老健施設における口腔ケアの効率的な実施方法：時間管理とチームワークの重要性

どういうやり方が効率がいいのか悩んでます。（フロアにいる担当のやり方） 今、病院系の老健で仕事しています。 勤務前残業で8時にシーツ交換、朝食が始まっており日勤は、8時30から始まり、夜勤者からの申し送りは、日勤リーダー、フリーで割り振られている職員が受けます。その他の日勤は、申し送りがない状態で、服薬したり下膳したり口腔が終わっている利用者が居室にもどりたいと訴えていたら返したり口腔してなかったら洗面まで誘導したり、 トイレに行きたいと訴えている利用者に見守りが必要だったらそのまま排泄誘導介助を始めたり します。フロアにいる担当が口腔をメインで行い、下膳は、看護師や夜勤者や早出者がやったり日勤者がやったり。 口腔って適当にしててもいいのかというくらい、バタバタしているのか順番に関しても指摘を受けないのだが、 お風呂の予定がある利用者を先にしたほうがいいのか、 お風呂の予定ある利用者は、口腔したことにしてもいいのか、 言わないと歯磨きをしない人をターゲットにして先に済ました方がいいのか、 介助が必要な利用者を先にした方がいいのか、 自立している利用者を先に声掛けして済ました方がいいのか、 そんなに口腔ケアが必要とぶっちゃけ感じない方は、スルーしていいのか、 離床時間を短くしないといけない利用者を早く済ました方がいいのか、 口腔ケアをしないとむせこみが起こりやすい人は後回しにしないほうがいいのか、、、 ※ブラックなこと言いますけど、口腔ケアしてるかしてないとか特にチェックなんてありません。特養でもそうですよね？朝食後・昼食後に口腔ケア全員できませんよね。夕食後はナイトケアでしますが。 私がやっていることは、ランダムでしょうけど、自立している人は、ほぼ放置、 介助が必要な利用者＆入浴予定がある方を食べ終わってたり服薬すんでいたりしている方をランダムにやってる。もちろん、その間にも早く臥床したほうがいい利用者の口腔も見ますけど、 そういう利用者にかぎって食介が大変で時間おすこともあり臥床にまわってくれる職員がトイレ誘導で忙しかったりして結局、臥床できたのが9時半近いときが多々ある。 口腔の順番もトイレ誘導の順番も臨機応変に職員同士声掛けあって入れかえてやることもある。 ただ口腔やってない、やったのかすら忘れてしまっている方もいたりしてます。 基本、口腔してない、やったのかすら忘れてしまっている方もいたりしてます。 基本、口腔してなかったら不穏になることないし口腔めんどくさがる方のほうが多い。

老健施設における口腔ケアの効率化：時間管理とチームワークの重要性

老健施設での日勤業務は、多忙を極めます。特に口腔ケアは、利用者の状態やニーズによって優先順位が変わりやすく、効率的な実施方法に悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、老健施設における口腔ケアの効率的な実施方法について、具体的な事例を交えながら解説します。 多くの施設では、口腔ケアのチェック体制が整っていないのが現状です。しかし、口腔ケアは、誤嚥性肺炎予防やQOL向上に繋がる重要なケアです。効率化を図ることで、質の高いケア提供を目指しましょう。

ケーススタディ：Aさんの事例と改善策

Aさんは、老健施設で働くベテラン介護職員です。以前は、質問者様と同じように、口腔ケアの順番に悩んでいました。利用者の状態を把握しながらも、突発的な対応に追われ、効率的なケアができていないと感じていました。

Aさんの職場では、申し送りや情報共有が不十分でした。そのため、日勤開始時に、どの利用者が口腔ケアを必要としているのか、把握するのに時間がかかっていました。また、口腔ケアだけでなく、排泄介助や服薬介助など、様々な業務が同時進行するため、優先順位をつけるのが難しく、時間内にすべての業務をこなすのが困難でした。

Aさんは、まず、チーム全体で共有できる口腔ケアの記録表を作成しました。この記録表には、利用者の口腔ケアの必要性、実施時間、担当者などを記録します。これにより、日勤開始時に、どの利用者から口腔ケアを行うべきか、一目瞭然になりました。

さらに、Aさんは、チームミーティングを定期的に開催し、口腔ケアの進め方について話し合いました。その結果、利用者の状態に応じて、口腔ケアの順番を柔軟に変更すること、そして、他の職員と協力して、業務を分担することにしました。

