83歳母の急激な衰弱…介護度要支援2、医療機関もケアマネも対応不可？ 専門家による具体的な解決策と心の支え

質問失礼致します。介護関連の相談になります。 現在83歳の母親がいるのですが、数日前から食事も喉を通らず、水もまともに飲めない状態が続いており、どんどん体が衰えていきます。 仕事をしているので母の面倒を見れる人間が娘と私しか居ないのですが、娘はまだ高校生で一日家にいる訳ではありませんし、私も仕事で遅くまで家には帰れないため、かかりつけの医師に見てもらったところ、「特に病気ではない」と言われ処置もなし。 困ったのでケアマネージャーに聞いてみたところ、「施設で介護を受けるにはランクが1つ下で受けられない」と言われ… 医療機関でも処置がないので、どんどん衰えていきます。 介護福祉士さんかケアマネージャーの方で、何かアドバイスなどがあれば知恵をお借りしたいです。 よろしくお願い致します！ 補足 補足説明になります。 多くのご意見、アドバイスありがとうございます。 母の介護度は要支援2で、ＧＷに入る前から突然飲食がまともに出来なくなり、GWが明けたタイミングでかかりつけの医師にかかったら病気ではないと言われた状況です。 今朝、こちらでお勧めされたメイバランスという栄養ドリンクを買ってきたものをスプーンに一杯ずつすくってやっとの事で1本飲ませました。 セカンドオピニオンで近くに医大附属病院があるのでそこにかかろうかと思っています。 母は83歳ですが、去年の秋あたりから自分から意思表示が出来ない状態です。 大好きだった父の元へ旅立ちたいのか、それならそうしてあげた方が良いのか、とても悩みます。 しかしやはり私の母ですから、旅立たれるのは寂しいもので、まだ私も諦めず頑張ってみようと思ってしまいます。 ちなみに嫁は何年も前に離婚しており、家では私と娘、母の3人暮らしです。 ケアマネージャーの方は別の方に依頼して、病院にかかったあと役所の福祉課の方にも来て頂こうと思っています。

ケーススタディ：83歳母の急激な衰弱への対応

あなたは、83歳のお母様の急激な衰弱に直面し、途方に暮れているとします。かかりつけ医からは「特に病気ではない」との診断、ケアマネージャーからは「介護施設入所は難しい」との回答。仕事と高校生の娘の世話で、お母様の介護は負担が大きくなっています。

この状況、非常に困難です。しかし、諦める必要はありません。このケーススタディを通して、具体的な解決策を探っていきましょう。まず、重要なのは原因究明です。「病気ではない」との診断でも、脱水症状、摂食嚥下障害、認知症の悪化など、様々な可能性が考えられます。

• セカンドオピニオンの活用：既に医大附属病院への受診を検討されているとのこと。これは非常に賢明な判断です。複数の医師の意見を聞くことで、見落としを防ぎ、より適切な対応策を立てることができます。専門医による精密検査を依頼し、原因を特定することが最優先です。
• 栄養管理の徹底：メイバランスの摂取は良い第一歩です。しかし、これだけでは不十分な可能性があります。お母様の状態を考慮し、医師や管理栄養士の指導の下、適切な栄養補給方法を検討しましょう。経口摂取が困難な場合は、点滴や胃ろうなどの医療的な支援も検討する必要があります。
• ケアマネージャーの変更：現在のケアマネージャーとの相性が悪いと感じているなら、変更を検討しましょう。別のケアマネージャーは、異なる視点や知識を提供し、新たな解決策を示してくれるかもしれません。役所を通じて、適切なケアマネージャーを紹介してもらいましょう。また、介護支援専門員（ケアマネジャー）の他に、訪問看護師や、地域包括支援センターなどの専門機関への相談も有効です。
• 介護サービスの利用：介護度が要支援2であっても、利用できる介護サービスはあります。訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを組み合わせることで、負担を軽減できます。ケアマネージャーと相談し、お母様に最適なサービスプランを作成しましょう。例えば、訪問介護を利用して、食事や入浴の介助を受けることで、あなたの負担を軽減できます。デイサービスを利用すれば、日中の時間をお母様を預けることができ、あなたは仕事に集中できます。ショートステイを利用すれば、数日間お母様を施設に預けることができ、休息を取ることができます。
• 家族・友人への相談：一人で抱え込まず、家族や友人、地域住民に相談しましょう。介護は、一人で抱え込むにはあまりにも負担が大きいです。周りの人に協力を求めることで、精神的な負担を軽減し、より良い介護を実現できます。あなたの状況を理解し、協力してくれる人が必ずいるはずです。
• 心のケア：お母様の介護は、あなた自身の心にも大きな負担をかけています。疲れたら、休息を取り、気分転換をすることも大切です。必要であれば、精神科医やカウンセラーに相談することも検討しましょう。介護者向けの情報サイトや相談窓口も活用してみましょう。

専門家の視点：介護における多職種連携の重要性

このケースでは、医療機関、ケアマネージャー、そしてご家族が連携して対応することが重要です。医師は病状の診断と治療、ケアマネージャーは介護サービスの調整、ご家族は日常生活のサポートという役割分担です。

しかし、それぞれの専門家が連携せずに個別に対応すると、情報共有が不足し、適切な支援が提供できない可能性があります。多職種連携会議などを活用し、情報共有をスムーズに行うことで、お母様の状態に合わせた最適なケアを提供できるようになります。

具体的なアドバイス：ステップバイステップで解決策へ

1. **医大附属病院での精密検査:** まずは、セカンドオピニオンとして医大附属病院を受診し、お母様の状態を詳しく検査してもらいましょう。原因を特定することが、適切なケアを行うための第一歩です。
2. **栄養管理の改善:** 医師や管理栄養士の指導の下、お母様に合った栄養補給方法を検討しましょう。メイバランスだけでなく、他の栄養補助食品や、食べやすい食事なども検討してみましょう。
3. **ケアマネージャーの変更・相談:** 現在のケアマネージャーとの連携がうまくいっていないと感じたら、他のケアマネージャーに相談してみましょう。役所や地域包括支援センターなどに相談することで、適切なケアマネージャーを紹介してもらえます。
4. **介護サービスの利用検討:** 訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、利用できる介護サービスを検討しましょう。ケアマネージャーと相談しながら、お母様とご自身の状況に合ったサービスを選びましょう。
5. **家族・友人への相談:** 周囲の家族や友人、地域住民などに相談し、協力体制を築きましょう。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることが大切です。
6. **心のケア:** 介護は精神的な負担も大きいです。疲れたら休息を取り、必要であれば専門機関に相談しましょう。

成功事例：多職種連携による介護の成功

私のこれまでの経験では、多職種連携がうまく機能したケースでは、介護の負担が軽減され、介護する側もされる側も、より良い生活を送ることができていました。例えば、あるご家庭では、医師、ケアマネージャー、訪問看護師、理学療法士が連携し、高齢者のリハビリテーションを計画的に行いました。その結果、高齢者は自立度が向上し、ご家族の負担も軽減されました。

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まとめ

83歳のお母様の急激な衰弱は、ご本人だけでなく、あなたにとっても大きな負担となっていることと思います。しかし、諦める必要はありません。医療機関、ケアマネージャー、そしてご家族が連携し、適切な対応を行うことで、お母様の状態を改善し、負担を軽減することが可能です。この記事で紹介した具体的なアドバイスを参考に、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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