認知症の母、グループホーム退所勧告…頼れる相談窓口はどこ？解決策を探る

認知症で母親がグループホームに入所していますが他の入所者との折り合いが悪い、職員に暴言を吐く事がたまにあるなどの理由で退所をせまられています。次の行き先が無いので何とかグループホームに残りたいのですが どこに相談すれば良いのでしょうか？ ケアマネは施設の職員が兼任しており次の行き先も探してくれずグループホームの味方で相談出来ません。 本日地域包括支援センターに相談に行きましたが反応はよくありませんでした。 ケアマネ、地域包括支援センターが頼りにならないとなるとどうすれば良いのでしょうか？ 退所をせまられている本当の理由は管理者の女性に嫌われてるからだと思います。

ご心配ですね。認知症の母親のグループホーム退所勧告、そして頼れる相談窓口が見つからない状況、本当に辛いと思います。ケアマネージャーや地域包括支援センターへの相談がうまくいかなかったとのこと、現状を変えるためには、より積極的に、そして多角的なアプローチが必要になります。この記事では、あなたの状況を打破するための具体的なステップと、相談できる窓口、そして解決策を探るための方法を詳しく解説します。

１．現状整理と問題点の明確化

まずは、現状を整理し、問題点を明確化することが重要です。 母親のグループホーム退所勧告の理由は「他の入所者との折り合いが悪い」「職員に暴言を吐くことがある」とありますが、これらは具体的な事例として、いつ、どのような状況で、どのような行動があったのかを記録しておきましょう。 例えば、日付、時間、状況、具体的な発言内容などをメモに書き留めてください。 また、「管理者の女性に嫌われている」というご懸念についても、具体的なエピソードを記録することで、客観的な状況把握に繋がります。 これらの記録は、後々の相談や交渉において非常に重要な証拠となります。

２．新たな相談窓口の探索

ケアマネージャーと地域包括支援センターが十分なサポートを提供してくれない現状を踏まえ、新たな相談窓口を探しましょう。 以下に、具体的な相談窓口と、それぞれの窓口に相談する際のポイントを紹介します。

• 市町村の介護保険課： 介護保険制度に関する専門家です。グループホームの運営状況や、適切な介護サービスの提供について相談できます。退所勧告の妥当性についても意見を求めることができます。
• 高齢者虐待相談窓口： もし、退所勧告が不当な理由によるもの、もしくは母親への適切なケアが提供されていないと感じる場合は、高齢者虐待の疑いもあるかもしれません。 相談窓口は各都道府県に設置されていますので、インターネットで検索してください。 具体的な事例を提示し、相談することが重要です。
• 弁護士・司法書士： 法的観点からのサポートが必要な場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。 退所勧告の法的根拠や、今後の対応策についてアドバイスを受けることができます。 初回相談は無料の事務所も多いので、まずは相談してみることをおすすめします。
• 地域包括支援センター（再チャレンジ）： 一度相談に行かれたとのことですが、担当者を変えて相談してみる、あるいはより詳細な情報を提供することで、対応が変わることがあります。 記録した具体的な事例を提示し、改めて相談してみましょう。
• 民生委員・児童委員： 地域住民の福祉向上に貢献するボランティアです。地域の実情に精通しており、適切な相談窓口や支援策への橋渡しをしてくれる可能性があります。

３．具体的な解決策へのアプローチ

相談窓口へのアプローチと並行して、以下の解決策を検討しましょう。

• グループホームとの交渉： 退所勧告の理由を明確に聞き、改善策を提案しましょう。 例えば、母親の行動を改善するための具体的な支援策（専門医の診察、行動療法など）を提案したり、他の入所者との関係改善のための取り組みを提案したりするなどです。 この際、先ほど作成した記録は重要な証拠となります。
• 代替施設の探索： グループホームに残ることが難しい場合、他の介護施設（特別養護老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など）を探しましょう。 介護度や母親の状況に合った施設を選ぶことが重要です。 市町村の介護保険課や、介護情報サイトなどを活用して、適切な施設を探しましょう。
• 専門家の介入： 認知症専門医やケアマネージャー（施設とは別のケアマネージャー）に相談し、母親の状況を客観的に評価してもらい、適切な対応策を検討してもらうことも有効です。 専門家の意見は、グループホームとの交渉や、新たな施設への入所において大きな力となります。

４．成功事例と専門家の視点

過去に、同様のケースで解決に導いた事例があります。あるご家族は、地域包括支援センターの担当者と直接面談し、母親の行動に関する詳細な記録と、改善に向けた具体的な提案を示すことで、グループホーム側との交渉をスムーズに進めることができました。 また、別のケースでは、弁護士に相談することで、不当な退所勧告を撤回させることができました。 これらの事例からもわかるように、専門家のサポートを得ながら、粘り強く対応することが重要です。

５．まとめ

認知症の母親のグループホーム退所勧告は、非常に困難な状況ですが、諦めずに様々な窓口に相談し、解決策を探ることが重要です。 まずは、現状を整理し、具体的な事例を記録することから始めましょう。 そして、複数の相談窓口に積極的にアプローチし、専門家の力を借りながら、最適な解決策を見つけてください。 あなたの努力が、母親のより良い生活につながることを願っています。

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