統合失調症と認知症の母との2人暮らし…出口の見えない苦悩からの脱出方法

84歳の母親とうまくいきません。私は統合失調症で42歳、生活保護で84歳の母親と2人暮らしです。母は要支援1でデイサービスに通っています。認知症の傾向があります。母は口うるさくて私が家事手伝いをすると｢これはしなくていい｣など姑みたいです。別居を考えて生活保護のケースワーカーに相談すると｢別居するとなると家賃を2軒分、市が払わなきゃいけなくなるので不可能です｣と言われます。母のケアマネに何度も相談していますが｢私に相談しないで。あなたは１ヶ月に1度は電話してくるでしょ。病院の先生に相談しなさい｣と言われて門前払いです。父は20年前にアルコール依存症未治療の為、自殺しました。酒乱で2年間失業し、毎晩万単位のお金を飲み屋さんやパチンコ屋につぎ込み、母がお金を渡さないと家庭内暴力をふるって殴られているという地獄絵図のような家庭で子供時代を過ごしました。自殺当時、父は57歳でした。医師からは私の統合失調症の原因は父親だ、とハッキリ言われました。子供時代は逃げることも出来ず、今は認知症の傾向がある母親に縛られて暮らしていて、早く1人になりたいです。お金もないし、どうにもなりません。母は気の強い性格で｢私はこの家の世帯主だ！お前が施設に入れ！｣と怒り狂い、私と喧嘩になる度に警察を呼んで強制的に酷い精神病院に強制入院させられたことが過去に2回あります。母と距離を取れ、とよく言われますが、私が布巾を漂白剤につけたのが今日は気に入らなかったらしく、文句を言われました。子供時代は父親に縛られ、大人になったら認知症の傾向がある母親に縛られていて、とてもストレスが溜まります。カッとなると母は｢お母さんが家にいるからダメなんだろ？｣と言ってシルバーパスで駅前まで勝手に出ていきます。今もそうやって家を出ていき、私はいつも話を聞いてもらえません。大体、統合失調症の私が認知症の母の介護をするのは不可能だと思っています。私はいつまで親に縛られて生きなければいけないんでしょうか？健康で働ける体だったら、こんな家とっくに出ていってるはずです。人に分かってもらうということは不可能だ、と保健所の保健師に言われました。死別するまで私は母の下敷きになんでしょうか？

ケーススタディ：絶望から希望へ、生活保護受給者と認知症母の困難な関係と解決策

あなたは、統合失調症を抱え、生活保護を受けながら、認知症傾向のある84歳の母親と2人暮らしをされている42歳の方です。長年の精神的負担と、母親との難しい関係に苦しんでおられます。この状況は、多くの読者にとって共感できる、そして解決策を探したいと願う切実な問題です。

まず、あなたの状況を整理しましょう。あなたは、アルコール依存症で家庭内暴力を行使した父親の下で、辛い子供時代を過ごされました。そのトラウマが、現在の統合失調症に繋がっている可能性が高いと医師から指摘されています。そして現在、認知症傾向のある母親との関係に苦しみ、生活保護という経済的な制約の中で、出口の見えない閉塞感を感じているのです。

