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脳梗塞後遺症と家族の葛藤:自立への道と心の支え方

脳梗塞後遺症と家族の葛藤:自立への道と心の支え方

脳梗塞で半身麻痺の後遺症を患った人を家族に持つ人としての心持ちについて。私の母が脳梗塞を患って14年くらい経ちます。左側の半身麻痺という後遺症を患い、障害者手帳も持ってます。左手はほぼ動かさない生活ですが、リハビリを経て、杖無しでぎこちなくではありますが歩く事は出来るようになっています。質問は、身体的な話ではなく、精神面の話です。母は、私の父を家政婦のようにこき使ってます。何かあればあれをしろ、これをしろを命令します。そしてほぼ感謝をしません。父は根っからの世話好きで、そんな母に基本的には文句を言いません。でも疲れている時は文句を言って拒み、その時は母もそれを聞き入れます。子供の私にとってはきっとそれが、2人にとっての夫婦の形なんだと思います。しかしやはり、胸の内では母の態度も父の行動も腑に落ちません。父の行動、思考は人を腐らせます。過度に世話をして人を甘やかせます。私自身、30にもなって未だに自立出来てません。年内には自立するのが目標です。姉も自立出来てません。幼少期の頃は、威圧と暴力で育てられました。問題になるほどの暴力ではありません。でも父は幼稚園児の頬を無言でグーパンチするような人間です。そんな父を相手に、私はどんな言葉をかけたらいいでしょう。幼少期の消えない畏怖、自分がやりたいという性格の父と、普段から私はろくに会話をしません。でもこのままでは、母の性根は腐るまま、父も介護疲れで無意識にストレスが溜まる一方。母は、テレビでうつ病の話題になると、父に対して指を差します。そして半笑いで言います。お前の事じゃん、と。母は以前、半身麻痺を患って間もない頃、介護する父に偉そうだと言われると、笑ってこう反論しました。だって偉いもん、と。私は、母が人としておかしいと思います。病気のせいなのか、元々の性格かは分かりません。脳梗塞が起きたのは右脳なので、性格が歪んだというならそうかも知れません。普段から父に感謝しない母を、私は人として助けたいとは思えません。とは言え、半身麻痺を患った人にとっては、生活そのものがリハビリだと主治医は言ってたので、私はいざという時以外は助けるべきじゃないと思ってます。でも私は心の中では、どんな時でも、小さな事でもリハビリに繋がるような事を母にはやって欲しいと思ってます。それが本人の為だと思って。しかし父はお構い無しに、やれと言われれば文句を言いながら母を世話します。端から見てても、本人に出来る事でも代わりにやってしまう。私はそんな不満を、両親にはぶつけません。悪口しか思い浮かばないし、ストレスをぶつけたとしても、2人を傷付けるだけ、誰も救われない。FXでもやって、お金が出来たら、金銭面では2人をサポートするつもりです。しかし、「心で寄り添う」という事は、きっと私には出来ません。それでも私は両親を、心で支えるべきですか?だとしたら、どんな言葉を言えばいいでしょうか。2人に心療内科をすすめたい気持ちはあります。しかしその言葉が見つからない。度胸もない。もしかしたら、母はもう病気由来のうつかも知れない。父は介護由来のうつかも知れない。あくまで推論ですが。でも将来は老々介護でそうなるかも知れない。親子と夫婦は違います。夫婦は“病める時も”愛する事を誓って一緒に生きてます。でも親子はそうではありません。もしかしたら私の考えてる事自体がお節介かも知れませんが、それでも、適切な言葉ややるべき事があるなら、みなさんの意見をお願いします。

この質問は、脳梗塞による半身麻痺の後遺症を持つ母親と、その介護をする父親、そして自立を目指しながらも葛藤を抱える相談者という、複雑な家族関係における精神的な問題を浮き彫りにしています。 介護疲れ、感謝の欠如、過去のトラウマ、そして将来への不安など、多くの要素が絡み合っています。 結論から言うと、ご両親への寄り添い方、そしてご自身の自立は、それぞれ別のアプローチが必要です。

1. 母親へのアプローチ:リハビリと心のケア

母親の「感謝しない」「命令する」という態度は、脳梗塞による後遺症の影響だけでなく、長年の生活習慣や性格、そして介護される立場への不満などが複雑に絡み合っている可能性が高いです。 主治医の言葉通り、生活そのものがリハビリであることを念頭に置きつつ、以下の点を考慮したアプローチが必要です。

