冷たい母親への対応…あなたは冷たい人ですか？認知症介護と家族の関係

私は冷たいですかね？長文なのでお付き合いしていただけたらと。 67歳母親がレビー型認知症です。老健入れて半年になります。介護1です 母親が、娘がいいと言ったら出れる。家に帰りたい話します。その話は面会の度にずっと言ってます。イライラも特にせず、どっちか言うとまったく話が頭に残りません。 まあ、完全に無視してます。 母親は、ちょっと私が頑張れは一人暮らし可能でした。でも私が疲れて入れました。 持ち家があったのですが、浪費で借金して家が担保なり家を手放しました。年金もほとんどなく、生活保護を受けさせ一人暮らしを。 その後、家賃、光熱費滞納し、私が頭を下げ和解。私がお金管理をして一人暮らし継続。 その後認知症発症。介護保険を使い少し一人暮らし継続。厳しくなり通院していた病院の老健に入居なりました。 借金した時も、悪くないと開き直りでかなりうんざりでした。正直もうほっとくつもりでした。私が病んだので。昔から変わった母親でしたし、私もほったらかしで育ちました。ちょっとアダルトチルドレンぽいと言われたこともあります。 今は老健に週1～2回必ず洗濯いき母親とゆっくり過ごす時間作ってます。姉弟いるので皆面会はマメで一週間誰も来ない日はない環境です。月1外出、面会時は近くの喫茶店お茶も連れてます。姉も月1～ 2外出させてます。 認知症なり特に昔の恨みはないです。私が主体で洗濯、キーパーソンですが不満も別に今の所負担ないです。 お金は預かってますが、生活保護なのでぎりぎりです。 もしお金があっても一緒に住んだり、一人暮らしさせて家に通うは嫌なんです。 姉弟も引き取る気持ちはないです。 ただ、老健は母親の今の状態はほぼ自立なり入ってる他の人も80歳以上です。 借金して自滅したのは母親ですし。 施設は嫌がてますが、施設暮らしをしてくれるなら、姉弟まめに面会行けますしね。 出来ることはすでにしてます。それ以外は母親が言っても無視で正直話も聞いてません。 だから、イライラしない。そんな感じです。 長々とまあ愚痴ですがね。少し吐き出したくてすいません。やはり冷たいのか？本音は施設に死ぬまで入って生活してください。 月に何回か面会いくし、歩ける間は時々外出させるし、必需品はちゃんと購入する。かなり冷めてます

はじめに：介護と心の葛藤

あなたは、レビー小体型認知症の母親を介護しながら、複雑な心境を抱えているようです。長年の母親との関係性、経済的な負担、そして介護の現実…様々な要素が絡み合い、あなたを苦しめているのではないでしょうか。 この状況下で「冷たい」と感じるのは、決してあなただけではありません。多くの介護者は、同様の葛藤を抱え、罪悪感や自己嫌悪に苦しんでいます。 このQ&Aでは、あなたの状況を丁寧に分析し、専門家の視点からアドバイスを提供します。 まずは、あなたの状況を整理し、冷静に考えていきましょう。

ケーススタディ：あなたの状況分析

あなたのケースは、典型的な「アダルトチルドレン」的な側面と、認知症介護の現実が複雑に絡み合った状況と言えます。 幼少期のネグレクト経験が、現在の母親への対応に影響している可能性があります。 母親の浪費による借金問題、そして認知症の発症…これらの出来事が、あなたの感情を複雑にしているのは当然です。 あなたは、経済的にも精神的にも負担を感じながらも、週に1～2回は洗濯に行き、外出にも連れていくなど、最低限のケアは行っています。 しかし、母親の「家に帰りたい」という訴えには、ほぼ無視で対応しているとのこと。 これは、あなたの心の防衛機制が働いている可能性が高いです。 長年抱えてきた不満や怒りを、直接表現するのではなく、無視することで感情をコントロールしようとしているのかもしれません。

専門家の視点：感情の整理と境界線の設定

介護において、感情の整理と境界線の設定は非常に重要です。 あなたは、母親の過去の行動に怒りや不満を感じている一方で、認知症になった現在、恨みはないと述べています。 これは、認知症という病気の理解が深まっている証拠であり、非常に素晴らしいことです。 しかし、過去の感情を完全に無視することは、あなたの心の健康を害する可能性があります。 まず、過去の出来事と現在の状況を分けて考える必要があります。 過去の母親の行動に怒りや不満を感じることは自然な感情です。 その感情を否定するのではなく、受け入れ、適切な方法で処理することが大切です。 例えば、信頼できる友人やカウンセラーに相談したり、日記に書き留めたりすることで、感情を整理することができます。

具体的なアドバイス：あなたができること

1. **感情の整理:** 過去の出来事に対する感情をノートに書き出してみましょう。 書き出すことで、感情が整理され、客観的に状況を捉えることができるようになります。
2. **境界線の設定:** 母親の要求すべてに応える必要はありません。 「家に帰りたい」という要求には、穏やかに「今は老健での生活が母親にとって一番安全で安心できる」と伝える練習をしましょう。 感情的に言い争うのではなく、事実を伝えることが重要です。
3. **自己ケア:** 介護は、心身ともに大きな負担がかかります。 定期的に休息を取り、趣味や好きなことをする時間を作るなど、自己ケアを心がけましょう。 疲れた時は、遠慮なく周りの人に助けを求めることも大切です。
4. **専門機関への相談:** 介護に関する相談窓口や、アダルトチルドレンのためのサポートグループなどに相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な対応方法を見つけることができるでしょう。
5. **姉弟との連携:** 姉弟と定期的に話し合い、介護の負担や役割分担について話し合うことが重要です。 協力体制を築くことで、精神的な負担を軽減することができます。

比較検討：様々な介護方法とメリット・デメリット

母親の介護方法として、いくつか選択肢があります。

• 老健での継続：メリットは、専門的な介護を受けられること、あなたは比較的負担が少ないこと。デメリットは、母親の希望と相反すること、施設での生活に母親が馴染めない可能性があること。
• 自宅介護：メリットは、母親の希望を叶えることができる可能性があること。デメリットは、経済的・時間的・精神的な負担が非常に大きくなること、専門的な介護が不足する可能性があること。
• ショートステイの活用：メリットは、一時的に母親を施設に預けることで、休息を取れること。デメリットは、費用がかかること、母親が不安になる可能性があること。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、あなたにとって最適な方法を選択することが大切です。

チェックリスト：あなたの状況と対応

以下のチェックリストで、あなたの状況と対応を確認してみましょう。

• □ 母親の希望を理解しているか？
• □ 自分の感情を整理できているか？
• □ 境界線を設定できているか？
• □ 自己ケアを心がけているか？
• □ 周囲のサポートを得られているか？
• □ 専門機関への相談を検討しているか？

多くの項目にチェックが入っていない場合は、専門機関への相談を検討することをお勧めします。

成功事例：介護を乗り越えた家族

多くの家族が、介護を通して困難を乗り越えています。 大切なのは、完璧な介護を目指すのではなく、できる範囲で最善を尽くすことです。 そして、自分自身を大切にすること。 専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

まとめ：あなたは冷たい人ではありません

あなたは、複雑な状況の中で、精一杯母親を介護しています。 「冷たい」と感じるのは、あなたの心の負担が大きくなっている証拠です。 しかし、あなたは冷たい人ではありません。 あなたは、母親への愛情と、自分自身の心の健康のバランスを取ろうと努力しています。 この努力を続けてください。 そして、必要であれば、専門家のサポートを積極的に活用しましょう。 あなたは一人ではありません。

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