整骨院経営の赤字脱出！素人経営でもできるV字回復戦略

この記事では、整骨院で働くあなたが抱える経営に関する悩み、特に赤字からの脱出と、経営陣とのコミュニケーションの課題に焦点を当て、具体的な解決策を提示します。経営経験のない院長や社長、コンサルタントとの間で、どのようにして現状を打破し、患者とスタッフの両方が満足できる整骨院を作り上げていくのか、その道筋を一緒に考えていきましょう。

整骨院で働いているのですが、今年の9月にオープンしてやっと毎日来てくださる固定客が1人2人ほど出来たところです。

介護などを経営してる会社が整骨院をするということで院長と私が雇われたのですが、院長は去年専門学校を出たばかりで働いたことは少しあり、私は整骨院で働いたことは無いので経営に関しても素人です。

社長と経営コンサルタントも整骨院を経営したことは無く、訪問介護もデイサービスも1年ほど経ったばかりでやっと軌道に乗りかけているところです。

お金をあまりかけたくないらしく、治療する機械は吸盤タイプの電気を流すものでそれ以外は手と技術のみ。しかし、外から見ることが出来るようにテレビを付け、もちろん室内用にも付け、挙句にはDVDのみ流しているにも関わらず、コンサルタントの方が自慢げに1台だけという条件でNHKと契約してしまいました。

職場から1、2分先には前からやってる整骨院が３件４件あり売上も伸びず赤字ばかりです。初めから１、２ヶ月で黒字になるのは難しいのは見てわかると思います。しかし、社長とコンサルタントは売上の様子を見る気配もなく、「整骨院は病院じゃないんだよ。儲けるためのものだよ。」とコンサルタントの方に言われてしまい、不満が溜まるばかり。

水道も着いてますが、水漏れが凄く使えないまま報告はあげたものの直す気配もなく。足湯も社長から言われしているのですが、問題が多くお金に困ってる方が多いので料金の事で宣伝の効果も得られず。詳しい報告と説明をあげても、自分らでどうにかしてとの事で助言も得られずで困っています。

スグに黒字にしろとのことですが、どーしたらいいのか分からないことばかりで伝えても丸投げされるばかり。社長も事業に手を出しすぎてあまり手が回っていない現状です。

どうにかスグにでも黒字になる方法はないでしょうか？後期高齢保険の方が多くリピーターの方の窓口料金は60円程です。部位を増やしすぎたら調査が入ってしまったりとややこしいというのもあり、手ずまりです。

お願いします！補足回答ありがとうございます(＞＜)やはりおかしいですよね！院長からは、してはいけないことなど聞いているのでそういう事をしないでして行こうと話していて、現状はせずに頑張っているところなのですが、上の方々が売上売上なものでどーしたらいいのでしょう(￣▽￣;)あまりこちらの意見や考えが通らず、あちらの意見を言われ(知識ない方々なので少ししか知識の無い私でもおかしいと思うレベル)挙句どうやっていくのか辺りは丸投げなんです。言い出したらキリのないほどです！(労働基準法違反など)

あなたは今、整骨院の経営という荒波に乗り出したばかりの航海士のようなものです。頼りになるはずの船長（院長）も、航海の知識に乏しい状況。さらに、航海士としてのあなたの意見は、経験豊富なはずの経営陣に届きにくい。まるで嵐の中を進む船のようですね。しかし、ご安心ください。この状況を打開し、黒字化への道筋を切り開くための具体的な戦略を、一緒に考えていきましょう。

1. 現状分析：問題の本質を見抜く

まずは、現状を客観的に分析し、問題の本質を見抜くことから始めましょう。あなたの置かれている状況は、以下の3つの大きな問題に集約されます。

• 経営陣の知識不足と無理解: 整骨院経営の経験がない経営陣は、ビジネスモデルの本質を理解しておらず、場当たり的な施策を繰り返しています。「儲けるため」という言葉に焦点を当てていますが、患者のニーズを満たし、信頼を得ることが、長期的な収益に繋がるという視点が欠けています。
• 資金不足と設備投資の遅れ: 治療機器への投資不足は、患者へのサービス提供の質を低下させ、競合との差別化を難しくしています。また、水漏れなど、基本的なインフラの整備が遅れていることも、患者の満足度を損なう要因となります。
• 集客とマーケティングの失敗: 競合が多い地域で、明確な差別化戦略がなく、集客がうまくいっていません。足湯の導入など、費用対効果の低い施策に注力していることも、問題です。

