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要介護5の父、在宅介護の選択と家族の葛藤~次女の決断と未来への展望~

要介護5の父、在宅介護の選択と家族の葛藤~次女の決断と未来への展望~

要介護5 71歳 実家の父 70歳母と二人暮らし 私次女46歳既婚(子ども3人) 姉47歳既婚(子ども1人) 在宅介護の為に、自分の家族を犠牲にしても、期間限定で単身で帰省したいと思い、ご相 談です。 父は現在リハビリ病院入院中ですが、退院後は在宅介護を希望しています。 自営業(母と二人)でとても働き者だった父が、3カ月前に急性脳脊髄炎で倒れ、一時危篤。1カ月近くの意識不明重体を乗り越えて、経鼻栄養から介護食を食べられるようになり、総合病院からリハビリ病院に転院して1カ月半が経ちます。転院当初は、意識不明からの寝たきりが続いていた事もあり、かなりの意識障害があり、首以外全身がほぼ動かず、声もかすかに囁く程度でしたが、現在は、頭もほぼしっかりし、会話は発病前の元気な時と変わらない程まで回復。上半身もかなりの回復を見せ、介護食は自食し、上半身のみの着替え可能、車椅子を手動で自力移動、車椅子からベッドへの移乗は自力で可能。腰から下の下半身には、重度の障害が残っています。 主治医からは、腰から下の神経は死んではいないが、本人にはまだ伝えていないが、おそらく歩けるようにはならない、との診断。体幹機能障害もあり、自力で座位を保つ事はできず、介助があっても立っている事すらできない状態。 排泄の感覚もなく、管を使っての導尿を主に、24時間オムツ使用。 本人はトイレ排泄を望んでおり、母もトイレが自分でできるようになれたら、在宅介護したいとの希望ですが、下半身に感覚が戻っていない事から、トイレ排泄はかなり厳しい状況。 しかし父は家に帰る気満々で、一部記憶障害はありながらも、今は頭はしっかりしていて、リハビリを続ければ、トイレもできるようになり、また歩けるようになり、仕事ができるようになる、との希望があり、リハビリを頑張れています。 しかしながら、歩けないし、仕事もできない、という現実を突きつけられ、1〜2カ月以内には、退院する日がやってきます。 父は、施設には入りたくない。リハビリは続けたいが、高齢者とのレクレーションを行うデイサービスには行きたくない、と。ケアマネジャーの依頼先は決まりましたが、具体的に担当者は退院が決まってから決まる、との事で、今の段階で詳しく具体的に相談できる専門職がいません。 母は膝と腰に持病があり、母一人で父の在宅介護は体力的に無理だと考えています。父の希望を叶える為には、私か姉が実家に戻って、手伝う相談をしていますが、私も姉も実家から離れた所に住んでおり、どちらかの家族を犠牲にしないと実現はできません。姉はご主人が単身赴任中で高校2年生の一人娘がおり、思春期の娘を一人自宅に残して帰省は考えられず、まして受験し直してまで実家に戻る事は考えておらず、娘の高校卒業まで2年弱は父に施設に入ってもらい、娘が独立する2年弱後に、姉一人で実家に戻って、施設から父を引き取り、母と一緒に在宅介護するのが、お互いの家族に一番負担が少ない、という意見です。私の主人も姉と全く同じ考えで、小学生・中学生の思春期の娘達に負担をかけたくないし、父も娘家族への犠牲を伴ってまで、在宅介護を望んでいないはずだ、と言うのです。(私が実家に戻る意志が固まらないと、父本人には聞けません) 私は姉、私の主人とは全く意見が違い、なんとか父の希望を叶えて、在宅介護をしてあげたいと思っています。私は現在、正規職員で働いていますが、介護離職をして、2年弱の期間限定で自宅と実家と行き来をする二重生活をするか、小学生・中学生の娘達を連れて帰省するか、迷っています。主人には今のところ、賛成はされていませんが、父の残された人生を考えると、2年弱は大事な時間。脳脊髄炎の病気が再発する事もあり得るし、父が行きたくない施設に入れてしまったら、私自身の人生を後悔する気がします。 2年弱後には、姉に介護をバトンタッチし(もちろんたまには帰省して手伝いますが)、自宅に戻り、新たな仕事を探して、生活を再開すれば良いと考えています。主人は心配するほど、娘達はやわではなく、我が子ならこの試練も大丈夫、と信じています。 いざ退院となった時、歩けない、仕事もできない、家にも帰れない、では、父は生きる希望を失ってしまうのではないか、と不安に思う気持ちと、大好きな父の残された人生に、生きる意欲を持たせたい、と思うのです。 最後は、私の人生は自分で決めるべきとは思いますが、家族を犠牲にしてまで父の希望を優先してあげたい私は、間違っているのでしょうか。。。自分の家族の為に、父の希望を犠牲にするべきなでしょうか。。。補足父と母は長年仕事も一緒にしてきた事もあり、母はこれまで全ての判断を父に任せてきました。父と意思の疎通が取れない時は、途方に暮れていた母ですが、今は郵便物1枚でも父に見せ、あらゆる事を相談できる状態まで回復しました。父も頭はしっかりしたとは言えどやはり書類の申請や、交渉ごとには不得手で、入院してからの手続き関係は、全て私が代行しています。青色申告、車の車検、介護申請などなど。実家までは片道車で2時間、交通機関を使って4時間の距離ですが、土日の度に単身で帰省し、私にできる事を手伝っています。主人は今までやってきた事だけでも充分だと言ってくれますが、(主人の理解あって、子ども3人置いて単身帰省できているので感謝しています)今まで仕事を生きがいにしてきた父が、生きる希望を持ち続ける為には、在宅介護が必要であり、母一人では難しいと思い(私が思い込んでいるだけかもしれませんが)、私がなんとかしてあげたいけど、家族に負担がかかるのは事実で。娘3人には私の気持ちを話し、娘の希望があれば一緒に連れて行きたいと思っています。娘(小学4年双子、中学1年)も楽しく過ごしているので、環境を変えたくない気持ちもあります。

