39歳新卒看護師の葛藤！急性期病棟から転職を考えるあなたへ

匿名な上、長文ですみません。39歳新卒看護師です。仕事を辞めるか続けるか非常に悩んでおり、色々な意見を伺えたらと思い初投稿します。整形外科の急性期病棟に配属され、3ヶ月が経ちました。それまで正常値だった血圧が6月くらいから上が200以上が続くようになりました。内科と心療内科を受診し、過度の緊張からの心身症という事で、1週間の病欠をいただき、血圧はコントロールが付くようになりました。復帰後は部屋持ちからは外してもらい、フリーで主にコール対応や検査出しの業務を行い、残業時間も短くなるよう最大限に配慮してもらってます。しかし食事を取れない、夜眠れないなどの症状は続いており、先日業務終了後、酷いめまいで動けなくなり、一晩入院させてもらう事態となってしまいました。体が資本と言われる看護師の業務を行うのに、自分が不健康では患者に迷惑と言われ、自分でもそう思います。異動の相談はすでにしており、今週中にどこへ異動したいのかゆっくり考え、返事をする予定になっています。師長をはじめ、周りの人間には恵まれていると思っていますし、指導も有難いと思っています。初日からしっかり毎晩その日の内容を思い出しながらメモにまとめ、不明点は睡眠時間を削ってでも納得いくまで調べていました。けれど翌日、同じ事について説明を求められても上手く言葉にできず、点滴などでも手が震えたりで何度も失敗してしまい、指導者さんにも患者さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。学生時代は成績の良い方で、問題なく実習・国試を乗り越えて来ました。なので、自分がここまでできない事に対する自己嫌悪が一番自分を追い詰めたのだと思っています。明日から少しでも眠れて食べられるようになるまでお休みを頂き、復帰後異動させてもらうのが良いのか、このまま騙し騙しで働き今月で退職するのが良いのか、とても悩んでいます。看護師になる前は介護士として充実した仕事をしてきたので、療養型や高齢者施設への転職も考えています。文章をまとめることが出来ず漫然とした内容になってしまいましたが、よろしくお願いします。

39歳で新卒看護師として急性期病棟で働き始めたものの、心身症を発症し、転職を検討されているとのこと。大変な状況の中、ご自身の状況を丁寧に説明していただきありがとうございます。この状況は、決してあなただけではありません。多くの看護師が、急性期病棟の激務と責任の重さに苦しんでいます。まずは、ご自身の状況を客観的に見つめ、最適な選択肢を選ぶためのサポートをさせていただきます。

現状分析：なぜここまで追い詰められたのか？

質問文から、いくつかの要因が見えてきます。まず、急性期病棟の激務です。急性期病棟は、患者さんの状態が刻々と変化するため、常に緊張感と責任感の中で働く必要があります。新卒であること、そして39歳という年齢で初めて看護師になったという状況も、プレッシャーを増幅させていると考えられます。さらに、完璧主義的な性格も影響している可能性があります。毎晩業務内容をメモし、不明点を徹底的に調べる姿勢は素晴らしいですが、それが過剰な負担となり、心身を疲弊させているのかもしれません。

また、「自分がここまでできない」という自己嫌悪も大きな問題です。学生時代は優秀だったという経験が、現在の状況とのギャップを大きく感じさせ、自己肯定感を低下させているのかもしれません。しかし、急性期病棟の業務は、学生時代の知識や経験だけでは対応できない複雑さとスピード感を求められます。完璧を求めすぎず、「できる範囲で精一杯努力する」というスタンスに切り替えることが重要です。

選択肢の比較検討：異動 vs. 退職 vs. 転職

現状では、大きく分けて3つの選択肢があります。

• 異動：現在の病院内で、より負担の少ない部署へ異動する。
• 退職：一旦看護師の仕事を辞め、休養を取る。
• 転職：別の医療機関、または介護施設へ転職する。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討してみましょう。

異動のメリット・デメリット

• メリット：環境の変化によって、精神的な負担を軽減できる可能性がある。人間関係や職場環境は維持できる。
• デメリット：同じ病院内なので、完全にストレスから解放されるとは限らない。希望する部署への異動が必ずしも保証されない。

退職のメリット・デメリット

• メリット：心身ともに休養を取り、健康状態を回復させることができる。じっくりと次のキャリアプランを考える時間を得られる。
• デメリット：収入が途絶える。再就職活動に時間と労力を要する。キャリアのブランクができる。

転職のメリット・デメリット

• メリット：自分に合った職場環境を見つけられる可能性が高い。介護士としての経験を活かせる職場を選べる。
• デメリット：新たな職場環境への適応に時間がかかる可能性がある。転職活動に時間と労力を要する。

具体的なアドバイス：あなたに合った選択とは？

現状を踏まえると、まずは休養を取り、心身ともに回復させることが最優先です。その後、じっくりと時間をかけて、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを改めて検討し、あなたにとって最適な選択を決定しましょう。以下に、具体的なステップを示します。

1. 休養期間：最低でも1ヶ月は休養を取り、心身の健康回復に専念しましょう。医療機関を受診し、必要であれば治療を受けましょう。
2. 自己分析：休養期間中に、自分の強みや弱み、キャリアプランについてじっくりと見つめ直しましょう。何があなたをストレスに感じさせているのか、何が本当にやりたい仕事なのかを明確にしましょう。キャリアカウンセリングの利用も検討してみてください。
3. 情報収集：転職を検討する場合は、求人サイトや転職エージェントを活用して、自分に合った職場を探しましょう。療養型病院や高齢者施設など、様々な選択肢があります。介護士としての経験を活かせる職場を探すことも可能です。
4. 相談：信頼できる友人、家族、またはキャリアカウンセラーに相談しましょう。客観的な意見を聞くことで、より良い判断ができるようになります。

成功事例：私がこれまで支援してきた看護師の中には、急性期病棟から療養型病院へ転職し、仕事とプライベートのバランスを取りながら充実した日々を送っている方がいます。また、一旦休職し、心身ともに回復した後、別の病院で新たなキャリアを築いている方もいます。重要なのは、「自分にとって何が幸せか」を基準に選択することです。

専門家の視点：39歳で新卒という状況は特殊ですが、決して不利ではありません。豊富な人生経験と介護士としての経験は、大きな強みとなります。年齢を気にせず、自分のペースでキャリアを築いていけば良いのです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

結論：まずは休養を取り、心身の健康を取り戻すことが重要です。その後、じっくりと時間をかけて、自分にとって最適な選択肢を選びましょう。焦らず、自分のペースでキャリアを築いていけば、必ず幸せな未来を掴むことができます。

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