介護職の過酷な現実と心身のSOS：5～6連勤の疲労、そして鬱病の兆候

介護職の5～6連勤キツいです。 毎日午前中は入浴介助担当で、8時間なので仕事はもちろん入浴だけではありません。 その上、片道1時間半かけての徒歩&電車通勤です。 もう身体が悲鳴をあげてるのでしょうか? 連休は基本無し、6連勤とかしてると4勤でも持たなくなってきてます。 1日休んでも疲れが抜けず、鞭打って仕事に行く事を続けているうちに、月1度の生理も止まってしまいました。 精神的にも病んできて、死にたいと思いながら、でも現場に入ると不思議と動ける…の繰り返しです。 利用者さんには疲れた顔は見せまいと頑張っております。 認知症お年寄りや身体介助の必要なお年寄りの方々を朝にお風呂に入れて～夕飯を食べさせて口腔ケアしてパジャマに着替えさせて就寝させるまでがどんなに体力と忍耐が必要な仕事か、夫にすら分かってもらえないのも辛いです。 「休みたい。」「辞めたい。」が言えないのなら死ぬしかないのかな～。 無理が効かなくなるまでこのまま敵艦(自分)に突っ込むか…。 本気で考えてしまいます。 これって、もしかして鬱病でしょうか?

このご相談、非常に深刻で、多くの介護職の方が抱える現実を反映していると感じます。5～6連勤、片道1時間半の通勤、そして入浴介助を中心とした8時間労働…。これは肉体的にも精神的にも大きな負担です。生理停止、疲労の蓄積、死の念頭…。これらの症状は、単なる疲労の域を超え、うつ病の可能性を示唆しています。

ケーススタディ：燃え尽き症候群と鬱病の境界線

ご相談内容から、あなたは「燃え尽き症候群（バーンアウト）」と「うつ病」の両方の症状を示している可能性があります。燃え尽き症候群は、仕事への強い情熱や責任感から、慢性的なストレスや疲労が蓄積し、倦怠感、無気力、仕事への意欲低下などを引き起こす状態です。一方、うつ病は、気分の落ち込み、意欲の低下、睡眠障害、食欲不振など、より広範囲にわたる症状が現れます。あなたのケースでは、生理停止や「死にたい」という強い感情は、うつ病の可能性が高いことを示唆しています。

多くの介護職の方々は、利用者の方々への深い愛情と責任感から、自分の限界を超えて働きがちです。しかし、その結果、心身ともに疲弊し、うつ病を発症するリスクが高まります。あなたは、利用者の方々に疲れた顔を見せないように頑張っていますが、自分の心と体の声を無視してはいけません。

例えば、Aさんという介護職の方は、長年、高齢者の介護に携わってきました。献身的に仕事に取り組んでいましたが、次第に疲労困憊し、睡眠障害や食欲不振に悩まされるようになりました。最初は「頑張れば乗り越えられる」と思っていましたが、症状が悪化し、最終的にうつ病と診断されました。Aさんのケースは、あなたの状況と共通点が多く、早めの対処が重要であることを示しています。

具体的なアドバイス：心と体の声に耳を澄ませて

• まずは休息をとること：今すぐ、休暇を取得しましょう。有給休暇、病気休暇などを活用し、心身ともに休養することが最優先です。無理に働き続けると、症状が悪化し、回復に時間がかかります。
• 医療機関への受診：精神科医または心療内科医を受診し、専門家の診断を受けることが大切です。うつ病であれば適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。生理停止も、体のSOSです。婦人科医への受診も検討しましょう。
• 職場への相談：状況を上司や同僚に相談し、仕事の負担軽減を検討しましょう。例えば、入浴介助の担当変更、残業の削減、休暇の取得など、具体的な対策を話し合うことが重要です。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ましょう。
• 生活習慣の見直し：規則正しい生活を送ることで、心身の健康を維持することができます。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がけましょう。アロマセラピーやヨガなども効果的です。
• ストレス軽減策：趣味や友人との交流など、ストレスを軽減する時間を作ることも大切です。仕事以外の楽しみを見つけることで、心のバランスを保ちましょう。カウンセリングも有効な手段です。
• 転職も視野に入れる：現在の職場環境が改善しない場合、転職も検討しましょう。介護職は、多くの職場が存在し、労働条件や職場環境は様々です。より働きやすい職場を見つけることで、心身への負担を軽減できます。転職活動は、キャリア支援サービスの活用がおすすめです。

専門家の視点：早期発見・早期治療が鍵

介護職は、肉体的にも精神的にも負担が大きい仕事です。しかし、適切な対策をとることで、心身ともに健康を維持しながら働くことが可能です。早期発見・早期治療が、うつ病の予防と回復において非常に重要です。症状を放置すると、重症化し、回復に時間がかかる可能性があります。少しでも気になる症状があれば、すぐに医療機関を受診し、専門家のアドバイスを受けることを強くお勧めします。

また、職場環境の改善も重要です。過剰な労働時間や人員不足は、介護職の心身に大きな負担を与えます。職場全体で、労働環境の改善に取り組むことが必要です。働き方改革の推進、メンタルヘルスケアへの取り組み強化など、社会全体で介護職の労働環境を改善していく必要があります。

自己診断チェックリスト：あなたは大丈夫？

以下の項目にいくつ当てはまりますか？ 3つ以上当てはまる場合は、医療機関への受診を検討しましょう。

• 最近、疲れやすい
• やる気が出ない
• 眠れない、または眠すぎる
• 食欲がない、または食べすぎる
• 集中力が続かない
• イライラしやすい
• 悲観的な気持ちになることが多い
• 死にたいと思うことがある
• 仕事に行くのがつらい
• 日常生活に支障が出ている

まとめ

介護職の5～6連勤による疲労、そして生理停止、死の念頭…。これらの症状は、単なる疲労ではなく、うつ病の可能性を示唆しています。まずは休息を取り、医療機関を受診し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。職場への相談、生活習慣の見直し、ストレス軽減策なども有効です。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、心身ともに健康な状態を保ちましょう。必要であれば、転職も視野に入れて、自分にとって最適な働き方を見つけることも大切です。

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