  • リハビリへの積極的な関与: 「手伝う」のではなく、「一緒に」リハビリに取り組むことを提案します。例えば、散歩の伴走や、簡単な家事の補助など、母親の能力に合わせて行うことで、達成感と自信を取り戻す手助けになります。 具体的な目標を設定し、小さな成功体験を積み重ねることで、精神的な安定にも繋がります。
  • 感謝の言葉の代わりに、共感と理解を: 感謝の言葉がなくても、母親の気持ちを受け止め、共感する姿勢を示すことが重要です。 「大変だったね」「辛かったね」といった言葉で、彼女の感情を理解していることを伝えることで、関係性が改善される可能性があります。
  • 専門家の介入: 精神科医や臨床心理士への相談を検討しましょう。 うつ病の可能性も考慮し、専門家の診断と治療を受けることで、母親の精神状態を改善し、行動パターンを変えるきっかけになるかもしれません。 リハビリテーション専門医との連携も重要です。
  • 自立支援: できる範囲で、母親自身の自立を促すことが重要です。 過剰な介護は、かえって自立を阻害する可能性があります。 できることは自分で行ってもらうよう促し、必要に応じて適切な支援を提供しましょう。

2. 父親へのアプローチ:介護疲れと心のケア

父親は、長年母親の介護を続け、心身ともに疲弊している可能性が高いです。 「世話好き」という性格が、過剰な介護につながっている一面もあるでしょう。 父親へのアプローチは、母親へのアプローチ以上に慎重さが求められます。

  • 感謝の気持ちの表現: 父親には、感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。 具体的な行動を挙げて「いつもありがとう」と伝えることで、彼の頑張りを認め、労うことができます。 感謝の気持ちは、言葉だけでなく、プレゼントや食事など、具体的な行動で示すことも効果的です。
  • 負担軽減: 介護サービスの利用を検討しましょう。 訪問介護やデイサービスなどを利用することで、父親の負担を軽減し、休息の時間を確保することができます。 介護保険制度などを活用し、経済的な負担も軽減しましょう。
  • 心のケア: 父親にも、心療内科やカウンセリングの受診を勧めてみましょう。 介護疲れによるストレスや、母親との関係性による悩みを専門家に相談することで、精神的な負担を軽減することができます。 男性は、女性に比べて精神的なケアを求めにくい傾向があるので、相談しやすい環境を作る必要があります。
  • 趣味や交流の機会: 父親自身の趣味や、友人との交流の機会を積極的に作ることが重要です。 介護以外の活動に時間を費やすことで、気分転換になり、精神的な安定につながります。

3. 相談者自身の自立と心のケア

相談者自身も、自立を目指しながら、両親の介護という課題を抱えています。 ご自身の心のケアも非常に重要です。

  • 専門家のサポート: 相談者自身も、カウンセリングや精神科医の受診を検討しましょう。 幼少期の経験や、現在の状況によるストレスを専門家に相談することで、より建設的な解決策を見つけることができるでしょう。 キャリアカウンセリングも有効です。
  • 自立計画の明確化: 年内の自立目標を達成するために、具体的な計画を立て、実行することが重要です。 目標を小さなステップに分割し、一つずつ達成していくことで、自信を高め、モチベーションを維持することができます。 転職活動やスキルアップのための学習計画なども含めましょう。
  • 境界線の設定: 両親との関係において、適切な境界線を設定することが重要です。 常に両親の要求に応えるのではなく、自分の時間や休息を確保し、自分の生活を優先することも大切です。 「今はできない」「後で手伝う」など、断ることを恐れないでください。
  • サポートシステムの構築: 友人や親戚、地域社会の支援などを活用しましょう。 一人で抱え込まず、周囲の人々に助けを求めることも大切です。 相談できる相手を見つけることで、精神的な負担を軽減できます。

4. 両親への言葉かけ:共感と具体的な提案

両親への言葉かけは、直接的な批判や命令ではなく、共感と具体的な提案を組み合わせることが重要です。 例えば、

  • 母親へ: 「お母さん、リハビリ大変だと思うけど、一緒に頑張ろうね。〇〇(具体的なリハビリ)をしてみたらどうかな?」
  • 父親へ: 「お父さん、いつもお母さんの介護、本当にありがとう。大変だと思うけど、たまには休息も取ってね。〇〇(具体的な休息方法)をしてみたらどうかな?」

といったように、具体的な行動を提案することで、より効果的なコミュニケーションをとることができます。 また、心療内科受診については、「最近疲れているみたいだけど、専門家の意見を聞いてみるのもいいかもしれないね」と、提案する形にするのが良いでしょう。

重要なのは、両親への「愛」ではなく、「共感」と「具体的な行動」です。 完璧な解決策はありませんが、一つずつ課題に取り組むことで、少しずつ状況は改善していくはずです。 そして、ご自身の自立も、この状況を乗り越えるための重要なステップとなります。

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まとめ: 脳梗塞後遺症を持つ家族を持つことは、多くの困難と葛藤を伴います。 しかし、専門家のサポートを受けながら、家族それぞれが自立を目指し、共感に基づいたコミュニケーションを心がけることで、より良い関係を築き、未来への希望を見出すことができるでしょう。 このプロセスは長く、困難を伴うかもしれませんが、諦めずに一歩ずつ進んでいきましょう。

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