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認知症の母と80歳父の介護問題:行き詰まった状況からの脱出戦略

認知症の母と80歳父の介護問題:行き詰まった状況からの脱出戦略

認知症の母と介護している父のことです。 母は70歳代半ばで5年ほど前に認知症と診断されました。 その前は鬱病で飲まず食わずを続け自殺未遂、悪魔が見えると言っていたこともありました。 今はそういう症状はないのですが、排泄がうまくできず、トイレでは排泄できないためオムツを着用していますが、パッドをトイレに流すことはしょっちゅうで、お風呂場でも排泄してしまいます。 また、食べものへの執着心がすごく、テーブルの上の食べものはもちろん、冷蔵庫、しまってある砂糖やお酒なども目に入ると全部口に入れてしまいます。 自分から話しかけてくることはほとんどなく、話しかけても返事をするだけで会話にはなりません。 ずっと寝ていますが、動くことはできるので、徘徊したこともあります。 私(40歳代・独身)は軽度の脳性麻痺のため産まれるときに右半身が少し不自由になりました。 自分の身の回りのことは多少雑で時間もかかりますが、一人で行っています。 しかし、自分より力が強い母の介護はできません。 できるのは、上着や靴下を替えさせたり、食事の介助くらいです。 もっとも、母は私の障害を気にするあまり、「走り方が変で通りすがりの人に笑われた」だの「パラリンピックの選手はえらいわねぇ、そういう努力はしないの」だの、こちらが傷つくようなことは平気で口にするのに、私が「元々身体が悪いから仕方がない」などと言ったときにはふて寝してしまい、障害について相談もできないような母でしたから、折り合いが悪く、就職後に家を出ました。 母が鬱になって寝たきりになってから毎月金銭的な援助は行っており、逆に私が仕事を辞めて家事などすることになれば共倒れです。 弟がいますが、父と折り合いが悪く、母が甘やかしていたので、家にお金を入れるという気持ちがまったくありません。 しかも、子育て中なので、何かと出費があるので、強く言うことはしていません。 いま、母の介護をしているのは80歳の父です。 父は自分なりに介護はしていますが、母のトイレに付き合うことなく、ゴロゴロしていて、後からトイレに行って、母のパッドが詰まっていて大騒ぎしています。 せめて自分が起きている間だけでも見守るということもできないので、食べものも食べられてしまいます。 なんと言っても、自殺するため飲み食いをしなくなった母の異常に気付かないような人です。 その時は母から私に「サヨウナラ」というメールが来たので、電話して発覚しました。 そんな父は2年ほど前から母に怒鳴り散らすようになりました。 いつ通報されてもおかしくないような怒鳴り声です。 父には認知症の人にそんなに怒鳴り散らしも効き目はないからと言いますが、理解ができないようです。 先日、母はショートステイを受けていますが、盗食やスタッフさんへ物を投げるなどの迷惑行為があったため通所を断られてしまいました。 先ほど、父から「お前からそういうことをしたから断れられるんだ、そういうことをしないように言ってほしい」と連絡がありました。 以前にも「トイレにパッドを流さないよう言ってほしい」と言われたので、母には伝えましたが、父は「〇〇も言ってるのになぜ止めないんだ!!」と今度は私の名前を出してますます怒鳴り散らしてしまいました。 父には母の状態が理解できないのでしょうか。 父には事あるごとに認知症だから難しいんじゃないのと話しますが、わからないわけないだろうと答えます。 わかるならこんなことはしないと言っても、いや、わかるはずだという返事です。 父に理解してもらうにはどうすればいいのでしょうか。 母を預けるための施設にも何か所も申し込んでいますが、1年では何の返事もありません。 すべてが詰んでいて、途方に暮れています。

現状分析:複雑に絡み合う問題点

まず、ご家族が抱える問題点を整理しましょう。

* **認知症の進行による母の行動問題:** 排泄障害、盗食、攻撃性など、介護を困難にする様々な症状が出ています。
* **80歳である父の介護負担:** 高齢の父は、認知症の母への適切な介護が困難な状況です。怒鳴り散らす行為は、自身のストレスと限界を表しています。
* **相談者自身の身体的制約:** 軽度の脳性麻痺を抱える相談者は、母への介護を十分に行うことができません。
* **家族間のコミュニケーション不足:** 父と弟との関係が悪く、協力体制が築けていません。
* **施設入所の困難さ:** 適切な施設が見つからず、長期の待機状態が続いています。

解決策:段階的なアプローチ

現状を打破するためには、段階的なアプローチが必要です。

ステップ1:専門機関への相談

まずは、地域包括支援センターや介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談しましょう。

* **介護サービスの利用:** 訪問介護、デイサービス、ショートステイなどの介護サービスを組み合わせ、父の負担軽減を図ります。
* **介護方法の指導:** 専門家から、認知症高齢者の介護方法に関する指導を受けましょう。特に、母の行動問題への対応策を学ぶことが重要です。
* **施設入所支援:** 適切な施設探しを支援してもらいましょう。待機期間が長い場合、他の施設への申し込みや、優先順位の高い施設への転換も検討します。
* **精神科医への相談:** 母の行動問題の原因を特定し、薬物療法などの医療的介入が必要かどうかを判断してもらうことが重要です。

ステップ2:家族間のコミュニケーション改善

家族間の溝を埋める努力が必要です。

* **家族会議の実施:** 全員で集まり、現状と課題を共有し、それぞれの役割分担を明確にしましょう。
* **感情の共有:** それぞれの立場や気持ちを理解し合う場を設けましょう。専門家の介入も有効です。
* **弟への働きかけ:** 弟に現状を伝え、協力体制を築く努力をしましょう。金銭的な援助だけでなく、時間的な支援もお願いできるよう、具体的な協力方法を提案しましょう。

ステップ3:父のサポート

80歳である父の負担を軽減することが重要です。

* **レクリエーションの提供:** 父の趣味や興味に合わせて、レクリエーションを提供しましょう。
* **休息時間の確保:** 父にも十分な休息時間を取らせるようにしましょう。
* **介護者のための支援:** 介護者支援サービスを利用し、父の精神的な負担を軽減させましょう。
* **怒鳴り声への対処法:** 認知症の母への怒鳴り声が問題となっている場合、父へのカウンセリングや、怒りのコントロール方法を学ぶための支援が必要となる可能性があります。

ステップ4:自身のケア

相談者自身の健康とメンタルヘルスの維持も重要です。

* **自身の限界を理解する:** 無理をせず、必要なサポートを受け入れることが大切です。
* **リフレッシュのための時間を作る:** 定期的に休息を取り、心身をリフレッシュしましょう。
* **サポートグループへの参加:** 同じような悩みを持つ人々と交流することで、孤独感を軽減し、情報交換を行うことができます。

成功事例:介護の専門家からのアドバイス

多くの介護経験を持つ専門家は、家族間の連携と専門機関の活用が成功の鍵であると指摘します。 例えば、あるケースでは、家族会議を通じて、それぞれの役割分担を明確にし、訪問介護やデイサービスなどを効果的に利用することで、介護者の負担を大幅に軽減し、家族関係も改善されました。

まとめ

認知症介護は、非常に困難な課題です。しかし、専門機関の支援を受け、家族間のコミュニケーションを改善し、適切な介護サービスを利用することで、状況は必ず改善します。 一人で抱え込まず、周囲の力を借りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

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