40歳母子家庭、ギャンブル依存の母との同居限界…自立への道筋と法的義務

困った母。全く協力的な部分がなく浪費グセ(生活費をギャンブルで浪費)もあり、節約するための建設的な会話も始めてすぐ放り出してTVに没頭する(会話がとにかく進まない、受け答えせずダンマリ)ような母親　他にも人のものを勝手に触り元に戻さない、狭い場所で声もかけず体をグイグイ入れて通り過ぎようとしたり、腐ったものを冷蔵庫に長期間放置など細かい事を挙げればキリがない　そんな母親とこれ以上暮らしていけないと 思い、また私が幼い頃から母はずっと ギャンブル狂いで老後の面倒も御免なので家を出ようと思うのですが、(1)同じ市に引っ越すと市役所などから一緒に住むように要請されたりするのでしょうか？またそれに応じる義務はあるのでしょうか？(2)同じ市の場合一緒に住んでいなくとも生活支援をする義務はあるのでしょうか？(3)違う市なら縁が切れたと認識されるのでしょうか？それなら隣の隣といったように離れれば離れる程良いでしょうか？(自分の職場までの通勤時間もありますのであまり離れるわけにはいきません)自分の義務も果たさず自分の行動を振り返りもせず筋も通さず一方的にお金の工面を訴えかけてくる母親とこれ以上暮らすのは限界で、自分の人生を削り続けるだけだと思いました。こちら現在40歳母子家庭です。良いアドバイスがあればそちらも併せてよろしくお願いします。

40歳で母子家庭を築きながら、ギャンブル依存症の母親との同居に悩まれているとのこと、大変お辛い状況ですね。経済的負担だけでなく、精神的なストレスも相当なものと想像いたします。まず、ご自身の状況を整理し、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。この記事では、法律的な側面と具体的な行動計画、そして精神的なケアについてもアドバイスさせていただきます。

1. 法律的な義務について：親子の扶養義務と現実的な対応

まず、ご質問の(1)～(3)について、法律的な観点から解説します。結論から言うと、同じ市に引っ越したからといって、必ずしも市役所から同居を要請されるわけではありませんし、同居の義務もありません。

民法においては、親には子の扶養義務があり、子には親の扶養義務があります。しかし、これは「できる範囲で」という条件付きです。ご質問にあるような状況、すなわち母親がギャンブル依存症で生活費を浪費し、協力的な態度も見られない場合、扶養義務の履行が著しく困難であると判断されれば、法律上も同居や経済的支援を拒否できます。

• (1) 同じ市への転居と同居要請：市役所は、生活に困窮している高齢者などを支援する役割がありますが、必ずしも同居を強制する権限はありません。状況によっては、生活保護などの申請を促される可能性はありますが、同居を強制されることはありません。
• (2) 同じ市での生活支援義務：同居していなくても、経済的な支援義務がある場合もありますが、母親の状況（ギャンブル依存症による浪費など）を考慮すれば、裁判所は支援義務の免除を認める可能性が高いです。専門家（弁護士など）に相談し、状況を説明することで、法的根拠を明確にできます。
• (3) 異なる市への転居と縁切り：異なる市への転居によって、自動的に縁が切れるわけではありません。しかし、物理的な距離が離れることで、母親からの干渉や経済的負担を軽減できる可能性は高まります。近すぎず遠すぎず、ご自身の生活圏と通勤時間を考慮して、最適な距離を見つけることが重要です。

ただし、これらの判断はケースバイケースです。弁護士などの専門家に相談し、具体的な状況を説明してアドバイスを受けることを強くお勧めします。

2. 具体的な行動計画：自立に向けたステップバイステップ

法律的な側面を理解した上で、具体的な行動計画を立てましょう。これは、単なる引っ越しだけでなく、ご自身の自立と精神的な健康を守るための計画です。

1. 弁護士への相談：まず、弁護士に相談し、ご自身の権利と義務、そして母親との関係について法的アドバイスを受けましょう。扶養義務の免除や、母親への対応策について具体的な方法を相談できます。
2. 新しい住居の確保：安全で快適な住居を確保することが重要です。予算や通勤時間などを考慮し、慎重に物件を選びましょう。不動産会社や賃貸仲介サイトなどを活用してください。
3. 経済的な準備：引っ越し費用や生活費を確保するために、貯蓄や副業などを検討しましょう。生活費の確保は自立の第一歩です。金融機関の相談窓口なども活用できます。
4. 行政への相談：必要に応じて、市役所などの福祉課に相談し、生活保護などの制度について情報を集めましょう。母子家庭向けの支援制度なども活用できる可能性があります。
5. 精神的なケア：この状況は精神的な負担が大きいため、信頼できる友人や家族、または専門機関（カウンセラーなど）に相談し、心のケアを怠らないようにしましょう。一人で抱え込まず、周囲の力を借りることが大切です。

3. 成功事例と専門家の視点：希望を見出すヒント

このような状況を乗り越えた方は多くいます。例えば、以前相談を受けたクライアントAさんは、経済的に自立するためにスキルアップを目指し、転職活動に励みました。転職エージェントのサポートを受け、自身の強みを活かせる仕事に就き、経済的な基盤を築き、母親との距離を置くことに成功しました。このケースのように、専門家のサポートを受けることで、スムーズに自立への道を歩むことができます。

また、専門家の視点から見ると、ご自身の安全と精神的な健康を最優先することが重要です。母親との関係を断ち切ることは、容易ではありませんが、ご自身の幸せと将来のために必要な選択である場合もあります。罪悪感を抱く必要はありません。専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

4. チェックリスト：自立に向けた準備状況を確認

最後に、自立に向けた準備状況をチェックするリストです。一つずつ確認し、未達成の項目があれば、具体的な行動計画を立てて取り組みましょう。

• □ 弁護士への相談済み
• □ 新しい住居の候補をいくつか探している
• □ 引越し費用と生活費の確保計画を立てている
• □ 行政機関への相談を検討している
• □ 精神的なケアのためのサポート体制を整えている

まとめ

40歳母子家庭でギャンブル依存の母親との同居に悩むことは、非常に困難な状況です。しかし、法律的な知識を身につけ、具体的な行動計画を立て、専門家のサポートを受けながら、必ず乗り越えることができます。ご自身の幸せを最優先に考え、一歩ずつ進んでいきましょう。まずは弁護士に相談し、状況を整理することから始めましょう。

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