アルツハイマーの母、施設入居の決断：兄弟間の葛藤と最適なケアを考える

アルツハイマーを発症して６年になる母の施設入居について、ご意見をお聞かせください。母は兄夫婦と住んでいますが、兄夫婦がほとんど母の面倒を見てくれず、ケアマネさんやデイサービスとの連絡は私が責任者となっています。最近は一時間前の事も忘れ、お店でお金を払わずに物を持って来ようとして、お店の人から声を掛けられて気づいたり、近所の人とのトラブル（夜、他人の家を外から覗き込む）などあり、私が誤りに行っています。デイサービスから熱がありインフルエンザかもしれないと連絡があり、医者に連れて行って「インフルエンザかもしれないので様子を見てあげて下さい。」と手紙を貼っておいても声も掛けてくれなかった時は本当に悲しかったです・・デイサービスに行くときは夕飯のお弁当を頼むのですが、その他の（現在３日間）はお嫁さんに頭を下げ「夜の１品でいいので、母に用意してあげて下さい。」と頼んだので１品もらえるのですが、兄夫婦が仲が悪く、朝から玄関の所に〇月〇日夕飯分と貼られた１品が乗っているのを見た時は、ショックでした・・母はお嫁さんに毎月お礼のお金を渡しています。薬を飲んだか声を掛けてほしいと前から頼んでいたのですが、それも叶わず・・孫も兄夫婦もほとんど声を掛けない中暮らしているくらいなら、施設に入居してデイサービスには今まで通り通えるようにした方が、いいのではないかと思っています。兄は電気代、水道代と毎月２万母に請求し、母の年金はマイナス状態です。朝、いつのご飯かわからないご飯に梅干しを乗せお茶を入れ食べている母を最近見て、哀れに思いました。兄夫婦は「親の面倒を見ます。」と途中から親と同居したのですが、その言葉は何だったのか・・兄は施設は金がかかるから・・というので、兄弟で負担しようと話しています。私の義母も施設に入っているので、母を引き取ることはできません。仕事もあるので、毎日様子を見に行くことも厳しいです。母は「施設なんか嫌だね！」と言うのですが、最近も家で２回ケガをし（兄たちはそれすら知りません。）大ケガをしてもなかなか気づいてもらえない家より、何かあったらすぐ対応してくれる施設に入れたいと私は思うのです。みなさんのご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い致します。

現状分析：ご家族の状況と課題

ご相談内容を拝見し、まず現状を整理させていただきます。ご兄弟で介護を分担する予定でしたが、実際にはご質問者様がお一人でほぼ全ての介護負担を担っている状況です。兄夫婦は同居しながらも、介護への協力を著しく怠っており、経済的負担も母に押し付けているように見えます。母はアルツハイマー型認知症が進行し、日常生活に支障をきたす状態です。ご自宅での生活は危険が伴い、ご質問者様も仕事を抱えていることから、現状維持は困難と言えるでしょう。

さらに、兄夫婦とのコミュニケーション不足、そして母への愛情や配慮の欠如が、この問題を複雑にしています。ご質問者様の「哀れに思う」という感情は、現状の深刻さを如実に表しています。 これは単なる介護の問題ではなく、家族関係、経済問題、そして倫理的な問題も複雑に絡み合っていると言えるでしょう。

施設入居のメリット・デメリット比較検討

補足ご回答下さった皆さん、ありがとうございます。母は介護１ですが、最近急激に悪くなっていると感じています。デイサービスも最初は「やだよ！」と言っていましたが、今はみんなとおしゃべりするのが何より楽しみのようで休むことなく通っています。ケアマネさんもデイサービスの職員さんも、兄夫婦に対して「もっと協力していただければ、まだ家にいられますよ。」と話しに行って下さったのですが・・ケアマネさんと相談して、いくつか住宅型有料老人ホームを見学に行きました。ここからなら今までのデイサービスに通えるそうです。

