親との縁切りに悩むあなたへ。経済的援助と家族の幸せ、両立への道標

親と縁を切るべきなのに踏ん切りがつきません。私の両親（父60代半ばアルバイト、借金300万、年金なし、母70代半ば専業主婦、車の免許無し、年金なし）は田舎で持ち家で2人暮らし。私（30代）は既婚で子供4人（未就学と小学生）。問題点は、お金を要求されることです。生活が苦しいのは分かりますが、全て自分達のしてきた事の結果です。父は私が高校生の頃まで自営をしていて羽振りが良かったせいでギャンブルばかりして何度も借金し、最後には父の兄弟から「お前は生きてたら迷惑かけるから早く死ね」と言われるほどお金を借りたようです。1番言われて辛かった言葉は中学に上がる時、「自転車を買うお金も、カバンを買うお金も無いから歩いて風呂敷に包んで行ってくれるか？」でした。当時の父は亭主関白でかなり怖かったので私は黙って泣くだけでした。母は再婚で、私の兄姉は連れ子です。上2人はかなり素行が悪く、そのせいで父にもお金でかなり迷惑をかけたそうです。なぜ別れないのか？私も働くから家を出てと懇願しましたが、「考えさせて」と言っただけでした。何度も傷つく言葉を言われました。「お前は盛りのついたメス犬か！」「私はお父さん別れたかったのに無理矢理押さえつけられてあんたが出来たんよ！だから別れられなかった。」「鬼の子。」これだけあれば普通なら縁を切ると自分でも思います。いつもこうではないのです。普段はまともなんです。父や母なりに私達の幸せを心配し、親として祖父母としてできる事をしてやろうとしてくれます。姉が子供の進学の為に実家に預けた時も卒業まで面倒を見ました。（5年間）しかし、最近お金が回らず良く貸してくれと言うようになりました。昔からお金は困っていたので渡した金額は数百万円にはなると思います。高齢になった事で、父の出来る仕事では借金返済しながらの生活では足りないのは当然です。一度は兄弟で何とかしようと集まり、現状の打開策を一緒に考え提案しましたが、プライドとかどうでもいい事で何一つ変えようとしません。それが原因で私以外の兄弟はみんな見限りをつけ離れてしまいました。私もそうすべきと言うニュアンスの言葉を主人にも言われました。分かってるんです。子供も可愛いです。だけど、どんなクソッタレでも、両親なりにかけてくれた愛情も分かるし、現状私しかもう残っていません。しかも、両親にとっては私が自慢の娘なんです。その私まで見捨てたら母が父と無理心中しないか、もしくは、餓死したりしないか？と考えてしまいます。そうなれば私は死ぬまで後悔するんじゃないか？と言う気持ちが邪魔をします。きっと私が主人と共にしている会社が起動にのり今援助しようと思えば出来る状況だからなのもあると思います。そして、義両親がその会社に入っている事で、何もしてないのに月60万程給与等として渡している事も原因です。主人に隠れてお金を仕送りする事は可能です。私も月に2、3万で済むならそうします。それくらいなら主人も何も言いません。ただそれをすれば死ぬまで何が起ころうが私が見ないといけなくなります。そこまでの事を考えると主人や子供達に迷惑をかける事、それが原因で主人との関係が悪くなるかもしれない事を考えると出来ないでいます。家庭を捨てて実家に私が帰ることまで考えました。しかし、子供に一生消えない傷を与えてしまう事になるので出来ません。こんな親は捨てて当然ですか？親はどんな事があっても出来る限り寄り添うべきですか？この二択が選べずにいます。心が決まる様意見を下さい。

結論：経済的支援と精神的ケアのバランス、そして明確な境界線を

まず結論からお伝えします。ご自身の状況を鑑みると、完全に縁を切る必要はなく、経済的な支援と精神的なケアをバランス良く行いながら、明確な境界線を設けることが大切です。完全に縁を切ってしまうと、ご両親の生活が不安定になり、ご自身が想像するような最悪の事態に繋がる可能性も否定できません。しかし、現状のままでは、ご自身の家庭生活や精神面に大きな負担がかかり続けるでしょう。

