パート看護師の対応に悩む！デイサービスにおける適切な介護とチームワークの構築

私の勤めている通所介護にパートの看護師さんがいます。ハッキリ言って何も出来ません。 トイレ誘導も入浴介助も。 なにか言うと言い返してきます。プライドが高いのに表皮剥離した箇所の処置も出血したら嫌だからといって介護福祉士の私にガーゼをはがしてと言ってくるくらいです。 トイレ介助も足取りが悪いかたがいて、転倒リスクがあるからと行きません。歩行訓練もしようともしません。それなのに、杖をつけば歩ける方達を5人くらい連れて庭に散歩へ出掛けています。その方達も転倒リスクはあります。 そうやって利用者様を選んでいいのでしょうか？また、いけないからとトイレ誘導もしないで座らせたままにしておいていいのですか？ ちなみに、うちは15人利用の小規模のデイサービスなので3人しか職員はいません。 補足 他の職員はちゃんとトイレ誘導もしております。正職の看護師さんは入浴、トイレ、歩行訓練はしております。

デイサービスにおける看護師のパート職員の対応に悩まれているとのこと、大変お辛い状況ですね。3名体制の小規模デイサービスでは、チームワークが円滑に機能することが、質の高い介護サービス提供と職員の働きやすさにとって不可欠です。今回のケースは、安全な介護、適切な業務分担、そしてチームとしての連携という3つの重要な要素が複雑に絡み合っています。

ケーススタディ：小規模デイサービスにおける看護師のパート職員の対応

まず、現状を整理してみましょう。パート看護師の方は、トイレ誘導、入浴介助、表皮剥離処置、歩行訓練といった基本的な介護業務を拒否し、リスクの高い行動（杖をつきながら歩ける利用者5名を同時に散歩に連れ出す）を取っています。一方で、正職員の看護師は適切な介護を行っているとのこと。この状況は、利用者の安全を脅かすだけでなく、他の職員にも大きな負担をかけていることは明らかです。

このケーススタディでは、以下の点を分析し、具体的な解決策を提案します。

• パート看護師の行動の背景：プライドの高さ、業務への不安、スキル不足、または職場環境への不満など、様々な要因が考えられます。
• 安全管理上の問題点：利用者を選んで介護を行うこと、転倒リスクの高い状況での散歩、トイレ誘導の怠慢などは重大な問題です。
• チームワークの課題：パート看護師と他の職員とのコミュニケーション不足、役割分担の明確化、リーダーシップの欠如などが考えられます。
• 法令遵守：介護保険法や関連法規に照らし合わせて、適切な対応を検討する必要があります。

パート看護師とのコミュニケーションと問題解決

まず、パート看護師の方と個別面談を行い、現状の問題点と改善策について話し合うことが重要です。その際、非難するのではなく、共感と理解を示すことが大切です。例えば、「最近、業務に負担を感じていることはありませんか？」「何か困っていることがあれば、遠慮なく相談してください」といった言葉で、彼女が安心して話せる雰囲気を作る必要があります。

面談を通して、彼女の行動の背景にある原因を探り、具体的な解決策を一緒に探りましょう。スキル不足であれば、研修やOJTによるサポートが必要かもしれません。業務への不安や不満があれば、業務内容の見直しや、チーム内での役割分担の明確化が必要となるでしょう。もし、職場環境への不満が原因であれば、職場環境改善に向けた取り組みが必要になります。

具体的な解決策例：

• スキルアップ研修：トイレ介助、入浴介助、歩行訓練などのスキル向上のための研修プログラムを提供する。
• 業務分担の見直し：各職員のスキルや負担を考慮した上で、業務を再配分する。パート看護師の得意分野を生かした役割を検討する。
• チームミーティング：定期的なミーティングを行い、情報共有や意見交換を行うことで、チームワークを強化する。
• 安全管理体制の強化：転倒リスクの高い利用者への対応マニュアルを作成し、職員全員で共有する。
• 相談窓口の設置：職員が安心して相談できる窓口を設置し、問題解決を支援する。

成功事例：チームワークとコミュニケーションによる問題解決

あるデイサービスでは、パート職員のモチベーション低下が原因で、同様の問題が発生していました。そこで、施設長は、まず職員一人ひとりと面談を行い、それぞれの意見を丁寧に聞き取りました。その結果、業務負担の偏りや、コミュニケーション不足が問題であることが判明しました。そこで、業務の見直し、チームミーティングの導入、そして職員間の交流イベントなどを実施した結果、職員間の連携が強化され、問題が解決しました。この事例は、丁寧なコミュニケーションとチームワークの重要性を示しています。

チェックリスト：デイサービスにおける安全管理とチームワーク

あなたのデイサービスが安全で効率的な運営ができているか、以下のチェックリストで確認してみましょう。

• □　利用者ごとのケアプランに基づいた適切な介護を提供できているか。
• □　転倒リスクの高い利用者への対応マニュアルを作成し、職員全員で共有しているか。
• □　緊急時の対応マニュアルを作成し、職員全員で共有しているか。
• □　定期的なチームミーティングを実施し、情報共有や意見交換を行っているか。
• □　職員のスキルアップのための研修プログラムを提供しているか。
• □　職員の負担軽減のための工夫をしているか。
• □　職員が安心して相談できる相談窓口を設置しているか。

まとめ

パート看護師の対応に悩む状況は、安全管理上の問題だけでなく、チームワークの課題も浮き彫りにしています。まずは、パート看護師の方との丁寧なコミュニケーションを図り、問題の根本原因を特定することが重要です。そして、スキルアップ研修、業務分担の見直し、チームミーティングの導入、安全管理体制の強化など、具体的な対策を講じることで、問題解決を目指しましょう。 適切な対応を怠ると、利用者の安全が脅かされるだけでなく、他の職員の負担増加や、ひいては施設の評判低下にもつながる可能性があります。早急な対応を心がけましょう。

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