社会保険未加入による60万円の請求…転職コンサルタントが解決策を提案！

助けて！社会保険って理不尽すぎる。おかしいです。私は平成28年の春から働きだした社会人です。母と２人暮らしで、母を介護しながら私の収入だけで生活しています。収入は少ないです。週５日勤務・８時間労働が定時です。残業がある日もあります。『会社が私を社会保険に加入させてくれませんでした』←ここが重要です。ですので国民年金・国民健康保険です。ですが今年、会社に監査が入ったという事で、過去２年分をさかのぼって社会保険に入る事になりました。いきなり60万近い保険料の返済を背負わされる事になってしまったんです。私が「社会保険に入りたくない！」なんて言ってたのなら仕方ないとは思います。ですが「会社が加入させてくれなかった」ってのが現実です。会社は「法律だから仕方ない。分割払いでもいいから」だとか言いながら返済をせまってきています。会社の不当行為なのに、なんで従業員が借金を背負わないといけないのでしょうか？私が悪い事して会社に損害を与えたのなら納得しますが、普通に働いていて会社に借金を作るなんて理不尽すぎませんか？母の介護をしていても、私が働かないと収入が得られないので働いてる間は家を留守にします。ヘルパーさんを雇ったり訪問医さんに来てもらったり、送迎してもらって介護施設でお風呂に母に入れてもらったりしています。出費が多い中で、更に借金を背負わされるなんて納得できないんです。・・・愚痴っぽくてゴメンなさい。なんで会社の不当行為のせいで、従業員が苦労しなきゃいけないんでしょうか？もう飛ぶか、生活保護を受けるしか道は無いのでしょうか？

大変な状況ですね。会社による社会保険未加入は違法行為であり、あなたに責任はありません。60万円もの未納保険料の請求は、確かに理不尽で、絶望的な気持ちになるのも無理はありません。しかし、諦める前にできることがあります。まずは落ち着いて、一つずつ解決策を探っていきましょう。

１．まずは事実確認と証拠集め

まず、会社があなたを社会保険に加入させなかったという事実を明確にしましょう。給与明細、雇用契約書、勤務記録など、会社とのやり取りに関するすべての資料を保管し、証拠として活用できるものを集めてください。もし、口頭での指示や約束があれば、それを証言できる同僚がいるか確認するのも有効です。

２．労働基準監督署への相談

会社の違法行為を告発するために、最寄りの労働基準監督署に相談することを強くお勧めします。労働基準監督署は、労働者の権利保護を目的とした機関であり、あなたの状況を詳しく聞き取り、適切な指導や助言を行います。彼らは会社の不当な行為を調査し、是正を促すことができます。場合によっては、会社に未納保険料の支払いを命じることも可能です。これは、あなたにとって非常に重要なステップです。一人で抱え込まず、専門機関の力を借りましょう。

３．社会保険事務所への相談

社会保険事務所にも相談してみましょう。彼らは社会保険に関する専門家であり、未納保険料の支払い方法や、分割払いなどの可能性についてアドバイスしてくれます。あなたの経済状況を説明し、返済計画の相談をすることで、負担を軽減できる可能性があります。介護をしながらの生活で経済的に厳しい状況であることを明確に伝えましょう。彼らはあなたの状況を理解し、柔軟な対応をしてくれる可能性があります。

４．弁護士への相談

状況によっては、弁護士に相談することも検討しましょう。弁護士は法律の専門家であり、あなたの権利を保護し、会社との交渉を支援してくれます。特に、会社が故意に社会保険未加入にしていた場合、損害賠償請求も視野に入ります。弁護士費用が心配かもしれませんが、法律相談は初回無料の事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、最善の解決策を見つけることができます。

５．生活保護の申請も視野に入れる

現状の経済状況が非常に厳しい場合は、生活保護の申請も視野に入れておきましょう。生活保護は、生活に困窮している人を支援するための制度です。申請はハードルが高いように感じますが、あなたの状況を説明し、必要な書類を提出することで、生活の安定を図ることができます。生活保護は最後の手段ではなく、必要な支援を受けるための選択肢の一つです。相談窓口で丁寧に説明を受け、不安を取り除きましょう。

６．転職も検討する

このような会社で働き続けることは、あなたの精神的・肉体的健康に悪影響を及ぼす可能性があります。将来を見据え、転職活動も検討しましょう。転職活動は時間と労力を要しますが、より働きやすい環境を見つけることで、将来の不安を解消し、より良い生活を送ることができます。転職エージェントの利用も有効です。彼らはあなたのスキルやキャリアプランを理解し、最適な求人を紹介してくれます。介護と仕事の両立も考慮した上で、あなたに合った職場を探しましょう。

具体的なアドバイス：

• 記録を残す：すべてのやり取りを記録しましょう。メール、メモ、録音など、証拠となるものを残すことが重要です。
• 専門家と相談：一人で抱え込まず、労働基準監督署、社会保険事務所、弁護士などに相談しましょう。
• 冷静さを保つ：感情的になることなく、冷静に状況を分析し、対応策を考えましょう。
• サポートを探す：家族、友人、地域包括支援センターなど、周囲のサポートを活用しましょう。
• 健康を第一に：精神的・肉体的に疲弊しないよう、休息をとり、健康管理に気を配りましょう。

成功事例：過去に、同様のケースで労働基準監督署の指導により、会社が未納保険料を負担した事例があります。また、弁護士を介して損害賠償請求を行い、慰謝料を獲得した事例もあります。

専門家の視点：会社は、従業員を社会保険に加入させる義務を負っています。これを怠った場合、法律違反であり、罰則が科せられる可能性があります。あなたは被害者であり、決して一人で抱え込んではいけません。

まとめ：

会社による社会保険未加入は違法行為であり、あなたに責任はありません。まずは落ち着いて、事実確認と証拠集めを行い、労働基準監督署、社会保険事務所、弁護士などに相談しましょう。生活保護の申請も視野に入れつつ、転職も検討することで、将来への不安を解消し、より良い生活を目指しましょう。一人で抱え込まず、専門家の力を借りながら、前向きに解決策を探していきましょう。

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