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介護事業所代表のモラルハザードと、管理者としてのあなた自身のキャリアを考える

介護事業所代表のモラルハザードと、管理者としてのあなた自身のキャリアを考える

単独の小さな介護事業所の代表者の悩みです。代表者は介護の資格、経験はありますが、やる気、能力は感じられません。しかしプライドだけはとても高く、自分から私やスタッフに話しかけたり、労をねぎらったりはありません。勿論、こちらから話しかければ応じますが、親しみ、尊敬、信頼関係は私もスタッフもありません。開設当初は代表者が管理や事務など行っておりましたが、四苦八苦してる姿を見て、私も当時は介護初心者、事務等殆ど分からないまま、代表者の力になろうと手伝っていたら、私の方が上手くなりどんどん任せられ、いつの間にかホームの全てを担当しています。関わって無いのは銀行とのやりとり位です。悩みは、私に殆ど丸投げ、困っても相談しづらい、露露骨に嫌な顔されたり親身になっているとも思えず、頼りに成らない。性格もすぐかっとなり、冷静に話せません。言葉を選び、ひたすら下手に出る。なので自分一人で抱え、外部の人と相談、解決している有り様です。代表者への報告連絡相談は充分承知しているつもりですが、正直呆れ果て、代表者としてだけでなく人としても疑問です。例えば、家族仲がもの凄く悪く、50過ぎてるのに中学生みたいな言い合いしたり、私とのやりとりで気分を害すると、玄関の扉を強く閉めたり、飲み歩くのは全く構わないが二日酔いで電話を取らない、かけ直さない。人手不足が深刻な中募集しても人が集まらず、人員基準の関係で、介護者として現場に入ってはくれてますが、とにかくお願いしないと動きません。ひたすらTVを見ています。お年寄りには新聞読みをしたり、簡単なレクはしてくれます。が一方的でコミュニケーションは殆ど無いです。私は管理者ですが、勿論現場のフォローは入ります。が本来業務もあり、代表者が現場に入ると何も自分の仕事が出来ません。それは良いのですが、私が休みや現場に居ないとスタッフに負担が来ています。イヤイヤ現場に来ている感もあり、スタッフも代表者にお願いしづらい。出来ることも限られている。自分の会社、自分のホームという責任、認識が感じられず、全て丸投げ。事が起きると大騒ぎ。1番怖いのは私の失敗で会社に損害を与えようものなら、裁判までしかねない。義務は果たさないのに権利だけは主張し、クレーマー?と疑いたくなります。そこまでして何故辞めないのか?転職の難しい年齢。20年間いるので、それなりに給与は貰っている。勿論求人は見ておりますが、今の水準はありません。何より何で自分が辞めないといけないのか?この仕事に誇りとやりがいを感じております。友人からは、買い取れば?自分で事業を興せば?と言われます。それも考えますが、どうにか代表者が責任感、協力、仕事がやり易く変わって貰えないか?どうすれば良いのか教えて下さい。

20年間勤めた介護事業所で、代表者の無責任な態度に悩んでいるとのこと。責任感の欠如、コミュニケーション不足、そしてあなた自身のキャリアへの不安…まさに、多くの管理職が直面する難しい問題です。 この状況を打開するために、まずは現状を客観的に分析し、具体的な解決策を検討していきましょう。

現状分析:あなたの抱える問題と課題

  • 代表者の問題:責任感の欠如、コミュニケーション不足、指示待ち、自己中心的行動、業務への怠慢、人間関係の悪化
  • 事業所の問題:人材不足、業務の偏在、組織運営の不備、経営リスクの増加
  • あなたの問題:過剰な業務負担、ストレス、キャリアの停滞、将来への不安、モチベーションの低下

これらの問題を放置すれば、事業所の存続、ひいてはあなたの精神的健康にも悪影響を及ぼしかねません。 まずは、現状を冷静に受け止め、段階的に解決策を検討していくことが重要です。

解決策:段階的なアプローチと具体的な行動

現状を変えるには、代表者との直接的な話し合い、組織体制の見直し、そしてあなた自身のキャリアプランの再検討、この3つのアプローチが重要です。

ステップ1:代表者との建設的な対話

いきなり厳しい言葉で詰め寄るのではなく、具体的な事例を挙げながら、あなたの負担や事業所の現状を丁寧に説明しましょう。 「代表の行動によって、スタッフの負担が増えている」「このままでは事業所の将来が危ぶまれる」といった点を、感情的にならず、データや事実を基に伝えましょう。 この際、「あなたを支えたい」「事業所を良くしたい」というあなたの真摯な気持ちを伝えることが重要です。 具体的な例として、以下のような点を指摘してみましょう。

  • 人材不足によるスタッフの負担増加と、その具体的な数値データ
  • 代表者の行動によって発生した、具体的なミスや問題とその影響
  • 代表者の行動改善によって期待できる、具体的な効果(例:スタッフのモチベーション向上、業務効率化、顧客満足度向上)

話し合いの際には、記録を残すことも大切です。 メモを取ったり、録音したりすることで、後々の証拠にもなります。 また、必要に応じて、外部の専門家(弁護士、産業医、経営コンサルタントなど)に相談することも検討しましょう。

ステップ2:組織体制の見直し

代表者との話し合いと並行して、事業所の組織体制を見直す必要があります。 具体的には、以下の点を検討しましょう。

  • 役割分担の明確化:代表者、管理者、スタッフそれぞれの役割と責任を明確に定義し、文書化します。
  • 業務フローの改善:業務プロセスを見直し、効率化を図ります。 必要に応じて、業務を外部委託することも検討しましょう。
  • 人事制度の整備:評価制度、昇給制度、研修制度などを整備し、スタッフのモチベーション向上を図ります。 これは、人材確保にも繋がります。

これらの改善策を実行することで、あなたの業務負担を軽減し、事業所の運営を安定化させることができます。 また、スタッフのモチベーション向上にも繋がり、人材確保にも貢献するでしょう。

ステップ3:あなたのキャリアプランの再検討

代表者との話し合い、組織体制の見直しを行っても状況が改善しない場合、あなた自身のキャリアプランを見直すことも必要です。 20年間勤めた会社を辞めることは容易ではありませんが、あなたの精神的健康と将来のキャリアを考慮すると、転職も選択肢の一つとして検討すべきです。 転職活動においては、これまでの経験を活かせる求人を探し、あなたのスキルや能力を最大限に発揮できる職場を選びましょう。 転職エージェントの活用も有効です。

また、友人から提案された「事業の買い取り」や「独立開業」も、現実的な選択肢として検討できます。 ただし、これらは大きな決断なので、十分な調査と準備が必要です。 事業計画書の作成、資金調達、リスク管理など、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

成功事例:類似事例からの学び

このような状況は、残念ながら多くの介護事業所で起こりうる問題です。 しかし、適切な対応によって、状況を改善できた事例も数多く存在します。 例えば、外部のコンサルタントを導入し、組織改革を進めた結果、業務効率が向上し、人材確保にも成功した事例などがあります。 これらの事例を参考に、あなた自身の状況に合った解決策を見つけることが重要です。

まとめ

介護事業所の代表者の問題、事業所の問題、そしてあなたのキャリア問題…これらの複雑に絡み合った問題を解決するには、段階的なアプローチと、冷静な判断が必要です。 まずは代表者との建設的な対話から始め、組織体制の見直し、そしてあなた自身のキャリアプランの再検討まで、一つずつ着実に進めていきましょう。 もし、どうしても解決できない場合は、外部の専門家への相談も検討してください。 あなたの努力と決断が、あなた自身の未来と事業所の未来を明るく照らすでしょう。

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