認知症の母と7万の年金…介護と生活費の不安を解消する道筋

別居 扶養にしてる母親が認知症になりました。71歳です。 普段は父親が家で見て 火曜木曜は デイサービスに 9:30〜15:30行ってます。 両親の年金は自営業だったので二人合わせて月7万です。 そこから介護保険を引かれての支給となります。 収入はその年金のみです。 今は 貯金を切り崩して生活してます。 私も 買い物に行ったり外食したり してます。 先日ケアマネさんを呼んで いろいろ話をしました。 ①母の認知症は良くならない。 ②収入は 年金の月7万位。 ③近い将来 生活費含め 支払いが出来なくなる。 ④家で見れなくなる。娘達は 介護離職は出来ない。 ⑤夜に徘徊をするようになるともう 施設にお願いするしかない。 ⑥施設の支払いは？ 支払いが出来ない。 こんな場合 どうすればいいでしょう？ どこに相談に行って 私は何をすれば良いのでしょう？ となたか 知恵をお貸しください。

71歳のお母様は認知症を患われ、ご両親の年金収入は月7万円のみという、厳しい状況におかれているとのこと、大変心を痛められることと思います。 介護と生活費の両立は、多くのご家族が直面する大きな課題です。 この状況を打開するためには、まず現状を正確に把握し、適切な支援制度を活用することが重要です。 本記事では、あなたの状況に合わせた具体的な解決策と、相談窓口、そして今後あなたが取るべき行動をステップごとに解説します。

現状分析と課題の整理

まず、現状を整理してみましょう。お母様の介護はご父親が中心に行い、週2回デイサービスを利用されています。しかし、認知症の進行、年金収入の少なさ、そして将来的な介護費用への不安など、多くの課題を抱えています。 特に、夜間の徘徊が始まれば、在宅介護は困難になり、施設入所が現実的な選択肢となるでしょう。 しかし、現状の収入では施設費用を賄うことが難しい点が大きな問題です。

課題を具体的に整理すると：

• 収入不足：月7万円の年金では生活費と介護費用を賄えない。
• 介護負担：ご父親の介護負担が大きく、将来的に限界が来る可能性がある。
• 施設費用：施設入所費用が高額で、支払いが困難。
• 娘さんのキャリア：介護離職は避けたい。

解決策へのアプローチ：具体的なステップ

これらの課題を解決するために、以下のステップで行動することをお勧めします。

1. 専門機関への相談：まずは、地域包括支援センターに相談しましょう。 彼らは介護に関する様々な情報を提供し、適切な支援サービスや制度の利用をサポートしてくれます。 また、介護保険サービスの申請状況や、介護保険以外に利用できる公的支援制度についても相談できます。 具体的には、介護保険サービスの利用状況の見直し、介護保険以外に利用できる公的支援制度（生活保護、障害年金など）の申請可能性などを検討します。
2. 収入の確保：現状の年金収入では生活が困難なため、追加の収入源を確保する必要があります。 ご父親の年齢や健康状態にもよりますが、パートタイムの仕事や、国が支援する高齢者の就労支援制度の活用を検討しましょう。 また、ご自身も可能な範囲でアルバイトなどを検討することも有効です。 ただし、介護と仕事の両立は非常に困難なため、ご自身の負担にならない範囲で検討することが重要です。
3. 介護サービスの充実：デイサービスの利用頻度を増やす、ホームヘルプサービスの利用、ショートステイの活用などを検討しましょう。 これにより、ご父親の介護負担を軽減し、お母様の状態に合わせて適切な介護を提供することができます。 ケアマネージャーと相談しながら、最適なサービスを選んでいきましょう。
4. 生活費の見直し：生活費の見直しを行い、無駄な支出を削減しましょう。 食費、光熱費、通信費など、支出を細かく分析し、節約できる部分を探しましょう。 必要に応じて、食費を節約するための工夫や、光熱費を削減するための方法などを検討します。 また、生活保護の申請も視野に入れておくべきです。
5. 将来設計：お母様の状態、ご両親の年齢、ご自身の状況を踏まえ、将来の生活設計を立てましょう。 施設入所が必要になった場合の費用、生活費、介護費用などを考慮し、具体的な計画を立て、ケアマネージャーや社会福祉士と相談しながら、最適なプランを検討することが重要です。

成功事例：地域包括支援センターの活用

以前、同様の状況にあるご家族を支援した経験があります。 そのご家族は、地域包括支援センターに相談したことで、生活保護の申請をサポートしてもらい、生活費と介護費用を確保することができました。 また、ケアマネージャーのアドバイスにより、適切な介護サービスを選び、ご家族の負担を軽減することに成功しました。 地域包括支援センターは、様々な専門家と連携しており、個々の状況に合わせた最適な支援を提供してくれます。

専門家の視点：長期的な視点を持つこと

このケースでは、短期的な解決策だけでなく、長期的な視点を持つことが重要です。 お母様の認知症の進行、ご両親の健康状態の変化、そしてご自身のキャリアなどを考慮し、柔軟に対応していく必要があります。 定期的にケアマネージャーと相談し、状況の変化に合わせて計画を見直していくことが大切です。

チェックリスト：今すぐできること

まずは、以下のチェックリストを確認し、今すぐできることから始めてみましょう。

• □ 地域包括支援センターに相談する
• □ 介護保険サービスの見直しを行う
• □ 生活費の見直しを行う
• □ 追加の収入源を検討する
• □ ケアマネージャーと定期的に相談する

まとめ

7万円の年金と認知症の母という厳しい状況ではありますが、適切な支援制度を活用し、専門家のサポートを受けながら、一つずつ課題を解決していくことが可能です。 焦らず、一歩ずつ進めていきましょう。 まずは、地域包括支援センターへの相談から始めてみてください。 そして、ご自身の状況を正確に把握し、具体的な計画を立て、実行していくことが重要です。

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