【転職コンサルタントが解説】離婚の危機…それでも夫婦関係を修復できるのか？再構築への道筋と具体的なステップ

主人から別れたいと言われました。私は主人と別れるべきなのでしょうか？ 2週間ほど前、主人から離れたい、と言われました。理由は「お互いを思いやる気持ちがなくなったから」だそうです。 他にも「私が怠けている、とか甘えているとか理解がない」と言われました。 結婚して15年主人もいろいろ不満があったと思います。私は決して出来る妻ではないですが私なりに頑張ってきたつもりです。 主人は5年前に会社の女の子にちょっかいを出して解雇されました。そのときまだ一歳にもならない子供がいて突然のその知らせはとてもショックで辛いものでした。 主人を愛していた分辛くて別れたい、と言いましたが主人はその時はこれから頑張るから三人でまたやり直そうと言ってくれました。二人で話し合いの末、またやり直すことに決めました。 田舎のため主人の噂はすぐに広まります。私たちは逃げるように主人の新しい職場の近くに引っ越しをしました。 ですがその後主人は再就職先でうまくいかず一年後にまた引っ越しを伴う転職をしました。 そんなことをこの5年で４回繰り返しました。 まとわりつく子供を突き放して一人で泣きながら徹夜で荷物を梱包し、開封し、片づけて落ち着いてきたと思ったらまた引っ越し…。 もう私は気が狂いそうでした。 そんなこともあって私は5年前の主人の過ちが心の底でどうしても許せませんでした。 仕事がうまくいかなかったせいか、金銭的なことなのか機嫌が悪いと子供にささいなことで怒鳴ったりしました。 5年前のことがなければ…、そう思わずにはいられませんでした。 私は自分の辛さ、子育てに忙しく主人に優しくしてあげる余裕はありませんでした。 むしろ私が育児に疲れていても全く関わってこない主人にイライラさえ募っていました。 だから主人も家にいるのが辛かったんだと思います。2週間前主人から別れを切り出されたとき、思わず私だって辛かったんだ、やっぱり5年前別れるべきだったんだと言ってしまいました。 ですが、主人にとってはすでに終わったことであり、そもそもの原因は私が主人の仕事を理解しようとしなかったから他の女の子にちょっかいを出したんだと言われました。 確かに、そうなのかもしれません。 少し冷静になり別れるべきだったんだといった自分に後悔しています。私はいつまでも過去に囚われすぎました。 もう一度やり直したいです。ただ主人は私といるのが本当に辛そうでもう別れたほうが幸せになるかも・・。とも思えるのです。 ただ現実問題、別れてどうやって暮らしていこうかとも思います。私は現在働いておらず貯金もありません。まだ小さい子を抱え、頼れる親もおらず、特に資格もなく生きていけるのだろうかと思えます。（このあたりが甘えている、と言われるのだと思いますが…） 子どものために頑張らないといけないけど一人でやっていくには不安です。 主人も低収入で養育費とかそういったものは期待できません。 このまま別居を拒み続けるか、別居するか、離婚するか、考えがまとまりません。 相談できる身近な人もおらず皆さんのお知恵を借りたいと思います。私と子供はどうしたらいいのでしょうか？ 慌てて書いたのでわかりにくいかもしれませんがよろしくお願い致します。

15年間の夫婦関係、そして離婚の危機…

ご相談ありがとうございます。15年間連れ添ったご主人との離婚の危機、そして経済的な不安、育児の負担…本当につらい状況にあると思います。ご自身を責める必要はありません。まずは、今の状況を客観的に見つめ、一歩ずつ解決策を探っていきましょう。

ご主人の発言や過去の出来事から、ご夫婦間のコミュニケーション不足、そして5年前の出来事が現在にも影を落としていることが分かります。 ご主人は仕事上のストレスを家庭に持ち込み、それが子供への怒りや、あなたへの冷たさ、そして最終的には離婚という結論に繋がっているように見えます。一方、あなたは育児に追われ、ご主人の仕事への理解やサポートが不足していたと自覚されています。お互いが抱える問題を理解し、解決に向けて努力することが、関係修復の鍵となります。

