法定通り支払われるべきであり、オンコール手当も適切な金額である必要があります。労働時間管理の徹底が必要です。
  • 強制的な費用徴収:親睦会や慰安旅行への強制的な費用徴収は、労働契約に違反する可能性があります。従業員の同意なく費用を徴収することは許されません。
  • プライバシー侵害:給与明細書の扱いは、個人情報保護の観点からも問題があります。封筒に入れず、中身を見られる状態で手渡しされるのは、プライバシーの侵害にあたります。

これらの問題は、単なる不快感の問題ではなく、あなたの心身の健康、そして安全に深刻な影響を与えるものです。このような環境で働き続けることは、あなたにとって大きな負担となり、将来的に burnout(バーンアウト)やメンタルヘルスの問題を引き起こす可能性があります。

具体的な行動計画:転職に向けて

まず、転職活動を開始することをお勧めします。現在の職場環境を改善する可能性は低いと判断するのが妥当です。転職活動においては、以下の点を意識しましょう。

  • 求人サイトの活用:看護師専門の求人サイトや転職エージェントを活用することで、自分に合った職場を見つけやすくなります。条件面だけでなく、職場の雰囲気働きやすさなども重視しましょう。
  • 面接対策:面接では、現在の職場の問題点を具体的に説明し、転職理由を明確に伝えましょう。ネガティブな表現を避け、前向きな姿勢を示すことが重要です。
  • キャリアカウンセリング:転職活動に迷う場合は、キャリアカウンセラーに相談してみましょう。客観的な視点からアドバイスを受け、自分に合ったキャリアパスを見つけることができます。

辞める前に言いたいこと

辞める前に、現在の職場環境の問題点を文書で伝えることをお勧めします。具体的な事例を挙げ、改善を求めることで、今後の職場環境改善に繋がる可能性があります。ただし、反論や報復を受ける可能性もあるため、証拠となる資料を保管しておくことが重要です。

また、退職届を提出する際には、退職理由を明確に記述しましょう。ただし、感情的な表現は避け、事実を淡々と記述することが重要です。退職日についても、労働基準法に則って適切な期間を設定しましょう。

成功事例:転職による環境改善

私のクライアントにも、あなたと似たような状況で転職を成功させた方がいます。彼女は、以前の職場では過剰な残業やパワハラに悩んでいましたが、転職エージェントの支援を受け、働きやすい環境の病院に転職しました。現在は、残業も少なく、チームワークの良い職場環境で、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。彼女は、転職によって心身ともに健康を取り戻し、仕事への意欲も向上しました。

まとめ

現在の職場環境は、あなたにとって非常に厳しいものです。労働基準法違反の可能性もあるため、転職を検討することは当然の権利であり、決して大人気なくありません。まずは、転職活動を開始し、より働きやすい環境を見つけましょう。そして、辞める前に、現在の職場環境の問題点を文書で伝えることで、今後の改善に繋がる可能性もあります。あなたのキャリアを大切にし、より良い未来を築いていってください。

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