これらの改善策により、Aさんは、口腔ケアにかかる時間を短縮し、より質の高いケアを提供できるようになりました。

効率的な口腔ケアのための５つのステップ

老健施設での口腔ケアを効率的に行うためには、以下の５つのステップが重要です。

• ステップ１：利用者の状態把握：毎朝の申し送りで、利用者の状態（食事摂取量、水分摂取量、服薬状況、排泄状況、口腔内の状態など）を正確に把握する。特に、むせこみやすい利用者や、介助が必要な利用者などを特定する。
• ステップ２：優先順位付け：むせこみやすい利用者や、介助が必要な利用者、入浴予定のある利用者を優先的にケアする。自立した利用者は、状況を見て、後回しにしても良い場合もある。ただし、全員の口腔ケアを実施することを目標とする。
• ステップ３：チームワークの活用：口腔ケアだけでなく、排泄介助や服薬介助など、他の職員と協力して業務を分担する。必要に応じて、役割分担を明確にする。
• ステップ４：記録の徹底：口腔ケアの実施状況を記録し、チーム全体で共有する。記録表を作成することで、ケアの漏れを防ぎ、質の高いケアを提供できる。
• ステップ５：定期的な見直し：口腔ケアの進め方について、定期的に見直し、改善を図る。チームミーティングなどを活用し、職員同士で意見交換を行う。

口腔ケアの優先順位：具体的な判断基準

口腔ケアの優先順位は、利用者の状態によって異なります。以下に、具体的な判断基準を示します。

• 高優先順位：むせこみやすい利用者、誤嚥性肺炎の既往のある利用者、意識レベルの低い利用者、介助が必要な利用者、入浴予定のある利用者
• 中優先順位：自立した利用者で、口腔ケアに抵抗のない利用者
• 低優先順位：自立した利用者で、口腔ケアに抵抗のある利用者（ただし、全員の口腔ケアを実施することを目標とする）

ただし、これらの優先順位はあくまで目安です。個々の利用者の状態に合わせて、柔軟に対応することが重要です。

成功事例：チームアプローチによる口腔ケアの効率化

ある老健施設では、チーム全体で口腔ケアの効率化に取り組みました。具体的には、以下の３つの施策を実施しました。

• 記録表の導入：利用者の口腔ケアの必要性、実施時間、担当者などを記録する記録表を導入しました。これにより、ケアの漏れを防ぎ、チーム全体で情報共有できるようになりました。
• 役割分担の明確化：口腔ケア、排泄介助、服薬介助などの役割を明確に分け、担当者を決めました。これにより、業務の重複を防ぎ、効率化を図ることができました。
• 定期的な研修：口腔ケアに関する定期的な研修を実施し、職員のスキルアップを図りました。これにより、質の高い口腔ケアを提供できるようになりました。

これらの施策により、同施設では、口腔ケアにかかる時間を大幅に短縮し、利用者のQOL向上に繋がりました。

よくある質問と回答

Q. 口腔ケアを拒否する利用者への対応は？

A. 口腔ケアを拒否する利用者には、無理強いせず、まずは利用者の気持ちを理解することが大切です。なぜ拒否するのか、その理由を丁寧に聞き取り、利用者にとってより快適な口腔ケアの方法を一緒に探りましょう。必要であれば、医師や看護師、歯科衛生士などの専門家と連携することも重要です。

Q. 口腔ケアに時間がかかりすぎる場合は？

A. 口腔ケアに時間がかかりすぎる場合は、チーム全体で業務を見直す必要があります。記録表の活用、役割分担の明確化、定期的な研修などが有効です。また、利用者の状態に合わせて、口腔ケアの内容を見直すことも重要です。例えば、口腔ケアに時間がかかる利用者に対しては、簡略化された口腔ケア方法を検討するなど、柔軟な対応が必要です。

Q. 口腔ケアのチェック体制がない場合、どのようにモチベーションを維持するのか？

A. チェック体制がない場合でも、利用者の笑顔や健康状態の改善が、モチベーション維持に繋がります。日々の記録を丁寧につけ、改善点を共有することで、チーム全体で質の高いケアを目指せる環境を作ることが重要です。また、定期的な研修や資格取得支援などを通して、職員のスキルアップを図ることで、モチベーション向上に繋げられます。

まとめ

老健施設における口腔ケアは、利用者の健康とQOLに大きく影響する重要な業務です。本記事で紹介した方法を活用し、時間管理とチームワークを強化することで、より効率的で質の高い口腔ケアを実現しましょう。 利用者の状態を把握し、優先順位を決め、チームで協力し、記録を徹底することで、よりスムーズな口腔ケアが実現します。

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