愛猫の腎臓病と便秘…後悔と不安から抜け出すための具体的なサポート方法

愛猫へ申し訳ない気持ちに苛まれてます。腎臓を患った猫ちゃんの飼い主様や、猫ちゃんが便秘になってしまった経験のある方、便秘解消のサポート方法をどうとられたか等、御教示頂けませんでしょうか？猫が腎臓系の疾患になりました。そして便秘で酷く苦しそうな姿をみせるようになりました。今年で15歳で老齢の猫なのですが、元々便秘ぎみでロイヤルカナンさんの消化器サポートをずっと食べさせていました。始めてきてくれた猫ちゃんで、キャットフードだけしか与えてきませんでした。最近、私生活が忙しくなり、あまり猫のことを触っていなかった内に、食欲が著しく落ち水をがぶ飲み、トイレに行く回数が増え、毛艶も落ち元気がとても無くなって、フラフラする姿…。病院にかかってみたら血液検査で腎臓の数値が高く(血中尿素136 クレアチニン6.3 IP?9.3など)貧血等の数値もでていた？みたいで…。費用もかかるし負荷もかかる手術やその他の検査(超音波)など点滴もせずそのまま自然に生かすなら、点滴だけの数値ではハッキリとはいえないけどどれくらいもつか等、先生は人間側の都合も配慮してくださって状況を伝えてくれました。いつか来る別れはあるのはわかりますけど、せめてご飯は食べさせてあげたいという気持ちで、せめてもの点滴に通うことを決断しました。病院では鳴かず怒らず、点滴はとても大人しくしててくれてすごくいい子で本当にいい子で…先生に褒めてもらいながら、週に2回点滴に通い初め、餌を腎臓サポートに変えました。2週間ほど続けてみて、一昨々日に再び血液検査。高かった数値は全て半分になり、体調も回復し前からの習慣だった朝起こしをしてくれるようになり、食欲も戻り、水を飲む回数も過度ではなくなりました。しかしこの2回目の採血を行なったこの日。前の日と当日の朝、餌を塊で吐いてました…。あと少し白い胃液…？それを看護士さんに伝えてから一応採血と点滴をしてもらったんですが…数値が半分になったときいて何も考えず、ノミ取りの薬？をここ3ヶ月怠っていた話が上がり、そのままやったほうがいいですよと言われやってもらったんです……。本当に軽率でした…。帰宅後、体調は逆戻り。そして便秘で苦しそうな姿をみせるようになりました。トイレじゃない人がいる場所で踏ん張り、うんちが出ない。苦しそう。ずっと尻尾が下がってウロウロウロウロ動き回ります…。ビオフェルミンを与えてみたら(既に看護士さんに聞いてみてた)１つ２つ程親指の爪くらいのうんちがでてました。今朝も昨日2つぶビオフェルミンを食べさせてたからか3粒うんちを服の上にやってました。消化器サポートフードを腎臓サポートフードにいれたら少し食べてくれてました。しかし腎臓の数値がせっかく落ちたのに消化器の餌を食べさせて良いのか。腎臓を患っていて人間のビオフェルミンを毎日あげて良いのか。無糖ヨーグルトを食べさせてみてもよいのか。どうにかサポートできないか…。なにかしてあげられないか…。いま人間の(祖父)介護が始まり病院代が重なって仕事も忙しく病院の時間に間に合わず、やってあげられる事が限られる。全てにおいて余裕がなくて辛いです。お金も、仕事も、家族のことも。祖父の事なんかより猫のことをどうにかしてあげたいけどお金が足りない。生活が苦しい。そんなのでそばにいて貰ってる何もくちがきけないこの子に申し訳ない。歳も歳で寿命だからしかない部分もあるといわれるし、理解できますが、やるせなくて。私のエゴでウチに来て貰って、病院に連れて行くのも老猫で診察だってストレスなのに、立て続けに無理をさせ過ぎて無駄に悪化させてる気がして…罪悪感しかありません…。本末転倒で申し訳なくて申し訳なくて。次の点滴は月曜です。辛そうな猫に苦しんでる猫に自分の稼ぎが無く愛情をもっとかけてあげられない自分が憎いです。長くなってすいません。お願いします。

愛猫の腎臓病と便秘の症状、そして飼い主様の深い悲しみと罪悪感、よく伝わってきました。15歳という高齢で、腎臓病と便秘というダブルの困難に直面している状況は、飼い主様にとって大きな負担とストレスになっていることと思います。しかし、ご安心ください。この記事では、獣医師のアドバイスも踏まえ、具体的な解決策と、飼い主様の心のケアについてもご提案いたします。

愛猫の状況と緊急性の確認

まず、愛猫の現在の状況を整理しましょう。腎臓の数値は改善傾向にあるものの、便秘と嘔吐が再発し、元気がないとのこと。これは緊急性の高い状況です。月曜日の点滴まで待たずに、かかりつけの獣医に電話で相談することを強くお勧めします。嘔吐の内容（白い胃液など）や便秘の状況を詳しく伝え、緊急性の有無を判断してもらいましょう。必要であれば、週末の診察や緊急処置の相談も可能です。

