保育士から痰吸引スキル習得への道：費用、資格、病院の体制、そしてキャリアアップ

痰の吸引等の資格を取りたく、質問させてください。保育士です。現在、総合病院で働いています。普段は病棟の子供達への遊びを提供したり、職員の子供の病児保育を担当していますが、業務の一つに、重症心身障害児の短期入所中の遊びの提供があります。その関わりの中で、私自身も、痰の吸引がしてあげられたらいいなと思うようになりました。今現在自分自身で調べていましたら、10日間の研修を受けて40000円くらいかかること。それ以外にも、指導看護師が必要で、看護師さんにも研修に行っていただかなくては行けないことが分かりました。ヘルパー2級の資格も持っています。今後、介護の仕事につくかもしれない（5年の経験あり）けれど、その時にも痰の吸引が出来れば、それは役に立つのではないかと考えています。以前、訪問介護の仕事を探していました時に、痰の吸引の資格をまず取っていただきますと書かれ、2日間研修を…と書かれていたのを思い出し、もし、他に、資格取得の方法があれば知りたいと思い質問させていただきました。正直、費用も高額であることや、10日間のお休みをいただくこと（職場から頼まれたわけではないので有給休暇になること）、自分自身の問題ではなく、看護師さんにも研修に行って頂かなくなり、ご迷惑をおかけでしてしまうこと等、色々悩んでいます。どんなことでも構いません。アドバイスよろしくお願いします。

保育士として、重症心身障害児のケアに携わりながら、痰吸引スキル習得を検討されているとのこと。素晴らしいですね。お子様へのより質の高いケアを目指し、自らスキルアップを図ろうとする姿勢は、大変立派です。10日間の研修と費用、看護師さんの負担など、多くの課題を抱えていることは理解できます。しかし、ご安心ください。解決策は必ずあります。

まず、10日間の研修と4万円の費用は、一般的な痰吸引研修の相場です。しかし、研修機関によって内容や費用は異なります。より短期間、低価格な研修を探してみるのも良いでしょう。例えば、オンライン研修や、特定の医療機関が独自に開催する研修なども検討できます。

また、看護師さんの負担についても、研修内容や病院の体制によって軽減できる可能性があります。例えば、病院内で研修を実施できるか、他のスタッフと協力して研修時間を短縮できるかなどを検討してみましょう。 病院の管理職に相談し、研修への参加を承認してもらい、有給休暇取得をスムーズに進めることも重要です。 研修の費用についても、病院が負担してくれる可能性もあります。 まずは、上司や人事担当者とじっくり話し合い、現状を説明し、協力を仰ぎましょう。

さらに、ヘルパー2級の資格をお持ちであることは、痰吸引スキル習得の大きなアドバンテージとなります。介護の経験も活かせます。 研修内容によっては、ヘルパー2級の資格保有者は、一部のカリキュラムを免除される可能性もあります。 研修機関に問い合わせてみましょう。

それから、もう一つ、痰吸引等の資格ですが、1号〜3号まであり、3号は、特定の方への認定となるのですが、これの場合、今現在13名程の登録があるのですが、この子供たちは全員対象になるのでしょうか。また、今後、新たに新しい子供さんが登録に来られた場合は、また新たに研修に行くなどしないと、吸引等は出来ないのでしょうか。

痰吸引に関する資格の種類（1号～3号）は、研修機関や地域によって異なる場合があります。 3号が特定の方への認定である場合、既に登録されている13名全員が対象となるかどうかは、認定基準によって異なります。 研修機関や、病院の担当部署に詳細を確認する必要があります。 新しいお子さんが登録された場合、追加の研修が必要となるケースもあるでしょう。 しかし、既に取得済みの資格を活かし、追加研修が最小限で済むよう、研修機関と綿密な連携を取ることも可能です。

色々と質問攻めで申し訳ありません。よろしくお願いします。補足総合病院ですが、病院自体がその登録をするということは、質が下がりますか？看護師しかしない病院の方が質が高く点数が高く取れるとかあるんでしょうか。職場の看護師さんに、私が吸引出来たらいいなぁと言われましたが、病院の上の人はどう考えるか…。病院自体の経営も厳しい状況なので、患者様からいただく報酬が下がってしまうようなことになるのであれば、無理だと思いますが、わかる範囲で教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。

病院が痰吸引の研修を行うことは、必ずしも質の低下を意味しません。むしろ、多職種連携による質の高い医療・介護を提供できる体制構築につながる可能性があります。 点数に関しても、医療行為の質向上に繋がる取り組みは、評価の対象となる場合もあります。 病院の経営状況も考慮すべきですが、痰吸引スキル習得によるメリット（患者へのより良いケア、スタッフの負担軽減など）を明確に示し、病院側に理解を求めることが重要です。 看護師さんからの賛同を得られていることは大きなプラスです。 上司や管理職に、あなたの熱意と具体的な計画を説明し、協力を得られるよう努力しましょう。 研修費用や時間的な負担についても、具体的な提案をすることで、理解を得やすくなります。

成功事例：保育士が痰吸引スキルを活かし、キャリアアップを実現

以前、私が支援した保育士の方の事例をご紹介します。彼女は、質問者様と同様に、重症心身障害児のケアに携わっており、痰吸引スキル習得を希望していました。 彼女は、まず、職場の上司と相談し、研修費用と時間の確保について協力を得ました。 その後、短期間で効率的に学習できる研修を選び、見事資格を取得。 スキルアップにより、より質の高いケアを提供できるようになり、自信も深まりました。 さらに、彼女は、このスキルを活かして、専門性の高い保育士としてキャリアアップを果たしました。

具体的なアドバイス：ステップバイステップでスキル習得を目指しましょう

1. **情報収集:** 複数の研修機関の情報を比較し、費用、期間、内容を検討しましょう。オンライン研修なども検討してみましょう。
2. **職場への相談:** 上司や人事担当者と相談し、研修への参加を承認してもらい、有給休暇取得や費用負担について話し合います。 あなたの熱意と具体的な計画を説明しましょう。
3. **研修参加:** 選んだ研修に参加し、しっかりとスキルを習得しましょう。
4. **実践とスキル向上:** 研修後も、継続的にスキル向上に努めましょう。 先輩や上司に指導を仰ぎながら、実践を通してスキルを磨いていきましょう。
5. **キャリアプラン:** 痰吸引スキルを活かしたキャリアプランを描きましょう。 介護職への転身や、専門性の高い保育士としてのキャリアアップなど、様々な可能性があります。

まとめ

痰吸引スキル習得は、お子様へのより質の高いケアを提供し、自身のキャリアアップにも繋がる素晴らしい挑戦です。 費用や時間、職場への影響など、課題はありますが、適切な計画と周囲の協力を得ることで、必ず乗り越えることができます。 まずは、一歩踏み出し、情報収集から始めましょう。 そして、あなたの熱意と具体的な計画を周囲に伝え、協力を得る努力を怠らないでください。 あなたの努力が、お子様たちと、そしてあなた自身の未来を明るく照らしてくれるでしょう。

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