この葛藤を解決するためには、以下の３つのステップを踏むことをお勧めします。

ステップ１：ご両親との現状を冷静に分析する

現在のご両親の状況を客観的に分析し、問題点を明確にしましょう。

• 経済状況：借金の額、収入、支出、年金受給の可能性などを具体的に把握します。社会福祉協議会などの相談窓口を利用して、公的な支援制度の活用も検討しましょう。
• 健康状態：ご両親の健康状態を把握し、必要であれば医療機関への受診を促します。介護サービスの利用も検討しましょう。
• 精神状態：ご両親の精神状態を把握し、必要であれば精神科医への受診を促します。ご両親の過去のトラウマや問題行動の背景を探ることで、より良い対応策を立てることができます。
• 人間関係：ご兄弟との関係、近隣住民との関係などを把握します。孤立している場合は、地域包括支援センターなどの相談窓口を利用して、地域社会との繋がりを支援しましょう。

これらの情報を整理することで、ご両親への適切な支援方法が見えてきます。

ステップ２：現実的な支援プランを立てる

ご自身の経済状況や家庭状況を考慮した上で、現実的な支援プランを立てましょう。

• 経済的支援：毎月一定額の仕送りを行うことを検討しましょう。金額はご自身の経済状況とご両親の生活状況を考慮して決定します。ただし、無制限の支援は避け、明確なルールを設けることが重要です。例えば、仕送りの用途を具体的に指定したり、定期的に収支報告を求めるなどです。
• 精神的支援：定期的に電話や手紙で連絡を取り、ご両親の話を聞きましょう。直接会う際には、時間や場所を事前に決め、短時間で済ませるようにしましょう。ご両親の言葉に傷つくことがあれば、冷静に反論したり、会話を中断したりする勇気も必要です。専門機関の相談窓口を紹介することも有効です。
• 生活支援：ご両親の生活状況に応じて、家事援助や買い物代行などの生活支援を行うことを検討しましょう。ただし、ご自身の家庭生活に支障をきたさない範囲で行うことが重要です。

支援を行う際には、ご主人とよく話し合い、合意を得ることが大切です。ご主人に隠れて支援を行うことは、信頼関係を損なう可能性があります。

ステップ３：明確な境界線を設ける

ご両親との関係において、明確な境界線を設けることが重要です。

• 時間管理：ご両親との連絡や面会に費やす時間を制限します。自分の時間や家族の時間もしっかり確保しましょう。
• 金銭管理：仕送り以外の金銭的な援助は行わないようにします。借金の返済や生活費の援助は、ご両親自身の責任で行うように促します。
• 感情管理：ご両親の言葉や行動に感情的に反応しないように心がけます。冷静に状況を判断し、適切な対応をしましょう。
• 専門家の活用：必要に応じて、弁護士や社会福祉士などの専門家の力を借りましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応策を立てることができます。

境界線を設けることは、ご両親との関係を断絶することではありません。健全な関係を築くために必要なステップです。

成功事例：専門家によるサポートと明確なルール設定

私のクライアントにも、似たような状況の方がいらっしゃいました。彼女は、長年両親からの経済的負担と精神的ストレスに悩んでいました。しかし、弁護士に相談し、両親との間で明確な経済的支援のルールを定めた契約書を作成しました。その結果、彼女は経済的負担を軽減し、精神的な負担も減らすことができました。両親も、明確なルールがあることで、彼女への依存度が減り、自立への意識が高まりました。

よくある質問と回答

Q. 親に経済的な援助をするのは、いつまで続けるべきですか？

A. これはケースバイケースです。ご両親の状況、ご自身の経済状況、そしてご自身の精神的な負担を総合的に判断する必要があります。明確な期限を設定するか、定期的に見直しを行うことをお勧めします。

Q. 親と完全に縁を切ることは、本当に悪いことですか？

A. 必ずしも悪いことではありません。しかし、ご両親の状況やご自身の状況を十分に考慮し、慎重に判断する必要があります。専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

Q. 親の介護を拒否することは、非情ですか？

A. 介護は、ご自身の状況を考慮して判断する必要があります。介護が困難な場合は、介護サービスを利用したり、ご兄弟と協力したりするなどの方法があります。

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この状況下で、ご自身とご家族の幸せを守るためには、経済的支援と精神的ケアのバランス、そして明確な境界線を設けることが不可欠です。ご自身の心の声に耳を傾け、最適な方法を見つけてください。

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