2. 具体的な改善策：今すぐできること

これらの問題を解決するために、今すぐできる具体的な改善策を提案します。

2-1. 患者満足度を最優先に考える

まずは、患者満足度を最優先に考えましょう。患者が「また来たい」と思えるような、質の高いサービスを提供することが、売上増加の第一歩です。

• 丁寧なカウンセリングと施術: 患者一人ひとりの状態を丁寧に把握し、最適な施術を提供しましょう。手技を中心とした施術でも、患者とのコミュニケーションを密にすることで、信頼関係を築くことができます。
• 清潔で快適な空間作り: 水漏れの修理を急ぎ、清潔で快適な空間を提供しましょう。待合室の整理整頓や、BGMの選定など、細部にまで気を配り、患者がリラックスできる空間を作りましょう。
• 適切な情報提供: 施術内容や料金について、患者に分かりやすく説明しましょう。また、日々の健康管理に関する情報提供も行い、患者の健康意識を高めることで、リピーターを増やし、口コミを促進することができます。

2-2. 費用対効果の高い集客戦略

次に、費用対効果の高い集客戦略を立てましょう。高額な広告費をかけなくても、効果的な集客は可能です。

• 地域密着型のマーケティング: 近隣の住民にチラシを配布したり、近所の企業に挨拶に回ったりして、地域との繋がりを深めましょう。地域のイベントに参加したり、健康に関するセミナーを開催することも有効です。
• SNSを活用した情報発信: FacebookやInstagramなどのSNSを活用し、整骨院の情報を発信しましょう。施術の様子や、患者の声、健康に関する情報を発信することで、潜在的な患者の興味を引くことができます。
• 口コミの促進: 患者に口コミを書いてもらうように促しましょう。口コミサイトへの登録や、紹介キャンペーンなどを実施することも有効です。

2-3. 経営陣とのコミュニケーション

経営陣とのコミュニケーションも、非常に重要な要素です。あなたの意見が通りにくい状況を打開するために、以下の点を意識しましょう。

• データに基づいた提案: 感情的な訴えではなく、具体的なデータに基づいた提案を行いましょう。例えば、「競合の整骨院の平均客単価は〇〇円で、当院は〇〇円です。〇〇を改善すれば、客単価を〇〇円上げることができます」といったように、数字を使って説明することで、経営陣の理解を得やすくなります。
• 段階的な目標設定: すぐに黒字化することは難しいことを、経営陣に理解してもらいましょう。まずは、患者数の増加、客単価の向上など、段階的な目標を設定し、その達成状況を定期的に報告することで、経営陣の信頼を得ることができます。
• 成功事例の共有: 他の整骨院の成功事例を共有し、経営陣に新たな視点を提供しましょう。成功事例を参考に、自院に合った施策を検討することで、経営陣の理解と協力を得やすくなります。

3. 専門家への相談も検討

もし、これらの対策を講じても状況が改善しない場合は、専門家への相談も検討しましょう。整骨院経営に詳しいコンサルタントに相談することで、客観的なアドバイスを得ることができ、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。また、弁護士に相談し、労働基準法違反など、法的な問題についてアドバイスを受けることも重要です。

4. 長期的な視点：キャリアアップとスキルアップ

最後に、長期的な視点を持って、キャリアアップとスキルアップを目指しましょう。現状の整骨院での経験は、あなたのキャリアにとって貴重な財産となります。

• 経営に関する知識の習得: 経営に関する書籍を読んだり、セミナーに参加したりして、経営に関する知識を深めましょう。経営の知識を身につけることで、経営陣とのコミュニケーションも円滑になり、あなたの意見が通りやすくなるでしょう。
• 専門スキルの向上: 施術スキルを磨き、患者からの信頼を得ましょう。より高度な技術を習得することで、客単価を上げ、売上増加に貢献することができます。
• 独立開業の準備: 将来的には、独立開業を目指すことも可能です。現在の経験を活かし、自分自身の整骨院を開業することで、理想の経営を実現することができます。

5. まとめ：未来への羅針盤

あなたの置かれている状況は、決して楽観視できるものではありません。しかし、諦める必要もありません。現状を正確に分析し、具体的な改善策を講じ、長期的な視点を持ってキャリアアップを目指すことで、必ず道は開けます。患者満足度を最優先に考え、地域密着型のマーケティングを展開し、経営陣とのコミュニケーションを密にすることで、赤字脱出は可能です。そして、あなたの努力と成長が、未来の成功へと繋がるでしょう。

この羅針盤を手に、困難な海を乗り越え、理想の整骨院経営を実現してください。応援しています！

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