海外同棲破綻と結婚詐欺…37歳女性の苦悩と法的対応

私37歳、彼33歳です。すみません長文になります…3年半海外で同棲していました。私の親も妹も友達も彼は癌で体調崩してる義理父(母の再婚相手)にも優しく家事も得意で色々な面で助けてくれました。2年程前に足に怪我を負ってから無職で(たまに内装の仕事)私が稼いで彼は料理好きなので家事を担当すると。全て家賃、生活費、1年に1-2回彼の親の関係や遺産相続等の話で私が、彼用の飛行機代と日本で使う少しのお小遣い、更に日本での税金未納分の立て替えも支払いました。運良く私は高収入なのと、もう家族として暮らしていく雰囲気を出していたので…お金はその分色々家事をしているからそのご褒美的な感じで言われました。彼が周りに私を、うちのですって紹介など。私の友達達にも凄く私の事を大事にしているから良かったって。ただ皆はプライドが高いのと自分の意見は絶対って言い方、そして無職なのが気になっていたそうです。今年の春に彼のお母さんが倒れたって日本の病院から連絡が来て、私は日本に行きなさいって言いました。向こうも帰るって泣きながら言って、でも老後もずっとこっちで私と猫達と自分のアーティストの活動したかった。私が来月永住ビザを取ったら入籍したかったて言われ、私も何で今お母さんが倒れたんだろうって申し訳ないけれど悔んでしまいました。先月の5日私が友人の結婚式に海外に出ていた時に彼は帰国。(この時航空券と日本円を渡してます)お母さんの体調次第では半年以内に帰ってくると飛ぶ前に言っていたけれど、実際お母さんを見て彼が一人で介護すると連絡来ました。しかし私はずっとこっちで付き合ってた彼の元カノが日本に帰国してからも気になっていてインスタで発見した時(去年)からチェックしていました。彼にあげたキャップをかぶっていた写真もあり、マジかってなり彼に聞いたら実家にある同じの買ったんだろうって。元カノが今年の3月に結婚すると投稿して、とても安心しました。やっとこのモヤモヤから解放されると。先週の土曜日仕事の休憩中に彼女のインスタからよくコメントしてる方のサイトをクリックしたら…彼が元カノと2人の結婚パーティーの写真がupされていました。何がなんだか分からず笑顔で写っている彼とその元カノ。彼は電話でず、LINEで聞いた所最初は5月に母の介護を一緒に見てほしい条件で連絡したと嘘をつきました。そして三月末に結婚決まったって書いていたのを見たから嘘でしょって伝え、彼はもう昨年の冬一時帰国した時に連絡して、話して、元カノは全て理解してくれたから結婚を決めたと。元カノは私の存在と同棲しているのを知っています。私とはちゃんと別れ話もしていない。母の体調次第では(こっちで何も解約せず、荷物も大量に置いて日本に行った)こっちのビザが切れる前に戻りたい等の話してたのに…計4回の日本行き航空券、日本の未納税金立て替え分、今回の11万円を全て返してほしいのと彼の荷物(大きいゴミ袋10袋以上)を捨てて良い同意書を送ってほしいと書きましたが友人は結婚詐欺でも訴えて、相手の女にも貸していた金額を伝えるべきだと。彼女は略奪したのですから。お金が全てではありません。でもこの仕打ちは酷すぎて、私は体調も精神的にもかなりやられているのに向こうはどんな気持ちで…って思うと頭が痛いです。長々と申し訳ありません。1)航空券(ヨーロッパから日本)計4回 2)日本の未納税金立て替え分 3)結婚詐欺 4)精神的に与えられた苦痛この4点をいつまでに返して欲しいと言って返信ない場合は彼の実家に送りつけても大丈夫でしょうか？これでもし離婚した場合、私は相手から訴えられますか？アドバイスを宜しくお願い致します

ケーススタディ：海外同棲破綻と結婚詐欺の法的・精神的対応

このケースは、長期間に渡る海外同棲、金銭的な援助、そして最終的に明らかになった結婚詐欺という、非常に複雑で辛い状況を描いています。37歳女性が経験した苦悩と、これから取るべき法的・精神的な対策について、段階的に解説します。

