パワハラからの転職、そしてパニック障害…休職中の傷病手当申請と再就職への道

昨年2月にパワハラを受けて7月にうつ状態で退職しました。傷病手当を貰いながら、9月いっぱいまで抗うつ薬をのんで飲みきり終了で受診は終わりました。家族の体調不良などで再就職が12月からになりました。介護福祉士をしていて、今までは療養型病棟に10年働いていましたが、今回はデイサービスに働きだしました。以前辞める前にあった動悸が激しいとか、職場を見たら吐き気があるとかなくて働いていましたが、半月位経ってから吐き気と腹痛、微熱がずっと続く、だるいなどあり早退や欠勤するようになり、病院受診しても全く異常なかったです。だんだん、手が震えるし、胸が息苦しいとか寝る前に動悸がして寝れない、朝起きてから動悸があるなどが症状で出てきました。心療内科に受診したら、抗うつ状態とパニック障害と言われて診断書貰い休職しています。主治医に傷病手当の申請書類を書いてもらい、職場にも書類を頼んでいます。休職中はもちろん有休もないので欠勤扱いで給料をカットされていました。１ヶ月ですが、傷病手当を手続きしたら貰えますか？欠勤なんで収入もないですし、来月いっぱいも主治医から休職するようにと言われたので休みます。

ご自身の辛い経験と、現在の状況を詳細に説明していただきありがとうございます。パワハラによる退職、そして新たな職場でのパニック障害の発症…大変な状況の中、勇気を出してご相談いただき、感謝いたします。介護福祉士として長年献身的に働いてこられた経験と、現在の苦しみを踏まえ、一つずつ丁寧に解決策を探っていきましょう。

１．傷病手当金について

まず、傷病手当金ですが、ご質問の状況であれば、申請は可能です。 重要なのは、「病気やケガで働くことができない状態」であること、そして「医師の診断書」が必要です。 既に主治医から診断書を発行してもらっているとのことなので、大きなハードルはありません。

傷病手当金は、国民健康保険または社会保険（健康保険）に加入している方が、病気やケガで仕事ができなくなった場合に支給される制度です。受給期間は、原則として1年6ヶ月です。 今回のケースでは、うつ状態からの回復後、新たな職場でのパニック障害と診断されているため、継続して傷病手当金の受給が可能である可能性が高いと考えられます。

ただし、受給にはいくつかの条件があります。具体的には、

• 被保険者期間（健康保険に加入していた期間）が一定期間以上あること
• 病気やケガが業務外の事由によるものであること（今回のケースではパワハラによる退職後、新たな職場での発症なので該当します）
• 医師の診断書が必要であること
• 療養に専念していること（仕事に就けない状態であること）

などが挙げられます。これらの条件を満たしているか、ご自身の健康保険組合や国民健康保険窓口で確認することをお勧めします。

２．パニック障害と再就職

パニック障害は、突然の強い不安や恐怖、動悸、息苦しさなどの症状が現れる精神疾患です。 ご自身の経験から、職場環境が症状の悪化に大きく影響していることが分かります。 再就職を考える上で、職場環境の選定は非常に重要です。

具体的には、

• 職場の雰囲気：温かく、サポート体制の整った職場を選ぶ
• 業務内容：自分の能力や体力に見合った、無理のない仕事量を選ぶ
• 人間関係：良好な人間関係を築ける環境を選ぶ
• 休暇制度：休暇を取りやすい環境を選ぶ

といった点に注意深く検討する必要があります。 以前の療養型病棟での経験を生かしつつ、デイサービスでの仕事に適応していくためには、無理のないペースで仕事に取り組むことが大切です。 必要であれば、職場に自身の状況を伝え、理解を得ることも重要です。

３．休職中の過ごし方

休職期間中は、心身の回復に専念しましょう。 主治医の指示に従い、治療に励むことはもちろん、

• 規則正しい生活：睡眠時間を確保し、バランスの良い食事をとる
• 適度な運動：散歩や軽い体操など、無理のない運動をする
• 趣味や好きなこと：気分転換になる趣味や好きなことに時間を使う
• ストレス軽減：深呼吸や瞑想など、ストレスを軽減する工夫をする

などを心がけてください。 また、信頼できる友人や家族、専門機関への相談も有効です。 一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、ゆっくりと回復していくことが大切です。

４．再就職支援

再就職活動においては、ハローワークや転職エージェントの活用をお勧めします。 特に、転職エージェントは、個々の状況に合わせた適切な求人の紹介や、面接対策などのサポートをしてくれるので、心強い味方になります。 また、キャリアカウンセリングを受けることで、自分の強みや弱みを客観的に分析し、今後のキャリアプランを立てることができます。

成功事例として、以前、パニック障害を抱えながら転職活動をしていた方が、当社の転職支援サービスを利用し、穏やかな職場環境と、自身のスキルを活かせる仕事に就けた事例があります。 その方は、転職エージェントとの綿密な相談を通して、自分の状態を理解してくれる企業を選び、無理なく働ける環境を手に入れることができました。 これは、企業側にも、精神疾患への理解と配慮が深まっていることを示しています。

５．まとめ

パワハラによる精神的なダメージ、そして新たな職場でのパニック障害…大変な状況の中、ご自身の状況をきちんと把握し、適切な対応をされていることに感銘を受けました。 傷病手当金の申請は可能である可能性が高く、休職期間中は心身の回復に専念し、信頼できる専門家や周囲のサポートを受けながら、ゆっくりと再就職に向けて準備を進めていきましょう。 焦らず、一歩ずつ着実に進んでいけば、必ず明るい未来が開けます。

再就職活動は、専門家のサポートを受けることで、よりスムーズに進めることができます。 当社のキャリア支援サービスでは、あなたのような状況の方々を数多くサポートしてきた実績があります。 お気軽にご相談ください。

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※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の状況に合わせた専門的なアドバイスではありません。 具体的な手続きや治療については、必ず専門機関にご相談ください。