75歳寝たきり母の介護と食事問題：鬱病と拒食、娘の心と体の限界を乗り越える方法

手足の不自由な７５歳の母を娘１人で介護しています。母は鬱病、精神状態も悪く殆ど１日中、ベッドからも起きません。３食の食事も作ったら食べない。作らなかったら食べる！と言われます。私も、体調が悪いのに母の食事を一生懸命に用意しても、要らん！食べへん！と顔を歪めて毎食拒否されると心も折れまくり毎日、同じ繰り返しの生活に私の方まで鬱状態になり、体調も無理して悪いです。体調が悪いのでスーパーにも行けないので毎食、作らないといけないです。施設は入所待ちで、ヘルパーも週２回入ってもらっていますが食事を作られたら食べずに拒否します。宅配弁当も拒否します。朝はパンと牛乳でもいいのですが、お昼ご飯が毎食、何を作ったらいいのか分かりません。介護されてる方は、お昼ご飯など、何を作られていますか？前日に作って、お昼ご飯に食べさせるメニューとかあれば教えて下さい。お料理が不得意なのでレパートリーがなくて困り、拒否されて心が痛くて、落ち込み、身体がしんどいです…入院すると３食、しっかり完食して食べたり、最低限の事はするのですが、自宅に帰って来ると私が全て動くのが当たり前に思ってる母なので全く起きて来る事もありません。トイレ以外、全くベッドからも起きません。寝たきりになると、ずっと私が家の事をして母は何もしなくていい楽さも思っています。

75歳のお母様の介護、そして食事のことでお困りとのこと、心よりお察し申し上げます。毎日のお食事の準備、そしてお母様の拒食、精神状態…本当に大変な状況ですね。ご自身の体調まで悪くなってしまう前に、まずは現状を整理し、具体的な解決策を探っていきましょう。このQ&Aでは、介護経験豊富な転職コンサルタントの視点から、具体的なアドバイスと、お母様とご自身の心の状態を改善するための方法を提案します。

１．現状分析：介護負担と心の負担の軽減

まず、ご自身の負担を軽減することが最優先です。お母様の拒食は、単なる食への拒否ではなく、鬱病による症状の一つである可能性が高いです。そのため、食事提供方法だけでなく、お母様の精神状態へのアプローチも必要です。現状を整理するために、以下の３点を考えてみましょう。

• 身体的負担：食事作り、掃除、洗濯など、具体的な介護業務とその時間、そしてご自身の体への負担をリストアップしてみましょう。どれが最も負担になっているか、優先順位をつけることで、効率化できる部分が見えてきます。
• 精神的負担：お母様の拒食、言葉による攻撃、そして介護疲れによるご自身の鬱状態…これらによる精神的負担を具体的に書き出してみましょう。書き出すことで、感情が整理され、対処法が見えてくることがあります。
• 社会資源の活用：現在、ヘルパーさんが週２回いらっしゃいますが、他に利用できるサービスはないでしょうか？介護保険サービスの利用状況を見直し、デイサービスやショートステイ、訪問介護の増回などを検討してみましょう。地域包括支援センターなどに相談することも有効です。

２．食事問題への具体的なアプローチ：少量多頻度と工夫

お母様の拒食への対処は、まず「少量多頻度」を心がけましょう。一度にたくさんの量を出すのではなく、少量ずつ、こまめに提供することで、食べられる可能性が高まります。また、お母様の好みに合わせた工夫も必要です。

• 好みに合わせたメニュー：入院中、完食されていたメニューを参考に、お母様の好きな食べ物を中心に献立を立ててみましょう。例えば、柔らかく煮込んだ野菜や、細かく刻んだ肉、お粥など、食べやすいものを中心に選びましょう。
• 見た目にも配慮：彩り豊かに盛り付けたり、可愛らしい食器を使うなど、見た目にも気を配ることで、食欲を刺激することができます。小さな器に少量ずつ盛り付けるのも効果的です。
• 一緒に食べる時間：可能であれば、お母様と一緒に食事をする時間を作りましょう。会話を通して、少しでもコミュニケーションを取り、食事への抵抗感を減らす効果が期待できます。無理強いはせず、穏やかな雰囲気で接することが大切です。
• 栄養補助食品の活用：食事量がどうしても少ない場合は、栄養補助食品を活用しましょう。ゼリー飲料や栄養ドリンクなど、手軽に栄養を摂取できるものがたくさんあります。医師や栄養士に相談して、適切なものを選びましょう。

具体的な献立例（前日準備可能）：

• 鶏むね肉と野菜の煮物：柔らかく煮込んだ鶏むね肉と、根菜類を柔らかく煮込んだもの。前日に仕込んでおけば、温めるだけで済みます。
• お粥：白米を柔らかく煮込んだお粥は、消化に優しく、様々な具材を加えることができます。前日に作って冷蔵庫で保存し、温めて提供しましょう。
• 柔らかく煮込んだ豆腐と野菜の味噌汁：豆腐は柔らかく、野菜も煮込むことで食べやすくなります。前日に仕込んでおけば、朝に温めるだけで済みます。

３．お母様の精神状態へのアプローチ：専門家の力を借りる

お母様の鬱病は、拒食や無気力につながっている可能性が高いです。そのため、精神科医への相談が不可欠です。専門家の適切な診断と治療によって、お母様の精神状態が改善すれば、食事への意欲も回復する可能性があります。

• 精神科医への受診：お母様の症状を詳しく説明し、適切な治療を受けてください。薬物療法や精神療法など、様々な治療法があります。
• デイケアやデイホスピタルの利用：通院治療に加え、デイケアやデイホスピタルの利用も検討しましょう。専門家の指導のもと、集団療法や作業療法などを受けることで、精神状態の改善が期待できます。
• 家族へのサポート：介護者であるあなた自身も、精神的に疲弊している状態です。家族や友人、または専門機関に相談し、サポートを受けましょう。一人で抱え込まず、周囲の力を借りることが大切です。

４．ご自身のケア：セルフケアと専門家への相談

ご自身の心と体のケアを怠らないことが、介護を続ける上で最も重要です。介護疲れは、あなた自身の健康を損ない、介護の質を低下させる可能性があります。

• 休息の確保：毎日、必ず休息時間を取りましょう。短い時間でも構いませんので、リラックスできる時間を作ることで、精神的な負担を軽減することができます。
• 趣味や好きなこと：介護の合間に、自分の好きなこと、趣味の時間を取り入れることで、リフレッシュできます。無理なく続けられる範囲で、趣味を見つけることを心がけましょう。
• 専門家への相談：介護に関する相談は、地域包括支援センターやケアマネージャーに相談しましょう。また、精神科医やカウンセラーに相談することで、心の負担を軽減することができます。

５．まとめ：小さな一歩から始めよう

お母様の介護、そしてご自身の心と体のケアは、決して簡単なことではありません。しかし、小さな一歩からでも、状況は必ず改善していきます。専門家の力を借りながら、少しずつでも前に進んでいきましょう。焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、必ず明るい未来が見えてきます。

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