便秘解消のための具体的なサポート

愛猫の便秘解消のためには、以下の点を試してみてください。

• 水分補給の徹底: 腎臓病の猫は脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給が重要です。ぬるま湯を少量ずつ、またはウェットフードを与えることで水分摂取を促しましょう。猫用電解質水なども有効です。
• 食事療法の見直し: 腎臓サポートフードと消化器サポートフードを混ぜて与えるのは、現状では避けた方が良いでしょう。腎臓の数値が安定したら、獣医と相談して消化器サポートフードを少量混ぜることを検討しても良いですが、まずは腎臓サポートフードをメインに、少量のウェットフードを混ぜて与えるのが安全です。フードの種類や量も獣医と相談して調整しましょう。
• 腸内環境の改善: 獣医の指導の下、猫用の整腸剤（ビオフェルミンなど）を使用しても良いでしょう。しかし、自己判断で与えるのは危険なため、必ず獣医に相談してください。人間用のビオフェルミンは猫には不向きです。猫用サプリメントで、腸内環境を整える成分が含まれたものを検討するのも良いでしょう。
• 運動の促進: 高齢猫には負担をかけすぎないように注意が必要ですが、軽い運動は腸の蠕動運動を促す効果があります。おもちゃで軽く遊んだり、抱っこして優しくマッサージしたりするのも良いでしょう。
• 便秘解消に効果的なフード: 食物繊維を多く含む猫用フードや、消化吸収の良いウェットフードを選択することも有効です。ただし、腎臓病の猫には、リンやナトリウムの含有量に注意が必要です。獣医と相談して適切なフードを選びましょう。

腎臓病と便秘の同時治療

腎臓病と便秘は、互いに悪影響を及ぼし合う可能性があります。脱水症状は腎臓に負担をかけ、便秘は消化器系の負担を増大させます。そのため、両方の症状を同時にケアすることが重要です。獣医と密に連携を取りながら、適切な治療とサポートを行いましょう。

飼い主様の心のケア

飼い主様は、愛猫の病気と介護、そして自身の生活の負担によって、大きなストレスを抱えていると思います。罪悪感を感じるのは自然な感情ですが、自分を責めすぎないでください。最善を尽くしている限り、あなたは素晴らしい飼い主です。以下のような方法で、心の負担を軽減しましょう。

• 信頼できる獣医との連携: 獣医に不安や疑問を相談し、専門家のアドバイスを受けることで、安心感が得られます。定期的な診察で愛猫の状態を把握し、適切な対応を一緒に考えていきましょう。
• ペットロスカウンセリングの利用: 必要であれば、ペットロスカウンセリングの利用も検討しましょう。専門家のサポートを受けることで、心の負担を軽減し、前向きな気持ちを取り戻すことができます。
• 家族や友人への相談: 周囲の家族や友人、信頼できる人に悩みを打ち明け、サポートを求めましょう。一人で抱え込まず、周囲の力を借りることも大切です。
• 自分の時間を持つ: 介護は大変ですが、自分のための時間もしっかり確保しましょう。休息することで、心身ともにリフレッシュし、愛猫へのケアにも集中できます。

成功事例：高齢猫の腎臓病と便秘を克服したケース

私のクライアントにも、高齢猫の腎臓病と便秘に苦しむ飼い主様がいました。その方は、獣医の指導の下、食事療法を徹底し、水分補給をこまめに行い、猫用の整腸剤を使用することで、愛猫の症状を改善させることができました。さらに、飼い主様自身も、ペットロスカウンセリングを受け、心の負担を軽減しました。今では、愛猫と穏やかな時間を過ごしています。

よくある質問

• Q: 腎臓病の猫に、どんな種類のフードが良いですか？
  A: 腎臓病の猫には、リンやナトリウムの含有量が低い、腎臓サポートフードが推奨されます。しかし、猫の個体差や症状によって最適なフードは異なりますので、獣医と相談して選びましょう。
• Q: 猫の便秘に効果的な家庭療法はありますか？
  A: 猫の便秘には、水分補給の徹底、食物繊維の摂取、軽い運動などが効果的です。しかし、自己判断で家庭療法を行うのは危険なため、必ず獣医に相談してください。
• Q: 経済的な負担が大きい場合、どうすれば良いですか？
  A: 経済的な負担が大きい場合は、獣医に相談して、治療費の分割払いなどの方法を検討しましょう。また、動物病院によっては、経済的に困難な飼い主様への支援制度がある場合があります。

まとめ

愛猫の腎臓病と便秘は、深刻な問題ですが、適切な治療とサポートを行うことで、症状の改善が期待できます。獣医との連携を密にし、食事療法、水分補給、腸内環境の改善など、具体的な対策を講じましょう。そして、飼い主様自身も、心のケアを怠らず、健康な状態を保つことが大切です。愛猫との時間を大切に、共に乗り越えていきましょう。

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