東京から田舎への移住…50年慣れ親しんだ街を離れる不安と、母の介護、そして自分の将来への備え

東京から知らない田舎に引っ越すのが嫌。どうすれば良いでしょう？ 独身女性。50年近く住んだ東京を離れて、母が一人暮らしする田舎に引っ越す話があり、とても嫌で自分でも困っています。 まず、友達が一人もいない。新幹線等で日帰りは難しい距離でお金もかかるので、なかなか東京に遊びにも来れません。 病院や各種施設が近くにない。バスがあっても１日数本。ペーパードライバー講習に何度も通って辛うじて少し運転できるようになりましたが元々運転は苦手です。 仕事が少ない。私はメンタルの病気で障害者枠で働こうとしてますが、相談に行ってみて、東京との落差に愕然としました。根気よく探せば出てくるかも知れませんが、年齢的に清掃くらいしか募集がありませんでした。 私のライフワークの趣味をやる場所が遠い。2時間位かかります。東京郊外からその位かけてた人もいましたが、若くて体力のある時。私はその体力の自信がありません。 母を一人にするのは心配ですが、小さいクリニックとスーパーは近い徒歩圏にあり、介護保険の要支援認定で手すりをつけて楽になり、デイケアやヘルパー利用も可能（今は利用なし）になったので、一人暮らしでも何とかなるかも、と思うようになりました。 実際ケアマネには私と同居の可能性は話してないので独居前提でプランを立ててます。 勿論、今まで通りできるだけ母の所に手伝いに行くつもりです。 結婚してる姉は東京に家を買ったので、母を東京に呼ぶと言う案もあります。 ただ、母と二人で暮らす部屋を借りるのは金銭面が苦しいです。田舎の持ち家を空き家にするのももったいないです。 消滅可能性都市と言われる場所なので、家を貸したり売ったりは難しそうです。 こんなに悪口を言うと住んでる人に失礼で申し訳ないですが、長年慣れてしまったものが不便になり、歳はどんどん取るし病気も持って暮らすことが心身ともに不安です。 転勤で知らない土地に行くのもとても大変と思いますが、私は家族がいないので本当に孤独です。 母がいるとは言え、私より先には死ぬでしょう。寝たきりになったら私が介護しなくていい、施設に入ると言ってくれてます。 すると生きていてもお見舞いに行って、私は一人暮らしになります。 似た経験を持つ方でもそうでなくても、何かアドバイスがありましたら、未熟で我が儘な私にお言葉お願い致します。

50年住んだ東京を離れ、田舎への移住を決断するまでの道のり

50年もの間、東京で生活されてきたとのこと、その生活環境の変化は計り知れないほどのストレスと不安をもたらすことは容易に想像できます。田舎への移住は、単なる住所変更ではなく、生活の基盤、人間関係、そしてライフスタイル全体を大きく変える転換期です。 ご自身のメンタルヘルスへの配慮も必要であり、この決断は慎重に進めるべきです。 今回のご相談は、単なる移住問題ではなく、ご自身の将来設計、そして高齢の母親への介護という、複数の課題が複雑に絡み合った状況であると捉えています。

移住のメリット・デメリットを冷静に分析してみましょう

まずは、田舎への移住によって得られるメリットと、失うデメリットをリストアップし、それぞれを具体的に評価してみましょう。 これは、感情的な判断ではなく、論理的な思考に基づいた客観的な分析が重要です。

• メリット：
  • 母親との距離が近くなり、介護の負担が軽減できる可能性がある。
  • 生活費が東京に比べて安くなる可能性がある（家賃、光熱費など）。
  • 自然豊かな環境で、心身のリフレッシュができる可能性がある。
• デメリット：
  • 人間関係の構築が難しく、孤独感を抱える可能性がある。
  • 医療機関や生活施設が少なく、緊急時に対応が遅れる可能性がある。
  • 仕事が見つからない可能性があり、経済的な不安を抱える可能性がある。
  • 趣味の活動場所が遠くなり、継続が困難になる可能性がある。
  • 交通手段が限られ、移動に不便を感じる可能性がある。

上記のメリット・デメリットを踏まえ、それぞれの項目に重み付けを行い、総合的に判断することが重要です。例えば、母親の介護を優先するならば、デメリットをある程度受け入れる覚悟が必要になります。逆に、自身の生活の質を重視するならば、他の選択肢を検討する必要があるかもしれません。

具体的な解決策とステップ

移住を検討する前に、以下のステップを踏んでみましょう。

1. 情報収集：田舎の生活環境について、より詳細な情報を集めましょう。実際に現地を訪れ、生活の様子を肌で感じることが重要です。地域住民との交流を通して、生活のリアルな姿を把握することも大切です。
2. 仕事探し：移住前に、田舎で働くための具体的な計画を立てましょう。ハローワークや転職サイトなどを活用し、障害者枠の求人を積極的に探しましょう。清掃以外の仕事も見つける努力も必要です。オンラインでの仕事も検討しましょう。
3. 交通手段の確保：運転に不安があるとのことですが、ペーパードライバー講習で運転に慣れてきたとのことですので、まずは近距離から練習し、徐々に運転に慣れていくことをお勧めします。公共交通機関の利用方法を熟知することも重要です。必要であれば、送迎サービスの利用も検討しましょう。
4. 趣味の場所確保：趣味の場所へのアクセス方法を具体的に検討しましょう。公共交通機関の利用、送迎サービスの利用、または趣味の場所の変更などを検討しましょう。オンラインでの趣味活動も検討しましょう。
5. 人間関係構築：移住後、積極的に地域住民との交流を図りましょう。地域活動への参加やボランティア活動などを通して、友達を作る努力をしましょう。オンラインコミュニティなども活用しましょう。
6. 母との話し合い：母親とじっくり話し合い、お互いの希望や不安を共有しましょう。姉との協力体制も検討し、母親の介護について具体的なプランを立てましょう。母を東京に呼ぶという選択肢も、費用面などを含めて再度検討しましょう。
7. 専門家への相談：キャリアカウンセラーやソーシャルワーカーなど、専門家の意見を聞き、客観的なアドバイスを得ましょう。移住に関する相談窓口なども活用しましょう。

これらのステップを踏むことで、移住に対する不安を軽減し、より現実的な計画を立てることができます。焦らず、一つずつ解決していくことが重要です。

成功事例と専門家の視点

田舎への移住は、必ずしも成功するとは限りません。しかし、綿密な計画と準備、そして前向きな姿勢があれば、充実した生活を送ることができる可能性は十分にあります。 成功事例として、移住前に地域の情報収集を徹底し、地元の人々と積極的に交流することで、スムーズに地域社会に溶け込んだ方や、移住後に新たなスキルを習得し、地域に貢献している方などがいます。 専門家の視点としては、移住は人生における大きな転換期であるため、感情的な判断ではなく、論理的な思考に基づいた計画を立てることが重要です。 また、移住後の生活を支えるための経済的な基盤をしっかりと築くことも不可欠です。

まとめ

東京から田舎への移住は、大きな決断です。しかし、綿密な計画と準備、そして前向きな姿勢があれば、必ず乗り越えることができます。 ご自身の状況を冷静に分析し、具体的な解決策を一つずつ実行していくことで、不安を解消し、より良い未来を築いていけるはずです。 まずは、小さな一歩から始めてみましょう。

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