ケーススタディ：過去の失敗から学ぶ

よくあるケースとして、仕事で失敗した男性が家庭に不満をぶつける、というパターンがあります。これは、仕事上のストレスを家庭で発散することで、一時的にストレスを軽減しようとする防衛反応です。しかし、これは根本的な解決策ではなく、むしろ関係悪化を招きます。

ご主人の場合、5年前の事件は大きなトラウマになっている可能性が高いです。解雇、引っ越し、そして仕事探し…精神的に追い詰められていたはずです。その時のあなたの言葉、「別れたい」は、彼にとって大きなショックだったでしょう。彼は、その時の罪悪感と、あなたへの申し訳なさから、必死に関係修復を試みたものの、結局うまくいかず、今の状況に至っているのではないでしょうか。

修復への道筋：具体的なステップ

まず、ご自身とご主人の感情を整理し、冷静に現状を分析することが重要です。そのためには、以下のステップを踏んでみてください。

• ステップ1：自分の感情とニーズを明確にする
• 離婚したいのか、それとも修復したいのか、自分の気持ちを明確にしましょう。日記をつけたり、信頼できる友人やカウンセラーに相談するのも有効です。
• もし修復したいのであれば、具体的に何がしたいのか、何を期待しているのかを書き出してみましょう。例えば、「夫とじっくり話し合いたい」「夫の仕事への理解を深めたい」「夫に感謝の気持ちを伝えたい」などです。
• ステップ2：夫の感情とニーズを理解する
• 夫の言葉の裏にある真意を理解しようと努めましょう。単に「怠けている」と言われたとしても、その背景には、夫なりの期待や不満があるはずです。彼の言葉に耳を傾け、彼の気持ちを理解しようと努力することが重要です。
• 夫の仕事へのストレス、経済的な不安、過去の出来事への罪悪感など、彼の抱える問題を理解しようと努めましょう。共感することが、関係修復の第一歩です。
• ステップ3：冷静な話し合いを行う
• お互いの感情が落ち着いてから、冷静に話し合いましょう。感情的な言葉ではなく、事実を伝え、お互いの気持ちを理解しようと努めましょう。第三者（カウンセラーなど）を交えるのも有効です。
• 過去の出来事について、お互いに謝罪し、許し合うことができれば理想的です。しかし、すぐに許し合うことが難しい場合は、少しずつ理解を深めていく努力が必要です。
• ステップ4：具体的な行動計画を立てる
• 話し合いの結果に基づき、具体的な行動計画を立てましょう。例えば、「週に一度、夫婦で時間を作る」「夫の仕事について積極的に話を聞く」「家事や育児を分担する」などです。
• 計画を実行していく中で、定期的に振り返りを行い、修正が必要な場合は修正しましょう。
• ステップ5：経済的な自立を目指す
• ご自身の経済的な自立は、離婚を考える上でも、夫婦関係を修復する上でも非常に重要です。ハローワークや転職サイトを利用して、自分に合った仕事を探しましょう。育児と両立できる仕事を選ぶことが大切です。スキルアップのための資格取得も検討してみましょう。
• まずは、パートタイムやアルバイトから始めて、徐々に仕事に慣れていくのも良い方法です。

専門家の視点：転職コンサルタントからのアドバイス

私は転職コンサルタントとして、多くのキャリア支援を行ってきました。その経験から、仕事上のストレスが家庭に影響を与えるケースは非常に多いです。ご主人の場合、5年間で4回の転職を繰り返していることから、仕事への不安やストレスが相当なものだったと考えられます。

あなたも、経済的な不安や育児の負担から、ご主人へのサポートが不足していたと自覚されています。しかし、これは決してあなたの責任ではありません。お互いに、仕事と家庭のバランスをうまく取ることができなかった結果です。

まずは、ご自身の経済的な自立を目指しましょう。そして、ご主人と冷静に話し合い、お互いの気持ちを理解し、これからの生活について話し合うことが重要です。

まとめ

離婚という選択肢ももちろんありますが、15年間の夫婦関係を簡単に諦めるのはもったいないかもしれません。まずは、上記のステップを踏んで、ご主人とじっくり話し合い、関係修復に向けて努力してみてください。そして、同時に、ご自身の経済的な自立も目指しましょう。それが、あなたと子供たちの未来を明るくする第一歩となるでしょう。

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