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介護職員の犬に噛まれた!労災?対応は?【転職コンサルタントが解説】

介護職員の犬に噛まれた!労災?対応は?【転職コンサルタントが解説】

介護職員です。送迎中に利用者さんが飼っている犬に噛まれました。玄関先にゲージがあり、いつもはリードで繋がってるのに、その日は繋がれてなく、利用者さんが出発前にゲージのドアを開けたら私の足元にお腹をむけてきたので、さわろうとしたら噛まれました。毎回、送迎のときはさわってたので、その日もまさか噛まれるとは思いませんでした。この場合、労災ではないのでしょうか?その後も仕事中のため抜けられず1時間程、消毒せず送迎していました。施設に戻って管理者に話をして病院に行く事になったのですが、3000円手渡され、自分の保険で行ってと言われました。この対応って、どう思いますか?病院に1時間抜けさせてもらって、その抜けた時間は給料が付かないと言われました。そういうもんなんでしょうか?管理者から利用者さん家族に連絡を入れておくと言っていて、次の日も、その次の日も管理者から話がなかったので、利用者さんの家族さん何か言ってましたか?と聞くと、どうさせてもらいましょう?とおっしゃってたそうですが、管理者が、こっちが触ろうとして噛まれたと話して、もう大丈夫ですのでー。と勝手に話を終わらせたようで少しムッとしました。噛まれて7日です。まだ腫れと痛みがあります。

大変でしたね。介護職員として日々献身的に働いていらっしゃる中で、このような事故に遭われたことは、心労も大きいと思います。今回のケースは、労災認定の可能性、施設側の対応、今後の対応策など、いくつかの重要なポイントがあります。一つずつ丁寧に見ていきましょう。

1.労災認定の可能性について

まず、今回のケースが労災に該当するかどうかですが、可能性は十分にあります。労災認定の要件は「業務上の負傷」であることです。つまり、仕事中に発生したケガであれば、労災と認められる可能性が高いです。今回のケースでは、利用者の送迎という業務中に、利用者宅の犬に噛まれたという事実は、業務と密接に関連しています。 しかし、犬の管理状況や、あなたが犬に触ろうとした行為などが、労災認定に影響する可能性があります。例えば、犬が繋がれていなかったこと、あなたが犬に触ろうとした行為が業務に必要不可欠であったかなどが検討されます。

ポイント:労災認定を申請する際には、以下の証拠を準備することが重要です。

  • 医師の診断書(ケガの状況、治療期間など)
  • 事故状況の報告書(施設への報告内容、証言など)
  • 勤務記録(事故発生時刻、業務内容など)
  • 写真や動画(ケガの状況、現場の様子など)

これらの証拠を揃えて、労働基準監督署に労災申請を行うことをお勧めします。専門の労働相談窓口に相談することも有効です。一人で抱え込まず、まずは相談することをおすすめします。

2.施設側の対応について

施設側の対応は、残念ながら適切とは言えません。3000円の支給と、自分の保険で治療するように指示するのは、労働基準法に反する可能性があります。業務上の負傷に対して、適切な治療を受けられるように配慮する義務が事業主にはあります。また、給料が支払われない点も問題です。業務中に負傷した時間についても、給与が支払われるべきです。さらに、利用者家族への対応も不適切です。事故の事実関係を正確に伝え、適切な対応を協議する必要があります。

ポイント:このような不適切な対応を受けた場合は、労働基準監督署に相談することをお勧めします。労働組合に加入している場合は、組合に相談することも有効です。

3.今後の対応策について

まずは、労働基準監督署に労災申請を行いましょう。同時に、施設側に対して、適切な対応を求める必要があります。具体的には、治療費の全額負担、休業補償、適切な謝罪などを求めることができます。弁護士に相談し、法的措置を検討することも可能です。

具体的なアドバイス:

  • 証拠をしっかり集める:医師の診断書、事故状況の報告書、勤務記録、写真などを準備しましょう。
  • 労働基準監督署に相談する:労災申請の手続きや、施設側の対応について相談しましょう。
  • 弁護士に相談する:施設側との交渉や、法的措置について相談しましょう。
  • 労働組合に相談する:もし加入している場合は、組合に相談しましょう。
  • 記録を残す:施設とのやり取り、治療状況、通院記録などをきちんと記録しておきましょう。

4.成功事例と専門家の視点

過去には、同様のケースで労災認定が認められた事例があります。例えば、訪問介護中に利用者の犬に噛まれたケースや、保育園で保育中に園児に噛まれたケースなどです。これらの事例では、業務中に発生したケガであること、業務とケガの間に因果関係があることが認められ、労災認定が認められました。専門家の視点から見ると、今回のケースも労災認定の可能性は高いと言えるでしょう。

専門家からのアドバイス:一人で抱え込まず、専門機関に相談することが重要です。労働基準監督署、労働相談窓口、弁護士、労働組合など、相談できる機関はたくさんあります。適切なサポートを受けることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。

5.転職を考える場合

今回の出来事をきっかけに、現在の職場環境を見直す、もしくは転職を考える方もいるかもしれません。このような状況下での転職活動は、精神的に負担が大きいかもしれませんが、より働きやすい環境を見つけることは可能です。転職活動においては、キャリア支援サービスの活用が効果的です。専門のコンサルタントが、あなたのスキルや経験、キャリアプランに合った求人を紹介し、面接対策などもサポートしてくれます。

転職活動のポイント:

  • 自分のキャリアプランを明確にする:どのような仕事がしたいのか、どのような環境で働きたいのかを明確にしましょう。
  • 転職エージェントを活用する:専門のコンサルタントが、あなたのキャリアプランに合った求人を紹介してくれます。
  • 面接対策をしっかり行う:面接では、あなたのスキルや経験、人となりなどが評価されます。しっかりと準備を行いましょう。

まとめ:今回のケースは、労災認定の可能性が高く、施設側の対応は不適切です。まずは、労働基準監督署に相談し、適切な対応を求めることが重要です。一人で抱え込まず、専門機関に相談し、サポートを受けながら、今後の対応を進めていきましょう。そして、もし転職を考えているのであれば、キャリア支援サービスを活用し、より働きやすい環境を見つけ出すことをお勧めします。

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