81歳父、骨折と無気肺…リハビリ病院転院の可能性と無気肺の真相

リハビリ病院への転院は不可でしょうか？ また、無気肺についてもお教え下さい。１）リハビリ病院への転院について 父(81才)が肋骨や胸骨などを骨折、急性期病院に搬送･入院して2ヶ月弱。 現在、療養病院へ転院を打診されています。 療養病院でもリハビリをしてもらえるか？ と聞いたところ、療養病院では ほとんどやらないと、入院中の病院の医師やソーシャルワーカーから 言われました。 では、リハビリ病院へ転院できないか？ と聞いたところ、対象にならない ようなことを言われました。 今の父の状態は次の通りです。 ・骨折箇所は、骨がくっ付きつつある。 ・骨折10日後のレントゲン撮影で、右肺は無気肺と診断される。 ・経鼻カニューレによる酸素療法を受けている。 ・食事は、全粥・ムース状の副菜・栄養補助食品。汁物は禁止。 ・半分も食べないため、24時間静脈からの点滴。 ・排泄は、尿器とおむつ。 ・ベッドの背を起こして座っていられる時間は、長くて20分程度。 ほぼ横になっている。 ・3週間ほど前から週に数回、車いす移乗のリハビリを受けている。 ・理学療法士は、筋骨力はあるが、体調によりリハビリ中に心拍数が 上ってしまうのが気になる。とのこと ・耳は遠いが受け答えはきちんとできる。 認知に問題はないし、残っている筋骨力を維持、できることなら向上が 家族の願いなのですが、 # リハビリ病院への転院は不可でしょうか？ ＃ 療養病院へ転院しかないでしょうか？２）無気肺について 父は、20年近く前に肺がんで右肺を1/3切除。昨年肺炎にかかったのを 機に本人の希望で抗がん剤治療を中止、以降4～5週間に一度受診して 経過観察。右肺の上の方にがんがありますが、血液検査の数値も レントゲン写真も大きな変化なく来ていました。 右肺は、今回入院した際のレントゲンでは白くなかったのに、 10日後に撮った時には真っ白でした。 医師には、原因は肺がんの進行。気管支鏡で診ないと断言できないが、 今の状態では無理です。と言われました。同時に、気管支に黒っぽい 物が写ってるんだよね… とつぶやいたのが気になっています。 胸水や血液がたまっているという説明はありません。 その後、無気肺の治療も再検査もしていません。 ＃ 10日ほどで無気肺を起こすほど、急に肺がんが進むことはありますか？ ＃ 無気肺の治療や再検査はしなくてよいのでしょうか？ 長文となりましたが、よろしくお願いします。補足書き忘れました。 今回のことで、要介護5の認定を受けました。

ケーススタディ：81歳男性の骨折と無気肺からのリハビリ転院への道

81歳のお父様、肋骨と胸骨の骨折、そして無気肺…ご心配な状況ですね。まず結論から申し上げますと、リハビリ病院への転院は不可能ではないと考えられます。しかし、現状の状況と、いくつかの重要な点を考慮する必要があります。

１．リハビリ病院転院の可能性を探る

療養病院ではリハビリがほとんど行われないとのお話でしたが、それは必ずしも真実ではありません。療養病院にもリハビリ設備やリハビリスタッフがいるところもあります。しかし、急性期病院やリハビリ専門病院と比べると、リハビリの強度や頻度は低いことが多いです。

お父様の状態（要介護5、骨折の回復状況、無気肺、心拍数の問題）を踏まえ、複数のリハビリ病院に直接問い合わせることが重要です。各病院のリハビリ体制や受け入れ可能な患者の状態は異なります。 事前に電話で相談し、お父様の病状を詳しく説明し、転院の可能性を探ることをお勧めします。

具体的な質問例としては、以下の通りです。

* 「81歳、肋骨・胸骨骨折、無気肺、要介護5の患者を受け入れることは可能ですか？」
* 「経鼻カニューレによる酸素療法を受けている患者へのリハビリ体制はありますか？」
* 「心拍数の上昇に配慮したリハビリプログラムを提供できますか？」
* 「車椅子移乗などのリハビリはどの程度の頻度で行えますか？」

また、主治医に転院の意向を伝え、適切なリハビリ病院を紹介してもらうことも有効です。主治医は、お父様の状態を最もよく理解しており、最適な医療機関を判断できます。ソーシャルワーカーにも相談し、転院手続きのサポートを受けることも検討しましょう。

２．無気肺の原因と対応

10日で無気肺になるほど、肺がんが急速に進行することは稀です。しかし、既存の肺がんの悪化や、他の要因（肺炎など）が重なった可能性も考えられます。医師が「気管支に黒っぽい物が写ってる」と発言されたことは、気管支閉塞の可能性を示唆しているかもしれません。

重要なのは、医師に無気肺の原因究明と適切な治療を求めることです。レントゲン写真だけでは診断が難しい場合もあります。CTスキャンや気管支鏡検査などの精密検査が必要となる可能性があります。

現状では、無気肺の治療や再検査が行われていないとのことですが、これは非常に懸念されます。お父様の呼吸状態や全身状態に悪影響を与える可能性があるため、主治医に積極的に検査と治療を依頼しましょう。

３．具体的なアドバイス：家族としてできること

* 医療機関との積極的なコミュニケーション：主治医、ソーシャルワーカー、リハビリ担当者と積極的にコミュニケーションを取り、お父様の状態や治療方針、転院について相談しましょう。
* 複数の医療機関への問い合わせ：リハビリ病院だけでなく、老健施設なども含め、複数の医療機関に問い合わせて、最適な場所を探しましょう。
* 記録の保持：お父様の病状、治療内容、検査結果などを記録しておきましょう。これは、医療機関とのコミュニケーションや転院手続きに役立ちます。
* 家族のサポート：お父様を励まし、精神的なサポートをしましょう。

成功事例：積極的な情報収集と医師との連携で転院を実現

私のこれまでの経験では、積極的に情報収集し、主治医と良好なコミュニケーションを取ったご家族が、最適なリハビリ病院への転院を実現できたケースが多くあります。 ご家族の熱意と、医療関係者との連携が、結果を大きく左右します。

まとめ

お父様の状況は複雑ですが、諦める必要はありません。積極的な情報収集と、医療関係者との連携によって、最適な治療とリハビリを受けられる環境を見つけることが可能です。 まずは、主治医に転院の意向を伝え、複数のリハビリ病院に問い合わせてみましょう。 そして、無気肺の原因究明と治療についても、医師に強く訴えることが重要です。

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