介護職の現状と未来：転職を考える看護師・保健師のためのリアルなQ&A

介護士は増加しない気がする。従兄弟が、介護士してましたが、数年で辞めました。私は、看護師、保健師の資格があり、以前、数ヵ月だけ、派遣看護師で、施設に行った時期がありました。今回ニュースになった施設にもあります。派遣看護師なので、全員把握しようかなとカルテを見出した瞬間、介護士から、「○○さん、動かない、おかしい」と言われ、確認したら、心肺停止で亡くなってました。施設長は対応しない、家族に連絡もしないし、派遣で行った私が救急車対応、家族連絡全てやりました。しかも、初日にです。夜勤介護士は、きちんと巡視してないらしく、知らないの一点張り。空きがある施設は、安さや、空いているから入れるは止めた方が絶対に良いです。施設以外にも、福祉サービスは沢山あります。きちんと、専門家の意見を聞いた方が良いです。(役所の中) 病院に長期入院が出来ない今、すぐに施設を考える方が多いけど、看護師がいる、いないも大事だし、どこの病院と提携してるのかなど、往診医等もすぐに対応しない場合もあるので、本当に施設選びは重要だと思いますよ。数年前にも川崎で、利用者を窓から投げた介護士もいましたよね。名前は出しませんが、大手出版社が手掛けている施設も最低レベルです。今回の事件の施設と同等かな。ニュースにならないだけで、小さいレベルで、高齢者虐待に値する行為をしている人もいました。介護士が少ないから、無資格者も中に働いてましたが、動きが遅い高齢者に対して、叩いていた所も見かけました。施設側が、辞められたら困るからといって、叩いていた無資格者は、辞めさせないと言ってましたよ。それが、現実です。そんな現実みたら、介護関係は無理だと割りきり、今は、保健師として、保健所に、再就職しました。今は、監視する方ですね。まあ、面倒見れる介護士さんが少ないので、介護士さんが増えない限り、施設も潰れる可能性も無いとは言えません。高齢化社会も、大変の一言だけではなく、厚生労働相や、国も、現場出向いて把握しないと、何れ、介護現場は破綻しますね。

ご自身の経験に基づいた、介護現場の厳しい現実を赤裸々に語っていただきありがとうございます。看護師・保健師の資格をお持ちで、現場の状況を深く理解されているからこその貴重なご意見です。確かに、ニュース報道だけでは見えない、介護現場の闇の部分が垣間見えますね。従兄弟さんの介護士からの離職、そしてご自身の派遣看護師としての経験、そして現在の保健師としての立場から、介護現場の抱える問題点を多角的に分析していきましょう。

介護現場の現状：人手不足と質の低下

まず、介護現場の深刻な人手不足は、質の低下に直結します。質問者様のご経験からも明らかなように、巡視体制の不備、無資格者の雇用、そして高齢者虐待といった問題が、人手不足を背景に発生している可能性が高いです。これは、介護士の負担増加、モチベーション低下、そして離職率の増加という悪循環を生み出しています。 人材不足は、施設の運営そのものを脅かす事態にもなりかねません。優秀な人材確保のためには、待遇改善、労働環境の改善、そしてキャリアパス設計といった抜本的な改革が必要です。 また、施設選びにおいては、看護師の配置状況、病院との連携体制、往診医の対応状況などをしっかりと確認することが重要です。安さだけで施設を選ぶのではなく、利用者の安全と安心を第一に考える必要があります。

なぜ介護士は増えないのか？

介護士の増加が難しい理由は多岐に渡ります。まず挙げられるのが、低賃金・長時間労働です。他の職種と比較して、給与水準が低い上に、夜勤や休日出勤が多く、身体的・精神的な負担が非常に大きいです。 次に、労働環境の悪さです。人手不足による負担増加、職場環境のストレス、そして高齢者虐待といったリスクも、介護士の離職を招く大きな要因となっています。 さらに、キャリアパスの不足も問題です。介護業界は、キャリアアップの道筋が明確でないケースが多く、モチベーションを維持することが難しいという声も少なくありません。 これらの問題を解決するためには、国や自治体による支援、施設側の取り組み、そして社会全体の意識改革が必要不可欠です。

看護師・保健師の視点から見た介護現場の課題

看護師・保健師の資格をお持ちの質問者様だからこそ、介護現場の課題を鋭く捉えられています。例えば、派遣看護師として勤務された際の経験は、現場のリアルな状況を如実に表しています。心肺停止の発見が遅れたこと、施設長の無責任な対応、そしてその対応を質問者様が行わなければならなかったこと…これらは、介護現場における危機管理体制の脆弱さを示しています。 また、無資格者の雇用や高齢者虐待といった問題も、深刻な人材不足と、それを放置する施設側の姿勢が背景にあると言えるでしょう。 このような状況を改善するためには、まず、適切な人員配置と質の高い研修が不可欠です。そして、通報体制の整備や外部機関との連携強化も重要です。 さらに、介護士の労働環境改善、待遇改善、キャリアパス設計といった取り組みも必要です。 これらの課題解決には、国、自治体、施設、そして介護士一人ひとりの努力が必要です。

具体的な解決策と転職を考える際のアドバイス

では、現状を打破するために、どのような対策が必要なのでしょうか？

• 待遇改善：給与の向上、福利厚生の充実、賞与制度の導入など。
• 労働環境改善：人員配置の改善、残業時間の削減、休暇制度の充実、職場環境の改善など。
• キャリアパス設計：キャリアアップのための研修制度の充実、資格取得支援、昇進制度の導入など。
• 教育・研修の充実：基礎研修、専門研修、資格取得支援など。
• 働き方改革：シフト制の見直し、時間外労働の削減、休日取得の促進など。
• チームワークの強化：定期的なミーティング、情報共有システムの導入など。
• メンタルヘルスケアの充実：相談窓口の設置、ストレス軽減のためのプログラムなど。

看護師・保健師の資格をお持ちの質問者様は、介護業界で培った経験を活かし、保健師として、介護現場の監視・指導という重要な役割を担われています。これは、介護業界の改善に大きく貢献する仕事です。 転職を考える際には、自身のスキルや経験、そしてキャリアプランを明確にしましょう。そして、待遇、労働環境、キャリアパスなどを総合的に考慮し、自分に最適な職場を選び出すことが重要です。 介護業界は、人手不足が深刻な状況ですが、同時に、やりがいのある仕事でもあります。 もし、介護業界への再チャレンジを検討されているのであれば、上記の点を踏まえ、より働きやすい環境、より充実したキャリアを築ける職場を見つけることをお勧めします。

まとめ

介護現場の現状は、決して楽観視できるものではありません。しかし、人手不足や労働環境の悪化といった問題を解決し、より質の高い介護サービスを提供するためには、国、自治体、施設、そして介護士一人ひとりの努力が必要です。 看護師・保健師の資格をお持ちの皆様には、介護業界で培った経験と知識を活かし、現場の改善に貢献できる可能性があります。 転職を検討されている方は、自身のキャリアプランを明確にし、より働きやすい環境、より充実したキャリアを築ける職場を見つけることをお勧めします。 そして、より良い介護業界を目指し、共に努力していきましょう。

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※ この記事は、質問者様のご経験に基づいて作成されたものであり、全ての介護施設がこのような状況にあるとは限りません。また、具体的な施設名や個人名は伏せています。