１．金銭的損害の請求

まず、金銭的な損害についてです。航空券代、未納税金の立て替え分、そして11万円の合計額を請求することは正当な権利です。

証拠の収集：航空券の予約確認書、送金明細書、税金納付証明書などを全て保管し、証拠として提出できるようにしましょう。これらの証拠は、請求を正当化するための重要な要素となります。
内容証明郵便：請求内容を明確に記載した内容証明郵便を送付することで、法的根拠を明確にし、証拠として残すことができます。期日を設定し、期日までに返済がない場合は法的措置を取る旨を記載しましょう。弁護士に相談し、内容証明郵便を作成してもらうことをお勧めします。
法的措置：内容証明郵便への返答がない場合、民事訴訟を起こすことも可能です。弁護士に相談し、訴訟手続きを進める必要があります。訴訟費用はかかりますが、損害賠償請求の可能性が高まります。

２．結婚詐欺の法的対応

彼の行為は、結婚を前提とした交際を装い、金銭を騙し取った可能性が高いです。これは「結婚詐欺」に該当する可能性があり、刑事告訴も検討できます。

証拠の収集：チャット履歴、メール、SNSの投稿など、彼の嘘や欺瞞を証明する証拠を全て集めましょう。元カノとの結婚写真も重要な証拠となります。
弁護士への相談：結婚詐欺の成立要件や告訴の可否について、弁護士に相談することが非常に重要です。弁護士は、証拠を精査し、告訴の可能性や成功確率を判断します。
警察への相談：弁護士のアドバイスに基づき、警察に相談し、告訴状を提出することも可能です。警察は捜査を行い、彼の行為が犯罪に該当するかを判断します。

３．精神的苦痛に対する慰謝料請求

彼の行為によって、あなたは大きな精神的苦痛を被っています。この苦痛に対する慰謝料請求も可能です。

精神科医の診断書：精神的な苦痛を証明するために、精神科医の診断書を取得しましょう。診断書には、あなたの精神状態や、彼の行為が精神状態に与えた影響が記載されます。
弁護士への相談：慰謝料請求の金額や手続きについて、弁護士に相談しましょう。慰謝料の金額は、精神的苦痛の程度や、彼の行為の悪質性などを考慮して決定されます。

４．荷物の処分

彼の荷物を処分する前に、彼の承諾を得る必要があります。同意書を得られない場合は、弁護士に相談し、適切な方法を検討しましょう。一方的に処分すると、トラブルになる可能性があります。

５．彼の実家への送付

彼の返済がない場合、彼の荷物を実家に送付することは、法的措置としては適切ではありません。返済を促す手段としては、内容証明郵便や弁護士からの催促が有効です。

６．訴えられる可能性

あなたが彼を訴えたとしても、彼から訴えられる可能性は低いと考えられます。ただし、訴訟の内容や証拠によっては、逆訴訟の可能性もゼロではありません。弁護士に相談し、適切な対応をしましょう。

７．具体的なアドバイス

* 全ての証拠を保管する：チャット履歴、メール、送金明細書、航空券の予約確認書など、全ての証拠をデジタルデータと紙媒体の両方で保管しましょう。
* 弁護士に相談する：弁護士に相談することで、法的リスクを最小限に抑え、適切な対応を取ることができます。
* 精神科医を受診する：精神的な苦痛を軽減するために、精神科医を受診し、適切な治療を受けましょう。
* 信頼できる友人や家族に相談する：一人で抱え込まず、信頼できる友人や家族に相談し、心の支えを得ましょう。

まとめ

今回のケースは、金銭的な損害だけでなく、大きな精神的苦痛を伴う複雑な問題です。一人で抱え込まず、弁護士や専門機関に相談し、適切な法的措置と精神的なケアを受けることが重要です。まずは、証拠をしっかり集め、弁護士に相談することを強くお勧めします。

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