80歳の実母との関係修復と自立支援～転職コンサルタントが解説する親との距離感と心のケア～

80の実母がヒステリーで困っています。気分を害すると当たり散らしてきますが、遠方に住んでいる姉弟にはいい人ぶって徒歩圏内の私に八つ当たりするので、今は嫌悪感が湧いてきてしまいました。昨日も実母と散歩をしていて木の枝が頭にぶつかったらしく怒りだして、前方不注意なのは自分なのに アンタのせいだ！と当たられました。認知なら他のきょうだいにもやるはずなので、意図して私にだけ八つ当たりされ、80過ぎの婆さんだけど何も面倒を見たくない気持ちが強くなっています。他のきょうだいは私が近くに住んでるので私がやるべきだと協力は一切しません。実母一人暮らし、私は、母子家庭で近所に暮らしています。あんな性格の悪い実母とは同居はしたくないので離れ暮らしてますが、引っ越しでもしてもう離れたいです。見捨てることは親不孝なのでしょうか。補足 実母は根拠の無いプライドが高くて、孫に「おばあちゃんに聞いてみよう」と話したのをそばで聞いてて「アンタにおばあちゃんとか言われるのはおかしい！」と怒りました。何でもない事ですぐに怒って、当たります。ヒステリー気質は昔からで、抵抗なく嘘も付きます。バレてるけど？と指摘したら烈火のごとくキレて別の話で怒りだします。自分の思い通りでないと、他の文句つけれそうな事を見つけてきてはキレます。この前も実家に姉が10時に来ると思ってて、実母は40分以上前には玄関の外で待機。玄関入って出てを何十回も繰り返し、予定時間をすぎたあたりからイライラ。その時は結局来なかったのですが、それもアンタのせいだと当たられました。訳わかりません。姉は行くかも？と言って行きますと言ってなく実母の思い込みでした。

ケーススタディ：80歳実母との葛藤と自立支援への道

あなたは、80歳の実母との関係に悩んでおられるのですね。徒歩圏内に住むあなたへの八つ当たり、根拠のないプライド、そしてヒステリックな言動…　多くのストレスを抱えていることと思います。 これは決してあなただけの問題ではありません。高齢者の介護や親との関係に悩む方は多く、特に、近距離に住む子供は、負担が大きくなってしまう傾向があります。

まず、大切なのは、「あなた自身の感情を否定しないこと」です。嫌悪感や面倒くささを感じることは、決して親不孝ではありません。あなたは長年、実母を支えてきました。その負担とストレスは計り知れません。感情を押し殺して、無理に我慢し続けることは、あなたの精神的な健康を損なう可能性があります。

あなたの状況を客観的に見てみましょう。実母は、認知症の症状が出ている可能性も否定できません。しかし、姉弟への対応の違いから、認知症以外の要因も考えられます。長年培われた性格や、あなたへの依存、あるいは、あなたへの潜在的な不満などが複雑に絡み合っている可能性が高いです。

実母の行動パターン分析と解決策

実母の行動パターンを分析すると、以下の点が浮かび上がります。

• 前方不注意なのに責任転嫁：自己中心的で、自分の非を認められない傾向。
• 姉弟への差別的な対応：あなたへの依存と、距離の近さによるストレスの投影。
• 根拠のないプライドと嘘：自己肯定感の低さや、現実逃避の可能性。
• 予定時間への過剰な期待と怒り：不安定な精神状態と、コントロール欲求の表れ。

これらの行動パターンは、単独で解決できるものではありません。専門家の介入が必要となる可能性が高いです。

専門家への相談と具体的な対応策

まず、精神科医やケアマネージャーへの相談をお勧めします。実母の精神状態を正確に把握し、適切なケアプランを立てることが重要です。認知症の有無や、他の精神疾患の有無を診断してもらうことで、今後の対応方針が明確になります。

次に、地域包括支援センターや高齢者相談窓口に相談してみましょう。彼らは、高齢者の介護や生活支援に関する豊富な知識と経験を持っています。介護サービスの利用方法や、経済的な支援策についてもアドバイスを受けることができます。

さらに、家族会議の開催も有効です。姉弟と話し合い、実母の介護について役割分担を明確にしましょう。あなただけが負担を負うのではなく、公平な分担を心がけることが重要です。

あなたの心のケアも大切です

実母との関係に悩む中で、あなたの心のケアも忘れてはいけません。信頼できる友人や家族に相談する、趣味や好きなことに時間を使う、カウンセリングを受けるなど、ストレスを軽減するための工夫をしましょう。

転職コンサルタントの立場から言わせていただくと、あなたは現在、多大なストレスを抱えながら、仕事と介護を両立しようとしています。これは、あなたのキャリアにも悪影響を及ぼす可能性があります。もし、仕事に支障が出ているようであれば、転職や休職も視野に入れて検討してみましょう。

自立支援と関係性の見直し

実母への対応を考える上で、自立支援も重要なポイントです。できる限り、実母自身に生活の自立を促す努力をしましょう。例えば、家事や身の回りの世話の一部を、徐々に実母自身に担ってもらうように促すなどです。

ただし、これは一朝一夕にできることではありません。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、実母と良好な関係を築きながら進めていくことが大切です。

親不孝ではない、自分を大切にする選択

最後に、あなたは「見捨てることは親不孝なのか」と悩んでいますが、決してそうではありません。あなたは、これまで実母のために多くのことをしてきました。しかし、自分の心身が限界を迎える前に、適切な支援を受け、自分自身を大切にする選択をすることは、決して親不孝ではありません。むしろ、健全な判断と言えるでしょう。

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まとめ

80歳の実母との関係修復は、容易ではありませんが、専門家の協力を得ながら、段階的に解決策を進めていくことが重要です。あなたの感情を否定せず、自分の心と体を大切にしつつ、実母の自立支援と、あなた自身の幸せを追求する道を探していきましょう。