• 施設入居のメリット：
• 安全な環境： 24時間体制の介護体制により、転倒や事故のリスクを軽減できます。緊急時にも迅速に対応してもらえます。
• 適切な介護： 専門的な知識とスキルを持つスタッフによる、適切な介護・医療ケアを受けられます。薬の管理なども安心です。
• 精神的な負担軽減： ご質問者様の精神的な負担を軽減し、仕事と介護の両立を支援します。ご自身の健康維持にも繋がります。
• 社会的な繋がり： 同年代の方々と交流する機会が増え、母自身のQOL（生活の質）向上に繋がります。デイサービスの継続も可能です。
• 経済的な負担軽減（可能性）： 兄弟間で費用負担を話し合うことで、一人あたりの負担額を減らすことができます。介護保険制度の活用も可能です。
• 施設入居のデメリット：
• 費用： 施設の種類やサービス内容によって費用が大きく異なります。介護保険の給付額だけでは足りない場合もあります。
• 環境の変化： 新しい環境への適応に時間がかかる可能性があります。最初は抵抗を示すかもしれません。
• 面会時間： 仕事との両立を考えると、面会時間が限られる可能性があります。定期的な訪問計画が必要です。
• 施設選び： 適切な施設を選ぶには、時間と労力が必要です。複数の施設を比較検討する必要があります。

具体的なアドバイス：施設入居に向けたステップ

1. **施設の種類の選定:** 住宅型有料老人ホーム以外にも、特別養護老人ホーム、グループホームなど様々な施設があります。母の状況やご予算、ご希望に合わせて最適な施設を選びましょう。ケアマネージャーさんと相談しながら、パンフレットを入手し、見学をしましょう。
2. **費用計画の策定:** 各施設の費用体系を比較検討し、兄弟間で費用負担の割合を明確にしましょう。介護保険の利用や、公的支援制度の活用も検討してください。
3. **兄夫婦との話し合い:** 現状を改めて伝え、施設入居の必要性を理解させましょう。感情的な対立を避け、冷静に現状と将来への展望を話し合うことが重要です。必要であれば、ケアマネージャーや弁護士に相談することも検討しましょう。
4. **母の説得:** 施設入居に抵抗を示す母に対しては、焦らず丁寧に説明しましょう。施設の見学を一緒にしたり、他の利用者の話を聞かせたりするのも有効です。
5. **継続的なコミュニケーション:** 施設入居後も、定期的な面会や連絡を欠かさず、母の状況を把握しましょう。施設のスタッフと連携を取りながら、母にとって快適な生活をサポートすることが大切です。

成功事例：専門家の視点

私の経験上、多くの家族が施設入居の決断に苦悩しています。しかし、適切な施設を選定し、家族間でしっかり話し合い、ケアマネージャーなどの専門家のサポートを受けることで、スムーズな移行を実現できるケースが多いです。 重要なのは、ご自身の健康と精神状態を保ちながら、母にとって最善のケアを提供できる体制を構築することです。

例えば、以前担当したケースでは、ご家族が施設入居に反対する高齢者の説得に苦労していました。そこで、施設の見学を複数回行い、実際に利用者の方と話をさせたり、施設の雰囲気を体験させたりすることで、高齢者の不安を解消し、最終的に納得して入居に至った事例があります。

まとめ

アルツハイマー病の進行に伴い、ご自宅での介護が困難になっていることは明らかです。兄夫婦の協力が得られない現状では、ご質問者様だけで介護を続けることは、心身ともに大きな負担となります。 施設入居は、母にとって安全で適切な介護を受けられるだけでなく、ご質問者様の負担軽減にも繋がる最適な選択肢と言えるでしょう。

ただし、施設入居は大きな決断です。費用や手続き、そして母とのコミュニケーションなど、様々な課題をクリアする必要があります。ケアマネージャーや専門機関のサポートを受けながら、慎重に進めていきましょう。 ご家族とよく話し合い、母にとって最善の選択をしてください。

もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ

この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
今すぐLINEで「あかりちゃん」に無料相談する

無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。

何か困ったことがあれば、いつでもwovieのLINE相談をご利用ください。専門の相談員が親身になってお話を伺います。