この状況を打破するために、まずは現状を客観的に分析し、段階的に解決策を検討していく必要があります。

• 経済状況の改善：生活保護は、最低限の生活を保障するための制度です。しかし、自立への道を模索するには、経済的な自立が不可欠です。まずは、ケースワーカーとじっくり話し合い、現状の生活保護の内容を見直すことから始めましょう。もしかしたら、医療費や介護サービスの利用に関して、より適切な支援を受けられる可能性があります。また、あなたの能力や興味に合わせて、就労支援プログラムへの参加も検討しましょう。軽作業や在宅ワークなど、無理のない範囲から始めることが重要です。部分的な就労でも、経済的な自立への第一歩となります。
• 母との関係改善：母親との関係は、非常に困難な状況です。しかし、完全に関係を断ち切ることは、必ずしも最善策ではありません。まずは、母親の認知症の症状を理解し、その症状に合わせた対応を学ぶことが重要です。デイサービスの職員やケアマネージャーとの連携を強化し、母親の状況を共有することで、より効果的な介護方法を学ぶことができます。また、専門機関によるカウンセリングや、家族支援グループへの参加も検討しましょう。これらのサポートを通して、母親とのコミュニケーションスキルを向上させ、衝突を減らす方法を学ぶことができます。
• 精神的なケア：統合失調症の症状をコントロールすることは、この状況を乗り越えるために非常に重要です。主治医と定期的に相談し、適切な治療を受けていることを確認しましょう。また、精神科ソーシャルワーカーや精神保健福祉士などの専門家からのサポートも有効です。彼らは、あなたの状況を理解し、具体的な解決策を提案してくれます。さらに、信頼できる友人や家族に相談することも、精神的な負担を軽減する助けになります。一人で抱え込まず、周囲の力を借りることが大切です。
• 別居の可能性：ケースワーカーから別居が難しいと言われたとしても、諦めないでください。別居は、最終手段ではなく、状況によっては有効な選択肢となる可能性があります。ケースワーカーと継続的に話し合い、より現実的な別居プランを一緒に検討しましょう。例えば、グループホームや高齢者向け住宅への入居を検討し、その費用負担についてケースワーカーと協議するなどです。また、地域包括支援センターなどの専門機関に相談することで、より多くの選択肢が見えてくる可能性があります。

成功事例：困難を乗り越えた人々の物語

多くの生活保護受給者が、様々な困難を抱えながらも、自立に向けて努力しています。例えば、精神疾患を抱えながら、就労支援プログラムに参加し、軽作業で収入を得て、自立を果たした事例があります。また、認知症の親の介護に苦労しながらも、家族支援グループに参加することで、精神的な支えを得て、介護の負担を軽減した事例もあります。これらの事例は、決して諦めないこと、そして周囲の力を借りることが、困難を乗り越えるための鍵であることを示しています。

専門家のアドバイス：具体的なステップと注意点

まず、あなたの状況を専門家に相談することが重要です。生活保護のケースワーカー、ケアマネージャー、主治医、精神科ソーシャルワーカーなどに、あなたの悩みを正直に打ち明けましょう。彼らは、あなたの状況を理解し、具体的なアドバイスやサポートを提供してくれます。

次に、自分のペースで、少しずつ行動を起こしていくことが大切です。全てを一気に解決しようとせず、小さな目標を立て、一つずつ達成していくことで、自信を取り戻し、前向きに進めることができます。例えば、「今週は、ケースワーカーに相談する」という小さな目標から始め、徐々に目標を大きくしていくことで、大きな成果を得ることができます。

そして、自分を責めないことが重要です。あなたは、決して一人ではありません。多くの支援者があなたを支えています。彼らの力を借りながら、少しずつでも前向きに進んでいきましょう。

チェックリスト：あなたの状況と解決策

以下のチェックリストに当てはまる項目を確認し、それぞれの項目について、具体的な行動計画を立ててみましょう。

• □ 生活保護のケースワーカーと相談しているか？
• □ ケアマネージャーと連携を取っているか？
• □ 主治医と定期的に相談しているか？
• □ 精神科ソーシャルワーカーや精神保健福祉士に相談しているか？
• □ 家族支援グループに参加しているか？
• □ 就労支援プログラムへの参加を検討しているか？
• □ 母親の介護方法について学んでいるか？
• □ 別居の可能性について検討しているか？
• □ 自分の精神的なケアを怠っていないか？

これらの項目について、一つずつ具体的な行動計画を立て、実行していくことで、少しずつ状況を改善していくことができます。

まとめ

あなたの状況は、決して簡単ではありません。しかし、諦める必要はありません。専門家のサポートを受けながら、一つずつ問題に取り組むことで、必ず出口を見つけることができます。まずは、小さな一歩を踏み出してみましょう。

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