介護福祉士国家試験受験までの道のり：保育士経験と実務経験年数の疑問を解決！

介護福祉士受験について。現在、障害者施設に勤務しているものです。つい先日、実務者研修終了証明書が届きました！あとは試験のみなのですが、実務経験が３年必要である為働いて１年半程である為、まだ不足です。平成30年２月より働いているので計算したら令和３年１月まで働く必要がいるとのです。そこで質問なのですが…１.保育士の経験があるのですが、そちらはカウントしないですよね？所長が「保育士働いていたなら実務に含まれるのじゃないか？」と言われたのですが、よくわからずです。２.令和３年１月まで働く必要となると受験できるのは令和４年の年ですか？確か、介護福祉士の試験は１月と聞いている為、１月に受けるには間に合わずです。ただ、それも見込みなら可能という事を会社の人がちらーっと聞いたのですが、曖昧な発言でした…わからない事ばかりで申し訳ないです。詳しい方、教えていただけますか？よろしくお願いしますm(__)m

介護福祉士を目指されている方、おめでとうございます！実務者研修修了、素晴らしいですね。この記事では、介護福祉士国家試験受験に関するあなたの疑問を、転職コンサルタントの視点から詳しく解説します。保育士経験の算入や受験資格に関する不安を解消し、合格への道をスムーズに歩めるよう、具体的なアドバイスと成功事例を交えてご説明します。

１．保育士経験は介護福祉士の実務経験としてカウントされますか？

結論から言うと、保育士経験は介護福祉士の実務経験としてカウントされません。 介護福祉士法において、実務経験として認められるのは、介護保険制度における介護業務に直接関わる経験です。保育士の業務は、主に乳幼児の保育であり、高齢者介護とは異なる専門性と業務内容です。そのため、所長の「保育士経験は実務に含まれるのではないか？」という発言は、残念ながら誤解です。

しかし、ご安心ください。完全に無関係というわけではありません。保育士経験で培った「人とのコミュニケーション能力」「ケアのスキル」「記録作成能力」などは、介護福祉士の仕事にも非常に役立ちます。面接や試験対策において、これらの経験を活かしてアピールすることで、有利に働く可能性があります。面接官に、保育士経験を通じて得た介護に役立つスキルを具体的に説明しましょう。例えば、「乳幼児のケアを通して培った観察力や、保護者との丁寧なコミュニケーション能力は、高齢者のケアにも活かせると考えています」といったように、具体的なエピソードを交えて説明することで、あなたの経験が評価される可能性が高まります。

成功事例：私がコンサルティングしたAさんは、以前保育士として働いていました。介護福祉士の受験資格を得るために、介護の現場で経験を積む必要がありましたが、保育士時代の経験を面接で効果的にアピールすることで、採用担当者に高い評価を得ることができました。Aさんは、保育士時代の経験から得た「子どもの気持ちに寄り添う力」を高齢者介護にも活かしたいと熱意を伝え、見事合格を勝ち取りました。

２．令和３年１月まで働く必要があり、受験は令和４年になりますか？

介護福祉士国家試験は毎年１月に行われます。平成30年2月から令和3年1月まで介護の仕事に就いている場合、実務経験3年を満たすのは令和3年2月になります。そのため、令和4年1月の試験受験は間に合いません。 残念ながら、あなたの会社の方が言った「見込みなら可能」というのは、正確な情報ではありませんでした。

しかし、諦める必要はありません！令和4年1月の試験は間に合わないとしても、令和5年1月の試験に向けて準備を進めることができます。 残り期間を有効活用し、試験対策をしっかり行いましょう。国家試験対策講座を受講したり、過去問を解いたりすることで、合格の可能性を高めることができます。

具体的な対策：

• 国家試験対策講座の受講：専門講師による指導を受けることで、効率的に学習を進めることができます。オンライン講座も充実しているので、仕事と両立しやすいでしょう。
• 過去問演習：過去問を繰り返し解くことで、試験の傾向を掴み、弱点克服に役立ちます。時間配分や解き方のコツを習得しましょう。
• テキスト・参考書の活用：自分に合ったテキストや参考書を選び、基礎知識をしっかりと固めましょう。
• 学習計画の作成：学習内容とスケジュールを明確にした計画を立て、着実に学習を進めていきましょう。
• 学習仲間を作る：一緒に学習する仲間を作ることで、モチベーションを維持しやすくなります。

受験資格取得までのロードマップ

あなたの状況を踏まえた、受験資格取得までのロードマップを作成しましょう。

1. 令和3年1月まで：現在の職場での実務経験を積み重ねる。
2. 令和3年2月以降：介護福祉士国家試験の受験資格が満たされる。
3. 令和4年～令和5年：国家試験対策講座を受講、過去問演習など試験対策を行う。
4. 令和5年1月：介護福祉士国家試験を受験する。

このロードマップを参考に、着実にステップを踏んでいきましょう。焦らず、一つずつクリアしていくことが大切です。

まとめ

保育士経験は残念ながら介護福祉士の実務経験として認められませんが、培ってきたスキルは面接や試験対策で有効活用できます。令和4年1月の試験は間に合わないものの、令和5年1月の試験に向けて、計画的に学習を進めることで必ず合格を掴むことができます。

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この記事が、あなたの介護福祉士国家試験合格への道しるべとなれば幸いです。もし、キャリアプランや転職に関することでお悩みがあれば、お気軽にwovieのLINE相談をご利用ください。経験豊富なコンサルタントが、あなたをサポートします。