介護職のモラハラ、耐え難い職場環境からの脱出方法

介護の仕事をしています。ある先輩職員からのイビリが酷く、その先輩職員が居ない日だけが楽しいことに気づきました。私がすることにいちいち注意をしてきます。先日は利用者の方が善意でその方に、あまりいい過ぎじゃないと言ってくれたようですが、直後に私を呼び出し、利用者に媚びを売るなと、懇々と説教してきました。友達に相談したら、その先輩は、多分ミザリーみたいな人だから、聞きながした方が良いよと言われました。確かに、自分には悪い所はないみたいな人です。利用者の方も、先輩のいない時に、大変ねー、あの人がきてから、辞めた人が4人いて、貴方だけじゃないのよと教えてくれました。介護の仕事は、職員が質が悪いからやめなさいと、その通りだと思います。実は、その先輩も含めてビックリしたのは、利用者の優しい方に、昼休みにマッサージをさせていて、管理者も何も注意しませんでした。なんと私以外の4人の職員がマッサージをさせていましたが、送迎時に、その優しい利用者の方に、マッサージ大変じゃないですか？と聞いたところ、仕事だから仕方がないですとおっしゃいました。その方は、後日脳梗塞を発症し、寝たきりになりました。恐ろしい職場だと思います。介護か肉体労働しか残っていないと思いますが、生きるために割り切るしかないと暗澹な気持ちでいます。

この度は、大変辛い状況におかれているとのこと、心よりお見舞い申し上げます。介護職は、尊い仕事でありながら、残念ながら、パワハラやモラハラといった問題を抱えている職場も少なくありません。あなたの経験は決してあなただけのものではなく、多くの介護職従事者が直面している現実です。しかし、現状を「割り切るしかない」と諦める前に、まず現状を客観的に分析し、そこから脱出するための具体的なステップを踏むことが重要です。

1. 状況の整理と客観的な評価

まず、あなたの置かれている状況を整理してみましょう。先輩職員からの嫌がらせ、管理者の無関心、そして、利用者への不適切な行為…これらの要素が複雑に絡み合い、あなたを苦しめていることが分かります。 「ミザリー」という言葉で表現されているように、先輩職員は自己中心的で、他者の意見や感情を無視する傾向があるようです。これは、職場環境における深刻な問題であり、放置すれば、あなたの心身の健康、ひいては介護の質にも悪影響を及ぼします。

さらに、利用者の方へのマッサージ行為は、業務規定に違反している可能性が高く、重大な問題です。仮に、利用者の方の同意があったとしても、専門的な知識や技術がない者が行うマッサージは、健康被害のリスクを伴います。この点からも、あなたの職場は、適切な管理体制が整っていないと言えるでしょう。

2. あなたを守るための具体的な行動

現状を把握した上で、具体的な行動に移りましょう。まず、記録を残すことが重要です。先輩職員からの嫌がらせの内容、日時、具体的な発言などを詳細に記録しておきましょう。証拠となる記録は、後々の対応に役立ちます。 スマートフォンやパソコンのメモ機能、または専用のノートを使用するのも良いでしょう。

次に、相談窓口を探す必要があります。まずは、職場の管理者や人事部に相談してみましょう。しかし、管理者が無関心である可能性も考慮し、社外の相談窓口も探しておくべきです。労働基準監督署、労働組合、または専門の相談機関（弁護士、NPO法人など）に相談することで、法的措置や適切なアドバイスを得られる可能性があります。

さらに、転職活動の準備を始めることも重要です。今の職場環境では、あなたの心身の健康が損なわれる可能性が高いため、転職は一つの有効な手段です。転職活動にあたっては、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントは、あなたのスキルや経験、希望条件などを考慮し、最適な求人を紹介してくれます。また、面接対策や給与交渉などのサポートも受けられるため、スムーズな転職活動を進めることができます。

3. 転職活動におけるポイント

転職活動では、あなたのスキルや経験を明確に示すことが重要です。介護職としての経験年数、資格、得意な業務などを具体的に記述しましょう。また、前職の退職理由については、事実を正確に伝えつつ、ネガティブな表現を避けるように心がけましょう。「人間関係のトラブル」といった曖昧な表現ではなく、「職場環境の改善が見込めなかったため」など、客観的な理由を提示することが大切です。 面接では、あなたの経験やスキル、そして、今後のキャリアプランについて自信を持って語りましょう。

転職活動においては、以下の点を意識しましょう。

• 求人情報の精査：待遇、労働時間、職場環境などをしっかり確認しましょう。
• 複数企業への応募：選択肢を広げることで、より良い職場を見つけやすくなります。
• 面接対策：自己PR、志望動機、キャリアプランなどをしっかり準備しましょう。

4. 成功事例と専門家の視点

私のこれまでのキャリア支援経験から、多くの介護職従事者が、あなたと同じような悩みを抱えていることを知っています。しかし、勇気を持って行動を起こすことで、より良い職場環境を見つけることができた事例も数多くあります。例えば、以前相談を受けたAさんは、パワハラ上司に苦しんでいましたが、労働基準監督署に相談し、適切な対応を取ってもらいました。その後、転職活動を行い、現在は、働きやすい職場環境で、やりがいを持って仕事に取り組んでいます。

また、専門家の視点から見ると、あなたの職場は、労働基準法に違反している可能性があります。パワハラ、モラハラ、そして、利用者への不適切な行為は、すべて法的措置の対象となる可能性があります。弁護士などの専門家に相談することで、法的措置を検討することもできます。

5. まとめ

あなたは決して一人ではありません。多くの介護職従事者が、あなたと同じような悩みを抱え、苦しんでいます。しかし、現状を打破するための手段は存在します。記録を残し、相談窓口を探し、転職活動の準備をすることで、より良い未来を築くことができます。 あなたの勇気ある一歩を応援しています。

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