【介護レクリエーション】要介護度4・5の高齢者向け！車椅子や片麻痺の方も楽しめる簡単アイデア集

新米介護士です。特養で働いていて、要介護度は、ほとんどの方が4か5、という状態です。今度レクリエーションを(全員では難しいので何人か厳選して)行うことになったのですが、どんなのが良いと思いますか？今までも何回かあったのですが、4月、5月だったので花見やお散歩などを気分転換も兼ねてお誘いしていました。先輩方のレクリエーションを報告書などで見てアイデアを貰おうと思いましたが、どうしても似たような物になってしまいますし、出来る方が限られて来る為、毎回同じ様な方をお誘いしてもなぁなんて思います。危なく無く、簡単で、車椅子を自走出来ない方や片手麻痺の方等も楽しめるようなレクリエーションは無いでしょうか？この際、ルール等は決めても理解して頂くのが難しいと思うので、楽しむ事を最優先にしたいです。他力本願でごめんなさい。

新米介護士の方、ご苦労様です！要介護度4・5の高齢者の方々を対象としたレクリエーション企画、本当に頭を悩ませますよね。同じようなレクリエーションばかりになってしまったり、参加できる方が限られてしまう…そんなお悩み、多くの介護士さんが抱えています。でもご安心ください！この記事では、車椅子や片麻痺の方でも安全に楽しく参加できる、ユニークなレクリエーションのアイデアを、具体的な手順や注意点と共にご紹介します。経験豊富な転職コンサルタントの視点と、成功事例も交えながら、あなたをサポートします。

1. 季節感を取り入れた五感を使ったレクリエーション

季節感を大切にしたレクリエーションは、高齢者の皆様に安らぎを与え、心身のリフレッシュにつながります。例えば、秋の紅葉狩りなら、写真や絵葉書を見ながら紅葉の美しさについて語り合ったり、紅葉の香りをイメージしたアロマを焚いたりするのも良いでしょう。視覚、嗅覚、聴覚など、五感を刺激することで、より深い満足感を得られます。冬ならば、暖炉の映像を流しながら、ホットワイン（ノンアルコール）を一緒に味わうなど、温かい雰囲気作りを心がけましょう。

ポイント：季節に合わせた音楽や映像、香りなどを効果的に取り入れることで、より臨場感あふれるレクリエーションになります。また、参加者の方々が自由に意見を言えるような雰囲気を作ることも大切です。例えば、「この紅葉の色、きれいですね！」「この香りが懐かしいわ」といった会話から、自然とコミュニケーションが生まれるでしょう。

2. 思い出を共有する「昔話タイム」

懐かしい歌を歌ったり、昔の写真を見せながら思い出話に花を咲かせたりする「昔話タイム」は、高齢者の皆様にとって、心の温まる時間となります。写真や音楽は、記憶を呼び起こし、会話のきっかけを作る効果があります。参加者の方々が自由に話せるように、穏やかな雰囲気作りを心がけましょう。車椅子の方や片麻痺の方も、写真を見たり、音楽を聴いたりすることは可能ですので、安心して参加できます。

ポイント：事前に参加者の方々の好きな歌や思い出のエピソードなどを把握しておくと、よりスムーズにレクリエーションを進めることができます。また、写真や音楽は、事前に準備しておきましょう。デジタルデータで管理しておけば、簡単に共有できます。

3. 手軽に楽しめる「香りを楽しむレクリエーション」

アロマオイルを使用したり、ハーブティーを一緒に楽しんだりする「香りを楽しむレクリエーション」は、穏やかな時間をもたらします。ラベンダーやオレンジなどのリラックス効果のある香りは、心身を落ち着かせ、安らぎを与えます。ハーブティーは、種類によって様々な香りや味が楽しめるので、参加者の方々の好みに合わせて選んでみましょう。車椅子や片麻痺の方でも、香りを楽しむことは可能です。視覚や触覚に障害のある方にも、香りは訴求しやすい感覚です。

ポイント：アロマオイルを使用する際には、アレルギー反応を起こさないように注意が必要です。事前に参加者の方々にアレルギーの有無を確認しましょう。また、ハーブティーは、カフェインレスのものを使用するなど、健康状態に配慮して選びましょう。

4. 触覚を刺激する「手触りを楽しむレクリエーション」

様々な素材の布や木片などを用意し、触感を確かめるレクリエーションは、触覚を刺激し、五感を活性化させます。滑らかなもの、ざらざらしたもの、ふわふわしたものなど、様々な手触りを体験することで、高齢者の皆様は新たな発見や喜びを感じることができます。車椅子や片麻痺の方でも、簡単に参加できるレクリエーションです。視覚に問題のある方にも、触覚は重要な感覚となります。

ポイント：安全な素材を選び、清潔に保つことが大切です。また、参加者の方々が安心して触れることができるように、説明を丁寧に行いましょう。例えば、「これはシルクで、とても滑らかですよ」など、素材の特徴を伝えることで、より楽しめるでしょう。

5. 成功事例：音楽療法を取り入れたレクリエーション

ある特養では、音楽療法士を招いて、音楽療法を取り入れたレクリエーションを実施しました。参加者の方々は、懐かしい歌を歌ったり、楽器を演奏したりすることで、笑顔を取り戻し、活気を取り戻しました。音楽療法は、認知症予防にも効果があると言われています。音楽療法士の専門的な知識や技術を活用することで、より効果的なレクリエーションを行うことができます。

まとめ

要介護度4・5の高齢者の方々を対象としたレクリエーションは、安全面と参加者の皆様の意欲を考慮することが重要です。今回ご紹介したアイデアを参考に、参加者の方々が笑顔になれるような、楽しいレクリエーションを企画してください。 大切なのは、参加者の方々が楽しめるかどうかです。無理強いせず、リラックスした雰囲気の中で、一緒に楽しい時間を過ごせるように心がけましょう。 そして、レクリエーションを通して、高齢者の皆様との絆を深めていきましょう。

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