ご相談ありがとうございます。71歳のご父上の急性脳脊髄炎からの回復、そして在宅介護への強いご希望、そしてご家族間の葛藤…非常に複雑で、ご自身も大きな決断を迫られている状況だと拝察いたします。 まず、ご自身の状況を整理し、具体的な解決策を探っていくために、いくつかのステップを踏んでいきましょう。

1. 現状の把握と課題の明確化

ご家族の状況を改めて整理すると、以下の課題が見えてきます。

  • ご父上の状態:要介護5、下半身麻痺、排泄機能障害、在宅介護を希望するが、トイレへの移乗など困難な点が多い。
  • ご母上の状態:膝と腰の持病があり、単独での介護は困難。
  • ご姉上の状況:高校2年生の娘の受験を控えており、2年間は介護が難しい。
  • ご自身の状況:正規職員として働きながら、土日には実家に帰省し介護を支援。在宅介護のため、2年間の介護離職を検討しているが、ご主人と子どもたちの理解を得られていない。
  • 家族間の意見の相違:在宅介護か施設介護か、誰がどのように介護に関わるかについて、ご家族間で意見が大きく食い違っている。

これらの課題を解決するために、まず、ご父上、ご母上、ご姉上、そしてご主人と、それぞれの希望や懸念を改めてじっくり話し合うことが重要です。 話し合いを通じて、それぞれの立場を理解し、共通の目標を見つけることが、解決への第一歩となります。

2. 現実的な在宅介護プランの検討

ご父上の希望を叶えるためには、現実的な在宅介護プランが必要です。 ケアマネジャーとの連携が不可欠です。退院後、ケアマネジャーと詳細な介護計画を立てましょう。具体的には、以下の点を検討します。

  • 介護サービスの利用:訪問介護、デイサービス(ご父上の希望に沿ったサービスを選択)、福祉用具貸与など、利用可能なサービスを洗い出し、必要なサービスを組み合わせる。
  • 住宅改修:段差解消、手すりの設置など、在宅介護をスムーズに行うための住宅改修が必要な場合があります。ケアマネジャーに相談し、補助制度の活用も検討しましょう。
  • 介護者の負担軽減:ご自身が2年間介護離職をする場合、その間の生活費や医療保険、年金などの問題を事前に確認し、経済的な不安を解消する必要があります。また、ご自身の精神的な負担を軽減するためのサポート体制も必要です。 一時的に、ショートステイなどを利用するのも有効です。
  • ご家族間の役割分担:ご姉上との役割分担を明確にし、2年後以降の介護体制についても話し合っておくことが重要です。定期的な連絡や情報共有の仕組みを作ることで、負担を軽減できます。

3. ご主人とのコミュニケーション

ご主人の理解を得ることが、ご自身の介護計画を進める上で非常に重要です。 ご主人の懸念点(子どもの負担、経済的な不安など)を丁寧に聞き取り、ご自身の計画を具体的に説明することで、理解と協力を得られる可能性があります。

例えば、

  • 具体的な介護スケジュール:いつ、誰が、どのような介護を行うのかを明確に示す。
  • 子どもへの影響軽減策:子どもへの影響を最小限にするための具体的な対策(例えば、祖父母や親戚の協力を得る、子どもの気持ちに寄り添うなど)を示す。
  • 経済的な計画:介護離職による収入減への対策(貯蓄の活用、公的支援制度の利用など)を明確にする。

などを提示することで、ご主人の不安を解消し、協力を得られる可能性が高まります。

4. ご自身の心のケア

介護は、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。 ご自身の心のケアも大切です。 信頼できる友人や家族、専門機関などに相談し、適度な休息を取り、ストレスをため込まないようにしましょう。 介護疲れは、介護の質を低下させるだけでなく、ご自身の健康にも悪影響を及ぼします。

5. 成功事例と専門家の視点

多くの家族が、介護を巡って様々な葛藤を抱えています。 しかし、ご家族の協力と適切な介護サービスの利用によって、在宅介護を成功させている事例も多くあります。 重要なのは、ご家族全員が納得できる介護計画を立て、継続的に見直していくことです。 ケアマネジャーや、介護相談窓口などの専門機関に相談することで、具体的なアドバイスや支援を受けることができます。

また、介護離職によるキャリアへの不安については、ハローワークや転職支援サービスなどを活用することで、将来のキャリアプランを立て、安心して介護に専念できる環境を作ることも可能です。 キャリア支援専門の転職コンサルタントに相談することも有効な手段です。

まとめ

ご父上の在宅介護は、ご家族にとって大きな負担となることは間違いありませんが、同時に、ご父上にとって、そしてご家族にとってかけがえのない時間となる可能性も秘めています。 ご家族で話し合い、現実的なプランを立て、専門家の協力を得ながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 ご自身の気持ちに正直になり、後悔のない選択をしてください。 そして、ご自身の健康と心のケアも忘れずに。

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